ヒデの救援レポート4月20日

〓4月17日までに、被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、
86871934円です。4月18日までに、90062295円になりました。
〓支援する団体、個人と金額。新潟被災障害者後方支援障害者センターの立ち上
げ支援金を検討中です。
〓このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支
援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集
長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援
活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。
自由にお使いください。
〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、〓郵便振
替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
〓東日本大震災救援活動の中のボクの風景。
大阪では、桃の花、桜が散り、青葉の季節に移りつつあります。被災地では、ま
だ、桜の頃なのでしょうか。季節は、人間の都合には、関係なく、移ろって行き
ます。ふと空を見上げると、もう、ツバメが、ひらり、ひらりと、昨年旅立った
古巣の周りを舞っていました。
被災地では、地震、津波で多くの人たちが、家といのちを失いましたが、ツバメ
や雀のようなひととの関係が近しい生き物も、死にはしないけれども、家と一緒
に、古巣を失って、彼らもまた、被災したのです。
人びとはこれらの生き物と共存して生きて来ました。人びとの復興は、生き物た
ちの復興と重なり合っています。それは、遠い道のりの光景です。ツバメの飛翔
姿に、そんな想いが重なり合って、胸鬱ぐ風景に映ります。
〓近畿労働金庫が、ゆめ風基金ゆめの種融資事業の付き合いを通して、労働金庫
内に、:ゆめ風基金・募金プロジェクト:を立ち上げられました。労働金庫の各支
店に募金箱を置いたり、チラシを配布。また会員労働組合への募金活動も呼びか
けます。チラシには、ゆめ風基金代表理事の牧口の文章が掲載されます。集まっ
た募金は、全額ゆめ風基金の口座に振り込まれます。
〓牧口の文章:被災地では全ての人たちがたいへんな状態におかれています。と
りわけ、避難所でトイレが使えない車イス利用の方、介助や補助が必要な人、そ
して人工呼吸器をつけている人など、障害をもつ人たちにとって避難生活は一層
厳しく、:生命:の課題に直面する場合すらある模様です。阪神・淡路大震災の経
験から、被災した障害者やその団体へのすばやい支援をめざして立ち上がった:
ゆめ風基金:は、今回の震災発生の3月11日夕方には被災地へ入り、いち早く被
災障害者の支援活動を開始しています。そして、阪神・淡路大震災から16年をか
けて積み立てた基金約2億円のほぼ全額を緊急投入して、:生命:の課題に直面す
る被災障害者や福祉作業所などを緊急救援すると共に、これからが本番となる息
の長い救援に向けて募金活動もスタートさせています。ぜひ、ご協力ください。
〓ゆめ風基金に届いた手紙、ハガキの中から。
〓はじめましてMです。私は脳卒中右麻痺の障害者です。東日本震災でなにか役
にたちたいと思っていました。テレビで:ゆめ風基金:の事を知りました。今
度、:びわこウォーキング:イベントを行います。そこで募金活動をしたいので
す。リーフレットなどあれば送付をお願いします。
〓過日、ゆめ風基金呼びかけ人代表の小室等さんのご紹介でご連絡させて頂
いたものです。この間、地域の皆さんにゆめ風基金への寄付を呼びかけてきまし
たが、12日現在でいったん取りまとめ、本日、送金させて頂きました。金額
は、○○○○○○円になります。被災障害者の支援のためにご活用頂ければ幸いです。
また、引き続き寄付を募っております。節目、節目に送金をさせて頂く予定でお
りますが、恐縮ですが、全体の基金活用の状況について、適切な機会にご報告頂
けますようお願い致します。とりいそぎ。市民の声ねりま
〓前略、今日4月11日付けで、被災した障害者のための募金を郵便振替にてお送
りしました。およそ○○万円です。送金の都合上私個人の名前になっていますが、
このお金は、ゆめ風ネット上田、風のようによりそってスポーツクラブ。連絡
先、わっこ自立福祉会の仲間、障害者とその支援者が昨日4月10日、上田駅前で
朝10時から午後3時まで募金活動をして、集めたものです。ご活用ください。先
々週、ラジオ番組:だれかと、どこかで:で永六輔さんがこの:ゆめ風基金:につい
て紹介をしていて心強く思いました。
〓バクバクの会東京のサルーニさんから、連絡があり、知り合いのグループのK
さんが、ボランティア希望の人たち、60人程集めたので、その派遣先調査のた
めに、被災地宮城県に、5人で入るので、現地の救援団体を紹介してほしいとの
こと。サルーニさんには仙台障害者センターに常駐している、ゆめ風基金理事の
八幡さんの電話を伝えて、つなぎました。感謝です。
〓大阪市従業員労働組合の方が、ゆめ風基金事務所においでになり、現地仙台の
障害者センターが、ゆめ風基金のひとつの拠点となっているので、そこへの支援
と、岩手県の状況調査のために、人員を派遣する情報交換をされました。
〓大阪市阿倍野区の武田さんと言う方から、吸引器2台、吸入器2台が寄贈されま
した。救援用の予備医療的物資として、バクバクの会事務局に届けることになり
ました。
〓18日に開かれた、被災障害者救援本部おおさかの会合で、次回の会合は、東京
が6月1日。大阪は、6月6日とすると確認されました。
〓以上!

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *