ヒデの救援レポート5月3日

ヒデの救援レポート5月3日===========
5月連休も終盤ですね。ボクにとっては、連休もヘチマもありません。ゆめ風基金事務所は、完全オープンです。ボクは、ヘチマ並みなんかなぁ?
:さぁてと、障害者問題総合誌、そよ風のように街に出ようの次号特集原稿と、 その他一本の原稿の脅迫から、書き上げ逃れて、独善的ヒデの、救援レポートを 再開致します。しかしながら、大震災以来の貯金された疲れもあり、尚、長期に 渡るであろう救援活動にも配慮して、3日に1回を原則として&不定期な発信と致します。ご了解ください。なんで、了解を乞うのか、解らないままに、勝手発信致します!
〓被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、4月21日までに、 97845049円。4月23日までに、99978232円。4月25日で、102140051円なり ました。やっと1億円を超えました。救援金拠出者も、5500人を超えました。
4月26日までに、103493870円。4月28日までに、106364043円。4月30 日までに、106490075円です。
〓これまでに支援した団体、個人への金額。4月27日までに、総額、33314600円 です。まだまだ続きます。
〓神戸NGO協働センター被災障害者調査として、50万円。
〓福島県の自立センター、福祉のまちづくりに、100万円。
〓いわき自立センターに、100万円。
〓視覚障害者文化振興会に、10万円。
〓自立生活センター郡山に、100万円。
〓被災地障害者支援センター福島に、500万円。
〓被災地障害者支援センター宮城に、500万円。
〓東北関東大震災被災障害者救援本部東京に、500万円。
〓心のネットワークみやぎに、5万円。
〓宮城すまいる作業所ボイラー修復に、15万5千円。
〓被災地障害者支援センター岩手に、200万円。NPOみどり会、仙台に、150万円。
〓新潟後方支援センターに、180万円。新潟、緊急避難所風呂改造に、150万円。 〓被災地障害者支援センターいわてに、300万円
〓心のネットワークみやぎの拠点に、250万円。多夢多夢舎中山工房再建に、120 万9600円。以上、いずれも、救援活動支援金です。
〓このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ 風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バク バクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあ れこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、〓郵便振 替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
〓東日本大震災救援活動の中のボクの風景。もうふたつの大震災の顔。ボクの拠点、障害者問題資料センターりぼん社が入っている、マンションの上階には、家賃が安いこともあって、中国人の留学生が、数組入居していたのですが、大震災後、原発事故の放射線が怖いと、一斉に、帰国してしまったのです。後には、マンション前に、引っ越しゴミの山が残されました。そのかわりに、中国から、黄砂が飛来して、仰ぎ見る、大阪の空は、薄ボンヤリと黄色い。
〓りぼん社の経営基盤を支えるために、株式会社、放射線測定サービスという、 レントゲンの放射線量を測定する会社を昔に立ち上げ、りぼん社と同居していますが、その責任者の宇田川君のいうところによれば、:ボクも一応、専門家の端くれ。この頃は、どこの病院にでもある、放射線科の使う、レントゲン室のドア には、管理区域の大きなマークが貼ってあって、一般人の立ち入りが禁止されている。その管理区域の放射線被曝の年間量は、5ミリシーベルトが限度なんだよな。
それなのに、今回、国が発表した、学校の年間被曝線量の数値は、20ミリシーベ ルトが許容量なんだ。子どもたちが、管理区域内に、机を持ち込んで勉強するようなもんだよ。国は、何を根拠に、あのような、高い数値を設定したんやろか? 何考えているんか、解らんワ。:でした。被災地福島県のひとびとの顔が去来し ます。
〓5月14日に予定されている、被災障害者救援大バザー:豊能障害者労働センター主催。電話072-724-0324-大阪府箕面市:に、バザー用品が殺到しています。ゆめ風事務所からも、埼玉からの、ボランティアさんを1名派遣して、 物資の整理、値段付けに奮闘してもらってはいますが、とても追いつけません。 ちょっと油断すると、バザー用品の山が雪崩を起こします。どなたか、値段付けなどのお手伝いをしていただけませんでしょうか。ご連絡ください。
〓被災障害者救援本部おおさかの統一共同救援カンパ活動が、5月14日、21日、28日の各土曜日の午後1時から、5時まで、大阪市内、難波の高島屋前で行われま す。ご参加いただけますよう、ご案内致します。
〓滋賀県長浜のポテトファームの佐野さんが、ゆめ風基金事務局長の橘高さんに話したこと。
佐野さんは、個人的に、ゆめ風基金の支援物資を被災地に搬送していただいています。これまでに、医療的ケアに必要な医療物資などを、急遽搬送してくれ、とても助かっています。
過日も、福島県に出かけ、原発事故地域の立ち入り禁止区域ギリギリまで接近したそうです。現地では、警察、自衛隊が防護服に身を包み、行方不明者の捜索をする姿を散見して、遺体収容も見たそうです。アメリカ軍は:お友達作戦:を標榜 しながらも、原発近辺には、近づかない用心深さです。
当初、完全に破壊された海岸線を、ビデオで撮影していたけれど、だんだんと、 こんな現場で俺は、何をしているんだと、腹が立って来て、撮影を止めてしまっ たそうです。荒涼とした、人影の無い風景が、目に焼き付いて、苦しい想いをし たとのこと。途中で、オシッコがしたくなったが、とても、誰もいないけれど、 たち小便は出来なかったので、大急ぎで、現場を離れてしまったと。その話しを 聞いて、思わず笑って、しまったけれど、瞬時の後、気持ちが萎えた、ヒデでした。
また,佐野さんは、福井県の反原発活動家から、ガイガーカウンターを借りて、現地の放射線線量を測定しながら、移動したけれど、どこも数値が高く、あるところでは、針が振り切れて、ゾッとしたとのこと。国や東電の発表数値は、疑ってしかるべしだそうです。
〓〓関西テレビが、この7月に放映する、被災地支援の1時間ドキュメント、被災地からの視線ではなく、支援者からの視線で、作りたいとのことです、ゆめ風事務所に、打ち合わせにおいでになったので、ポテトファームの佐野さんを始め、障害者の支援者を数名、紹介しました。
〓以上!

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