【報告】2019年に届けた救援金、防災助成、ゆめのたね

事務局 東

 2019年には、みなさまのおかげで、被災した障害者拠点22箇所に救援金総額17,277,675円、防災活動を行う障害者市民団体3箇所に総額244,292円をお届けすることができました。
また、基金を活用し「ゆめのたね」として障害者拠点2箇所に総額8,000,000円の融資を行いました。

 救援金、防災助成、ゆめのたねの申請は随時受け付けています。
【ゆめ風基金 メール: info@yumekazek.com/ TEL 06-6324-7702】

■救援金

◎台風19号 総額4,643,605円

社会福祉法人にんじん舎の会
福島県郡山市
休憩スペース・トイレの修理費
685,300円
社会福祉法人にんじん舎の会
福島県郡山市
デイセンターのパソコン購入費用
80,000円
株式会社かるみあ かるみあ郡山
福島県郡山市
書庫などの購入費
160,380円
株式会社かるみあ かるみあ須賀川
福島県須賀川市
書庫などの購入費
128,172円
株式会社かるみあ かるみあ須賀川(‘就労A型)
福島県須賀川市
パソコン購入費
80,000円
株式会社かるみあ かるみあ郡山(就労A型)
福島県郡山市
パソコン購入費
80,000円
NPO法人すだち会 地域活動支援センターげんき
福島県郡山市
パソコン・プリンター・電話購入費
144,530円
合同会社ケーエム・ジェイ ケアセンター楽笑
福島県郡山市
パソコン購入費
80,000円
NPO法人ほほえみの間
福島県郡山市
パソコン購入費
80,000円
一般社団法人めるくまーる
宮城県黒川郡大郷町
人件費
2,480,000円
NPO法人しんせい
福島県郡山市
福豆荘(障害者14名が入居している下宿)の家電購入費の一部
645,223円

 

◎台風15号 総額1,590,648円

NPO法人生活困窮・ホームレス自立支援ガンバの会
千葉県市川市
障害者・高齢者への炊き出し支援費
50,000円
株式会社ライフサポートピュアジャパン
千葉県安房郡鋸南町
設備修理費・運営費
1,540,648円

 

◎8月の前線に伴う大雨 総額6,950,000円

NPO法人菜菜
佐賀県武雄市
車両、パソコン、プリンター購入費
2,950,000円
株式会社RIGHT PLACE
佐賀県武雄市
放課後等デイサービスガラパゴスの建物補修工事、従業員給与、車両費、備品費
4,000,000円

◎大阪北部地震(2018年発生) 総額561,040円

茨木市聴力障害者協会
大阪府茨木市
障害者個人へのお見舞金(1人分)
50,000円
社会福祉法人花の会 第2共働舎花の会
大阪府高槻市
障害者個人へのお見舞金(4人分)
200,000円
NPO法人障害者の自立を支えるサポートネットワーク
大阪府豊中市
屋根の修理費
311,040円

 

◎西日本豪雨(2018年発生) 総額514,745円

社会福祉法人あゆみ会
広島県安芸郡熊野町
障害者活動センターあゆみの移転にともなう運営資金
258,785円
吉田町手をつなぐ育成会
愛媛県宇和島市
備品購入費
255,960円

◎北海道胆振東部地震(2018年発生) 総額1,069,637円

NPO法人自立支援センター歩歩路
北海道札幌市
移転、運営費
1,069,637円

◎東日本大震災(2011年発生) 総額1,948,000円

NPO法人障害者ベース石巻にょっきり団
宮城県石巻市
運営資金
1,300,000円
NPO法人奏海の杜
宮城県登米市
障害児親子の大阪研修(サポートVからの支援*)
648,000円
*近畿労働金庫が行う東日本大震災復興支援定期預金「サポートV」。定期預金残高の0.10%~0.30%を10年間にわたって(一社)あしなが育英会とゆめ風基金に支援いただいています。

■障害者市民防災活動助成

チームもちもち
大阪府大阪市
大阪と福島をつなぐ事業所のつどい
100,000円
NPO法人ドリーム
愛知県名古屋市
脳卒中障害者のための災害セミナー
94,740円
ハピネス
富山県富山市
耳の聞こえない人と家族のための防災教室
49,552円

 

■ゆめのたね

※近畿労働金庫と連携して行っている、障害者市民の活動団体のための融資制度
NPO法人介護福祉センター北大阪
大阪府摂津市
送迎車利用購入費・人件費等運転資金
3,000,000円
NPO法人総合福祉支援響心会
大阪府大阪狭山市
就労支援B型の改装費、運転資金
5,000,000円

 

北海道胆振地方のみなさま、大丈夫ですか?

昨夜(2月21日午後9時22分ごろ)、北海道地方で強い地震がありましたね。
厚真(あつま)町では震度6弱を観測したようです。

北海道のみなさま、大丈夫ですか?

もし何かありましたら、ゆめ風基金までご一報ください!

TEL:06-6324-7702
FAX:06-6321-5662

Mail: yumekaze@nifty.com

まだ寒いこの時期、停電にはなっていないとニュースでは言っていましたが・・・・
余震にくれぐれも気を付けてください!

 

北海道地震: 必死の介護、命つなぐ 障害者 停電で奔走

いつもゆめ風に多彩な情報を寄せてくださる、神戸の榊原さんから転送頂きました。


■:北海道地震 必死の介護、命つなぐ 障害者 停電で奔走
毎日新聞2018年9月12日 21時56分(最終更新 9月12日 22時07分)

6日未明に北海道で発生した地震に伴う大規模停電は、障害者とその家族の生活を直撃した。札幌市豊平区の山田健哉さん(18)は「遷延(せんえん)性意識障害」のため、寝たきりで意思疎通が難しく、24時間人工呼吸器が手放せない。母の美哉さん(42)は健哉さんの「生命維持」に奔走した経験から「災害時に医療的ケアが必要な人間が安全を確保できる態勢を整えてほしい」と訴える。 

6日未明、大きな揺れとほぼ同時に停電した。美哉さんは呼吸器を予備バッテリーにつなぎ、屋外の車のエンジンもかけ、たん吸引など電気が必要な機器を動かし続けた。しかし、
真っ暗な部屋ではたん吸引や栄養剤を補給する作業が難しい。容体悪化を知らせ、心拍数も測定する機器は作動せず、懐中電灯をつけても体調の目安となる唇や顔の色は判別できない。「夜が明けろとひたすら願った」 
神経をすり減らした一夜が明けた。余震で多くの機器を持ち出せるか不安になり、車での発電にも限界を感じたため、病院を探したが、病室の空きがないと断られた。以前、台風で断られた時と同様に「緊急ではない避難目的」と判断されたようだった。別の病院に受け入れられたのは午後3時ごろ。「準備や訓練をしていたが実際は想像と違う。命に直結する停電は本当に怖い」と語った。 


多くのかたに「こういうことがあった」ということを知ってほしいと思います。その対策も早急に・・・!

北海道胆振東部地震 第4報

以下、地域自立生活応援センター共生舎(札幌市東区、ピープルファースト加盟)の方からの状況報告です(9/7 午前11:00TEL)。

・人的被害は特になし。建物被害もなし。周辺の道路は陥没していたり通行止めが多い。

・電気は今朝から使えるようになった。携帯もだんだん通じるようになってきている。事業所に発電機が一台あり、他の事業所から電気を借りに来た方がいた。

・バスが止まっている。地下鉄は午後から復旧予定。交通事情の関係で、ヘルパーが入れない所がある。来れる人は事務所に集まって、事務所では炊き出ししたものを一緒に食べたりしている。JRが止まっているため、自宅のある函館に帰れず事務所に泊まった仲間がいる。

・呼吸器を使用している人が一名いるが、昨日から家族が介助をしている。

・メンバーに食べ物の差し入れをしたりしている。

・一名はグループホームで生活していたが、断水のため、他のグループホーム入居者と一緒に全員避難所に避難した。

・共生舎周辺は、断水していない。水や食料を周りの方からいただいたりしているので、今の所大丈夫。

※今後も必要な支援があれば遠慮なく連絡いただくようお伝えしました。

北海道胆振東部地震をはじめ、台風21号、西日本豪雨の被害もまだまだ続いています。
被害情報、災害で困っていることなどお寄せ下さい。

被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金
メール yumekaze@nifty.com
電話 06-6324-7702 FAX 06-6321-5662
〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106

北海道胆振東部地震 第3報

ゆめ風ネットさっぽろの社会福祉法人草の実会(札幌市豊平区)の手塚さんと電話がつながりました(9/7午前10:00)。以下手塚さんより状況報告です。

・電気が復旧したが、札幌市内でも一部地域はまだ停電中。
(北海道電力によると、道内の4割強に当たる130万9千戸の停電が解消。9/7午前9:41日経新聞電子版

・草の実会は人的被害なし。建物被害も物が倒れている等のほかは特になし。

・停電の影響で不便なので、昨夜、グループホーム入居者は全員本部に集まってもらい、それぞれ毛布をかけて本部に泊まった。ご飯を炊いて、一緒に食べている。

・食糧はストックしていたので、今の所大丈夫。草の実会周辺は水道も使えるので水にも困っていない。まだスーパー、コンビニのほとんどは閉まっている。

・ガソリンスタンドは長蛇の列ができている。草の実会の車には今の所ガソリンが十分給油されている。

・9/7今日、震源地付近の事業所に連絡し、安否確認を行う予定。状況次第では、9/8明日直接訪問予定とのこと。

※今後も必要な支援があれば遠慮なく連絡いただくようお伝えしました。

北海道地震をはじめ、台風21号、西日本豪雨の被害もまだまだ続いています。
被害情報、災害で困っていることなどお寄せ下さい。

被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金
メール yumekaze@nifty.com
電話 06-6324-7702 FAX 06-6321-5662
〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106

北海道地震 第1報 情報をお寄せください

9/6本日午前3時すぎ、北海道胆振地方を震源とする地震があり、震度6強を観測しました。

北海道電力によると道内全域の全295万戸で停電しており、水力発電所を立ち上げ電力供給の再開を急いでいるが、まだ復旧のめどは立っていない、とのこと(9/6 6:58 朝日新聞デジタル)。

被害の情報、災害で困っていることなどお寄せ下さい。

被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金
メール yumekaze@nifty.com
電話 06-6324-7702 FAX 06-6321-5662
〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106

 

現在ゆめ風基金も、各所に連絡を続けていますが、ゆめ風ネットさっぽろ(社会福祉法人草の実会)、自立生活センター・さっぽろ、NPO自立生活センターハンズ帯広は電話不通でした(9/6午前11:00時点)。

CIL北見には電話がつながりました。
以下、CIL北見の方より(9/6午前9:45)
・事業所に地震の被害はない。今の所人的被害なし。停電が問題。他の地域の状況は把握できていない。断水も心配。
・たん吸引は電池式のポータブルタイプを使っている。電池がなくなれば車のソケットから取る。足踏み式たん吸引器もある。

※人工呼吸器を使われている方は、病院で電源を確保できる可能性があり、一時受け入れを要請することもできます。役所や福祉センターも非常電源を用意している可能性があります。
また人工呼吸器の機器業者に連絡することでバッテリーを手配できる可能性があります。