むくのき学園でHUG(避難所運営ゲーム)などやってきました!

」むくのき学園 小学五年生の教室に招かれて

その①人権学習

秋晴れではないけれど、すがすがしい朝の空気いっぱいの11月1日、児童たちと一緒に登校!
同い年の同期入社のゆめ風基金、障がい当事者事務局員・長崎女史と福本、
「子供ってかわいいな。うちら、小学校の時に出会っていたら、どうなっていたんやろ」と微笑しながら教室に入っていく。

長崎氏が企画出演したテレビ番組・パリバラ「車いすユーザーの障害者が町で暮らしていたら、一日何回ーすみませんーというのか」を生徒さんと観る。

その後、2つの班に分かれて福本、長崎それぞれが語り始める。
私には「障害者は何に困っているのか?どんな暮らしなのか?結婚はしてるんですか?USJに行ったことはありますか?お休みの時はとんなふうにすごしているんですか」などの質問。
素朴で深い問いにたじたじしながらもお答えしていく。

最後は福本と一緒にキーボードを演奏し、歌を歌って終了~!

「人間同じこともあるけれど、違うこともある」ことを知ってもらえるきっかけになったかな。そうなら嬉しいのだけど。」と2人、校門をあとにしました。

その2「HUG(避難所運営ゲーム)・小学生版」

次の週の土曜日11日は「小学生版 HUGゲーム」を行いました。地震が起き、小学校を避難所にする設定で、いろいろな状況を持つ人を避難所のどこに配置していくか考えるゲーム。「犬と一緒の人」「盲導犬を連れてきた人」「耳が不自由な人」「車いすの人」などなど、その人の立場に立って、どこの位置だと過ごしやすいかを想像していく。「妊婦さん」と「子連れのお母さん」は近いほうかママ同士の話ができるかもしれない。車いすの人とおばあさんはトイレの近くがいいと思う。などなど子供たちの洞察力ややさしさに触れました。

⇓タブレットや電子黒板を使って、体育館の図面にイラストを置いていきます。うちらの時代には、当然ですがなかった・・・

↑わいわいがやがや、の中から、思わぬ知恵が飛び出します

 

この日は、防災避難訓練も兼ねていて、親御さんが子供を迎えに来るという「引き取り訓練」もこの後行われていました。防災をキーワードにした、このような取り組みが広がっていけば、いろいろなひとが地域で住みやすくなるのにな。

by 福本

 

 

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