ヒデの救援レポート5月30日:20
被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、5月25日までに、148611815円。5月26日までに、149422084円。5月28日までに、149996399円です。〓これまでに支援した団体、個人への金額。このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
東日本大震災救援活動の中のボクの風景。毎夜、1日の救援活動の末席に位置し続けて、へろへろと自宅に帰り着く頃、夜空の様子を仰ぎ見ると、日毎の表情が違い、真っ暗な夜。星空の夜。月夜の夜。そして、人間を包み込む夜が、そこにはあります。
そんな夜に過ごすボクの風景は、大震災で亡くなったひとの現実。行方不明のひとの現実。家や家族を失ったひとの現実。避難所から、弾き飛ばされる被災障害者の現実。原発事故の放射線に包まれて立ち尽くしているひとの現実。
あれこれ、あれこれが、ボクの脳の内外を飛び交い、交差しています。それらに対抗しょうとしても、ボクの思念からは遥かな距離にある想像を絶する現実を語る言葉が持てないでいる。
あまりに重い現実を語るには、言葉は、あまりに軽い。なんにせよ、あるがままの現実を引き受け、直視して、持てる言葉で語り、伝えるしかないけれど、人間の持つ、チカラは、自然の暴威の前に、あまりに弱く、脆い。だからこそ、人間は、つながり、絆をむすばなければならないのだろうが、ボクの軽い言葉は、いかにも軽く、その軽い言葉しか使えない、自分に腹が立つ。
そんなことを夜毎に、思い巡らせながら、毎夜、酒精のお世話になりながら、ゆめの世界に突入しているのだから、情けない。でも、明日の朝は、必ず来る。そのセリフを呪文のように唱えて。必ず、人間は、どんなに困難があっても、人間のチカラで、解放されると。飲んだくれもここまでくれば、完全な決意主義です。だからこそ、現実のありようを受け入れることが大切なのでしょう。
たまには、グチのヒデです。まだまだ、救援の旅路は、遠い夜に続きます。
5月24日、朝日新聞朝刊より、震災犠牲者、障害者は2倍・死亡・不明2%、内閣府推計・東日本大震災で被災した沿岸自治体に住む障害者のうち、2%超が亡くなったり行方不明になったりした可能性があることが、内閣府の聞き取り調査で明らかになった。住民全体に占める死者・行方不明者は1%弱。障害者は2倍に上り、被害が際だっている。23日にあった障害者制度改革推進会議で、内閣府が報告した。
津波で大きな被害を受けた岩手・宮城・福島3県の沿岸37市町村に住む障害者は約15万人。内閣府が障害者関係の27団体に確認したところ、約9千人のうち2,5%にあたる約230人が死亡、または行方不明になっていた。
内閣府によると、対象の37市町村の人口250万人のうち、死者・行方不明者は約2万4千人。内閣府の担当者は:それが一般の人に比べて高い割合で犠牲になったことが推察される:と指摘している。
福島県のエィエルエス協会から支援要請がありました。余震のために、停電が発生する可能性があり、その際には、人工呼吸器を使えないことになり危険なので、それを回避するために、停電時に自動車のエンジンをかけて、車のバッテリーから、自家発電機につなぎ動かすための、電圧調整器:インバータ:を供給してほしいとのことです。そこで、滋賀県のポテトファームの佐野さんがインバータを30台調達し、その費用をゆめ風基金が負担することになりました。近々に、佐野さんが福島県に搬送します。
NPO法人・いわき自立生活センターから、:放射能から身を守る・これだけは知っておこう:放射能は、一般用語として、放射性物質のことも含めて広い意味で使われてきました。この文書では、放射性物質を呼びやすいよう放射能と表現しています。:と題した、パンフレットが発行されています。内容は、福島第1原発に何が起こったか?今後の避難の可能性 放射能ってなに? 被ばくには2種類ある 射能から身を守る 用意しておこう、いざというときの防災&放射能対策グッズ 屋内退避をするときは 屋内退避のメリット どうしても外に出る時は 外ヘ避難、脱出する時は いつでも避難できるように、これだけは準備しておこう その他、避難のポイントなどとなっています。やさしく読みやすいパンフレットです。センターの電話は、0246-66-8925です。
公益財団法人:神戸文化支援基金:設立記念パーティーのご案内・東日本大震災がおこり緊張した日々が続いていますが、お元気でいらっしゃいますか。
92年の公益信託:亀井純子基金:を設立して兵庫県下における意欲的な芸術活動を応援してまいりましたが、一般財団法人:神戸文化支援基金:を経て、4月1日に公益財団法人としての認可を受けました。年間助成額も100万円から200万円と増額し次年度からは300万円とする所存です。こうした小さな助成基金が公益財団法人として認定されるのは画期的なことだと思います。また3月11日に起こった東日本大震災に対して仙台入りして:アート・エイド・東北:を呼びかけ、募金を集めニーズに応える:分かち合いプロジェクト:をはじめました。基金を支えて下さった多くの皆様と財団の設立を記念するパーティーを持ちます。亀井純子さん、西川千鶴子さん、島田悦子をはじめとする天に昇った皆さんと、この七夕の日に再会し、ともに喜ぶ日として7月7日(木)を選びました。日時・7月7日(木)18:30場所・北野ガーデン・参加費:5000円以上。以上!
ヒデの救援レポート5月26日
ヒデの救援レポート5月26日:19
被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、5月19日までに、144275799円。5月21日までに、144589578円。5月23日までに、145331682円です。これまでに支援した団体、個人への金額。
福島県の障害者自立生活支援センター、福祉のまちづくりの会の事務所土止め塀の補修に100万円。このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
東日本大震災救援活動の中のボクの風景
大阪でも、大震災被災地支援の若者による、音楽祭が港区舞洲で行われ、ゆめ風基金も呼びかけに応えて、パネルなどを出展しましたが、その後、主催者の方々が、ゆめ風基金事務所においでになって、報告された中に、東京から参加したミュージシャンの言動がありました。それによると、当日は快晴で、参加者は、3000人を超えて、みんなノリノリで盛り上げ、被災地支援の空気に満ち溢れたとのこと。ただ、東京から来たミュージシャンだけが、常に、悲痛な顔で、悲痛なトークしかしないので、会場の空気が少し沈んだと。東京の人たちは、放射能汚染に怯えていると、強調されても、被災地は、もっと大変な目に合ってるのに、東京の話しばかりをされてもなぁと、その方々は、小さくため息をつかれました。そして、福島県の原発で、最も恩恵を受けているのは、東京じゃないのか。こんな時こそ、東京都民は、総力を上げて、福島県を支援すべきだとも。うーんですね。
ところで、牧口ゆめ風基金代表理事と、ボクの2人が、5月31日、6月1日の2日間、東京に行くことになりました。いつもの凸凹コンビです。31日は、NHK文化厚生事業団の会議で、牧口さんの役回りは、理事。ボクは、その介護者役。(笑)1日は、被災障害者救援本部とうきょうの会議ですね。この日は、ふたりとも、ゆめ風基金代表としてです。会議内容については、後日レポートします。3月にも、同じパターンで、東京に出向いたのですが、その時は、大震災直後ということもあって、街の雰囲気も暗く、ネオンは、ことごとく消されて、街行く人影も、いつもの半分位になっていましたね。飲食店も午後8時には、閉店していましたし、街行く人たちが、全員、マスクをしていたのが、印象的でした。確かに、人々の佇まいと、街の空気には、怯えの空気が感じられました。大震災後2ケ月を超え、どのような街の表情になっているのか、へろへろと出かけて、見届けて参ります。それにしても、疲れることではあります。救援活動も、いろいろ、様々です。
ふくしま支援センターニュースナンバー3からの抜粋です。調査累計。障害者支援事業所85ケ所、避難所312ケ所、個別相談対応108件、電話相談56件。支援センターふくしま白石代表挨拶から。011年3月11日マグネチュード9、0という未曽有の大震災が東北、関東を襲いました。その地震から引き起こされた大津波によって岩手、宮城、福島の沿岸部はことごとく壊滅されて、27000人以上の死者と行方不明者を出しました。それに伴い、福島県では、大津波の影響で、第一原子力発電所が事故を起こし、目に見えない放射線が福島県内の人、農作物、家畜、自然を汚染しています。原子力発電所の事故の終息がいつになるやら予想がつかない状況なので、福島県の復興はまだまだスタートが切れないでいます。
支援センターふくしまでは多くのボランティアさんたちの力を借りて福島県内の大部分の避難所を回って、障害をお持ちの方の安否確認と困りごとを聞いたり、ニーズ調査を行ってきました。そして、障害者の避難所での過酷な生活の全容が浮き彫りになりました。避難所の床が堅くて横になれなくて車イスのまま2週間も我慢している人、お風呂に1ケ月も入れないでいる人、避難所の駐車場の車の中で寝起きしている人、自閉症のため集団での生活が難しくて、避難所を転々としている人、:この世の終わりが来る:と言って恐怖している精神障害の人等、様々な障害者が避難所では苦労されていました。
私たちは、200ケ所近くの避難所を見て歩きましたが、障害者らしき人は100名程度と、割合的には少ない数でした。ことに身体的に重度の障害者はあまり見当たりませんでした。避難所の生活が苛酷であろうことが分かっているので、知人や親戚の家に避難したり、または在宅で不便な生活に耐えているのではないかと想像しています。
南相馬市のとある事業所では、津波と原発の恐怖から利用者である障害者が避難してしまったので、もう閉じようと覚悟していたら、避難していた利用者が戻って:避難生活に疲れ果てて:きていて、ぜひ事業所を続けてほしいとお願いされて、現在その事業所に20名もの利用者が通ってきています。
その事業所には若い職員さんがいましたが、原発事故の関係から辞めてしまいました。そのような状況にも関わらず、事業所を運営している理事長をはじめ職員さんの心に動かされて、南相馬市の事業所に対して、支援センターふくしまでは支援物資とボランティアを送り込む支援活動を続けています。そして、これも原発の関係から南相馬市の計画避難に指定された地区の障害者の安否の確認と避難意向の調査を前述した事業所の理事長さんに、南相馬市から直々にお願いされ、私たち支援センターの応援部隊に南相馬市に入っていただいて、南相馬市内に散らばっている障害者の家を回って訪問活動を展開しています。
今後の支援センターふくしまの活動としては、郡山に避難所兼サロンを設置して、南相馬市や川俣町、川内村、葛尾村、その他の地域から避難してきた被災障害者を受け入れる体制を確立していきます。それから、障害者用のバリアフリーの仮設住宅を2戸ばかり設置していこうと考えていますが、郡山は放射線量がかなり高いので、可能なら会津若松市に設けていきたいと考慮しているところです。さらに、全国各地の障害者団体と連携して、全国の避難所に被災障害者を受け入れる準備をしているところです。
支援センターふくしまは、まだ事務局体制がしっかりしていないので、事務局員や事務作業のボランティアが少なく、データの整理がなかなかできていない状況です。後手後手になっていますが、今、郡山養護学校の卒業生名簿のデータ整理に着手していて、データが打ち終わった段階で、養護学校の同窓会役員の方と卒業生の名簿データを確認しあってから、福島県の浜通りと中通りに住んでいる卒業生の家を一軒一軒訪問していく活動を展開していきます。
福島県は、何回も述べますが、原発事故の問題で行政も民間も右往左往しています。私たちもこのまま郡山に居続けていいものやら、判断に苦慮しています。私はもう歳なので放射線はあまり問題にはならないでしょうが、若い人たちや子供さんにとっては大変な問題になると警鐘を鳴らしている方たちもいます。原発からどんどん放射線が漏れだしている期間が長く続くのであれば、郡山の若者たちを遠いところに避難させることも考えていかなくなるかも知れません。
このような福島県の状況ですが、いつも笑いを絶やさずに:いつも笑い顔でいると免疫力が上がります。免疫力がアップすると、放射線で壊れた細胞の遺伝子を修復するとのこと:、きっといつかは福島の復興をやり遂げるという強い意志で支援センターふくしまの活動を続けていく所存ですので、よろしくお願いいたします。白石清春
5月20日に、市民活動交流センターひがしよどがわで行われた、ゆめ風基金理事の八幡さんの被災現地活動報告集会には、約50名もの参加者がありました。報告では、全体的な救援状況は、初期から、次の段階に移ったような感じ。北に行けばいくほど、福祉力が弱い。ヘルパー派遣事業所も少なく、津波に流されて、全く無いところもある。元々、ヘルパーを利用する習慣が少ない。安否確認もまだまだで、支援と調査の掛け持ちで、人手が不足して、苦しい。
東北3県の人びとは、支援センターの申し出に対して、びっくりする程に遠慮深い。このような状況なので、大阪からのボランティア派遣については、大阪で一定の人数を確保するために、大阪でコーデネイトをしてほしい。などなど。集会参加者の中には、すでに被災現地に入って支援活動をされてきた人が、10名もおられ、それぞれに、体験を報告していただきました。中には、安否確認調査をしていると、そんなことはしないでくれと言われて、辛い思いをしたとの報告もありました。このような報告集会は、これからも続けていきます。
ゆめ風基金事務所には、毎日、新聞、メディアの人たちが、おいでになります。各テーマごとに、橘高事務局長を先頭に、忙しい合間をぬって、対応にバタバタしています。いつも、写真を撮るので、会議をしているポーズをと、注文され、広くゆめ風基金のことを知ってもらいたいので、渋々、苦笑しながら、それらしいポーズを演出しとおりますがね。(笑)以上
ヒデの救援レポート5月7日
ヒデの救援レポート5月7日:13=================
〓被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、4月30日までに、
106490075円です。5月2日までに、108957688円です。
〓これまでに支援した団体、個人への金額。みやぎ、ふくしま、いわて3県被災
地障害者センター、統合本部に、1000万円の支援金の送金を、5月9日に行
います。
〓このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ
風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バク
バクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあ
れこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお
使いください。
〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、〓郵便振
替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
〓東日本大震災救援活動の中のボクの風景。5月5日は、私事になりますが、ボク
の亡くなった母親の誕生日であり、カール・マルクスの生誕した日でもありま
す。更に、人工呼吸器をつけた子の親の会・バクバクの会の初代会長であった、
亡くなった平本さんの命日です。平本さんとは、長く、友人としてお付き合いを
していただきました。
生前には、ふたつの約束を交わしていました。ひとつは、タバコを絶対止めない
こと。ふたつ目は、別学体制の養護学校を無くし、障害があろうが、無かろう
が、全ての子どもたちを、普通学校の教育の場に取り戻すことです。
ひとつ目は、約束を守って、タバコを吸い続けていますが、ふたつ目の、別学体
制の打破は、道遠く、約束を果たせていません。命日にあたり、想いを新たにし
て、世界の全ての子どもたちの幸せを念じて、変革の旅を続けます。
平本さんは、それまでは、病院で一生を終えるしかなかった、障害者問題の底辺
を形成させられている、医療的ケアの必要な子どもたちの、地域生活へのドア
を、娘さんの歩さんと共に、こじ開けられた、先駆者です。その果敢で、偉大な
実践を心から讃えて、東日本大震災被災障害者救援活動を心の中で報告して、合
掌しました。
〓被災地での障害者センターが機能し始めて、聞き取り調査で、避難所での状況
がだんだんと明らかになりつつありますが、避難所には、馴染めないこともあっ
て、障害者のひとは、あまりいない。医療的ケアを必要とするひとは、医療看護
体制が崩壊しているので、避難所にポツン、ポツンといるだけで、ケア介護は、
完全に家族に委ねられています。
避難所に馴染めない多くのひとは、壊れかかった自宅や親戚の家に身を寄せてい
ますが、そこでも、介護は、家族が担っています。介護疲れが気にかかります。
避難所の片隅で、ひっそりと吸引、導尿など、ケアをしている、疲れ切った家族
の顔と、不安な表情の当事者の気持ちがよぎります。
〓4月27日に、八幡理事と共に、支援物資を携えて、被災地に入った、大阪市従
業員労働組合の人たちが、これからの支援方法の調査を終えられて、その報告の
ために、ゆめ風事務所においでになりました。〓ゆめ風基金の理事で、神戸被
災地障害者センター代表の福永さんからの報告です。
〓こんにちは、5月2日に、初めて西宮市との交渉をもちました。避難障害者の受
け入れは、市営住宅を50戸を用意している。障害にあわせて、改造もできると言
う事で、いつでも福島から、西宮市に受け入れができる。と確認ができました。
サロン型の日中を過ごす場も、今後検討すると言う事でした。時間をかけて受け
入れを行いたいと考えていますので、そちらも無理がない様に、事をすすめて下
さい。これからも行政交渉を続けて行きますので、行政に要求があれば、言って
きて下さい。以上。
〓花園大学の八木さんが出されている、個人的メディア新聞、:試行社通信:から
の抜粋です。
〓電力不足キャンペーンや計画停電などもデマとみなしうるものです。作家、広
瀬隆さんの週刊金曜日の原稿によると、1965年以来05年まで、最大電力が
火力+水力の発電能力を超えたことがないので、原発が゛なくても停電しないと
いうのです。
単に広瀬さんの独断ではなく、広瀬さんの示唆で、エネルギー統計要覧・財団法
人、日本エネルギー経済研究所計量分析ユニット編をネットで逐年的にみたとこ
ろ、本当にそのとおりでした。中略、案の定計画停電は電力不足をアピールし原
発の不可欠性を脅迫的に強調する政府と東電の計画的陰謀である可能性が高いこ
とがわかってきました。
〓ポテトファームの佐野さんの中央交渉への、佐野私案の抜粋、要約です。
〓福島緊急支援のあり方。
1、ヘルパーが不足した場合。暫定みなし資格・ヘルパー2級相当・とみなし、ヘ
ルプ可能通知を厚労省が早急に発信すること。
2、放射線災害障害者特定避難所を公的責任において設置すること。
3、福祉避難所の中に地域医療物資の緊急供給をコーデネイトする人員を配置
し、利用者のセーフティネットを図ること。
4、ガソリンの福祉備蓄を福島県内及び、後方支援基地に確保すること。
5、風向きシュミレーションによる避難経路と汚染地図の公表。避難困難者の優
先的誘導をおこなうこと。
6、障害者の初動移動保障を自衛隊などに事前要請、説明をおこなうこと。最悪
のときに、福島に必要なのは何か。
〓都立田無特別支援学校010卒業生有志と関係者さんらのお便りからの抜粋。
4月7日に、23万5649円を救援金として振り込みました。
被災地の障害を持つ方々へ!私たちは、社会全体の中では少数派です。想像をは
るかに超える困難なことがたくさんある事と思います。どうか抱え込まず、辛い
時は辛いと、困っているときは困っていると、声に出して周囲に伝えてくださ
い。我慢をせず発信してください。
東京では桜が咲き、若葉が芽吹きました。春は必ずやってきます。ゆめ風基金の
皆様へ。多忙極まりない毎日を送られていらっしゃることと思いますが、どうぞ
私たちのお金を被災地の中でもより困っていらっしゃる方々へお届けください。
少しでも私たちの気持ちが届けられますこと、心から祈念いたします。
〓以上!
ヒデの救援レポート5月3日
ヒデの救援レポート5月3日===========
5月連休も終盤ですね。ボクにとっては、連休もヘチマもありません。ゆめ風基金事務所は、完全オープンです。ボクは、ヘチマ並みなんかなぁ?
:さぁてと、障害者問題総合誌、そよ風のように街に出ようの次号特集原稿と、 その他一本の原稿の脅迫から、書き上げ逃れて、独善的ヒデの、救援レポートを 再開致します。しかしながら、大震災以来の貯金された疲れもあり、尚、長期に 渡るであろう救援活動にも配慮して、3日に1回を原則として&不定期な発信と致します。ご了解ください。なんで、了解を乞うのか、解らないままに、勝手発信致します!
〓被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、4月21日までに、 97845049円。4月23日までに、99978232円。4月25日で、102140051円なり ました。やっと1億円を超えました。救援金拠出者も、5500人を超えました。
4月26日までに、103493870円。4月28日までに、106364043円。4月30 日までに、106490075円です。
〓これまでに支援した団体、個人への金額。4月27日までに、総額、33314600円 です。まだまだ続きます。
〓神戸NGO協働センター被災障害者調査として、50万円。
〓福島県の自立センター、福祉のまちづくりに、100万円。
〓いわき自立センターに、100万円。
〓視覚障害者文化振興会に、10万円。
〓自立生活センター郡山に、100万円。
〓被災地障害者支援センター福島に、500万円。
〓被災地障害者支援センター宮城に、500万円。
〓東北関東大震災被災障害者救援本部東京に、500万円。
〓心のネットワークみやぎに、5万円。
〓宮城すまいる作業所ボイラー修復に、15万5千円。
〓被災地障害者支援センター岩手に、200万円。NPOみどり会、仙台に、150万円。
〓新潟後方支援センターに、180万円。新潟、緊急避難所風呂改造に、150万円。 〓被災地障害者支援センターいわてに、300万円
〓心のネットワークみやぎの拠点に、250万円。多夢多夢舎中山工房再建に、120 万9600円。以上、いずれも、救援活動支援金です。
〓このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ 風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バク バクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあ れこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、〓郵便振 替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
〓東日本大震災救援活動の中のボクの風景。もうふたつの大震災の顔。ボクの拠点、障害者問題資料センターりぼん社が入っている、マンションの上階には、家賃が安いこともあって、中国人の留学生が、数組入居していたのですが、大震災後、原発事故の放射線が怖いと、一斉に、帰国してしまったのです。後には、マンション前に、引っ越しゴミの山が残されました。そのかわりに、中国から、黄砂が飛来して、仰ぎ見る、大阪の空は、薄ボンヤリと黄色い。
〓りぼん社の経営基盤を支えるために、株式会社、放射線測定サービスという、 レントゲンの放射線量を測定する会社を昔に立ち上げ、りぼん社と同居していますが、その責任者の宇田川君のいうところによれば、:ボクも一応、専門家の端くれ。この頃は、どこの病院にでもある、放射線科の使う、レントゲン室のドア には、管理区域の大きなマークが貼ってあって、一般人の立ち入りが禁止されている。その管理区域の放射線被曝の年間量は、5ミリシーベルトが限度なんだよな。
それなのに、今回、国が発表した、学校の年間被曝線量の数値は、20ミリシーベ ルトが許容量なんだ。子どもたちが、管理区域内に、机を持ち込んで勉強するようなもんだよ。国は、何を根拠に、あのような、高い数値を設定したんやろか? 何考えているんか、解らんワ。:でした。被災地福島県のひとびとの顔が去来し ます。
〓5月14日に予定されている、被災障害者救援大バザー:豊能障害者労働センター主催。電話072-724-0324-大阪府箕面市:に、バザー用品が殺到しています。ゆめ風事務所からも、埼玉からの、ボランティアさんを1名派遣して、 物資の整理、値段付けに奮闘してもらってはいますが、とても追いつけません。 ちょっと油断すると、バザー用品の山が雪崩を起こします。どなたか、値段付けなどのお手伝いをしていただけませんでしょうか。ご連絡ください。
〓被災障害者救援本部おおさかの統一共同救援カンパ活動が、5月14日、21日、28日の各土曜日の午後1時から、5時まで、大阪市内、難波の高島屋前で行われま す。ご参加いただけますよう、ご案内致します。
〓滋賀県長浜のポテトファームの佐野さんが、ゆめ風基金事務局長の橘高さんに話したこと。
佐野さんは、個人的に、ゆめ風基金の支援物資を被災地に搬送していただいています。これまでに、医療的ケアに必要な医療物資などを、急遽搬送してくれ、とても助かっています。
過日も、福島県に出かけ、原発事故地域の立ち入り禁止区域ギリギリまで接近したそうです。現地では、警察、自衛隊が防護服に身を包み、行方不明者の捜索をする姿を散見して、遺体収容も見たそうです。アメリカ軍は:お友達作戦:を標榜 しながらも、原発近辺には、近づかない用心深さです。
当初、完全に破壊された海岸線を、ビデオで撮影していたけれど、だんだんと、 こんな現場で俺は、何をしているんだと、腹が立って来て、撮影を止めてしまっ たそうです。荒涼とした、人影の無い風景が、目に焼き付いて、苦しい想いをし たとのこと。途中で、オシッコがしたくなったが、とても、誰もいないけれど、 たち小便は出来なかったので、大急ぎで、現場を離れてしまったと。その話しを 聞いて、思わず笑って、しまったけれど、瞬時の後、気持ちが萎えた、ヒデでした。
また,佐野さんは、福井県の反原発活動家から、ガイガーカウンターを借りて、現地の放射線線量を測定しながら、移動したけれど、どこも数値が高く、あるところでは、針が振り切れて、ゾッとしたとのこと。国や東電の発表数値は、疑ってしかるべしだそうです。
〓〓関西テレビが、この7月に放映する、被災地支援の1時間ドキュメント、被災地からの視線ではなく、支援者からの視線で、作りたいとのことです、ゆめ風事務所に、打ち合わせにおいでになったので、ポテトファームの佐野さんを始め、障害者の支援者を数名、紹介しました。
〓以上!
ヒデの救援レポート4月25日
==ヒデの救援レポート4月25日:10=================
〓被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、4月20日までに、
93484257円になりました。
〓支援する団体、個人と金額。新潟被災障害者後方支援障害者センターの立ち上
げ支援金を決定し、180万円を送りました。また、後方支援センター、障害者緊
急避難所風呂改造費150万円を支援決定。送金します。
八幡理事から報告のあった、陸前高田の全壊、流失した、デイサービスへの支援
を検討中。この間の各種支援金支出総額は、25550000円です。まだまだ増えます。
〓このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ
風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バク
バクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあ
れこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお
使いください。
〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、〓郵便振
替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
〓東日本大震災救援活動の中のボクの風景。
統一地方選挙後半戦の23日は、雨の最終日となりました。24日が投票、開票日と
なります。ボクが選対本部長を努めている、大阪府豊中市の市会議員に立候補し
た、脳性マヒ者で、車イス使用者の井上やすしさんにとっても、最後の踏ん張り
どころです。井上さんや、彼を支えて、健気に反差別、人権の旗を掲げる運動員
のみなさんは、どんな想いで、雨空と雨の一粒、一粒を、見上げ、凝視している
のだろうか。雨空を見上げる人びとの想いは、ひとりひとり違うように感じられ
ます。
多分、大震災被災地にも、雨が降るとの予報ですから、強い余震の続く中、人び
とは、どのような想いで、雨空を見上げるんだろうか。同じ雨空を見上げるにし
ても、ボクたちの風景と、被災地の人たちの風景では、あまりに違い過ぎている
ことに、想いが馳せると、言いようのない気持ちが噴出してきます。ボクなんか
は、雨空を見上げて、洗濯物が乾かないなぁとため息を放っているだけで、もう
論外ですね。
それにしても、大震災から1ケ月と少し、選挙が一週間。年齢は、争えません。
疲労の波がかなりあります。脳がほとんど働いてくれません。昨夜も携帯電話
で、ぼちぼちとメール作戦をしていたのですが、半分の人たちに送ったところ
で、不注意にも、メール本文を消してしまったのです。茫然自失とはこのことで
しょうね。慌てて、先に送った人に、深夜にもかかわらず、連絡を取り、先ほど
送ったメールを送り返してもらって、後の半分の人たちに送る始末。恥ずかしい
ことです。
23日には、被災障害者救援本部おおさかの統一共同カンパ活動も行われました。
雨ため、途中で中止。参加者のひとりひとり、カンパに協力してくれた、ひとり
ひとりが、どのような想いで、雨空を見上げているんだろうかの風景が、この週
末にはあります。
〓23日のラジオ放送で、永六輔さんに、ゆめ風基金のことを、またまた紹介して
いただきました。週末にもかかわらず、たくさんの反応があり、事務所に電話が
かかってきました。
〓ゆめ風基金に届いた手紙、ハガキの中から。
〓岩手県陸前高田市の弱者を特に気にしています。ささやかな義援金とボラン
ティア派遣を考えている小さなグループです。おたずねします。貴組織は、陸前
高田又はその近隣に現地事務所のようなものを開設していますか。特に重点をお
きたい弱者施設などありますか。よろしく御願いします。埼玉県川越市・大津波
からの復興をねがう会
〓ゆめ風基金事務所だより〓枚方市の川越さんと、4月27日から5月中旬頃まで、
越谷市の賀波沢さんから、手伝いができるとのお申し出がありました。感謝です。
〓豊能障害者労働センター主催の5月14日の被災障害者救援大バザーに、牧口
代表が参加し、ゆめ風基金の被災写真パネル展示も行われます。
〓6月5日に行われる、被災現地仙台での、大震災復興とっておき市民音楽祭に、
ゆめ風基金も参加する事になりました。
〓ゆめ風基金機関誌ゆめごよみ風だよりの次号発行は、5月末頃です。音読テー
プも予定しています。
〓仙台常駐の八幡理事の一時帰阪に伴って、4月26日、午後6時半から、バー
ティバーティにて、:地下鉄大国町駅下車すぐ:被災現地報告会が開催されます。
ご参加を!
〓18日に行われた被災障害者救援本部おおさかの会合で報告され
た被災地状況の要約です。
〓内陸部:建物の被害は少ない。ライフラインは、一応復旧。但し、品不足が
あったり、道路事情は悪い。地域生活を支える事業の再建、充実が課題。また沿
岸部や原発問題への支援拠点としての役割も必要。
〓沿岸部:地域が広範囲で、安否確認などの状況把握も十分ではない。街そのも
のが消滅し、復興のメドも立っていない。交通網は、少し改善されてはいるが、
立ち入れないところもある。多くのひとが、避難所、あるいは、自宅での孤独暮
らしが続いている。
〓当面の支援課題。状況把握と支援ポイントの模索、ネットワークづくり。
〓避難所生活改善の支援、孤立生活支援。
〓地域生活支援の事業所の再開と充実。更に仮設住宅建設への提言。
〓原発問題:状況は、未だに流動的。被害拡大の可能性あり。冷却維持に6ヶ月、
安定に6ヶ月、更にそこから封鎖という、長いスパンが言われている。正しい情
報の把握が必要。避難についでも、強制避難があるのかどうか、分からない状況
が続いているので、状況を見守りながら、支援する側も十分考慮し、見極めてい
くことが必要。また、原発被災地への支援についても、支援者の将来にわたる健
康について、十分配慮する事が必要。
〓井上選挙の開票が終わりました。定員36人に45人が立候補し、40位。1750票で
届きませんでした。井上さんを中心に、一体感をもって、本当に、本当に、みん
な、反差別、人権の旗の元に、よく闘いました。市民の期待に対して、結果を出
せなかった責任は、全て、選対本部長のヒデにあります。本部長失格です。春の
深夜に、苦い酒をあおって、涙一滴こぼれます。
〓誠にすみませんが、この:ヒデの救援レポート:を二回時間ほど、休ませてくだ
さいな。本業の:障害者問題総合誌そよ風のように街に出よう:の特集&他の原
稿&編集の仕事が、大震災救援の渦中にいるボクを許してくれません。二回時間
休みに、働かない脳を叱咤激励して、原稿を仕上げ、またメール発信を続けま
す。ご期待くださいませ!ヒデ拝
〓〓〓以上!
ヒデの救援レポート4月20日
〓4月17日までに、被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、
86871934円です。4月18日までに、90062295円になりました。
〓支援する団体、個人と金額。新潟被災障害者後方支援障害者センターの立ち上
げ支援金を検討中です。
〓このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支
援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集
長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援
活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。
自由にお使いください。
〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、〓郵便振
替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
〓東日本大震災救援活動の中のボクの風景。
大阪では、桃の花、桜が散り、青葉の季節に移りつつあります。被災地では、ま
だ、桜の頃なのでしょうか。季節は、人間の都合には、関係なく、移ろって行き
ます。ふと空を見上げると、もう、ツバメが、ひらり、ひらりと、昨年旅立った
古巣の周りを舞っていました。
被災地では、地震、津波で多くの人たちが、家といのちを失いましたが、ツバメ
や雀のようなひととの関係が近しい生き物も、死にはしないけれども、家と一緒
に、古巣を失って、彼らもまた、被災したのです。
人びとはこれらの生き物と共存して生きて来ました。人びとの復興は、生き物た
ちの復興と重なり合っています。それは、遠い道のりの光景です。ツバメの飛翔
姿に、そんな想いが重なり合って、胸鬱ぐ風景に映ります。
〓近畿労働金庫が、ゆめ風基金ゆめの種融資事業の付き合いを通して、労働金庫
内に、:ゆめ風基金・募金プロジェクト:を立ち上げられました。労働金庫の各支
店に募金箱を置いたり、チラシを配布。また会員労働組合への募金活動も呼びか
けます。チラシには、ゆめ風基金代表理事の牧口の文章が掲載されます。集まっ
た募金は、全額ゆめ風基金の口座に振り込まれます。
〓牧口の文章:被災地では全ての人たちがたいへんな状態におかれています。と
りわけ、避難所でトイレが使えない車イス利用の方、介助や補助が必要な人、そ
して人工呼吸器をつけている人など、障害をもつ人たちにとって避難生活は一層
厳しく、:生命:の課題に直面する場合すらある模様です。阪神・淡路大震災の経
験から、被災した障害者やその団体へのすばやい支援をめざして立ち上がった:
ゆめ風基金:は、今回の震災発生の3月11日夕方には被災地へ入り、いち早く被
災障害者の支援活動を開始しています。そして、阪神・淡路大震災から16年をか
けて積み立てた基金約2億円のほぼ全額を緊急投入して、:生命:の課題に直面す
る被災障害者や福祉作業所などを緊急救援すると共に、これからが本番となる息
の長い救援に向けて募金活動もスタートさせています。ぜひ、ご協力ください。
〓ゆめ風基金に届いた手紙、ハガキの中から。
〓はじめましてMです。私は脳卒中右麻痺の障害者です。東日本震災でなにか役
にたちたいと思っていました。テレビで:ゆめ風基金:の事を知りました。今
度、:びわこウォーキング:イベントを行います。そこで募金活動をしたいので
す。リーフレットなどあれば送付をお願いします。
〓過日、ゆめ風基金呼びかけ人代表の小室等さんのご紹介でご連絡させて頂
いたものです。この間、地域の皆さんにゆめ風基金への寄付を呼びかけてきまし
たが、12日現在でいったん取りまとめ、本日、送金させて頂きました。金額
は、○○○○○○円になります。被災障害者の支援のためにご活用頂ければ幸いです。
また、引き続き寄付を募っております。節目、節目に送金をさせて頂く予定でお
りますが、恐縮ですが、全体の基金活用の状況について、適切な機会にご報告頂
けますようお願い致します。とりいそぎ。市民の声ねりま
〓前略、今日4月11日付けで、被災した障害者のための募金を郵便振替にてお送
りしました。およそ○○万円です。送金の都合上私個人の名前になっていますが、
このお金は、ゆめ風ネット上田、風のようによりそってスポーツクラブ。連絡
先、わっこ自立福祉会の仲間、障害者とその支援者が昨日4月10日、上田駅前で
朝10時から午後3時まで募金活動をして、集めたものです。ご活用ください。先
々週、ラジオ番組:だれかと、どこかで:で永六輔さんがこの:ゆめ風基金:につい
て紹介をしていて心強く思いました。
〓バクバクの会東京のサルーニさんから、連絡があり、知り合いのグループのK
さんが、ボランティア希望の人たち、60人程集めたので、その派遣先調査のた
めに、被災地宮城県に、5人で入るので、現地の救援団体を紹介してほしいとの
こと。サルーニさんには仙台障害者センターに常駐している、ゆめ風基金理事の
八幡さんの電話を伝えて、つなぎました。感謝です。
〓大阪市従業員労働組合の方が、ゆめ風基金事務所においでになり、現地仙台の
障害者センターが、ゆめ風基金のひとつの拠点となっているので、そこへの支援
と、岩手県の状況調査のために、人員を派遣する情報交換をされました。
〓大阪市阿倍野区の武田さんと言う方から、吸引器2台、吸入器2台が寄贈されま
した。救援用の予備医療的物資として、バクバクの会事務局に届けることになり
ました。
〓18日に開かれた、被災障害者救援本部おおさかの会合で、次回の会合は、東京
が6月1日。大阪は、6月6日とすると確認されました。
〓以上!
ヒデの救援レポート4月18日
〓4月14日までに、被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は
85418356円です。
〓支援する団体、個人と金額。新潟被災障害者後方支援障害者センターの立ち上
げ支援金を検討中です。
〓このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ
風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バク
バクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあ
れこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお
使いください。
〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、
〓郵便振替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
〓東日本大震災救援活動の中のボクの風景。17日、統一地方選挙後半戦が始まり
ました。
ボクは、こんな大震災が起きるとは、夢にも想わず、大阪府豊中市で市会議員選
挙に立候補する、脳性マヒ者で車イス生活を送る、井上やすしさんを応援するべ
く、あまり役立たないのに、選対本部長に祭り上げられました。
大震災後、メチャクチャ忙しい日毎の中、本職の雑誌、そよ風のように街に出よ
うの編集もままならない内に、選挙の幕が上がってしまいました。
労働力としては、なんの役にも立たないボクを除いて、井上さん本人を始めとし
て、沢山の人たちが、勝ちたいのではなく、負けられないから闘う、人権反差別
の選挙戦に突入したのです。
その一人ひとりの健気な闘う姿には、感謝と同時に、頭が下がります。ボクはと
言えば、選挙事務所とゆめ風基金事務所をうろちょろするばかりですから、情け
無い限りです。
被災地では、統一地方選挙実施は、先送りされ、政治的意見が封じ込められたま
まにあります。まぁ今は、それどころではなく、今日、明日の生活が問われてい
るのですから仕方がありませんが、だからこそ、選挙を闘えるボクたちの今を大
切にしたいと思います。その中でも、救援活動をしっかり続けたいと。被災地の
人たちが、平穏な選挙が出来る日の遠からんことを願う風景があります。
〓たびたびお知らせしていました、ゆめ風基金事務所の光景と、牧口代表のイン
タビューのNHKテレビ放送は、すでに、16日の昼の報道番組で放送されました。
偶然、牧口代表と、豊中市の大友さんが観ていて、全国版で比較的長い時間で放
送されていたと、報告がありました。
〓ゆめ風基金に届いた手紙、ハガキの中から。
〓前略、このたびの震災を見るにつけ、心が痛んでおります。そんな中、ラジオ
やテレビで、貴団体の活躍を知りました。私共も、主に知的な障害を持っている
者たちのグループですので、このような災害に直面した場合のことを考えると、
日ごろからの連携の大切さを感じた次第です。
小会も、活動資金を得るためのコンサートを企画しておりましたが、6月に延期
することといたしました。今後、会員の意見をはかって、正式に決定したいと思
いますが、コンサートのうりあげの一部と、会場での募金をさせていただければ
と、思っております。募金箱とリーフレットをお送りいただけますでしょうか。
200名程を集めるコンサートですので、どれくらいお役に立てるかわかりません
が、少しでもと、、と思います。よろしくお願い申し上げます。:かりたすの会、H
〓バクバクの会中四国支部のバクバクっ子、中村天哉さん、人工呼吸器使用者か
ら、バクバクの会副会長の穏土さんを介して、救援金が届けられました。
〓被災地障害者センターみやぎを通して、NPo法人多夢多夢、中山工房から、作
業所被災の修復のための支援要請が来ています。レストランの外部亀裂、内部亀
裂、トイレなどの修復の公的助成までのつなぎ資金とのこと。120万円。早急に
検討します。
〓謹啓、常日頃障害者福祉のために御尽力を賜り心よりの敬意と感謝を申し上げ
ます。さて、この度、東日本大震災におきまして私共のささやかな支援活動とし
て、7日間、横須賀中央駅前にて募金活動を行い、貴基金を通し被災地の障害者
の皆様へ義援金を送ることといたしました。およそ3000名の市民のご協力をいた
だいて、152万円を集めることが出来ました。
私共といたしましては、今後とも尚一層障害者福祉を精力的に進め被災地の障害
者を含めた日本全国の障害者達が人間らしく生きられる社会状況を生み出すため
の一助となれる努力を傾いて参りたいと思っています。貴基金のますますのご活
躍をお祈りし挨拶とさせていただきます。横須賀、たけのこ会自立生活センター、N
〓ゆめ風基金事務局長橘高さんが、被災地仙台から、16日に帰阪しました。18日
に開かれる、被災障害者救援本部おおさかの会合で報告があると思います。併せ
て、15日に開かれた、被災障害者救援本部とうきょうの会合に出席した障大連の
細井さんから、会議結果報告もされる予定です。
〓17日の日曜日に、ゆめ風基金事務所に、阿倍野区の吉岡さん。枚方市の関山さ
んがお手伝いに来られ、ゆめ風臨時機関誌の発送作業をしてもらいました。感謝
です。
〓以上!
ヒデの救援レポート4月15日
〓4月12日までに、被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は
80921026円です。4月13日までに、83735666円になりました。
〓支援する団体、個人と金額。新潟被災障害者後方支援障害者センターの立ち上
げ支援金を検討中です。
〓このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ
風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バク
バクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあ
れこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお
使いください。
〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、
〓郵便振替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
〓大震災救援の中のボクの風景。東電がインターネットで福島原発で働く作業員
を20名募集したところ、あっという間もなく、定員の倍を越す応募者があったそ
うです。賃金は、1日8万円。高額な賃金は、その対価としての労働が、いかに
危険なものであるのかを、示しています。しかしながら、誰かが立ち向かわなけ
れば、原発事故の終息は有り得ないのですから、作業員の募集は、仕方のない矛
盾としてあるのだけれど、特別な訓練や知見を持たない素人の作業員を投入する
のには、首を傾げざるを得ません。これでは、使い捨てと批判されても仕方があ
りません。若者たちの就職難の時代的背景が反映しているのかも知れませんが、
原発事故の前に、立ち尽くしている、震災被災者や、ボクたちにとっては、皮肉
なニュースではあります。PCに向かっている、応募者の表情の揺れている風景が
よぎります。
〓14日、日本ダウン症協会大阪支部のふたりの役員の方が、ゆめ風基金に救援金
を届けにおいでになり、活動情報を交換しました。ゆめ風基金事務所は、人手不
足のままです。お手伝いをお願いします。名古屋の内木さんは、その現状に、
びっくりされて、日にちを延長し、3日間お手伝いをしてくださいました。
〓ゆめ風基金に届いたハガキの中から。
〓拝啓、北国では、春を告げる草花が残雪を割って、顔を覗かせる頃となりました。
北海道のNPoの集まりで、ゆめ風基金さんの活動を知りました。こちらでも支援
の為の連絡会ができたり、いろいろな形での支援の輪が広がっていますが、阪神
大震災でも災害に遭われた弱者の方達への支援を頑張って来られた皆様には、ノ
ウハウを現地で活かして下さる事を願い、募金を募り、わずかですが私達の販売
したものの売り上げの一部を合わせて、今日振り込みさせて頂きました。
現地の支援に行くことも簡単な事ではありません。私達はくらしを見つめ直し小
さくとも、自分たちにできる事で、忘れずに支援を続けて行きたいと思っており
ます。どうぞご健勝で支援の活動をなさって下さい。皆様のご活躍心よりお祈り
申し上げます。NPo法人余市教育福祉村
〓今日は!今日、ギャラリー茶門でライブ出演した中の一人です。私もできるだ
け、東北の地震でのお手伝いができれば良いなと日頃より考えていましたが、な
かなか現地まで行き、支援する事などできないと考えて、私にもできる事があれ
ば、協力したいと思ってます。北海道のケイ
〓わらじの会の友人、新野さんからの被災地風景リポートの抜粋、要約です。〓
浪江町、飯館村、川俣町、二本松市、田村市、三春町など。
〓18時、横川ダムを過ぎ、トンネルを抜けると昼曽根にでる。ナビは、左を示
しているが、立ち入り禁止のバリケードのために右折。時折人家はあるが、明か
りが全くない。トンネルを抜けると、また看板があり、避難地域と書かれてあっ
た。道沿いに時折人家が見えるが、明かりも人の気配もない。
時々、福島ナンバー車とすれ違った。巡回の警察車両もいた。牧場の看板辺り
は、明かりも見えた。歩いている人がいたので、尋ねてみると、この辺りは、原
発のことだけではなく、ガソリンのこともあり、牛の世話をする人、消防のひと
など、どうしても離れられない人しか残っていない。とのこと。話してくれた人
の家族も避難していると。
葛尾村方面への道には,パトカーと警官が待機しており、立ち入り禁止の大きな
サインをするので、引き返した。
21時、川俣町に入る。やはり人家はあっても、人の気配はない。道路もバイロ
ンが置かれているが、陥没やひび割れなどは補修されていない。川俣町役場の辺
りは、住宅密集地で、家の明かりは結構見えた。しかし、コンビニなどは開けて
いない。
22時、二本松市に入る。道路のあちこちに補修の跡が見える。人家にも明かりが
あり、笑い声が聞こえてきた家もあった。
23時、田村市、三春町に入る。コンビニが開いていた。やっと再開したとのこ
と。品物もかなり揃っており、注文すると品物が入ってくるようになったとのこ
と。国産のタバコはまだ種類が少ないが、マイルドセブン系は、一揃えあり、販
売制限もない。外国タバコは、人気がなくってねと店主。そこからは、コンビニ
は、大抵開いていた。車も見かけるようになった。三春町の道路は、トラックの
通行が多いと感じた。船引三春町インター前のガソリンスタンドは、24時間営業
を再開しており、待たずに給油できた。
ヒデの救援レポート4月14日
4月10日までに、被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は79205940円です。
支援する団体、個人と金額。新潟被災障害者後方支援障害者センターの立ち上げ支援金を検討中です。
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
大震災救援の中のボクの風景。チェルノブイリ原発事故の放射能線量の10分の1だと、福島原発事故の規模を、東電、政府は、発表したけれど、比較にならないことを比較するのを、詭弁と言う。チェルノブイリの事故は、10日で押さえ込むことが出来たけれど、福島原発事故は、相当な規模で、継続中なのです。積み上がる線量は、予測も出来ない規模でしょう。チェルノブイリ原発の30キロ圏内は、現在でも立ち入り禁止区域なっているのです。福島原発周辺から避難しているひとたちは、いつになれば、ふるさとに帰れるのでしょうか。のどかな、暖かい風の吹く土地に、無残な姿の原発が、遥かかなたに佇んでいる風景。風になびく水蒸気の白さが、目と心に痛い。原発も臓器移植も、同じような性質を持っています。人間の尊厳を脅かしながら、いったん始まれば、止まることを知らないからです。人間存在の意味や、いのちの意味を問いかける事柄なのに、それには目を閉じて、作り続け、人間のいのちを切り刻み続けるのです。たった今、少年のからだが切られつつある風景の中にいるボクたち。
ゆめ風基金事務局長橘高さんが、被災地実情把握のために、13日から、17日までの予定で、被災地仙台に向けて出発しました。ますます、ゆめ風基金事務所は、人手不足のままです。誰でもいいですから、お手伝いをお願いします。
ゆめ風基金臨時機関誌に掲載された、箕面市の豊能障害者労働センター主催の5月14日開催、被災障害者救援大バザーの呼びかけに反応して、各地からバザー用品がどんどん届いています。宅急便が40個以上。引き取りが30件以上。持ち込みも多数に上っています。
バクバクの会の平本さんが、病院通いの合間をぬって、ゆめ風基金事務所に、お手伝いにおいでになりました。名古屋からは、はるばる内木さんという方がお手伝いに来られました。感謝です。東京から、中野区議会議員の佐藤ひろこさんがおいでになり、4月には、引退するので、実家が大阪なので、時々帰省するから、お手伝いしますとのこと。東京では、人工呼吸器を使う人たちと一緒に活動していると。たまたま事務所にいた、バクバクの会の平本さんと話し合われました。
仙台:たすけっと:からの文章の要約です。
現在、支援活動も、延べ120件をゆうに超え、今も変わっていく、ニーズに対応しています。
僕たちたすけっとでも、被害を受けた障害者の支援を行っているところです。
元の美しい東北に戻るには、長い年月が必要だと思いますが、一歩一歩前へ、時には休みながら復興へ歩いて行こうと思います。W
もしあの地震のとき、一人でいたら動けずケガをしたかもしれません。もしか
したら死んでいたかもしれません。仲間といてよかった。一人じゃなくて、本当によかったです。ヘルパーさんや大切な仲間とともに過ごせる毎日を大切に自分たちにできることを積み重ねていきたいと思います。I
地震に備えて避難所を整備せねばと主張していた立場から、自ら避難所へ。で
すが、一般避難所には、いられないと身をもって思い知りました。そして、たすけっと事務所で十数人で毛布にくるまり、声をひそめておりました。事務所のある地域は、津波の被害はありません。ライフラインは、徐々に復旧し、地下鉄も走っています。津波の被害を受けた地域は安否確認に追われ、高齢者が野戦病院のごとき所に避難されています。こんなギャップに愕然としながらも、とにかくつながって、復興、再生へ向けて動いています。元気を出して、永く地道に活動したいと思います。ご協力に感謝!O
わらじの会の友人、新野さんからの南相馬市の風景リポートの抜粋、要約です。
国道6号線、原発から30キロ地点には、:10キロメートル先立ち入り制限
中:との看板があり、道路の真ん中に警察車両が待機している。コンビニ、レストランなど、ほとんどの店は開いていない。原町火力発電所あたりでは、津波が国道6号線を超え、国道そばに漁船やクルーザーがゴロゴロしている。役所は、開いているが、避難した職員もいて、手が回らないらしい。
病院も同様。郵便、宅急便、新聞も配達なし。行き交う車は、警察車両か自衛隊車両がほとんど。夕方からは、消防車も加わったが、一般車は、あまり見かけない。家があっても、ひとの気配がしない。南相馬市の道の駅から、2キロほど南下すると、バリケードで、これから先立ち入り禁止の掲示。自動販売機には、電気は来ているが、全て売り切れていた。横川ダムあたりは、人家がほとんどなく、人の気配は、全くない。道は地割れ、土砂崩れが多く、岩がゴロゴロ。町、村も、原発の放射能を避け、集団避難をしたらしい。避難指示地域では、捜索活動がまったくと言っていいほどされていない。
以上!
ヒデの救援レポート4月12日
災の報道の影に隠れて、事故にあった、子どもの初臓器移植が、大阪大学医学で、両親の同意でされるとの知らせがありました。くそっ、命の危機が震災の津波と同じように、押し寄せている。警戒警報です。子どもの未来と命を豊かに守れのヒデです。
4月9日までに、被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は75081226円です。
支援する団体、個人と金額。岩手県盛岡の被災地障害者支援センター準備会に、立ち上げ資金としての200万円決定。新潟県の自立生活福祉会へ、避難障害者用に、自立生活体験室の改造と風呂の設置のために、150万円決定。仙台市のすまいる作業所の豆腐作り用のボイラー倒壊再建のために、110万円決定。津波で流失した精神障害者日中活動拠点を再建するために、特定非営利活動法人、みどり会に、150万円決定。また、新潟被災障害者後方支援障害者センターの立ち上げ支援金を検討中です。
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
大震災救援の中のボクの風景。大震災発生後、1ケ月。やっと、なのか、まだ、なのかは、被災障害者や被災地のひとたちが決めることなのかも知れないけれど、胸につかえた、えもいわれぬ、想いが消え去る兆しは見えないままにあります。地震、津波、見通しの立たない、原発事故。そのいずれもが、被災地を覆い尽くしています。大津波に襲われた、被災各地の風景が、テレビに映るたびに、息をのむ、風景の中に、誰もが生きているのですね。
大震災被災障害者救援向けの、新しいゆめ風基金のリーフレットが出来あがりました。必要な方は、事務所までご連絡ください。お送りします。
10日の毎日新聞に、比較的大きく、9日の統一共同救援カンパ活動が、写真、連絡電話、振り込み番号付きで、掲載されました。
岩手県遠野市の吸引が必要な娘さんの看護を5年されているSさんからの通信の要約です。娘さんは、多発性硬化症。電動ベッド、エアマット、吸入器、経管栄養:胃ろう造設:、オシメ、ストマなどで在宅生活。3月11日の地震では、停電、ガソリン不足、物資輸送の困難などで、ケアに使う医療物品の取り扱い、入手に困難が生まれました。その体験から、発電機、物品の買い置きの必要を痛感。それでも、今は、手に入れられないとしても、数カ月後には入手可能だろうと、タカをくくっていた矢先、4月7日、6強の地震が発生し、全県下が停電。そのために、なにか、全てが振り出しに戻ったような雰囲気に包まれました。その停電時の我が家の状況を見て、被災地NジイO協働センターの知り合いのお一人が、ならばと、ゆめ風基金に電話をして、発電機の手配をしてくださいました。
4月8日の夕方5時ころ、発電機が届きました。車のナンバーは、春日部とあり、驚きました。ひとりの困難者の為に、こんな遠くにまで届けていただいたのです。その届けてくれた人は、ほんのすぐ先からやって来たかのような態度をお取りになり、現状の聞き取りも、こちらが答えやすいように聞いてくださり、アドバイスも的確で、素晴らしい人でした。言葉では言い尽くせない、感謝でいっぱいです。おかげさまで、娘は、落ち着いております。ありがとうございました。
11日、NHK大阪の報道部が、ゆめ風基金事務所を取材。牧口代表のインタビューも撮影されました。放映は、未定ですが、12~13日のいずれかの報道番組みたいです。機会が合えば、ご覧ください。
ゆめ風基金よびかけ人のおひとりでもある、女優の吉永小百合さんから、サインつきのプラダのバッグふたつと、サイン色紙が送られてきました。感謝です。
でも、どうしたらいいんでしようかね。
いわき自立生活センターのHさんの文章からの抜粋、要約です。障害者福祉事業所の連絡協議会でのこと。原発事故の拡大に伴い、入所施設系は、集団として避難をしているところもすでにあり、集団避難型。一方、通所施設系は、避難は、基本的に家族が対応というものが大半。そのようなことを全く考えていない事業所は、そこまで事態は深刻なの?と、顔面蒼白でした。こんな話し合いをするとは2ケ月前には、思ってもいませんでした。知的障害者や、精神障害者が、普通の避難所で口汚くののしられ、シャットアウトされていることや、症状が悪化していること。また介護報酬の大幅ダウンによる事業所の危機という話も出され、とても重い雰囲気でした。
11日に開かれた、ゆめ風基金緊急理事会では、当面の支援金の方針が決められました。
1:いままでに立ち上がった被災現地支援障害者センターからの支援要請は、東京被災障害者救援本部に一元化す る。ゆめ風基金は、救援金を供給する。
2:八幡理事が現地入りし、関係性を作った支援障害者団体については、ゆめ風基金から、救援金を供給する。
3:そのほかの支援要請については、ゆめ風基金の通常の救援として、ケースバイケースとして対応する。
余震が頻発しています。被災地は、特にひどいでしょう。心配ですね。
以上!