ゆめごよみ臨時号

ゆめ風通信『ゆめごよみ風だより』の臨時号です。
近日発送ですが、早めにお伝えしたいので掲載します。

PDFデータはこちら→https://1drv.ms/f/s!AgpkjaGCxL6nh2CtMwKzaQCZWPUL

【西日本豪雨災害救援金のご送金はこちらにお願いします】
・郵便振替口座 00980-7-40043 ゆめ風基金
(備考欄に「ごうう」とお書きください)

・他の金融機関からお振込みをされる場合の口座は
ゆうちょ銀行 店番099 当座0040043 ユメ カゼ キキン
(他行からお振り込みされる場合は、お手数ですが振込日、金額、お名前、ご住所、電話番号をゆめ風基金までお知らせください。1月末に税制控除に必要な領収書をお送りします)

 

西日本豪雨の情報をお寄せください

西日本豪雨で、被害情報が届き始めています(主に愛媛県から)。
被害範囲が広いため、全体状況の把握はまだまだ難しいです。

引き続き被害情報等お寄せください。

被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金
〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106
電話 06-6324-7702 FAX 06-6321-5662
メール yumekaze@nifty.com
https://yumekazek.com/

【イベント中止】明日7/7のゆめ風であいましょうは中止です

豪雨のため、明日予定されていた「ゆめ風で会いましょう・ろうきんイベント」は中止することが決定しました。

チケットを買っていただいた方には、申し訳ありませんがゆめ風までお申し出ください。払い戻しをさせていただきます。

申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

ゆめ風基金事務局
被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金
〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106
電話 06-6324-7702 FAX 06-6321-5662
メール yumekaze@nifty.com
https://yumekazek.com/

大阪北部地震 第5報

震度6弱の地震に見舞われた茨木市の社会福祉法人ぽぽんがぽんの方から、昨日6/20に状況報告頂きましたので了承を得て、掲載させて頂きます。

ゆめ風として支援していきたいと思います。

以下、報告です。


現状各場状況確認、利用者、職員安否確認を進めているところですが、特に対応が必要なこととして把握していることを次にあげておきます。

◎放課後等デイサービスぷらすの建物の耐震状況の不安があり、移転しなければ事業継続できない状況。

◎重度訪問介護で生活支援をしている方の自宅が、倒壊のおそれがあるため、避難所(小学校)に避難中です。今後の住まいについて確保が必要です。

・各場ガスが止まっていることでの、食事(炊事)、入浴等の、対応検討が必要です。

・本部事務所エレベーターが止まっているため、車いすの職員が事務所にあがることができていません。(昨日復旧しました。)

・保育所小中学校等も休校となっていることに伴い、職員体制に影響が出ています。(小中学校は本日から半日開校、明日から通常開校)

・子ども若者自立支援センターくろすの水道管破損で水道が止まっています。修繕が必要。

*再度、さらに大きな地震が来ることを想定した場合、水、食料、避難用具等の備蓄品確保の検討が必要です。

 

幸い現状利用者、職員ともに大きな怪我等はあがってきていません。

特に、放課後デイの事業所が継続して使えないため、移転費用等が必要な状況です。


 

大阪府北部地震の被災情報をお寄せください

18日、午前7時58分、大阪府北部を震源とする最大震度6マグニチュード6の地震が起こり、亡くなった方4人、負傷された者は300人を超えるという被害をもたらしています。

各方面からご心配や支援のお問い合わせをいただき、ありがとうございます。

事務所の周囲は特に被害はありませんし、ゆめ風関係者も被害はありませんでした。

事務局では、震度の高い地域の障害者拠点および市の担当課に連絡をとったり、障害者ネットワークから報告が寄せられたりしましたが、今のところ障害者の被害情報は把握できていない模様です。

豊中市、高槻市の担当課によると、ただちに名簿をもとに地域支援者により要支援者安否確認作業が始まったとのことです。
避難所も開設されており、要支援者への配慮を求めたいと思います。

今朝も余震が3度ほどありました。
余震に伴い、被害を増えることが予想されますし、避難生活も長引くと思われます。

障害者(団体)の被災、被害情報がありましたらゆめ風基金にお知らせください。

NPO法人 ゆめ風基金
電話: 06-6324-7702 ファックス: 06-6321-5662
メール: yumekaze@nifty.com

島根県西部地震報告:小さな小さなうれしい話

おはようございます!
4/27 ゆめ風ネットしまねの太田明夫さんからの報告です。
太田さんは、昨日もブロック塀をトラックで運んだり、壊れた屋根の下にバリケードをして交通整理したりされていたそうです。
本当にありがとうございます。


先日の「ほろ酔い気分で(故・ゆめ風副代表)河野秀忠と語ろう会」の集いから帰った後、また市の社会福祉協議会のボランティア・センターにはりついています。

今日、ちょっとだけうれしいことがありました。

これは、本来ならば「おきて破り」かもしれませんが、市内の施設を回るときに身に着けていたゆめ風のビブスを、社会福祉協議会のボラ・センでの活動でも着続けています。

これにはわけがあるのですが、なにしろこの島根では「ゆめ風基金」そのものの認知度が極めて低い。例えば、熊本でも、この度の大田市での施設回りの際も、時に警戒されてしまうのです。熊本では、あからさまに「詐欺も来ているらしいですし・・・」と、会って話を聴くことさえ拒まれた民生児童委員さんもいらっしゃいました。きちんと、市役所から紹介連絡をしていただいたにも拘わらず・・・。今回も、一度だけビブスのコピーを取られるという仕打ち(?)も受けました。

ああ、まだまだ「ゆめ風基金」が知られてないなぁと実感したのです。

 

さて、前置きが長くなりましたが、ボラ・センの待機所で座っていると、後ろに座っていたボランティアの方が声をかけてこられたのです。

「後ろに書いてある『ゆめ風基金』って、どういう団体なんですかぁ」

「いやあ、ありがとうございます! そんなふうに気に留めていただく方が一人でも増えたらと思って、これ(ビブス)つけて活動してるんですよ」と私。

しばらく説明させていただきました。聞けばその方も視覚障害者の交流活動に関わっておられる方でしたが、ひとりでも多くの方に「ああ、ゆめ風基金」と思っていただけるようになると良いなとの思いを強くしました(有名志向ではありませんが)。

そう言えば、もう少し早い時期に「全国社会福祉協議会の地域福祉部の役員の方に、「ゆめ風基金」の文字を見て、お礼を言ってくださった方もありました。昨年夏の研修会で講師においでいただきました」と。

ああ、もう少し早くからあとひと押し、ふた押しすれば良かったなぁと、反省の「発災18日目」でありました。

【抗議声明】呼びかけ人 辛淑玉さんへの迫害について

抗議声明
ゆめ風基金呼びかけ人の辛淑玉さんへの迫害について

 

日本では、在日コリアンへのヘイトスピーチ、差別が後を絶ちません。

ゆめ風基金の呼びかけ人で、リーフレットやホームページ等にもお名前を載せさせていただいている在日コリアン3世の辛淑玉さんが、東京MX(メトロポリタンテレビジョン)の「ニュース女子」という番組の2017年1月6日の放送で虚偽報道[i]、名誉棄損[ii]、悪意を込めた報道[iii]をされ、身の危険を感じ、2017年11月にドイツへ亡命されました。

ゆめ風基金では、問題の「ニュース女子」の番組内容を確認し、明らかな虚偽報道と名誉棄損を認めました。一方、東京MXは未だに辛淑玉さんに対し謝罪を行っていません。東京MXに対し、謝罪することを求めます。

また番組内では「(沖縄の)大多数の人からは、米軍基地反対とかって聞かない」という虚偽報道や、2016年の沖縄での米軍基地反対派に対する大阪府警による「土人発言」の擁護と取れる発言も見られました。私たちは沖縄差別にも断固反対します。

今後もゆめ風基金は全力で被災障害者の支援を行っていくことはもちろんのこと、どのような差別や迫害も認めないという強い意志をここに表明します。

ゆめ風基金事務局・役員一同

[i]辛淑玉さんが代表の「のりこえねっと」が、沖縄の基地反対運動に関わる人に「日当」を出していると疑いをかけるもの等
[ii] 「(辛淑玉さんの活動は)すきま産業ですね。何でもいいんです盛り上がれば」発言等
[iii] 「韓国人はいるわ中国人はいるわ、なんでこんな奴らが反対運動やってるんだ」発言等

3.10 街頭募金、やりました!

3.11から7年・・・というメディアでの特集が組まれ始めた3月10日。
難波・高島屋前で、街頭募金活動をやりました!

 

 

 

(↑ ほぼ皆勤賞?のぜんちゃん。)

気温は13°なのですが、風が冷たい冷たい~~~
募金箱を持つ手がかじかみました。

やはり、道行く人の関心は薄れていなかった!と信じたいと思います。
「頑張ってね!」
「応援してます!」というお声がけをいつもよりいただいた気がします。

新しく参加してくれた人もいたり、3.11を現地で迎えるために電車の中、という人もいたり。

電動車いすの私は、あの日、『もし、今ここに自分がいたら絶対に助からない』という、どうしようもない絶望感に襲われて、それは7年経った今も変わっていません。

だからこそ、このゆめ風基金で「できること」はないのか。
突き詰めていきたいのです。

どうか忘れないでください。あの日のことを・・・。

 

参加者   20名

募金額  31,348円

お預かりした貴重なお金は被災地の支援に使わせて頂きます(o_ _)o))

みんな、お疲れさまでした!
風邪ひいてない???1週間たった今も、鼻水、咳に悩まされているナガサキでした!

寝屋川監禁死事件への声明文紹介

自立生活センターで活動する精神障害当事者の有志および賛同人による、
寝屋川監禁死事件への声明文を紹介させて頂きます。

以下、声明文です。


寝屋川監禁死事件への声明文

2018.1.18
自立生活センターで活動する精神障害当事者の有志一同&賛同人一同

 私たちは障害種別を超え、障害者の地域での自立生活を目指す全国の自立生活センターで活動する精神障害当事者です。私たちは今回の寝屋川市での事件に対し、深い悲しみと憤りを感じ胸が痛みます。被害者の方には心よりご冥福をお祈りするとともに、二度と同様の事件が起こらないことを願っています。
(自立生活センターの枠を超え障害種別を超え多くの賛同者の方が声をかけてくれました。(賛同人一覧ご参照))

大阪府寝屋川市で33才の女性が自宅で衰弱死した事件で、両親が2017年12月23日逮捕されました。自宅に作ったプレハブの小部屋に15年前から監禁し、衰弱しているのを知りながら放置して死亡させた疑いで両親は1月2日に再逮捕されました。発見時、女性は服を着ておらず、体重は19キロでした。その後の警察の調べで、両親が「自分たちが食べ残した食事を与えていた」「去年1月ごろから、一日1食しか与えていなかった」「室内に置いた簡易トイレの掃除は2週間に1回程度だった」と供述していることが分かりました。両親(両容疑者)は、女性の様子を監視カメラで撮影し、記録していたそうです。女性が精神疾患と診断された翌年の2002年ごろから、自宅内に間仕切りした2畳の部屋に監禁していたとされます。警察は不衛生な環境下で監禁を続けていたとみて調べています。

今回の事件について私たち精神障害の当事者としては、精神障害者の人権はもとより、人間としての尊厳を奪う行為、命を奪ったことを断じて許すことが出来ません。現時点での思いを述べさせていただきます。

 

1.「事件そのものに関しての抗議・要望」

① 座敷牢に入れていたことは、人間としての尊厳を奪う行為です。その上死に至らしめたことは、断じて許すことが出来ません。このことに断固抗議します。

② なぜ行政、児童相談所などの介入ができなかったのか、行政・児相などの対応に疑問を感じます。何らかの介入があれば本人の命や尊厳を奪われなかった可能性があります。親に対しても正しい支援があればこのような悲劇は起こらなかったと考えます。今後二度とこのような事件のないよう行政・児相の対応の改善を求めます。

③ 一部報道では、子供の頃から体中に痣があったり、いつも同じ服で可哀想だった、暴れるようなことはなかったなど、元同級生のインタビューなどが報じられています。事実であれば幼少期からの虐待が元で精神疾患を発症した可能性があります。虐待の事実を明らかにするとともに、虐待に対しては断固抗議します。学校、教育委員会は虐待に敏感になり、疑いがある場合の対応改善を求めます。

④ 15年間に及ぶ監禁・虐待は例えどのような理由があろうとは許すことが出来ません。事件を起こした両親に対しては人の命と人生を奪った罪の重さを認識するためにも、決して減刑嘆願などを起こさないよう強く求めます。

⑤ 現在両親は監禁と保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕されていますが、17年間に及ぶ監禁と人間性を奪う虐待、そして命を奪ったことに対する罪と量刑が適当なのか。今後の裁判を注視したいと思います。

⑥ 監禁されて家の中の様子がわからなかったとはいえ、隣近所、親戚、友達などがなぜ異変に気付かなかったのか疑問と憤りが残ります。他人事という一人一人の無意識の個人主義や、結果として「何もしなかった」「何もできなかった」ことに抗議します。

 

2.「社会に対しての問題提起と要望」

① 今回の事件で精神疾患があるなら病院に入れたらよかったという意見をテレビなどのメディアで聞くことがあります。健康なら地域社会、病気・障害なら病院・施設という考え方は社会的入院を増やし、人と人との分断を生み、精神障害者への差別と偏見を生みます。また分断は障害者のみならずすべての人間にとって平等であること、助け合うことなどを奪うことになります。メディアは安易に人と人との分断を生むような発言を控えてください。

② 自宅で監禁・虐待を受ける障害者は現在も今回の事件に限らず存在します。特に精神・知的障害、言語障害などコミュニケーションが取りにくい障害者に対する虐待は数多くあります。精神科病院では日常的に「暴れるから」「手に負えないから」という理由で監禁・拘束が行われています。障害者への監禁・拘束が二度と起こらないよう、今回の事件を風化させることなく、精神障害者の人権侵害について問題化することを求めます。

③ この事件には日本の閉鎖的な家制度が、近所の人々、親戚、友達などの介入を許さなかった一因であると考えます。家族のことは家族の責任というのではなく、地域社会全体でお互いに支え合い、子供を育てるシステムと人の意識の変革を求めます。

④ 明治時代には国が「座敷牢」を認める法律を作り、戦後も精神保健の名のもとに、隔離・拘束、虐待が「治療」として日常的に行われています。そのような背景がある中で、今回の事件は、両親が「精神障害で暴れるから監禁した」と話しており、精神疾患を持ったら監禁しても仕方がないという明治以来の精神障害に対する誤った考え方があったと思われます。私たちはどんなに重度の精神疾患があっても、自分の住みたい地域で医療や自立のための支援を受けながら暮らしていく権利があります。地域で自立して生きていくための介助や相談などの公的なサービス、地域での支え合い、患者の尊厳を奪うことのない透明性のある、本人を守るための医療が必要です。

⑤ 親を追い詰めたのは、社会そのものです。家族に対しても相談支援など精神障害者が一人の人間として尊重されるためにも家族支援は当事者の支援とは別に確立する必要があります。

⑥ 精神障害者と家族に対する地域社会の差別をすべての人が今一度考えて欲しいです。例えば、日本の家制度の閉鎖性と事件について、親に対するフォローがなかったこと、本人に対する繋がりがなかったこと、「関わらなかった市民」の罪、などです。全国の市民一人一人の問題であり、未然に防ぐことが出来たかもしれないし、社会が変わっていかなければ今回のような事件の再発を防ぐことは出来ません。

⑦ 国や行政、病院に対して二度と監禁などが行われることのないように公的なサービスを充実し、地域社会に広めていくことを求めます。

 

呼びかけ人:自立生活センターで活動する精神障害当事者の有志(順不同)
吉岡利明 ( CIL下関 )
児玉朋己 ( 障害者生活支援センター・おのころ島 )
船橋裕晶 ( 自立生活センターリングリング )
田島裕美 ( 八王子精神障害者ピアサポートセンター )
竹沢幸一 ( 八王子精神障害者ピアサポートセンター )
陶延彰   ( 自立生活夢宙センター )

連絡先:
自立生活センターリングリング
兵庫県神戸市兵庫区中道通6丁目3-12-101
TEL/FAX 078-578-7358 E-mail ring-ring-kobe@extra.ocn.ne.jp  担当:船橋

八王子精神障害者ピアサポートセンター
東京都八王子市明神町4-14-1 3F
TEL/FAX 042-646-5040 E-mail peersup_7777@hotmail.com  担当:竹沢

賛同人一覧(順不同):
加藤真規子 ( NPOこらーるたいとう )
高原里緒 (北部自立生活センター 希輝々 )
山口江妙子   (NPO自立生活支援センター フリーダム21 )
瀧柳洋子 ( 基準該当事業所 「新しい空」代表 )
泉州☆精神障害者倶楽部 『青い鳥』  連絡先 大野忠雄
齋藤あきら
吉田みち(自立生活センター三田)
自立生活センター三田
橋本紗季(自立生活センターリングリング)
植田美樹
特定非営利活動法人沖縄県自立生活センター・イルカ
北部自立生活センター希輝々
自立生活センターインクルーシブ
自立生活センターまんた
自立生活センター南十字星
ピープルファーストハイビスカス
障がいのある人もない人もいのち輝く条例づくりの会
鷺原由佳(DPI日本会議)
CILだんない
大門広明
大門友穂(自立生活センターリングリング)

 

事件に関する精神障害当事者のコメント

吉岡利明 ( CIL下関 )
「1900年精神病者監護法は、相馬事件をきっかけにできた日本初の精神病者に関する法律。精神衛生法(1965年)まで続いた。患者の監禁を(私宅監置の合法化)、治安維持中心の考えで構成されている。医師の診断の義務はない。平成に入って2002年にこの寝屋川事件は始まった。私がくしくも前年に社会復帰のために援護寮に入所した翌年にこの事件は起きた。私の自立の始まりの翌年から、私宅監置され、私にはこの事件は運命的な事件に感じた。特に21世紀になっても私宅監置があることに驚きを感じた。」

児玉朋己  ( 障害者生活支援センター・おのころ島 )
「精神疾患を患っていたから監禁した、という言い訳には憤りを禁じ得ません。精神病者なら監禁しても許されるという思い込み・ドグマを、この日本からなくしたいと強く感じます。精神病者に対する監禁・拘束の不当性について、この事件をきっかけに深く議論が行われるのを期待します。」

船橋裕晶 ( 自立生活センターリングリング )
「亡くなった被害者の女性は、どれだけ絶望の中で死んで行ったのだろうか。彼女は親からも地域の誰からも愛されず知られず、人としての尊厳を奪われ、たった一人孤独に飢え・凍死しなければならなかった。
しかし、同じように病院で強制的に監禁・拘束され、時には虐待を受け、それが「治療だ」「精神障害者だから仕方がない」「暴れるから仕方がない」と人の尊厳を奪う行為も肯定され、途方にくれている「精神病者」が何万人も社会にはいるのだ。監禁や拘束は一体誰を守っているのだろか?このような事件を繰り返さないためには、一人一人が差別や常識について考え、違いを受入れ近づき合わないといけない。」

竹沢幸一 ( 八王子精神障害者ピアサポートセンター )
「誰もが地域で自立生活が出来るようにしたい。障害者を閉じ込めても仕方ないと言う風潮には断固反対です。」

陶延彰( 自立生活夢宙センター )
「今回はこのような事件がおきてしまい、いち精神障害者としてすごく驚いたのと娘さんの不遇な結末に心を痛めております。親が子どもを監禁をしたり食事を充分に与えなかったりしたのは犯罪ですが、私は精神疾患の人に対する対応の無知さなど別の問題にも焦点をあてるべきだと考えます。またこの家族に対して、適切な時期に周囲の人による適切な支援があれば全然違った結果になったのだろうと思います。」

山口江妙子 ( NPO自立生活支援センター フリーダム21 )
「精神の病の人は気が狂っている、恥ずかしい病ではありません。どうして隠さなければならなかった、どうして監禁されなければならなかったのでしょうか。被害者の女性がどんな思いで亡くなっていったのかを考えると心が痛みます。一人の人間として見られていない。まだまだ、精神の障害者に対する偏見や差別はきつい。この事件のことを忘れないで、いろいろなところで議論されることを望みます。」