ヒデの救援レポート4月15日

〓4月12日までに、被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は
80921026円です。4月13日までに、83735666円になりました。
〓支援する団体、個人と金額。新潟被災障害者後方支援障害者センターの立ち上
げ支援金を検討中です。
〓このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ
風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バク
バクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあ
れこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお
使いください。
〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、
〓郵便振替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
〓大震災救援の中のボクの風景。東電がインターネットで福島原発で働く作業員
を20名募集したところ、あっという間もなく、定員の倍を越す応募者があったそ
うです。賃金は、1日8万円。高額な賃金は、その対価としての労働が、いかに
危険なものであるのかを、示しています。しかしながら、誰かが立ち向かわなけ
れば、原発事故の終息は有り得ないのですから、作業員の募集は、仕方のない矛
盾としてあるのだけれど、特別な訓練や知見を持たない素人の作業員を投入する
のには、首を傾げざるを得ません。これでは、使い捨てと批判されても仕方があ
りません。若者たちの就職難の時代的背景が反映しているのかも知れませんが、
原発事故の前に、立ち尽くしている、震災被災者や、ボクたちにとっては、皮肉
なニュースではあります。PCに向かっている、応募者の表情の揺れている風景が
よぎります。
〓14日、日本ダウン症協会大阪支部のふたりの役員の方が、ゆめ風基金に救援金
を届けにおいでになり、活動情報を交換しました。ゆめ風基金事務所は、人手不
足のままです。お手伝いをお願いします。名古屋の内木さんは、その現状に、
びっくりされて、日にちを延長し、3日間お手伝いをしてくださいました。
〓ゆめ風基金に届いたハガキの中から。
〓拝啓、北国では、春を告げる草花が残雪を割って、顔を覗かせる頃となりました。
北海道のNPoの集まりで、ゆめ風基金さんの活動を知りました。こちらでも支援
の為の連絡会ができたり、いろいろな形での支援の輪が広がっていますが、阪神
大震災でも災害に遭われた弱者の方達への支援を頑張って来られた皆様には、ノ
ウハウを現地で活かして下さる事を願い、募金を募り、わずかですが私達の販売
したものの売り上げの一部を合わせて、今日振り込みさせて頂きました。
現地の支援に行くことも簡単な事ではありません。私達はくらしを見つめ直し小
さくとも、自分たちにできる事で、忘れずに支援を続けて行きたいと思っており
ます。どうぞご健勝で支援の活動をなさって下さい。皆様のご活躍心よりお祈り
申し上げます。NPo法人余市教育福祉村
〓今日は!今日、ギャラリー茶門でライブ出演した中の一人です。私もできるだ
け、東北の地震でのお手伝いができれば良いなと日頃より考えていましたが、な
かなか現地まで行き、支援する事などできないと考えて、私にもできる事があれ
ば、協力したいと思ってます。北海道のケイ
〓わらじの会の友人、新野さんからの被災地風景リポートの抜粋、要約です。〓
浪江町、飯館村、川俣町、二本松市、田村市、三春町など。
〓18時、横川ダムを過ぎ、トンネルを抜けると昼曽根にでる。ナビは、左を示
しているが、立ち入り禁止のバリケードのために右折。時折人家はあるが、明か
りが全くない。トンネルを抜けると、また看板があり、避難地域と書かれてあっ
た。道沿いに時折人家が見えるが、明かりも人の気配もない。
時々、福島ナンバー車とすれ違った。巡回の警察車両もいた。牧場の看板辺り
は、明かりも見えた。歩いている人がいたので、尋ねてみると、この辺りは、原
発のことだけではなく、ガソリンのこともあり、牛の世話をする人、消防のひと
など、どうしても離れられない人しか残っていない。とのこと。話してくれた人
の家族も避難していると。
葛尾村方面への道には,パトカーと警官が待機しており、立ち入り禁止の大きな
サインをするので、引き返した。
21時、川俣町に入る。やはり人家はあっても、人の気配はない。道路もバイロ
ンが置かれているが、陥没やひび割れなどは補修されていない。川俣町役場の辺
りは、住宅密集地で、家の明かりは結構見えた。しかし、コンビニなどは開けて
いない。
22時、二本松市に入る。道路のあちこちに補修の跡が見える。人家にも明かりが
あり、笑い声が聞こえてきた家もあった。
23時、田村市、三春町に入る。コンビニが開いていた。やっと再開したとのこ
と。品物もかなり揃っており、注文すると品物が入ってくるようになったとのこ
と。国産のタバコはまだ種類が少ないが、マイルドセブン系は、一揃えあり、販
売制限もない。外国タバコは、人気がなくってねと店主。そこからは、コンビニ
は、大抵開いていた。車も見かけるようになった。三春町の道路は、トラックの
通行が多いと感じた。船引三春町インター前のガソリンスタンドは、24時間営業
を再開しており、待たずに給油できた。

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