「ゆめ風応援団(団体)になってください」プロジェクト始動!

近年、全国各地で豪雨災害が多発しています。
ゆめ風では「令和2年7月豪雨」の情報収集・支援活動を行っていますが、範囲が広い災害の場合、なかなか充分な活動ができないこともあります。(全国には「ゆめ風ネット(協力会員・団体)」が52か所あります。ほぼ県に1ヵ所)。

災害時にはより小さな地域単位、「町」や「村」での情報収集が必要になってきます。
そこで、いざ、災害が発生したときに「地域単位」で情報収集してくださる団体を募集することにしました。それが「ゆめ風応援団」です。
「この作業所が困っているらしい」などの情報を伝えてもらったり、余力があれば救援活動を担って頂くなど、「被災地」とゆめ風の橋渡し役になってもらえたら・・・と、今までに名刺交換をしたり、面識がある団体など、全国各地にお願いの手紙をお送りしました。
現在、「応援団になってもいいよ」」という返事を30か所以上の団体さんからもらっています。
無理なく、できる範囲で、それぞれの地域で「応援団」になってください!

詳しくは、ゆめ風基金のホームページ トップ画面の「障害者防災」https://www.yumekazek.com/bousai/doc/panfu-ouendann.pdf

こちらをご覧ください。
申し込み用紙もダウンロードできます。

申し込んでくださった団体さんのコメントを少しですがご紹介します。

昨年の台風15号での千葉被災の折には、基金からの拠出、ありがとうございました。普段は、生活困窮者などからの相談を受け、アパートの居住支援、さらには継続的に支援を行い、葬儀までを行っています。さながら、困窮孤立者の人生支援です。障害者の就労継続支援B型、生活訓練の作業所も運営しています。
今年はコロナの影響で、住まいを失ったひとの相談が激増しています。
その中で、種々の障害を有する人がかなりの割合で含まれているのが気になるところです。
自然災害などでの千葉の情報が入れば、お知らせ致します。

 

障害当事者主体を大切にした活動を行っています。啓発冊子の作成、講演・研修、当事者会バックアップ、熊本地震後の共助活動(居場所提供他)、2020年7月水害被災地支援活動など。熊本や他地域の障害者団体と連携した活動も行っています。発達障害者は外見からはわかりにくく、また手帳がない方、福祉サービスを利用していない方もたくさんいるので、災害時の状況把握には難しさもあると思います。当団体もできるだけのご協力をしたいと思います。

 

たいしたことは、できませんが、、、。

 

まだまだ障がいの方の避難場所は、なんちゃって状態で現実味がありません。
いつも避難訓練も一般の人のあとに…って言われて、去年は防災室長や障がい課長等に「障がいの人の所には後から災害が来るんじゃなく、同じ時間に来るんですよ。同じ時間に否時内容の避難訓練をするべきだ」と話し合いを設け、実施できましたが、今年はコロナで無しになり、一般の人は実施されました。
本当に悔しいね~といいながらも、待ってられないので少しづつ自分たちでできることを探しています。
今後ともよろしくお願い致します。

 

出来ることをしたいと思います。

 

皆さまのご協力、よろしくお願いいたします!

 

(な)

救援金報告(2020年7月豪雨)

被害を受けた障害者事業所2団体に救援金をお届けしました。
取り急ぎご報告します。

■企業組合エコネットみなまた(熊本県水俣市)

浸水した「はたらーく」(就労継続支援B型事業所)作業場の修理、被害を受けた石けん等の製造機器の買い替え等の復旧費用として、1,000,000円。

 

■NPO法人ワークショップひなたぼっこ(熊本県天草市)

水害によって使用不可となったPC及び利用者パソコン練習用PC、テプラー。就労支援として行っているうどん店及び墓清掃のための炊飯器と草刈り機の購入費用として、297,985円。

 

【救援金のご送金は】
郵便振替口座「00980-7-40043 ゆめ風基金」
※ゆめ風基金は「認定NPO法人」です。ご寄付は税金控除の対象になります

(東)

豪雨対応について4

(7/13時点)

■被害情報・対応状況
◎熊本県
・きょうされんより
天草市の就労継続B型1件、人吉市の就労継続B型1件、八代市の就労継続B型1件の被災情報あり→確認中

・共同連より
水俣市、人吉市、芦北町等の事業所の被害情報→詳細情報待ち

・熊本県災害対策本部(7/11第9回会議)より
物的被害(浸水被害のみ。7/11AM6:00時点)
医療施設 30施設
保育所 16施設
障害者施設 20施設
高齢者施設 27施設

・その他
熊本のボランティア連携会議「火の国会議」にも参加し(リモート参加)、情報収集を行っています

■資料
◎災害救助法適用地域
7/13現在、長野、岐阜、福岡、熊本、大分、鹿児島の6県51市町村に災害救助法が適用されています(8日18時00分内閣府公表

【長野県】
松本市
(まつもとし)
飯田市
(いいだし)
伊那市
(いなし)
安曇野市
(あづみのし)
上伊那郡宮田村
(かみいなぐんみやだむら)
下伊那郡阿南町
(しもいなぐんあなんちょう)
下伊那郡阿智村
(しもいなぐんあちむら)
下伊那郡下條村
(しもいなぐんしもじょうむら)
下伊那郡売木村
(しもいなぐんうるぎむら)
木曽郡上松町
(きそぐんあげまつまち)
木曽郡南木曽町
(きそぐんなぎそまち)
木曽郡王滝村
(きそぐんおうたきむら)
木曽郡大桑村
(きそぐんおおくわむら)
木曽郡木曽町
(きそぐんきそまち)

【岐阜県】
高山市
(たかやまし)
中津川市
(なかつがわし)
恵那市
(えなし)
飛驒市
(ひだし)
郡上市
(ぐじょうし)
下呂市
(げろし)

【福岡県】
大牟田市
(おおむたし)
八女市
(やめし)
みやま市
(みやまし)
久留米市
(くるめし)

【熊本県】
八代市
(やつしろし)
人吉市
(ひとよしし)
水俣市
(みなまたし)
上天草市
(かみあまくさし)
天草市
(あまくさし)
葦北郡芦北町
(あしきたぐんあしきたまち)
葦北郡津奈木町
(あしきたぐんつなぎまち)
球磨郡錦町
(くまぐんにしきまち)
球磨郡多良木町
(くまぐんたらぎまち)
球磨郡湯前町
(くまぐんゆのまえまち)
球磨郡水上村
(くまぐんみずかみむら)
球磨郡相良村
(くまぐんさがらむら)
球磨郡五木村
(くまぐんいつきむら)
球磨郡山江村
(くまぐんやまえむら)
球磨郡球磨村
(くまぐんくまむら)
球磨郡あさぎり町
(くまぐんあさぎりちょう)

【大分県】
日田市
(ひたし)
由布市
(ゆふし)
玖珠郡九重町
(くすぐんここのえまち)
玖珠郡玖珠町
(くすぐんくすまち)

【鹿児島県】
阿久根市
(あくねし)
出水市
(いずみし)
伊佐市
(いさし)
出水郡長島町
(いずみぐんながしまちょう)
鹿屋市
(かのやし)
曽於市
(そおし)
志布志市
(しぶしし)

【被害情報や救援金のご相談は】
メール:info@yumekazek.com TEL:06-6324-7702

豪雨被害について3

◎一連の大雨被害について、ゆめ風事務局が本日新たに得た情報はありません。
長野県と岐阜県のゆめ風ネットにも連絡を取っていますが、情報はありません。

■資料
◎災害救助法適用地域
8日現在、長野、福岡、熊本、鹿児島の4県41市町村に災害救助法が適用されています(8日13時30分内閣府公表)。

【長野県】
松本市
飯田市
伊那市
安曇野市
上伊那郡宮田村
下伊那郡阿南町
下伊那郡阿智村
下伊那郡下條村
下伊那郡売木村
木曽郡上松町
木曽郡南木曽町
木曽郡王滝村
木曽郡大桑村
木曽郡木曽町

【福岡県】
牟田市
八女市
みやま市
久留米市

【熊本県】
八代市
人吉市
水俣市
上天草市
天草市
葦北郡芦北町
葦北郡津奈木町
球磨郡錦町
球磨郡多良木町
球磨郡湯前町
球磨郡水上村
球磨郡相良村
球磨郡五木村
球磨郡山江村
球磨郡球磨村
球磨郡あさぎり町

【鹿児島県】
阿久根市
出水市
伊佐市
出水郡長島町
鹿屋市
曽於市
志布志市

【被害情報や救援金のご相談は】
メール:info@yumekazek.com TEL:06-6324-7702

九州地方での豪雨被害について2

福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県、宮崎県、鹿児島県のゆめ風ネットに確認していますが、詳しい情報は得られていません。

◎熊本県
・きょうされんが、障害者事業所の調査を始めています。情報待ち。
・県が福祉施設に調査を行っていますが、停電の影響で電話は繋がりにくい状況(熊本市議より)。

◎福岡県
・古庄和秀さん(大牟田市議)より、市内の浸水状況について以下の報告がありました。

職場と自宅マンションは被害はありませんが、商店街の一部店舗で浸水。
昨夕は国道が冠水、ガーデンホテルから自宅マンション、ゆめタウン周辺まで胸までつかるほどでした。
よらんかん付近の大牟田川は氾濫一歩手前で、濁流が線路にあたり、噴水のように吹き上がりました。
南部の諏訪川付近は1.5mほど浸水しています。2カ所の避難所が孤立しているため、自衛隊の派遣をお願いしました。
自宅マンションのエレベータが故障しないように、念の為、2階より上でしか使用できないため、今日は自宅待機です。
今のところ、全市的な状況は把握できていません。
南部の諏訪川以南がまだ浸水し、自衛隊、警察、消防団等で救出活動されています。

 

【被害情報や救援金のご相談は】
メール:info@yumekazek.com TEL:06-6324-7702

【情報希望】九州地方での豪雨被害について

7/3からの豪雨で、熊本県、鹿児島県、宮崎県を中心に被害が出ています。

ゆめ風基金では、熊本県八代市の(特非)とら太の会、熊本市の(社福)やまびこ福祉会などに確認しています。
坂本駅周辺(八代市)や、人吉市で障害者の事業所で被害が出ているようだと聞いており、詳しい情報を待っている状態です。

【被害情報や救援金のご相談は】
メール:info@yumekazek.com TEL:06-6324-7702

[修正履歴]
「坂本駅周辺で障害者の事業所に被害が出ているようだ」との情報は、誤りでした。訂正してお侘び致します(2020/7/9 東)

【情報希望】2020/6/25千葉県東方沖震源の地震について

6/25㈭に、千葉県東方沖震源のマグニチュード6.2の地震がありました。

ゆめ風ネット千葉(社福 八千代市身体障害者福祉会)に連絡をとっていますが、まだ被害情報はありません。
 
もし情報がありましたらお寄せください。
 
【ゆめ風基金 TEL: 06-6324-7702/メール: info@yumekazek.com】
 
事務局 東

【報告】2019年に届けた救援金、防災助成、ゆめのたね

事務局 東

 2019年には、みなさまのおかげで、被災した障害者拠点22箇所に救援金総額17,277,675円、防災活動を行う障害者市民団体3箇所に総額244,292円をお届けすることができました。
また、基金を活用し「ゆめのたね」として障害者拠点2箇所に総額8,000,000円の融資を行いました。

 救援金、防災助成、ゆめのたねの申請は随時受け付けています。
【ゆめ風基金 メール: info@yumekazek.com/ TEL 06-6324-7702】

■救援金

◎台風19号 総額4,643,605円

社会福祉法人にんじん舎の会
福島県郡山市
休憩スペース・トイレの修理費
685,300円
社会福祉法人にんじん舎の会
福島県郡山市
デイセンターのパソコン購入費用
80,000円
株式会社かるみあ かるみあ郡山
福島県郡山市
書庫などの購入費
160,380円
株式会社かるみあ かるみあ須賀川
福島県須賀川市
書庫などの購入費
128,172円
株式会社かるみあ かるみあ須賀川(‘就労A型)
福島県須賀川市
パソコン購入費
80,000円
株式会社かるみあ かるみあ郡山(就労A型)
福島県郡山市
パソコン購入費
80,000円
NPO法人すだち会 地域活動支援センターげんき
福島県郡山市
パソコン・プリンター・電話購入費
144,530円
合同会社ケーエム・ジェイ ケアセンター楽笑
福島県郡山市
パソコン購入費
80,000円
NPO法人ほほえみの間
福島県郡山市
パソコン購入費
80,000円
一般社団法人めるくまーる
宮城県黒川郡大郷町
人件費
2,480,000円
NPO法人しんせい
福島県郡山市
福豆荘(障害者14名が入居している下宿)の家電購入費の一部
645,223円

 

◎台風15号 総額1,590,648円

NPO法人生活困窮・ホームレス自立支援ガンバの会
千葉県市川市
障害者・高齢者への炊き出し支援費
50,000円
株式会社ライフサポートピュアジャパン
千葉県安房郡鋸南町
設備修理費・運営費
1,540,648円

 

◎8月の前線に伴う大雨 総額6,950,000円

NPO法人菜菜
佐賀県武雄市
車両、パソコン、プリンター購入費
2,950,000円
株式会社RIGHT PLACE
佐賀県武雄市
放課後等デイサービスガラパゴスの建物補修工事、従業員給与、車両費、備品費
4,000,000円

◎大阪北部地震(2018年発生) 総額561,040円

茨木市聴力障害者協会
大阪府茨木市
障害者個人へのお見舞金(1人分)
50,000円
社会福祉法人花の会 第2共働舎花の会
大阪府高槻市
障害者個人へのお見舞金(4人分)
200,000円
NPO法人障害者の自立を支えるサポートネットワーク
大阪府豊中市
屋根の修理費
311,040円

 

◎西日本豪雨(2018年発生) 総額514,745円

社会福祉法人あゆみ会
広島県安芸郡熊野町
障害者活動センターあゆみの移転にともなう運営資金
258,785円
吉田町手をつなぐ育成会
愛媛県宇和島市
備品購入費
255,960円

◎北海道胆振東部地震(2018年発生) 総額1,069,637円

NPO法人自立支援センター歩歩路
北海道札幌市
移転、運営費
1,069,637円

◎東日本大震災(2011年発生) 総額1,948,000円

NPO法人障害者ベース石巻にょっきり団
宮城県石巻市
運営資金
1,300,000円
NPO法人奏海の杜
宮城県登米市
障害児親子の大阪研修(サポートVからの支援*)
648,000円
*近畿労働金庫が行う東日本大震災復興支援定期預金「サポートV」。定期預金残高の0.10%~0.30%を10年間にわたって(一社)あしなが育英会とゆめ風基金に支援いただいています。

■障害者市民防災活動助成

チームもちもち
大阪府大阪市
大阪と福島をつなぐ事業所のつどい
100,000円
NPO法人ドリーム
愛知県名古屋市
脳卒中障害者のための災害セミナー
94,740円
ハピネス
富山県富山市
耳の聞こえない人と家族のための防災教室
49,552円

 

■ゆめのたね

※近畿労働金庫と連携して行っている、障害者市民の活動団体のための融資制度
NPO法人介護福祉センター北大阪
大阪府摂津市
送迎車利用購入費・人件費等運転資金
3,000,000円
NPO法人総合福祉支援響心会
大阪府大阪狭山市
就労支援B型の改装費、運転資金
5,000,000円

 

救援金報告(児童支援事業所ガラパゴス)

いつも応援いただきありがとうございます。事務局の東です。

2019年8月28日の九州北部豪雨で床上浸水の被害にあった、佐賀県の児童支援事業所ガラパゴス(株式会社RIGHT PLACEが運営)から、救援金の報告が届きました。

ゆめ風基金は、400万円を建物復旧工事費としてお届けしていました。

被災から約3ヶ月後に建屋が復旧し、子どもたちを迎え入れる準備ができ、現在では十分な支援ができるところまで来れたとのことです。

ガラパゴスは、2019年3月に放課後等デイサービスの認定を受けたばかりでの被災でした。
しかし被災により事業停止状態が続き、支援の継続も危ぶまれていましたので、私も本当にほっとしました。利用していた人もスタッフも大変苦労されたと思います。

現在は、コロナ感染予防対応が続いているとのことですが、また何かあれば相談いただけるようにお伝えしています。


被災直後の事業所
事業所内
復旧後
復旧後

新型コロナウイルス感染症の流行にともなう対策に関する要望書

昨日4/27にDPI日本会議から厚生労働省あてに出された要望書を共有します。


2020年4月27日

厚生労働大臣 加藤 勝信  様

認定NPO法人DPI日本会議
議長 平野みどり

新型コロナウイルス感染症の流行にともなう対策に関する要望書

日頃から障害福祉の推進にご尽力頂いていることに厚くお礼申し上げます。

私たちは、全国94の障害当事者団体から構成され、社会のあらゆる場面で障害の種別や程度に関わりなく障害のある人もない人も安心・安全に共に生きることができるインクルーシブ社会の実現に向けて活動しています。

さて、新型コロナウイルス感染症の国内外の流行拡大を受けて4月7日に7都府県を対象として出された緊急事態宣言は、その後、40道府県に拡大され5月6日を期限とした不要不急な外出等の自粛が全都道府県に要請されました。

しかし、介護・福祉関係の事業所には自粛要請ではなく通常通りのサービス提供を求めることでも明らかなように、こうした事業は、難病患者を含む障害児・者(以下、障害児・者)にとって必要不可欠な社会資源であり、中断・自粛は困難な業種です。

また、介助・介護等という業務内容から、密接や対面を避けることも不可能であり、一人の介助者が複数の利用者を担当し、毎日異なる利用者宅を訪問することや多くの利用者を日中活動等の場において受け入れている状況からクラスター(感染者集団)となることが全国各地の実態からも明らかです。

そして、国民に求められている3密を避けること、外出を減らすこと、出勤時間の調整、在宅勤務は極めて困難であり、利用者も介助者も感染のリスクは非常に高く、利用者や介助者がPCR検査で陽性で14日間の自宅待機となったとしてもこうしたサービスは必要不可欠なものであり介助・介護崩壊に陥ることも想定されることから一事業所だけで対処できるものではありません。

つきましては、このような状況を踏まえるとともに、緊急事態宣言の延長及び更なる深刻な状況をも想定し、新型コロナウイルス感染症の予防と検査及び発症時等の対策について以下のとおり要望するので、地方自治体及び関係機関等との連携を確保しつつ、特段のご配慮と対策を進めて頂けますようお願い申し上げます。

1.予防対策の推進について

感染リスクが高いと思われる障害児・者(特に医療的ケアを受けている人)及び障害児・者の生活を支えている障害福祉サービス事業所等の職員に対して予防対策を進めるために必要なマスク・消毒剤、清浄綿・酒精綿(アルコール綿)、使い捨てグローブなどを優先的に供給してください。

2.検査体制について

(1)障害児・者が新型コロナウイルスに感染した疑いがある場合は、重度化のリスクが高いと思われるため優先的に検査を受けられるよう検査体制を整備してください。併せて、感染した疑いのある者の濃厚接触者(介助者等)も同様としてください。

(2)現在、4月からの実施が検討されている抗体検査については、有効性が認められる場合は医療職と同様に介護・福祉関係事業所の職員も優先的に受けることができるようにしてください。

3.発症時の対策について

(1)介助者がいないと生活はもちろん生命の維持が困難になることから、速やかに治療と介護を受けられる環境を確保してください。なお、呼吸器系障害・既往症等がある場合は、速やかに入院できるようにしてください。

<考えられる対応>①   民間ホテル等を確保する場合は、バリアフリールームの確保等、障害児・者の利用に対応できる施設を確保する。

②   介助者や支援者が本人の介助等ができる環境を確保する。

③   医療機関、訪問看護事業所、介護事業所など医療と福祉が連携して対応できる仕組みを確保する。

④   医福連携スタッフの宿泊施設を別に確保する。

⑤   感染者及び医福連携スタッフの送迎体制を確保する。

⑥   必要備品・消耗品の確保と供給を進める。

(2)在宅で介助サービスの継続を行うことになった場合は、介助者の感染防止対策は、感染者の対応にあたる医療者と同等の装備の確保と提供を速やかに進めてください。

(3)障害児・者と同居する家族等が発症した場合は、介助者不在となることから、個々の状況に応じて訪問系サービスの支給時間の拡大やショートステイの利用等により介助者を確保するための措置を速やかに講じるよう市町村へ指導してください。

(4)障害児・者を医療機関が受入れるために必要な環境整備を進めるとともに、とりわけ国公立病院が率先して受け入れるように体制の整備等を進めてください。

4.入院にあたっての対応について

(1)障害や疾患及び年齢等を理由として人工呼吸器治療等を行わないなどといった優生思想に基づく命の選別をしないでください。

(2)障害児・者が入院する場合は、障害支援区分6以外の障害者であっても重度訪問介護または居宅介護を利用できるようにしてください。

(3)障害者・児へ派遣される介助者及び支援者については、医療職と同様に防護服、マスク、使い捨てグローブ等の支給等により最大限の感染予防対策を講じるとともに当該介助者及び支援者の検査体制等を確保してださい。

5.障害福祉サービス事業所及び精神病院等における発生時の対応について

(1)障害福祉サービス事業所等は、難病患者を含む障害者・児にとって必要不可欠なサービスであることから、当該事業所等の職員、利用者及びその家族が発症した場合のサービス停止または休止が最小限となるための対策を講じてください。

(2)新型コロナウイルス感染症により生活介護等を実施している事業所がサービスの停止または休止した場合は、当該事業所の利用者は、在宅介護が必要となることから重度訪問介護等の支給時間を迅速に拡大するよう市町村へ指導してください。

(3)発症した障害児・者へ派遣される場合は、介護報酬を医療報酬と同様に増額してください。

(4)精神病院内で入院者が発症した場合は、速やかに他科への受診・転院ができるようにしてください。できない場合は緊急措置として専門医を含む医療スタッフを派遣するなど適切な措置を講じてください。

以上