防災活動紹介:豊中市立文化芸術センター避難訓練

豊中市立文化芸術センター(以下、「文芸センター」)は、「文化芸術活動に取り組む市民の発表や舞台芸術の鑑賞の機会を提供し、市民とともに文化芸術を新たに創造・発信していくことをとおして、心豊かな市民生活や活力ある地域社会の実現に寄与する拠点施設となることをめざし」、2017年1月にオープンしました。

豊中市HPより)

今回は、ゆめ風を応援くださっている「国際障害者年を機に「障害」者の自立と完全参加をめざす豊中市民会議」(以下、「国障年・豊中」)からお誘いいただき、12月12日、文芸センターで初めてとなる障害当事者と共同での避難訓練に参加させていただきました。

参加された障害当事者は車いすユーザーが3名、視覚障害の方が1名。
避難訓練自体は30分ほどで終わりました。文芸センター内から出火の想定で、まず防災ベルが鳴り、避難のアナウンスがあり、1階玄関前まで避難しました。

当事者は2階と地下1階にいるという想定で、施設スタッフが当事者のもとへ駆けつけ、避難誘導が行われました。2階から1階への移動はエレベーターで、地下1階から1階の移動は地下駐車場のスロープを使い行われました。

参加された当事者に話を伺うと、避難誘導は比較的スムーズでしたとのことでした。

 

「しかし地震で停電し、エレベーターが使えなくなった場合はどうするのか?」と、施設の方への質問が相次ぎました。

施設の方の説明では、担架を使うとのこと。

(写真中央が担架)

しかし当事者からは、
「私は脳性麻痺で不随意運動が強いので、ベルトを何本も使って車いすに体を縛りつけているんです。担架に移ることも無理だし、たとえ慣れている介助者でも担いでもらうこともかなり無理があります。また電動車椅子なので、車椅子自体を担いでもらって階段を下りることも難しい」との声や、
「私は脳腫瘍と頚損ですが、脳に管が入っているので担架に移ることも難しい
との発言がありました。

 

避難訓練の実施を申し入れた国障年・豊中の中田泰博さんからは、最後に以下のように呼びかけがありました。
今回の避難訓練は初めてのものだったので、きちんと失敗してもらいたかった。障害特性によって避難時にどのようなことで困るのか、ということは当事者によってそれぞれ違います。
特にエレベーターを使って2階から1階に降りることが想定され、避難訓練がただ”無事”終わってしまったことがショックでした。
避難訓練は、障害当事者を含めさまざまな人に参加してもらい、失敗を繰り返して少しずつ災害時に一人でも困らないようにするために、継続して行う必要があります。
まだスタートラインに着いたばかりです。
今後とも、協力して障害当事者を含めた避難のあり方を模索していきましょう

ゆめ風基金としても、今後も各地の障害者防災の取り組みを紹介することで、災害時障害者の困りごとが少しでもなくなるよう動いていきます。

事務局 東

東北訪問報告

※今年10月、ゆめ風基金理事の八幡が岩手、宮城、福島を訪問しました。報告を掲載します(ゆめ風基金季刊誌『ゆめごよみ風だより81号』より)
※『ゆめごよみ風だより』は、ご希望の方にお送りいたします。事務局(メール:yumekaze@nifty.com/電話:06-6324-7702
)までご連絡ください


東北訪問報告

未だ3万軒を超える仮設住宅が存在しているという東日本。
震災から6年半が経過した今も被災そのものの状況は、あまり変わっていません。
今回現地から助成金の申請もあり、岩手、宮城、福島と訪問してきたのでその報告をさせていただきます。

 

進まぬ復興

(陸前高田市の一本松茶屋からの風景。土砂が高く積み上げられている)

10月16日から3泊4日で被災地を訪問してきました。初日についた岩手県宮古市では役所が津波被害にあったことから、移転工事が始まっていて、駅の裏は大掛かりな工事をしていました。

現在盛岡‐宮古間の列車は2015年の大雨の影響で土砂崩れが発生し、今も動いていません(本通信が届く12月にはようやく再開の見込みです)。また宮古‐釜石間も津波被害により未だ不通であり、こちらは来年にJRから三陸鉄道に事業者を変えてようやく再開するということです。

岩手で被害の大きかった山田町、大槌町、陸前高田市などをまわってきましたが、やはり流された街の復興には程遠い状況です。山田町は地面のかさ上げをせずに10mほどの堤防を整備する計画を進めていますが、スーパーの移転や市営住宅の建設など一部が進んでいるだけです。陸前高田市は堤防とともに町全体も10mほどのかさ上げを行っていて、大半がいまだ造成中です。

 

全村避難の川内村

(福島県川内村のサロンどじょう。現在障害者8名ほどが通っている)

4日目に訪れたのは福島県川内村にあるサロンどじょうです。川内村は村内全体が原発から30キロ圏内にすっぽりおさまるところに位置しています。一時は全村避難のため、入所施設にいた障害者も施設から出て家族とともに村外へ避難しました。

しかし1年たって帰村宣言が出されました。住民登録人口の3,038人のうち2,196人が帰村しました(2017年9月1日現在)。しかし入所施設にいた人たちは施設が運営を辞めたので、行くところがなくなってしまいました。そこでとりあえず障害者の居場所づくりをしようということで立ち上げられました。未だ正規の福祉サービスにはなっておらず、国の震災支援事業の補助金で運営していますが、それも間もなく打ち切りになるので早く就労継続事業としてスタートしたいと話されていました。

次回にもう少し詳しい報告をさせていただきますが、本当に復興には程遠いと感じる訪問でした。

原発事故避難者の総会に参加しました

ゆめ風事務局の東です。

12月17日、原発事故避難者団体(Go West, Come West!!! 3.11東北・関東 放射能汚染からの避難者と仲間たち)の総会に参加しました。
当日の様子をまとめた動画をご紹介します。

当日は、さまざまな避難者の声を聞くことができました。
日本では、いまだ原子力緊急事態宣言が発令中であり、原子力災害は継続中です。
しかし、メディアからは原発事故被害者、そして避難者の声は、ほとんど伝えられることがありません。
ぜひ聞いていただければと思います。

ゆめ風基金では、東日本大震災および原発事故で被災した障害者の支援も行っております。お困りの方はご連絡ください。
今後ともよろしくお願いいたします。

【動画】

「ゴーウェスト第一回総会vol.1」
https://www.youtube.com/watch?v=anMlzURzVx8

「vol.2」
https://www.youtube.com/watch?v=4QMkRCY8HG8

「vol.3」
https://www.youtube.com/watch?v=lh11SmWINeI

※個人的には、vol.3の15:30頃~の佐藤さん(群馬からの避難者)の話には目頭が熱くなりました。
※福島はじめ東日本には、原発事故の影響で苦しい状況にある方々が今でもたくさんおられます。一方、そこから避難した方々も多くおられ、避難先で苦しい状況にある方々も多くおられます。
総会には、関東からの避難者も多く参加されていました。
実際、国の発表によると、2011年の福島第一原発事故によって、福島県だけではなく東日本の広い範囲に放射性物質が降り、被害を受けました(実際一例ですが、事故後福島県、宮城県、岩手県だけでなく、関東圏の栃木県、茨城県、群馬県、千葉県、埼玉県でも大規模な除染作業が行われました)。

 

【ゆめ風基金事務局・連絡先】
〒533-0033大阪市東淀川区東中島1-13-43-106
ホームページ:http://yumekaze.in.coocan.jp/
メール:yumekaze@nifty.com
電話:06-6324-7702
ファックス:06-6321-5662

振込用紙のコメント紹介

たくさんの温かい声 ご紹介させていただきます。

◆父の命日に毎年しております。今年もみなさまに感謝を込めて。(東京都品川区)◆大変な世の中になりましたが、微力ながら応援しています。(福岡県北九州市)
◆はり灸レンジャーです。ポジ祭の売り上げの一部です。ありがとうございました。(岐阜市)
◆永さんとえい縁の会 ゆめの風 (東京都中野区)
◆東日本震災が税制に?(富山県魚津市)
◆永六輔の伝言」という本で改めてゆめ風基金の発足を認識しました。少しですがお送りします。(神奈川県川崎市)
◆二回目の基金です。お役立てください。(東京都江戸川区)
◆戦争が起こりませんように。(三重県伊賀市)
◆ささやかですが、ミニバザーの収益金です。(大阪市)
◆これからも応援しています。(東京都国分寺市
◆弟が12月亡くなり、がっかり寂しい毎日です。永さんの本を読んでいます。(東京都足立区)
◆応援しています。忘れないために誕生日あたりに送金します。(北海道中川郡)
◆皆様が楽しいクリスマス・お正月を過ごせますように。(神奈川県相模原市)
◆クリスマス献金です。(千葉県鎌ケ谷市)
◆ほんのおきもちですが、お役立ていただければ嬉しいです。(東京都立川市)
◆本年、台風被害を受けられた障碍者のみなさまの救済活動にお使いください。(兵庫県宝塚市)
◆ 熊本も大変 福島はアンダーコントロールされてない。(大阪市東住吉区)
◆河野さんが逝って終われたことは、ただただ残念ですという言葉でしか見つかりません。(神戸市)
◆政治がもっと支援してほしいですね。(山梨県北杜市)
◆人権週間記念のつどいで、お笑い寄席を見てきました。寒さを乗り切りましょう。(大東市)
◆2018年が平和でありますように。(千葉県四街道市)
◆「ゆめごよみ」№81精読。自分も日常全力を尽くそうと思いました。(東京都杉並区)
◆天と地と人をつなぐ風のように。(埼玉県所沢市)
◆「多様性」などと言われていますが、障害者を排除する意識はなかなか変わりませんね。(埼玉県富士見市)
◆コツコツとつながっていく事を願っています。(北海道夕張郡)
◆寒くなりました。みなさまもお体に気をつけてください・(北海道旭川市)
◆河野さん、ありがとうございました。(大阪市北区)
◆今年もいろいろな災害が起こりました。少しでもお役に立てればと思い続けます。皆様お身体お大事に。(千葉県佐倉市)
◆今年一年無事健康に過ごせました。お礼の気持ちです。(京都府相楽郡)
◆もう12月です。どうぞ御身体大切にされますよう、’(宮城県仙台市)
◆社会保障の切り捨て、憲法改定許せません。3000万署名頑張っています。(愛知県あま市)
◆町内会の役員の一人として、今年防災訓練に関わりました。町内には高齢の方も多く、配食も必要だと思いました。(静岡市)
◆もうずく、84歳になります。元気でいられることに毎日感謝して過ごしています。(千葉県習志野市)
◆河野秀忠さま、あの世でも同じように暴れ続けてください。(大阪府高槻市)
◆富山で牧口一二様の力強く生きるお姿に接したのは私が60才の頃でした。今88歳になりました。どうぞお身体大切にされてください。(富山市)
◆今年被災された障害をお持ちのみなさま、メリークリスマス、そして良い2018年を(京都府長岡市)
◆様々な活動を続けてくださっていることに感謝しています。来年は穏やかな俊になるといいですね、(大阪市)
◆教会全体で街頭募金。子供たちも頑張って基金活動。(大阪府枚方市)
◆今年も病気することなく過ごせたので (兵庫県宝塚市)
◆追悼 永六輔様 (大阪府門真市)
◆障害のある里子を育てています。ほんの少しですが、なにかの力になれば。(石川県金沢市)
◆ご検討をお祈りしています。良いお年をお迎えください。(神奈川県相模原市)
◆人と人をつなぐ、支えていく夢、風に協力します。(東京都杉並区)
◆いつもお便りありがとう。牧口さん!がんはって。(大阪府豊中市)
◆皆様のご活動、そしてお便りはとても励みになります。(東京都荒川区)
◆還暦です。今もユメカゼは心にあります。(三重県伊勢市)
◆新しい年が何事もなきよう祈ります。(群馬県前橋市)
◆少しボーナスが入ったので。できる時に。(和歌山県西牟婁郡)
◆姉が車いす生活をしています。(石川県金沢市)
◆発達障害の人のためにお役立てください。(東京都練馬区)
◆スタッフの皆様、今年もお疲れ様でした。どうぞ良い新年をお迎えください。(兵庫県加古川市)
◆削られる福祉予算。増大する軍事費に憤りを感じます。(群馬県邑楽郡)
◆庶民に逆風吹く年末の活動の一助にしてください。
◆今年もあとわずか、悲しい自然災害が起こりました。平和に暮らせる日本になりますように。(新潟県太田市)
◆ゆめ風基金が少しでも強くなる手助けになればと。(さいたま市)
◆南海トラフ地震、他人事ではない。原発事故発生で百万人の命が・・(東京都八王子市)
◆寒さ厳しき折、皆様お体にお気をつけください。(西東京市)
◆先日の箕面での「コーヒータイムさんのお話を聞く会」よかったです。(大阪市西成区)
◆少しずつでもずっと続けます。(埼玉県越谷市)
◆東日本震災での支援のためにと思い、7年目になります。今年も夏祭り、秋祭りの売上げの一部歩送らせていただきます。寒い折、皆様ご自愛ください。(沖縄県名護市)
◆河野さん、寂しくてなりません。(大阪府茨木市)
◆これからもゆめ風基金が続きますように、祈っています。(大分市  )
◆ますます厳しい時代ですが、しなやかに自由に生きていきたいですね。負けないで。(大阪府茨木市)
◆障がい者の立場からの発言を忘れずにいたい。(神奈川県厚木市)
◆いつもゆめかぜだより、楽しみにしています。(東大阪市)
◆もっと世の中に広められたらなあと願っています。(東京都江東区)
◆前から寄付をしたいと思っていたのでうれしいです。千円なら賛助会員になりやすくて良いです。(埼玉県鴻巣市)
◆永六輔さんが亡くなり、ラジオからも骨のある番組が少なくなり、残念でなりません。(東京都台東区)
◆簡単に「解決」できないことに取り組み続ける皆さんの応援が、できることを感謝しています。(埼玉県小山市)
◆一身上の都合で、これが最後になります。これからも障害者たちのために頑張ってください。(京都市)
◆どうか良い年をお迎えください。(京都府宇治市)
◆いつもありがとうございます。(埼玉県春日部市)
◆通信いつもありがとうございます。不定期な寄付ですが・・・。(さいたま市)
◆ご苦労様です。少しでもお役に立てればと思い送らせていただきます。(東京都足立区)
◆そよ風って優しい響きですね。(熊本県宇城市)
◆大事な方を失った一年でしたが、志をしっかり継いでまいりたいものです。(滋賀県甲賀郡)
◆今年もお互い様をお送りできてホッです。(東京都世田谷区)
◆皆さまの明るい毎日に元気をいただいています。’(東京都練馬区)
◆皆様の活動は素晴らしいです。応援しています。お元気で続けてください。(新潟県上越市)
◆今年の冬は寒いとのこと。皆様、お体に気をつけてください。(神奈川県平塚市)
◆来年が災害のない年になりますように。(埼玉県戸田市)
◆ゆめ風を信頼しています。遠くから細く永く応援しています。(東京都江東区)
◆夫が亡くなって5年経ちました。私は元気に生きています。(岡山県津市)
年金生活者、日々の暮らしを簡ソ化しています。(東京都目黒区)
◆心にゆとりのある社会になりますように。(滋賀県東近江市)
◆牧口さん ひとりじゃありませんよ。私たちはずっと一緒に頑張りますよ。ゆめも風もとぎれるものではありません。(神奈川県湘南市)
◆良いお年をお迎えください。ご多幸をお祈りしています。(島根県雲南市)
◆お目にかかったことはないのですが、河野秀忠様の記事を読み目頭が熱くなりました。(愛知県名古屋市)
◆今年も家族4人が、:元気に過ごせました。「感謝を込めて」(静岡県三島市)
◆活かされている命を大切にして、今日を精一杯生きていきます。平和・愛・感謝 (大阪府高槻市)
◆あまり災害のない富山ですが、11月の台風で大変なことになりました。お役に立てたら幸いです。(富山県砺波市)
◆寒さの中で頑張るみなさんに連帯します。(京都府木津川市)

過去にならない出来事を抱えて生きる
人は親しい人の命の終わりに出くわすとき
自らに強く生きることを課すのかもしれない。
私たちと生きてくださり、
本年もありがとうございました。
引き続きご支援いただければうれしいです。
ゆ.め風基金 事務局スタッフ

振込用紙のコメントの紹介

誰かが誰かを想う気持ちをもつこと。
人として生まれた意味を、
振込用紙のコメントを通して
いつも学ばせて頂いてます。
ありがとうございます。

◆優しさがどんどん追いつめられ、ギスギスした関係が目立つ中、ゆめ風さんの活動は希望です。(千葉県船橋市)
◆障害者防災リーダー養成講座、北海道でもしてほしいです。自分にできることをし続けます。「SOSにこたえたい」じっくり読みます。(北海道札幌市)
◆災害は忘れることも。が、忘れられない。継続は力なり。(静岡市)
◆河野さんが旅立たれ、皆さんの悲しみはいかばかりかと。ご冥福をお祈りするとともに志を引き継がれていくゆめ風基金を応援します。(香川県綾歌郡)
◆災害が絶えない日本で皆様のお仕事はますます大切です。いざという時に備えて、がんばってください。(神奈川県横浜市)
◆今回も寄付できることに感謝します。(大阪市東淀川区)
◆毎回のゆめ風通信、楽しみにしています。(新潟県長岡市)
◆80歳過ぎた老女です。いつまでできるかわかりませんが、寄付いたします。(神奈川県横浜市)
◆実家の母が倒れ、半身まひに。どんな状態の人でも、最期までその人らしく過ごせる社会に。(長野県千曲市)
◆河野様に合唱。長きにわたるご活動に敬意と感謝。(滋賀県甲賀市)
◆ほんの少しですが、どなたかの笑顔につながればうれしいです。(東京都府中市)◆今月は私の誕生日です。こんなに長く生きられてありがとうの気持ちを表したくて。(石川県金沢市)
◆衆議院選に使われる税金の一部でも、復興のために使ってほしいと思います。(大阪市)
◆休み休みの入金ですが、応援してます。(大阪府高槻市)
◆必要なところに使ってください。(大阪府枚方市)
◆元気の気でしっかりと思います。(さいたま市)
◆永六輔さんへのご香典です。(山口県熊毛郡)
◆台風 なんの反応もできずに。(東京都渋谷区)
◆希望ある協力し合える場をつづけられるように。(東京都世田谷区)
◆どんな人も笑顔で生きていける社会になりますよう。(神奈川県横浜市)
◆春日部の話を風だよりにのせてもらって嬉しかったです。大した協力はできないけれど、いつもゆめ風を想っています。時には、町で出会う障害をお持ちの方にもお声かけしています。(東京都小金井市)
◆劇団「一の会」公演のお客様の心です。熊本震災・台風の被害にあわれた方々にお使いください。(東京都練馬区)
◆協力できることを喜びに感じています。(埼玉県川口市)
◆秋祭りバザーの収益金です。お役立てください。(大阪府豊中市)
◆皆様のご活躍をお祈りしています。(千葉県四街道市)
◆これからも、がんばってくださいね。(長野県大町市)
◆やっと秋晴れと言える貴重な青空から空気を頂いて。障害を持つ持たないにかかわらず、素直に喜べる環境にありたいです。あってほしいです。続けていられることに感謝。(滋賀県甲賀郡)
◆選挙の結果に頭を痛めています。どうしてこうなる?!(栃木県宇都宮市)
◆日ごとに寒くなります。お体大切になさってください。(滋賀県高島市)
◆中日新聞の日曜日に電動車いすで子育て中の伊是名夏子さんのエッセイをいつも読んでいます、伊是名さんの考えていることや思っていることを知ることは、私たちにとって大切だと思います。(愛知県一宮市)
◆寒くなりました。少しばかりお手伝いさせていただきます。皆様もご自愛くださいませ。(神奈川県横浜市)
◆地球規模での災害がいろいろあり、住みにくい世の中ですね。皆様の活動がありがたく、心温まります。これからもよろしく。(大阪府寝屋川市)
◆大阪府下は台風の影響を受けませんでしたか?(大阪府枚方市)
◆みなさんは永く続けてください。私88歳になりました。「めでたくもあり、めでたくもなし」です。(広島県安芸郡)
◆「熊本からのボランティア募集SOS」知りました。参加できないぶん、活動基金にお役立てください。(大阪市)
◆リハビリ通院する高齢ですが、まだ動けることを感謝して・天災、人災が増えたような気がして心が痛みます。(北海道札幌市)
◆寒いです。心も寒いです。あたたかな世界になってほしいです。みなさま、お身体大切に(千葉県佐倉市)
◆夏祭りとバザーの収益です。被災された方にお役立てください。(大阪市生野区)◆応援してます。牧口さんの寄港にも共感してます。(大阪市城東区)
◆災害の多い年でしたが、体の不調な方がよい年を迎えられますように。(神奈川県横浜市)

千客万来!

12月15日の金曜日、事務局はなんと私(長崎)一人!
風邪でお休み・3人、事務局長は外出などなど。

一人での留守番は久しぶり~!
さあ、今日も頑張るぞ~!と思っていたら・・・

お客様が次々といらっしゃいました。
まずは、ボランティアさんが募金持って来てくださり、その後、「SOSを伝えたい」の購入代金を支払いに来てくださったり、社会福祉法人ゆうのゆう「音・on 」から利用者さん、ヘルパーさんが1年間集めてくださった募金を持ってきて下さり・・・毎年年末恒例となっていて、ありがたい限りです。

3人でパチリ!

 

真ん中のリョータ君は、向かって左側・中村さんの頭にちゅ!しています♥
もう、皆さん、笑顔がステキ!!!

皆さんも、気軽に遊びに来てくださいね!
(なんのおもてなしもできないかもですが・・・)

街頭募金活動ご報告!

寒風吹きすさぶ中、12月9日、恒例のなんば・街頭募金活動に参加しました。

気温は10度ですが、風が強くて・・・参加者もいつもよりは少なめ・・・・
それでも大きな声で道行く人に募金の呼びかけをお願い!

小さなお子さんが握りしめた100円玉。
「どーじょ!」の声に癒されたり・・・
「ゆめ風基金」を知らない人からもお預かりしたお金、被災地支援に使わせて頂きます。
募金にご協力してくださった皆様、ありがとうございました!

いつも準備などしてくれる「パーティ・パーティ」の皆さん、参加者の皆さん、お疲れさまでした!

風は冷たいけれど・・・人の温かさっていいよねと、改めて実感できた時間でした。

参加者  15人

募金額  48,218円

 

次回の街頭募金活動は、2018年3月10日です。
あの東日本大震災から7年、の前日に、それぞれの思いを胸に・・・ご参加ください!

 

 

 

 

 

益城町を訪れたOさんの報告~「忘れないでというか、実際に見て学んでもらいたい」~

ゆめ風基金を応援くださっている東京都在住のOさんが、21年ぶりに熊本県益城町を訪れたとのことで、電話で話を伺いました。熊本地震後の現状をOさんの視点でお伝えできればと思います。ご本人の了承のもと掲載させて頂きます。

Oさんより

私は、東京都在住の50代で障害当事者です。父と母が熊本県益城町出身で、去年亡くなった父の納骨のため、母とともに今年11月末、21年ぶりに熊本県益城町を訪れました。益城町や、熊本城、阿蘇にも行きました。「本当に大変だな」と思いました。

益城町では道を歩いていると、道路が盛り上がっていたり、ひび割れていたり、そういうものがいきなりどーんと現れてきます。

滞在中、私と母は益城町のおじさんの家に宿泊しました。おじさんの家は母屋と倉庫が二つありましたが、地震ですべて崩れました。今は、やっと以前の家の半分くらいの大きさの家を新築し、そこに私たちは泊めてもらいました。

家が狭くなったので、私と母が滞在中、おじさんはソファで寝ていました。おじさん、おばさんは80代です。胸が痛かったです。

私のいとこは、地震以前は益城町で一人暮らしをしていましたが、地震で住めなくなったため、避難所を転々とし、今は仮設住宅に住んでいます。おじさんは、いとこのために倉庫だったところに部屋を一つ建設中です。

益城町を歩いても、熊本城、阿蘇の様子を見ても思うのは、「本当に昔と変わってしまった」ということです。
道で知らない方に地震当時のことを聞いたりもしましたが、当時の様子を聞くと本当に涙が出て立ちすくんでしまいます。

 

私と母は、熊本駅に到着後、バスで益城町に向いました。熊本市内は今ではきれいになったように見えますが、益城に近づくにつれて景色はどんどん変わっていくのです。

車内で母は「変わってしまったね」と時折笑っていましたが、30年近く益城に住んでいた母は、私よりも昔の面影と比べてしまうことで、実は心の中でさぞ悲しんでいるのだろうと思いました。

畑にも段差がたくさんできていました。農家の方たちはどうするんだろうと思いました。近所の神社も潰れてしまいました。お父さんの納骨堂も実は地震で全壊し最近建て直されたものです。

なんでこうなっちゃったんだろうと思いました。
物は壊れても直せますが、人の気持ちはどうなるのだろうと思いました。
被災された方の気持ちは今でも辛いだろうと本当に思いました。

 

最後にこの報告を読んでいただいた方に伝えたいのは、私も地震から1年半以上経ってから熊本を訪れた身ではありますが、熊本を忘れないでほしいというか、被害を実際に見てほしい、見て学んでもらいたい、ということです。テレビとは全然違います。

バスに乗ってでもよいので、益城や被災地の様子を見てもらいたいと思います。

私は熊本から東京の自宅に戻ってきて、東京の「豊かさ」というものが、逆に胸にささる日々が続いています。

報告をお読みいただきありがとうございました。
熊本地震被災地の今の様子が少しでも伝わることを願っています。

(聞き手 東)

大阪行政まわり②~吹田市役所・社協編「どうか障害者を市民としてみていただきたい」~

11月28日 事務局の八幡氏と東氏と福本
吹田市社会福祉協議会と吹田市役所内危機管理室に伺いました

 

社協は「誰もが安心して暮らせるまち」を目指して、さまざまな団体・組織と連携しながら活動している団体である。
10年前、吹田市は高齢者・障害者の訪問介護を事業として社協が一手に担っていた。
台風の日には、契約時間問わず職員さんが必ず顔を出してくれた。
生活のお困りごとも命あってのもの。
災害時には、障害者も健常者もゆとりはなくなる。
でも、何かの時に顔を出してくれる人がいれば、不安はなくなる。
今は社協はヘルプ事業を行っておらず、民間事業所に代わった。
が、どこの事業所も人手不足だ。
結果、複数の介護事業所に生活時間の手助けを一部ずつ託している重度障害者ほど、災害時にはどこからも誰もこないことが容易に想像される。

社協の職員さんは話す。

「避難行動要支援者名簿の活用も避難所の合理的配慮も福祉避難所を考えることももちろん大切なこと。でも、現状はそれ以前に、障害者の居場所が知られていない
(私自身も社協がある福祉会館に足を運んだのは学生の時以来だ)
「まずは、いろいろな人がいることを知らせていく勇気と心のバリアフリーだと思うんです」
「社協も避難所運営上での知識を得たいと、みんなで防災について考えたいと、避難所開設して訓練をしようと試みたんですが場所がない。大きな会場は日曜日しか空いていない」
「呼びかけるにあたっては、地域福祉委員会と自治会が一元化していないから厳しい」
「社協と行政の協力のもと、防災でコニュミケーションづくりしていくのがいいと思うのですが、課題は山積みです」
「以前、町内会とのぞみ福祉会が一緒に避難訓練をしたようですが」
(こんなことが他でも行われて事例を少しずつ増やしていく。その点がつながって線になればいい。その点に加えていただきたいと私は想います)

 

お昼からは吹田市在住の馬垣氏と介護事業所「ふくちゃん」の福西氏(車いすユーザー)と合流し、市役所内の危機管理室に行く。
が、「車いすが二台も来るなんて聞いてませんでしたよ」とざわつく様子を目の当たりにする。用意していた会議室には段がある。
この風景とこの言葉、障害者を市民と思っているのだろうかと、曇った心のまま別の部屋に通される。
どうか、障害者を市民としてみていただきたい

行政は縦割りだ。
障害福祉課も危機管理課も日々の仕事に手いっぱいなのだろう。
だが、障害者防災をはじめの一歩に課の連携を考えていただきたい。
まずは隣の会議室にスロープをとお願いしました。

福本

大阪行政まわり①~概要説明「なぜ毎回障害者は困るのか」~

こんにちは!事務局の東です。

「なぜ災害時毎回障害者は困るのか!?」
「なぜ行政の被災障害者施策は同じ失敗を繰り返しているように思われるのか!?」
「変えるためにはどうすればよいのか!?」

阪神淡路大震災から障害者の困りごとの内容はあまり変わりません。
なぜ行政はそこをなんとかできないのだろうか。

同じ失敗を繰り返し続けていることの理由が分からないので、
直接大阪府下の行政・社協をまわり意見交換およびゆめ風との連携の提案を行うことをはじめました!

次回からは各市町村での結果を報告いたしますが、
今回は、行政・社協による被災障害者支援の現状とその問題点を説明します。(※現時点でゆめ風が考えるもの)


1.行政・社協による被災障害者支援

①避難行動要支援者名簿

②福祉避難所

③ボランティアセンター

の大きく3つが挙げられます。

 

しかしながら、なんと!!

全国的にほぼすべての自治体において、この3つのすべてが機能していないのです!

しかも、この3つは達成されたとしてもそもそも非常に不十分な取り組みなのです。

一点ずつ述べさせていただきます。

 

2.取り組みのそもそもの問題点!

①避難行動要支援者名簿 そもそもの問題点!

そもそも!避難所にバリアが多い!避難してもサポートが受けられない!そんななかで、自宅から避難所へ避難することだけを想定した名簿はあまり意味がありません。
名簿は町内会に渡されますが、実際の運用は町内会に任され熊本地震では名簿による避難行動支援はほとんど見られませんでした。

そもそも名簿作成が法的に義務付けられたにも関わらず、名簿自体作られてもいない自治体も多いのですが。。

 

②福祉避難所 そもそもの問題点!

そもそも!福祉避難所は「二次避難所」として開設されることが想定されています。どういう意味かと言いますと、地域の小学校など真っ先に開設される「一次避難所」の様子を見てから「二次避難所」である福祉避難所を開設するということです。災害が起きた時にまっさきに開設されなければあまり意味がありません。またそもそも!配慮のない一次避難所にも避難できない障害者が多いのです。

また、「福祉避難所」という名前は、特別なケアが受けられるようなすばらしいもののように捉えられていますが、実際は大したことがないものなのです!

高齢者施設や障害者施設の空いているスペースに避難者を受け入れることが想定されており、「避難者10人あたり1人の支援者」しか想定されていません。しかも災害時ただでさえその施設のスタッフは大慌てで人手不足なのに、どうやって避難者を支援する人を確保するのかということがほとんど考慮されていません。

またもっと根本的な話を言えば、障害者を一般の指定避難所から分けて福祉避難所に行ってもらうという発想は、共生社会づくりの観点からふさわしい発想なのでしょうか。

バリアフリーな指定避難所とそこでの合理的配慮があれば指定避難所に避難できる障害者は、事務局の感覚では8割くらいおられます。そもそも2016年に障害者差別解消法が施行され、指定避難所のバリアフリー化、合理的配慮は法的義務です。

福祉避難所に分けてしまうことで、普段から付き合いのある近隣住民と切り離されることで、近隣住民からのサポートも受けられなくなります。
指定避難所をバリアフリー化し、合理的配慮がなされるように啓発活動を行うことが第一なのではないでしょうか。

 

③ボランティアセンター そもそもの問題点!

ボランティアセンターは、社会福祉協議会が中心になって開設し、一般のボランティアを募るものですが、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震等でも、正直ボランティアセンターは障害者への支援に積極的ではなかったのではないか、という感想を持つ障害者団体は多いです。

「障害者の支援方法がわからない」と言われ、熊本地震でも断られたケースが何件もありました。

熊本地震でも、障害者団体で被災地障害者センターくまもとを立ち上げ、支援を行ってきました。こちらからボランティアセンターに対して協力要請をもっと積極的に行えばよかったのかもしれませんが、結果的に連携はうまくいかず、発足当初から支援者不足に喘いでいます。

現在は、障害者、高齢者、外国語話者など特別な配慮が必要な方々への支援に向け、社協の方々は積極的に勉強会を開いたり、連携の試みをされています。
ゆめ風基金としても積極的に連携を行い、被災した障害者が困らないよう今後も努めていきます。

現時点でのゆめ風基金の認識は述べたとおりです。
行政・社協の方々と率直に意見交換させていただき、次の災害時には障害者が少しでも困らないために、まずは大阪から連携および協力の働きかけを積極的に行っていきたいと考えています。

みなさまとともに考えていくことができればありがたいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。