ヒデの救援レポート4月25日

==ヒデの救援レポート4月25日:10=================
〓被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、4月20日までに、
93484257円になりました。
〓支援する団体、個人と金額。新潟被災障害者後方支援障害者センターの立ち上
げ支援金を決定し、180万円を送りました。また、後方支援センター、障害者緊
急避難所風呂改造費150万円を支援決定。送金します。
八幡理事から報告のあった、陸前高田の全壊、流失した、デイサービスへの支援
を検討中。この間の各種支援金支出総額は、25550000円です。まだまだ増えます。
〓このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ
風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バク
バクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあ
れこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお
使いください。
〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、〓郵便振
替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
〓東日本大震災救援活動の中のボクの風景。
統一地方選挙後半戦の23日は、雨の最終日となりました。24日が投票、開票日と
なります。ボクが選対本部長を努めている、大阪府豊中市の市会議員に立候補し
た、脳性マヒ者で、車イス使用者の井上やすしさんにとっても、最後の踏ん張り
どころです。井上さんや、彼を支えて、健気に反差別、人権の旗を掲げる運動員
のみなさんは、どんな想いで、雨空と雨の一粒、一粒を、見上げ、凝視している
のだろうか。雨空を見上げる人びとの想いは、ひとりひとり違うように感じられ
ます。
多分、大震災被災地にも、雨が降るとの予報ですから、強い余震の続く中、人び
とは、どのような想いで、雨空を見上げるんだろうか。同じ雨空を見上げるにし
ても、ボクたちの風景と、被災地の人たちの風景では、あまりに違い過ぎている
ことに、想いが馳せると、言いようのない気持ちが噴出してきます。ボクなんか
は、雨空を見上げて、洗濯物が乾かないなぁとため息を放っているだけで、もう
論外ですね。
それにしても、大震災から1ケ月と少し、選挙が一週間。年齢は、争えません。
疲労の波がかなりあります。脳がほとんど働いてくれません。昨夜も携帯電話
で、ぼちぼちとメール作戦をしていたのですが、半分の人たちに送ったところ
で、不注意にも、メール本文を消してしまったのです。茫然自失とはこのことで
しょうね。慌てて、先に送った人に、深夜にもかかわらず、連絡を取り、先ほど
送ったメールを送り返してもらって、後の半分の人たちに送る始末。恥ずかしい
ことです。
23日には、被災障害者救援本部おおさかの統一共同カンパ活動も行われました。
雨ため、途中で中止。参加者のひとりひとり、カンパに協力してくれた、ひとり
ひとりが、どのような想いで、雨空を見上げているんだろうかの風景が、この週
末にはあります。
〓23日のラジオ放送で、永六輔さんに、ゆめ風基金のことを、またまた紹介して
いただきました。週末にもかかわらず、たくさんの反応があり、事務所に電話が
かかってきました。
〓ゆめ風基金に届いた手紙、ハガキの中から。
〓岩手県陸前高田市の弱者を特に気にしています。ささやかな義援金とボラン
ティア派遣を考えている小さなグループです。おたずねします。貴組織は、陸前
高田又はその近隣に現地事務所のようなものを開設していますか。特に重点をお
きたい弱者施設などありますか。よろしく御願いします。埼玉県川越市・大津波
からの復興をねがう会
〓ゆめ風基金事務所だより〓枚方市の川越さんと、4月27日から5月中旬頃まで、
越谷市の賀波沢さんから、手伝いができるとのお申し出がありました。感謝です。
〓豊能障害者労働センター主催の5月14日の被災障害者救援大バザーに、牧口
代表が参加し、ゆめ風基金の被災写真パネル展示も行われます。
〓6月5日に行われる、被災現地仙台での、大震災復興とっておき市民音楽祭に、
ゆめ風基金も参加する事になりました。
〓ゆめ風基金機関誌ゆめごよみ風だよりの次号発行は、5月末頃です。音読テー
プも予定しています。
〓仙台常駐の八幡理事の一時帰阪に伴って、4月26日、午後6時半から、バー
ティバーティにて、:地下鉄大国町駅下車すぐ:被災現地報告会が開催されます。
ご参加を!
〓18日に行われた被災障害者救援本部おおさかの会合で報告され
た被災地状況の要約です。
〓内陸部:建物の被害は少ない。ライフラインは、一応復旧。但し、品不足が
あったり、道路事情は悪い。地域生活を支える事業の再建、充実が課題。また沿
岸部や原発問題への支援拠点としての役割も必要。
〓沿岸部:地域が広範囲で、安否確認などの状況把握も十分ではない。街そのも
のが消滅し、復興のメドも立っていない。交通網は、少し改善されてはいるが、
立ち入れないところもある。多くのひとが、避難所、あるいは、自宅での孤独暮
らしが続いている。
〓当面の支援課題。状況把握と支援ポイントの模索、ネットワークづくり。
〓避難所生活改善の支援、孤立生活支援。
〓地域生活支援の事業所の再開と充実。更に仮設住宅建設への提言。
〓原発問題:状況は、未だに流動的。被害拡大の可能性あり。冷却維持に6ヶ月、
安定に6ヶ月、更にそこから封鎖という、長いスパンが言われている。正しい情
報の把握が必要。避難についでも、強制避難があるのかどうか、分からない状況
が続いているので、状況を見守りながら、支援する側も十分考慮し、見極めてい
くことが必要。また、原発被災地への支援についても、支援者の将来にわたる健
康について、十分配慮する事が必要。
〓井上選挙の開票が終わりました。定員36人に45人が立候補し、40位。1750票で
届きませんでした。井上さんを中心に、一体感をもって、本当に、本当に、みん
な、反差別、人権の旗の元に、よく闘いました。市民の期待に対して、結果を出
せなかった責任は、全て、選対本部長のヒデにあります。本部長失格です。春の
深夜に、苦い酒をあおって、涙一滴こぼれます。
〓誠にすみませんが、この:ヒデの救援レポート:を二回時間ほど、休ませてくだ
さいな。本業の:障害者問題総合誌そよ風のように街に出よう:の特集&他の原
稿&編集の仕事が、大震災救援の渦中にいるボクを許してくれません。二回時間
休みに、働かない脳を叱咤激励して、原稿を仕上げ、またメール発信を続けま
す。ご期待くださいませ!ヒデ拝
〓〓〓以上!

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