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被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金のブログ

1995年の阪神淡路大震災を機に発足。全国の障害者団体と故・永六輔さん、小室等さんをはじめ各界の方々を呼びかけ人とし、被災した障害者への救援・支援をつづけています。主な活動は、いただいた寄付を自然災害で被害を受けた障害者団体に届けることです。 写真は津波で流された作業所再建を支援した「岩手県大船渡市の作業所・かたつむり」のみなさんです。新しい作業所の前で。

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Category: 未分類

Posted on 2018年3月16日

3.10 街頭募金、やりました!

3.11から7年・・・というメディアでの特集が組まれ始めた3月10日。
難波・高島屋前で、街頭募金活動をやりました!

 

 

 

(↑ ほぼ皆勤賞?のぜんちゃん。)

気温は13°なのですが、風が冷たい冷たい~~~
募金箱を持つ手がかじかみました。

やはり、道行く人の関心は薄れていなかった!と信じたいと思います。
「頑張ってね!」
「応援してます!」というお声がけをいつもよりいただいた気がします。

新しく参加してくれた人もいたり、3.11を現地で迎えるために電車の中、という人もいたり。

電動車いすの私は、あの日、『もし、今ここに自分がいたら絶対に助からない』という、どうしようもない絶望感に襲われて、それは7年経った今も変わっていません。

だからこそ、このゆめ風基金で「できること」はないのか。
突き詰めていきたいのです。

どうか忘れないでください。あの日のことを・・・。

 

参加者   20名

募金額  31,348円

お預かりした貴重なお金は被災地の支援に使わせて頂きます(o_ _)o))

みんな、お疲れさまでした!
風邪ひいてない???1週間たった今も、鼻水、咳に悩まされているナガサキでした!

Posted on 2018年2月1日2018年2月1日

寝屋川監禁死事件への声明文紹介

自立生活センターで活動する精神障害当事者の有志および賛同人による、
寝屋川監禁死事件への声明文を紹介させて頂きます。

以下、声明文です。


寝屋川監禁死事件への声明文

2018.1.18
自立生活センターで活動する精神障害当事者の有志一同&賛同人一同

 私たちは障害種別を超え、障害者の地域での自立生活を目指す全国の自立生活センターで活動する精神障害当事者です。私たちは今回の寝屋川市での事件に対し、深い悲しみと憤りを感じ胸が痛みます。被害者の方には心よりご冥福をお祈りするとともに、二度と同様の事件が起こらないことを願っています。
(自立生活センターの枠を超え障害種別を超え多くの賛同者の方が声をかけてくれました。(賛同人一覧ご参照))

大阪府寝屋川市で33才の女性が自宅で衰弱死した事件で、両親が2017年12月23日逮捕されました。自宅に作ったプレハブの小部屋に15年前から監禁し、衰弱しているのを知りながら放置して死亡させた疑いで両親は1月2日に再逮捕されました。発見時、女性は服を着ておらず、体重は19キロでした。その後の警察の調べで、両親が「自分たちが食べ残した食事を与えていた」「去年1月ごろから、一日1食しか与えていなかった」「室内に置いた簡易トイレの掃除は2週間に1回程度だった」と供述していることが分かりました。両親(両容疑者)は、女性の様子を監視カメラで撮影し、記録していたそうです。女性が精神疾患と診断された翌年の2002年ごろから、自宅内に間仕切りした2畳の部屋に監禁していたとされます。警察は不衛生な環境下で監禁を続けていたとみて調べています。

今回の事件について私たち精神障害の当事者としては、精神障害者の人権はもとより、人間としての尊厳を奪う行為、命を奪ったことを断じて許すことが出来ません。現時点での思いを述べさせていただきます。

 

1.「事件そのものに関しての抗議・要望」

① 座敷牢に入れていたことは、人間としての尊厳を奪う行為です。その上死に至らしめたことは、断じて許すことが出来ません。このことに断固抗議します。

② なぜ行政、児童相談所などの介入ができなかったのか、行政・児相などの対応に疑問を感じます。何らかの介入があれば本人の命や尊厳を奪われなかった可能性があります。親に対しても正しい支援があればこのような悲劇は起こらなかったと考えます。今後二度とこのような事件のないよう行政・児相の対応の改善を求めます。

③ 一部報道では、子供の頃から体中に痣があったり、いつも同じ服で可哀想だった、暴れるようなことはなかったなど、元同級生のインタビューなどが報じられています。事実であれば幼少期からの虐待が元で精神疾患を発症した可能性があります。虐待の事実を明らかにするとともに、虐待に対しては断固抗議します。学校、教育委員会は虐待に敏感になり、疑いがある場合の対応改善を求めます。

④ 15年間に及ぶ監禁・虐待は例えどのような理由があろうとは許すことが出来ません。事件を起こした両親に対しては人の命と人生を奪った罪の重さを認識するためにも、決して減刑嘆願などを起こさないよう強く求めます。

⑤ 現在両親は監禁と保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕されていますが、17年間に及ぶ監禁と人間性を奪う虐待、そして命を奪ったことに対する罪と量刑が適当なのか。今後の裁判を注視したいと思います。

⑥ 監禁されて家の中の様子がわからなかったとはいえ、隣近所、親戚、友達などがなぜ異変に気付かなかったのか疑問と憤りが残ります。他人事という一人一人の無意識の個人主義や、結果として「何もしなかった」「何もできなかった」ことに抗議します。

 

2.「社会に対しての問題提起と要望」

① 今回の事件で精神疾患があるなら病院に入れたらよかったという意見をテレビなどのメディアで聞くことがあります。健康なら地域社会、病気・障害なら病院・施設という考え方は社会的入院を増やし、人と人との分断を生み、精神障害者への差別と偏見を生みます。また分断は障害者のみならずすべての人間にとって平等であること、助け合うことなどを奪うことになります。メディアは安易に人と人との分断を生むような発言を控えてください。

② 自宅で監禁・虐待を受ける障害者は現在も今回の事件に限らず存在します。特に精神・知的障害、言語障害などコミュニケーションが取りにくい障害者に対する虐待は数多くあります。精神科病院では日常的に「暴れるから」「手に負えないから」という理由で監禁・拘束が行われています。障害者への監禁・拘束が二度と起こらないよう、今回の事件を風化させることなく、精神障害者の人権侵害について問題化することを求めます。

③ この事件には日本の閉鎖的な家制度が、近所の人々、親戚、友達などの介入を許さなかった一因であると考えます。家族のことは家族の責任というのではなく、地域社会全体でお互いに支え合い、子供を育てるシステムと人の意識の変革を求めます。

④ 明治時代には国が「座敷牢」を認める法律を作り、戦後も精神保健の名のもとに、隔離・拘束、虐待が「治療」として日常的に行われています。そのような背景がある中で、今回の事件は、両親が「精神障害で暴れるから監禁した」と話しており、精神疾患を持ったら監禁しても仕方がないという明治以来の精神障害に対する誤った考え方があったと思われます。私たちはどんなに重度の精神疾患があっても、自分の住みたい地域で医療や自立のための支援を受けながら暮らしていく権利があります。地域で自立して生きていくための介助や相談などの公的なサービス、地域での支え合い、患者の尊厳を奪うことのない透明性のある、本人を守るための医療が必要です。

⑤ 親を追い詰めたのは、社会そのものです。家族に対しても相談支援など精神障害者が一人の人間として尊重されるためにも家族支援は当事者の支援とは別に確立する必要があります。

⑥ 精神障害者と家族に対する地域社会の差別をすべての人が今一度考えて欲しいです。例えば、日本の家制度の閉鎖性と事件について、親に対するフォローがなかったこと、本人に対する繋がりがなかったこと、「関わらなかった市民」の罪、などです。全国の市民一人一人の問題であり、未然に防ぐことが出来たかもしれないし、社会が変わっていかなければ今回のような事件の再発を防ぐことは出来ません。

⑦ 国や行政、病院に対して二度と監禁などが行われることのないように公的なサービスを充実し、地域社会に広めていくことを求めます。

 

呼びかけ人:自立生活センターで活動する精神障害当事者の有志(順不同)
吉岡利明 ( CIL下関 )
児玉朋己 ( 障害者生活支援センター・おのころ島 )
船橋裕晶 ( 自立生活センターリングリング )
田島裕美 ( 八王子精神障害者ピアサポートセンター )
竹沢幸一 ( 八王子精神障害者ピアサポートセンター )
陶延彰   ( 自立生活夢宙センター )

連絡先:
自立生活センターリングリング
兵庫県神戸市兵庫区中道通6丁目3-12-101
TEL/FAX 078-578-7358 E-mail ring-ring-kobe@extra.ocn.ne.jp  担当:船橋

八王子精神障害者ピアサポートセンター
東京都八王子市明神町4-14-1 3F
TEL/FAX 042-646-5040 E-mail peersup_7777@hotmail.com  担当:竹沢

賛同人一覧(順不同):
加藤真規子 ( NPOこらーるたいとう )
高原里緒 (北部自立生活センター 希輝々 )
山口江妙子   (NPO自立生活支援センター フリーダム21 )
瀧柳洋子 ( 基準該当事業所 「新しい空」代表 )
泉州☆精神障害者倶楽部 『青い鳥』  連絡先 大野忠雄
齋藤あきら
吉田みち(自立生活センター三田)
自立生活センター三田
橋本紗季(自立生活センターリングリング)
植田美樹
特定非営利活動法人沖縄県自立生活センター・イルカ
北部自立生活センター希輝々
自立生活センターインクルーシブ
自立生活センターまんた
自立生活センター南十字星
ピープルファーストハイビスカス
障がいのある人もない人もいのち輝く条例づくりの会
鷺原由佳(DPI日本会議)
CILだんない
大門広明
大門友穂(自立生活センターリングリング)

 

事件に関する精神障害当事者のコメント

吉岡利明 ( CIL下関 )
「1900年精神病者監護法は、相馬事件をきっかけにできた日本初の精神病者に関する法律。精神衛生法(1965年)まで続いた。患者の監禁を(私宅監置の合法化)、治安維持中心の考えで構成されている。医師の診断の義務はない。平成に入って2002年にこの寝屋川事件は始まった。私がくしくも前年に社会復帰のために援護寮に入所した翌年にこの事件は起きた。私の自立の始まりの翌年から、私宅監置され、私にはこの事件は運命的な事件に感じた。特に21世紀になっても私宅監置があることに驚きを感じた。」

児玉朋己  ( 障害者生活支援センター・おのころ島 )
「精神疾患を患っていたから監禁した、という言い訳には憤りを禁じ得ません。精神病者なら監禁しても許されるという思い込み・ドグマを、この日本からなくしたいと強く感じます。精神病者に対する監禁・拘束の不当性について、この事件をきっかけに深く議論が行われるのを期待します。」

船橋裕晶 ( 自立生活センターリングリング )
「亡くなった被害者の女性は、どれだけ絶望の中で死んで行ったのだろうか。彼女は親からも地域の誰からも愛されず知られず、人としての尊厳を奪われ、たった一人孤独に飢え・凍死しなければならなかった。
しかし、同じように病院で強制的に監禁・拘束され、時には虐待を受け、それが「治療だ」「精神障害者だから仕方がない」「暴れるから仕方がない」と人の尊厳を奪う行為も肯定され、途方にくれている「精神病者」が何万人も社会にはいるのだ。監禁や拘束は一体誰を守っているのだろか?このような事件を繰り返さないためには、一人一人が差別や常識について考え、違いを受入れ近づき合わないといけない。」

竹沢幸一 ( 八王子精神障害者ピアサポートセンター )
「誰もが地域で自立生活が出来るようにしたい。障害者を閉じ込めても仕方ないと言う風潮には断固反対です。」

陶延彰( 自立生活夢宙センター )
「今回はこのような事件がおきてしまい、いち精神障害者としてすごく驚いたのと娘さんの不遇な結末に心を痛めております。親が子どもを監禁をしたり食事を充分に与えなかったりしたのは犯罪ですが、私は精神疾患の人に対する対応の無知さなど別の問題にも焦点をあてるべきだと考えます。またこの家族に対して、適切な時期に周囲の人による適切な支援があれば全然違った結果になったのだろうと思います。」

山口江妙子 ( NPO自立生活支援センター フリーダム21 )
「精神の病の人は気が狂っている、恥ずかしい病ではありません。どうして隠さなければならなかった、どうして監禁されなければならなかったのでしょうか。被害者の女性がどんな思いで亡くなっていったのかを考えると心が痛みます。一人の人間として見られていない。まだまだ、精神の障害者に対する偏見や差別はきつい。この事件のことを忘れないで、いろいろなところで議論されることを望みます。」

Posted on 2017年11月21日

振込用紙のコメント

急に寒くなり、暖房器具を出しました。
みなさんも、お風邪などに気をつけて
くださいませ。
心がじんわり温まるコメントを
ご紹介させていただきます。

◆自分も高齢になり協力を。貧者の一灯です。よろしく。(東京都練馬区)
◆今年もあちこちで災害が起こりました。心が弱者のもとに皆様の働きで届きますように。北アルプスの山奥からのささやかな風です。(長野県松本市)
◆いつもお便りありがとうございます。これを読むと、皆さんとのつながりが実感できます。いろんな風を吹かせてください。(東京都荒川区)
◆お世話になります。活動の方、よろしくお願いします。(東京都荒川区)
◆細く永く応援したいと思っています。(兵庫県神戸市)
◆少しですが、何かの力になれればと思います。永さんが近くにいてくださると思います。(神奈川県川崎市)
◆「想い」をわずかですが、つなげていければとお送りします。(千葉市)
◆永さんの一回忌にと思っていたのに、遅くなりました。友人がいるところが台風で被害。少しですが気持ちが届きますよう。〈静岡県御殿場市〉
◆東北の原発の被害が、早く回復するように祈っています。(京都府木津川市)
◆今年もいろいろな災害が起こりました。これ以上起こらないように祈りたいと思います、(静園県浜松市)
◆台風の災害が各地で起きていて、心が痛みます。一日も早い復興をお祈りしています。(千葉県松戸市)
◆90歳の義母の見守りをしています。すべて、地域の助け合いが大事ですよね。(石川県金沢市)
◆いつもゆめ風通信をありがとう。気まぐれ的な寄付しかできませんが。よろしく。(大阪府茨木市)
◆人の力を信じて・・・。(神奈川県相模原市)
◆使われない要支援者名簿のことを真剣に考えないといけない。(滋賀県守山市)
◆助け合いの備えとして(埼玉県所沢市)
◆いまだに「永六輔」さんがなくなってしまった「むなしさ」をひきずっています。(千葉市)
◆臨時収入がありましたので・・(三重県いなべ市)
◆各地の支援に役立てください。(大阪府寝屋川市)
◆河野秀忠さんのご逝去わ謹んでお悔やみ申し上げます。彼の遺志が継がれていきますように。(兵庫県宝塚市)
◆天災に加えて最近は政治や社会的な「人災」も・・・。正念場ですがふんばりましょう。(大阪府吹田市)
◆皆様の健康を心から祈っています。(愛知県愛西市)
◆風だよりを送っていただき、ありがとうございます。心温まります。(広島市)
◆お金を稼げたのは、世の中に生を受けたから。運を世の中のために使ってほしい。(滋賀県東近江市)
◆2人共80代になりました。いつまで基金できるかな。みなさん、お元気ですか?(大阪府高槻市)
◆河野さんのことはとても残念です。ゆめ風基金の活動をリードしてくれたはず。私たちも思いを引き継いでいきたいです。(徳島県阿波市)
◆支えあう気持ちを大切に、温かい社会をめざしたいです。(神奈川県川崎市)
◆台風18号災害にあわれた障がい者のみなさまが守られますように。(京都府長岡京市)
◆粘り強い活動に心揺さぶられます。(大阪府高槻市)

Posted on 2017年11月17日2017年11月17日

むくのき学園でHUG(避難所運営ゲーム)などやってきました!

」むくのき学園 小学五年生の教室に招かれて

その①人権学習

秋晴れではないけれど、すがすがしい朝の空気いっぱいの11月1日、児童たちと一緒に登校!
同い年の同期入社のゆめ風基金、障がい当事者事務局員・長崎女史と福本、
「子供ってかわいいな。うちら、小学校の時に出会っていたら、どうなっていたんやろ」と微笑しながら教室に入っていく。

長崎氏が企画出演したテレビ番組・パリバラ「車いすユーザーの障害者が町で暮らしていたら、一日何回ーすみませんーというのか」を生徒さんと観る。

その後、2つの班に分かれて福本、長崎それぞれが語り始める。
私には「障害者は何に困っているのか?どんな暮らしなのか?結婚はしてるんですか?USJに行ったことはありますか?お休みの時はとんなふうにすごしているんですか」などの質問。
素朴で深い問いにたじたじしながらもお答えしていく。

最後は福本と一緒にキーボードを演奏し、歌を歌って終了~!

「人間同じこともあるけれど、違うこともある」ことを知ってもらえるきっかけになったかな。そうなら嬉しいのだけど。」と2人、校門をあとにしました。

その2「HUG(避難所運営ゲーム)・小学生版」

次の週の土曜日11日は「小学生版 HUGゲーム」を行いました。地震が起き、小学校を避難所にする設定で、いろいろな状況を持つ人を避難所のどこに配置していくか考えるゲーム。「犬と一緒の人」「盲導犬を連れてきた人」「耳が不自由な人」「車いすの人」などなど、その人の立場に立って、どこの位置だと過ごしやすいかを想像していく。「妊婦さん」と「子連れのお母さん」は近いほうかママ同士の話ができるかもしれない。車いすの人とおばあさんはトイレの近くがいいと思う。などなど子供たちの洞察力ややさしさに触れました。

⇓タブレットや電子黒板を使って、体育館の図面にイラストを置いていきます。うちらの時代には、当然ですがなかった・・・

↑わいわいがやがや、の中から、思わぬ知恵が飛び出します

 

この日は、防災避難訓練も兼ねていて、親御さんが子供を迎えに来るという「引き取り訓練」もこの後行われていました。防災をキーワードにした、このような取り組みが広がっていけば、いろいろなひとが地域で住みやすくなるのにな。

by 福本

 

 

Posted on 2017年11月8日2017年11月8日

【仮設住宅入居状況】岩手 宮城 福島

仮設住宅入居状況の情報をお伝えします。

現在、応急仮設住宅(プレハブ住宅、民間の賃貸物件の借り上げ住宅)入居者の数は、以下のようになっています。
岩手県 9,181名(2017年9月30日、岩手県ホームページ)
宮城県 10,571名(2017年9月30日、宮城県ホームページ)
福島県 16,110名(2017年10月31日、福島県ホームページ)

ピーク時より減ったとはいえ、現在でも仮設住宅で生活されている方が多くおられます。
また、福島県は原発事故の影響も大きく、避難者の数が多くなっています。
そして、福島県内、県外に避難した方の中には、国の避難指示解除・住宅無償提供終了に伴い、避難した借り上げ仮設住宅や公営住宅から出たくないにも関わらず、退去せざるを得ない方々も多くいらっしゃいます。

東日本大震災、そして引き続いた福島第一原発事故の影響は今なお色濃く残っています。ゆめ風基金は、東日本大震災および原子力災害による被災障害者支援を行っております。
お困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。

事務局・東

【ゆめ風基金事務局・連絡先】
〒533-0033大阪市東淀川区東中島1-13-43-106
メール:yumekaze@nifty.com
電話:06-6324-7702
ファックス:06-6321-5662

Posted on 2017年10月23日

台風21号の被害に遭ったみなさまへ

昨日、日曜日は、大阪も、早くから警報が出たり、避難指示のメールがきたり・・・
「3日分の食糧を備えておいてください!」とある天気予報士がテレビで言っていたので、
投票も買い物も土曜日中に終えてマンションに籠っていました。

改めて、各地で甚大な被害に遭った皆様にお見舞い申し上げます。

この台風で被害に遭われた障害者の作業所や事業所がもしありましたら、ゆめ風までご一報頂ければと思います。

皆様の情報をお待ちしています。

(な)

Posted on 2017年8月18日2017年8月18日

第4回ゆめ風であいましょうin大阪<感謝と希望の集い>そして被災地はいま・・

残暑お見舞い申し上げます。

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

7月15日のろうきんホールの集いから、はや、ひと月。

集いの様子を近畿ろうきんさんが、詳しくレポートしてくださってい

ます。どうぞこちらをごらんください。↓

http://www.rokin.or.jp/event/2017/2308/

☆九州豪雨被災地では、まだまだ泥だし、片付けといった活動が続いています。
神戸のNGO協働センターさんの被災地報告をご紹介します。こちらをごらんください。
http://blog.livedoor.jp/kyodocenter-kyusyugou/archives/3141154.html

被災地障害者センターくまもとも、震災後1年4ヶ月が経過した今も救援活動を続けています。
8月はじめの報告です。↓

【聴覚障害のある方の一軒家の片付け一旦終了】
半壊の一軒家が8月に解体されるということで、聴覚障害のある方から4月に片付けの依頼があり、本日終了しました。片付けに入った回数は13回、ボランティアの延べ人数は45人になります。
昨年の地震の後、避難所が分からず余震が続く中一週間家におられたこと、一週間後に民生委員が来て、家のすぐ近くに避難所があることを初めて知ったこと、家族三人が40年住んだ家をほぼ一年間一人で片付けていたが全然進まなかったこと・・。お話が好きな方で、子どもの頃の話や仕事の話などいろいろしてくれて、楽しい時間を共有しました。
今後の住居については決めかねていらっしゃいます。老人ホームに入ろうか、生まれた土地に戻ろうか・・。みなし仮設の期限はあと一年と迫っています。自然災害により突然人生が変わり、前が見えずに立ち止まっていらっしゃいます.
※写真は、二枚目が片付け前、5枚目が片付け後の様子。最後の写真は庭のモチモチの木と高砂百合、後二~三日で咲きそうです。

写真はこちらをごらんください。
https://hisaitikumamoto.jimdo.com/

Posted on 2017年8月1日

千夏のちょっと行ってきました

NPO法人 自立支援センター「ばあとなあ」企画・主催の「日中活動 生活介護事業所フレンズ」での交流会に行ってきました。

近鉄奈良線 「若江岩田」から住宅地を抜け、田畑と空を見上げながら、車いすを押してくれている東さんと到着。大きな工場が外装の建物は、80年代のドラマを想わせる。
「あのー。障害者、健常者関係なく人がこれだけ集まっていたら大変じゃないですか」見学のあとの交流会で私は恐る恐る聞く。
「人間関係は・・・ ポジティブに楽しんでます。福本さんもすごい楽しそうやん」「はい、こうして誰かに会えるのは楽しいです。職場でも、苦しみながら楽しんでますよ。」と私。「なんや、それ」と大笑いしたので、さらに伺う。
「ここって妙に落ち着く不思議な空間なんですけど、工賃とか出ます?」「おっ福本さんも来るか?工賃は 来た日数がけ。人によって変えたりはしていない。何ができてもできなくても均一工賃や。ショートステイのベッドもあるで」
「ここ、平地で安全そうですしね。あっ防災活動とか何かしてます」
「地域との関わりが大事でしょ。夏祭りに参加したり、避難訓練に合流してる。避難所になっている小学校に、みんなでワーッと行くと授業中だったりしてね。子供ががやがやするのをひそかに楽しむ悪い大人です(笑)地域の消防署を呼んでする消火活動もなかなかのもん。イメージではなく、実際目の前で消火器を抜いたら、あっ日頃から気をつけようって思うもんです。どや」
「はい、完璧です。ご協力ありがとうございました」
「あはは、一応仕事もしはるやん。また遊びにおいで」と見送られる。

追記 行きと帰りの少し長く揺られた電車の中で考えたこと
NPO法人「ばあとなあ」は、視覚障害者・故 楠敏雄氏・自立の家つばさが発しょうである。当時、作業所の役割を評価していなかっった、むしろ否定的だった自立障害者の先駆者的な彼が、なぜ、この場所をつくったのか(・・?

楠氏の追悼記を開いてみると。彼がたてた作業所の基本的な要件は、三つだ。
◆平等性の原則・・・障害者―健常者の関係を問い直し・雇うー雇われるの関係、指導されー指導する関係の否定し障害者が地域で共に生きる関係の創造する。
◆,自立性の原則・・・障碍者の自立を目指し、障害者のあるがままの生き方をつきだしつつ、経済的にも自立できる労働の場、生活の場をめざす。
◆開放性の原則・・・閉鎖性を克服し、地域の様々な人々に解放された場。差別と闘うために地域の拠点となることを目指す。
これを私なりに解釈すると、障害者であって何が悪い。精一杯のありのままを受け入れ、みんなにもその姿を見てもらいなさい。ここはそんな場所なんだよ。こんな具合になる。
楠氏の「たかが作業所 されど作業所」
これもあの頃も今も生き場の少ない障害者が、置かれている状況を表した切ない言葉である。
いつの時代も、だれも、これで良しなんて思ってはいない。
制度ができ、制度に思いがのみこまれそうになろうとも、
現実にむき会いながら、明日を夢見て生きたい。
それは、きっと人とであい、つながり続けることでしか可能にはならないのだ。
このことに気付かせてくれた「ぱあとなあ」という場所に感謝である。

遅ればせながらの ふくもと ちなつ

Posted on 2017年7月19日2019年11月22日

7/12 おおさか災害支援ネットワークに参加しました!

7/12日、なんばIサイト(アイサイト)で、「第10回 おおさか災害支援ネットワーク」が開かれました。
大阪府内の企業や社協、ボランティア団体などが集まり、日ごろから連携を取りあい、災害が起こった場合には、それぞれの特徴、特技を活かすネットワーク作りが目的です。

ゆめ風からは、私・長崎と、東が参加しました。
今回は、22団体が持ち時間12分で自分たちの活動をプレゼンテーションしました。
(参加団体はもっとありました)

なんとなく活動をしているのは知っているけど・・・という団体の概要を詳しく知るいい機会でした。

ちょうど九州豪雨災害の直後でしたので、いち早く現地に入った団体からの報告は、皆さん、食い入るように聞き入っていました。

改めて、災害はいつどこで起こるかわからないからこそ、日ごろの連携=顔の見えるつながりが大事だと確認し合った会合でした。

次回の開催は未定ですが、皆さんも良かったら参加されてはいかがでしょう??
新たな団体や活動の連携ができるかも!

 

 

Posted on 2017年7月7日

九州豪雨災害について

このたびの豪雨災害で犠牲となられたかたに、心から哀悼の意を表します。

また、被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。

ゆめ風基金は、ただいま現地の様子を情報収集中です。
障害者関係の被害状況をご存じのかたがいらっしゃいましたら、

yumekaze@nifty.com

へ、ご一報くださいませ。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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