CODE「トルコ・シリア地震救援ニュースより

CODE(海外災害援助市民センター)さんから、メーリングリストで現地の様子を教えて頂いたので、みなさんとも共有できればと思い、転載させて頂きます。

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「トルコ・シリア地震救援ニュースNo.28」
「仮設住宅で暮らす」
  ガジアンテプ県ヌルダ郡(人口約4万人)は、震源からわずか23kmに位置している事から大きな被害を受けた。
   CODEは、発災直後に現地のNGOを通じてこのヌルダに入った事から日本でも報道されるようになった。
1ヶ月ぶりに再訪したヌルダは、その姿を大きく変えていた。
  周辺の畑を政府が買い上げ、広大な仮設村が建設されていた。前回訪問した際にコンテナを使った仮設住宅の建設が始まっていたが、この1ヶ月で約1100戸のコンテナハウスが建設され、その多くに被災者が入居していた。
   仮設村を歩いていると少し傾いている家がある事に気づいた。訊いてみると、この前の大雨で地面が削られて傾いたそうだ。以前は畑だった事で水捌けが悪い事が影響している。
    この仮設で娘と孫の3人で暮らしている女性(78歳)に住み心地を訊ねると、「テントよりマシだわ。テントは寒かったからね。。」と返ってきた。
高齢者や障がい者を優先的に入居させているそうだが、この女性の息子さん家族は未だテントで暮らしていて、仮設への入居はいつになるか未定で、入居できても母親の近くに住めるかどうかも分からないという。
    過去に小さな地震は何度かあったが、彼女の78年の人生で、こんな大きな地震を経験したのは初めてで「怖かったわ」と振り返る。
「揺れが収まってから、自宅のマンションの5階から階段で降りて車で逃げたわ。5日間は車で寝泊まりしたのよ。テントが来たのはずっと後だったわ」という。
    自宅は地震で被害を受け、住める状態ではなく、取り壊す予定だという。しばらく仮設で暮らす事になるが、その後は政府が復興住宅を再建してくれるそうだ。だが、再建費用の60%%は政府が負担するが、残りは被災者の自己負担で、彼女のような高齢者には40%とはいえ、再建費用の負担が重くのしかかっている。(吉椿)
仮設のようすはこちらから:

CODE海外災害援助市民センター

〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744  fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
【災害救援情報、セミナー情報は・・・】URL https://www.code-jp.org/
【災害から見える暮らしの情報は・・・】URL http://codeworldvoice.seesaa.net/
【FACEBOOK】https://www.facebook.com/NGO.CODE

【Twitter】https://twitter.com/code_info

☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579 加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。(例:「トルコ・シリア)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。

https://code-jp.org/donation/

(な)

「トルコ・シリア地震報告会~被災地のいま~」のご案内

★ゆめ風を疎遠してくださっている「近畿ろうきん」さんと
トルコ地震の情報をメーリングリストで教えてくださる「CODE」さんから標記の件についてメールを頂きました。
以下、転載させて頂きます。
多くの方にお知らせくだされば幸いです。
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近畿ろうきんと関西NGO協議会と連携して、トルコの被災地からオンラインで報告いたします。非常に早いスピードで復旧・復興が進んでいる被災地の最新情報を現地からお伝えいたします。
ぜひご参加ください!
(3月24日)トルコ・シリア地震「被災地のいま」報告会
=======================================【開催日時】

2023年3月24日(金)18:00~20:00
【開催方法】会場:近畿ろうきん肥後橋ビル12階メインホール
https://www.e-map.ne.jp/pc/index.htm?cid=rokinbk&kid=0928102&p_f1=1
および、オンライン(ハイブリッド開催)
【定 員】 会場:50人、オンライン:500人
【内 容】 トルコの現地から中継し、被災地の現状や課題について、報告します。
【参加費】 無料
【主 催】 CODE海外災害援助市民センター
【共 催】 近畿労働金庫、関西NGO協議会
【お申込み・お問合せ先】
関西NGO協議会 ℡06-6377-5144
参加申込みフォーム→https://forms.gle/JEfUfMgSdufWHmX98
【報告会案内のホームページ】
http://kansaingo.net/kncnews/news/20230228.html
【カンパ金募集中】
近畿労働金庫の営業店窓口から下記口座への振込みは振込手数料が免除されます。
・期 間 2023年3月6日~4月5日
・振込先 近畿労働金庫 神戸支店(支店番号642)普通 8881040
・口座名義 CODE海外災害援助市民センター(コードカイガイアサイガイエンジヨシミンセンター)
※近畿労働金庫神戸支店以外のATM・ろうきんダイレクト(テレフォンバンキング)でのお振込は振込手数料が有料となります。
チラシはこちらから:

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☆救援募金にご協力下さい
郵便振替:00930-0-330579 加入者名:CODE
*通信欄に支援先を明記してください。(例:「トルコ・シリア」)
*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*クレジットカードをご利用の方は下記ページからご寄付いただけます。

https://code-jp.org/donation/

 

(な)

「CODE寺子屋セミナー特別編」のお知らせ

トルコ・シリア地震にいち早く行き、活動している「CODE(海外災害援助市民センター)さんからメールを頂いたので転載します。

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3/18(土)、1999年のトルコ北西部地震からCODEにご協力頂き、今回のトルコ・シリア地震でも多くの情報を提供して下さっている岩城あすかさんより、トルコについてのお話をいただきます。

CODEがこれから、トルコ・シリア地震の被災地で現地のNGOと連携し、仮設住宅での生活サポートなどを行っていく上で、より被災地に寄り添った視点を学ぶため、本セミナーを開催します。
岩城あすかさん(詳細は下記にて)からは、トルコの文化・民族・宗教・政治・1999年のトルコ北西部地震(マルマラ地震)の経験などについてお話いただきます。

イベント詳細は下記です↡

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【CODE寺子屋セミナー特別編】
被災地を知る〜トルコ・シリア地震を機に〜
日時 : 3/18 (土) 13:30~15:30
場所 : 兵庫区文化センター第3会議室
  (本セミナーは対面のみになります。)
参加費 : 学生1000円 大人2000円
講師:岩城明日香さん
大阪外国語大学トルコ語学科卒業。トルコ共和国立イスタンブール大学
社会科学研究所修士。留学中の1999年におきたトルコ北西部地震の際は、
2年半にわたって被災地の復興支援に携わった。
2005年度より(公財)箕面市国際交流協会にて勤務、現在は事務局次長
兼総務課長として、在住外国人が日替わりで運営するコミュニティカフェ
「コムカフェ」を担当するほか、地域の国際化を促す様々な事業に取り組
んでいる。2012年からは重度の身体障碍者のみで構成される在阪の劇団
『態変』が発行する情報誌「イマージュ」の編集委員(年3回発行)、2019年
度より(一財)自治体国際化協会の多文化共生アドバイザーも務めている。
お申し込みはこちらから↓
チラシ画像はこちらの投稿より
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「20年先にあなたは何を伝えますか?〜若者と共に考える〜」 CODE20周年事業

ゆめ風基金と連携してくださっている「CODE」(海外災害援助市民センター)さんから、イベントのご案内を頂きました。

–以下引用転載–

 CODEが1995年1月17日の阪神淡路大震災をきっかけに、法人として発足して20年が経ちました。これまで20年の間に多くの紛争や災害が発生し、2023年2月6日には近年まれにみる大規模・複合災害と言える「トルコ・シリア地震」が発生しました。加えて地球温暖化による気候変動の影響もあり、社会は大きく震撼しています。
 さらに「ウクライナ侵攻」による戦禍の中で、ウクライナには甚大かつ凄惨な被害が確認され、この影響は世界中にダメージをもたらされています。このような世界の状況下で今の社会の在り方に違和感を覚える若者も多いのではないでしょうか。CODEは20周年記念の企画として、若者を中心に「私たちは、いま、20年先に何を伝えるのか」について歴史や経験を今につなげながら、社会に対する「もやもや」と真剣に向き合いつつ、共に語り合います。
 皆様ぜひお越しください。
以下はイベント概要です。
【3/19 (日) 14:00~16:30 CODE20周年事業】
「20年先にあなたは何を伝えますか?〜若者と共に考える〜」
場所:こうべまちづくり会館2階ホール
〒650-0022  神戸市中央区元町通4-2-14
078-351-4623
オンラインでも参加可能です。
申し込みはこちらのURLからお願いします。
チラシ画像も添付しているので、ご確認ください。

20周年記念事業チラシ

↑クリックしてください
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CODE海外災害援助市民センター

  〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744 fax +81(0)78-574-0702
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【災害救援情報、セミナー情報は・・・】URL https://www.code-jp.org/
【災害から見える暮らしの情報は・・・】URL http://codeworldvoice.seesaa.net/
【FACEBOOK】https://www.facebook.com/NGO.CODE

 

★ホームページには、トルコ在住のかたの報告等もあります。
ご一読くだされば…

 

(な)

 

 

「CODE 海外災害援助市民センター」からのお願い

ゆめ風基金と友好関係にある「CODE海外災害援助市民センター」からMLで下記のお知らせが届きましたので転載します。一人でも多くのかたに読んでいただければ助かります。

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CODEは、昨日、2月6日にトルコ南東部、シリア北部で発生した地震に対しての支援を開始いたします。
トルコ・シリア両国の現時点での被害は、死者4890名、負傷者24000人以上、倒壊家屋1万棟以上の被害が報告されています。
CODEは、これまでのネットワークを通じてトルコの被災地近郊の町に住む日本人男性Fさんとつながりました。Fさんは、1995年に神戸で阪神・淡路大震災を経験しており、今回のトルコでの地震で耐震などの問題を憂いています。
昨日、Fさんの教え子のトルコ人の学生さんが「トルコは1999年のイズミット地震から何も学んでいない」と語っていたそうです。
CODEは、これまでインド、イラン、中国、ネパールなどで耐震住宅を現地住民の方々と再建してきました。
今回のトルコでも現地の人たちの主体的な動きをサポートするような活動を展開していきたいと思います。
トルコは、阪神・淡路大震災、東日本大震災でも日本に支援をしてくれました。CODEは、「困った時はお互いさま」という被災地KOBEの精神でトルコ・シリアへ支援を開始いたします。
近日、スタッフをトルコに派遣し、Fさんを通じて被災地を調査し、具体的な支援を検討していきます。
ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。(CODE事務局長 吉椿雅道)

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神戸新聞記事

 

(ゆめ風基金もできることがあれば協力する予定です)