ヒデの救援レポート、10月10日:41
●11月23日
東北ー関西・障害者支援・ポジティブ生活文化交流祭(水)
午前11時から午後6時まで
大阪市北区・扇町公園&隣接の山西福祉記念会館
問い合わせ先・日常生活支援ネットワーク・TEL06-4396-9189
実行委員長・牧口一二
●公園では、フリーマーケット&各種イベント
●会館では、被災地報告会○交通・JR環状線天満駅下車、すぐ
●報告会は、P1時30分より・無料・手話、要約筆記あり
●3.11東北・関東大震災・そのとき障害者は!
ー復旧ではなく復活をめざしてー
未曽有の災害、東北関東大震災…地震、津波に加え原発事故、放射能汚染という最悪の災害となり、多くの市民が生命と尊厳を脅かされています。この大災害を私たちはどう乗り越えていくのか。このたび被災地で障害者救援活動を担ってきた障害者、支援者を招いて報告会を行います。現時点の被災状況と支援活動を整理し、めざすべき福祉と人権のまちづくりについて共に考えたいと思います。
●報告者・被災地障がい者センターいわての今川幸子さん・被災地障がい者センターみやぎの井上朝子さん、及川智さん・被災地障がい者支援センターふくしまの白石清春さん・南相馬市デイさぽーと・ぴーなっつの青田由幸さん
コーデネイター、牧口一二・ゆめ風基金代表理事
●なお、実行委員会では、多額の開催費がかかるので、当日の出店、参加はできないけれど、協賛はしたいと思われる、個人、団体に、1口1千円の協賛金の拠出を呼びかけています。ぜひとものご助力をお願いします!
また、チラシ、パンフレット、ポスターが出来上がっていますので、必要な方は、お申し出ください!
被災障害者支援ゆめ基金に寄せられた救援金、金額は、10月4日までに、184393346円です。これまでに支援した団体、個人への金額は、9月26日現在 98,912,600円。
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌そよ風のように街に出よう編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座00980-7-40043ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
東日本大震災救援活動の中のボクの風景。
9月22日から、季刊誌「そよ風のように街に出よう」の特集取材のために、被災地仙台のたすけっとグループと、被災地障害者センター・みやぎと、石巻市を、牧口代表と編集長としてのヒデのふたりが、老々介護&へろへろコンビで、被災地をウロウロした。
もちろん、被災地ツアーではないのですから、被災写真は、ほとんどありません。出来るだけ被災障害者の声を集めるように努力したつもりだ。題して大震災から、6ケ月。今何をのぞむかです。そのへろへろ珍道中レポートをお届けします。
9月22日、台風15号が被害をもたらしつつ通過した翌日、新大阪駅にへろへろコンビは集合し、午前9時発のN700型の多目的室を占拠して、台風を追っかけるかたちでデッパツした。新幹線は、水かさの増した川の鉄橋で徐行しながら、東京駅に到着。それから、東北新幹線に乗り継ぐために、駅員に先導されつつ移動。駅のあちこちに、台風で遅れたり、車中泊で、帰宅難民化していた乗客を散見した。
東北新幹線には、車イス専用座席はなく、普通席をひとつだけ取り除いたスペースがあるだけだった。牧口さんの電動車イスが回転出来ないので、乗り口のいささか広いスペースの所にいて、仙台駅までの行程。途中の風景には、台風の水害で溢れ出た荒れた景色が続く。
仙台の方も、あちこちで、水による被害が出ているらしく、思わず、へろへろコンビは、顔を見合わせる。到着した仙台駅内は、とてつもなくややこしい構造になっており、駅員の案内で上がったり下がったり、ただただ歩く。やっと、地下鉄駅に到着。ホームまでのエレベーターのある改札口が、これまた遠い。
やっとの思いで、被災地障害者センターのある、長町一丁目駅に到着。ここもエレベーターまでに、相当距離がある。エレベーターで地上に出ると、それまでは、比較的にバリアフリーだったのに、エレベーター口のところが、歩道との間に、段差があり、ちょっぴり苦心した。後ほど、仙台たすけっとのひとに聞くと、エレベーター口の段差のところは、元は、歩道との段差はなかったけれども、大震災で、道路が陥没して、段差が出来たのだとのことだった。仙台たすけっとと被災地障害者センターのあるビルも、ビル全体が30センチほど、道路側にせり出たままにある。そのビルは、エレベーター口の斜め前の横断歩道を渡った、正面にあった。
ビル内の事務所に入ると、仙台たすけっとのメンバーや、センターの救援ボランティアの面々が迎えてくれた。その中に、尼崎市から入っていた、車イスの児玉さんがいて、へろへろコンビと入れ替わるように、飛行機で、大阪に帰って行った。救援ボランティアは、ほとんどのひとが、関西地方の人たちで、東京方面のひとは、ひとりだった。
だから、事務所内外に、宮城県なのに、関西弁が飛び交っている。その上に、牧口さんの大阪弁丸出しのインタビューなのだから、関西弁大賑わい。ゆめ風基金八幡理事の顔もあった。彼は、次の日の朝、岩手県盛岡に移動して行った。
早速、センター代表の及川さんと、事務局長の井上朝子さんへのインタビュー開始。内容は、そよ風特集が出たらお読みくだされ。インタビューは、当初、30分を予定していたが、大幅にオーバーして、2時間に及んだ。インタビュー終了後、近所の中華料理店で、希望者で、交流の食事会。大盛り上がり。
終了後は、八幡理事に案内されて、へろへろコンビは、センターが用意してくれた、救援ボランティアの宿泊施設のマンションに引き上げて、近所のコンビニで買った焼酎を呑みつつ、コテン!次回に続く!
9月17日に、ヒデが昔から知っている友人のI君・ヒデの住まいする箕面市市役所の職員で、就職したてのペエペエの頃からの知り合いと、箕面市障害者事業団のスタッフTさんが実行委員会形式の結婚式を挙げられました。ヒデも実行委員に名前を連ねて、乾杯の音頭とりでした。その会場で集められた、被災地救援の募金が、届けられました。25725円でした。感謝です!
また、9月19日に開催された、以前にお知らせした、鹿児島県のルピナスの会主催の、小室等さんコンサートには、1000名を超える参加者があり、会場が暑い、悪コンディションの中、立ち見も出ました。これもまた、感謝です!
被災地障害者センター・いわてからの、避難所・仮設住宅訪問活動報告から
陸前高田市・仮・31件・避・16件
野田村・仮・2件・避・4件
岩泉町・仮・3件・避・3件
大槌町・仮・22件・避・10件
山田町・仮・19件・避・21件
宮古市・仮・45件・避・14件
釜石市・仮・15件・避・9件
大船渡市・仮・19件・避・21件
日野畑村・仮・3件・避・0件
合計・仮・159件・避・98件
個人訪問件数陸前高田市・実人数・28件・延べ人数・104件
野田村・実・1・延べ・6件
岩泉町・実・12件・延べ・37件
大槌町・実・13件・延べ・32件
山田町・実・12件・延べ・79件
宮古市・実・28件・延べ・197件
釜石市・実・24件・延べ・173件
大船渡市・実・42件・延べ・99件
日野畑村・実・3・延べ・19件
一関市・実・1件・延べ・1件
遠野市・実・1件・延べ・1件
盛岡市・実・2件・延べ・4件
ボランティア(専従スタッフを除く) 実・132人・延べ・818人
初期の活動はデータがないため含まれていない。以上。
障害児教育研究集会
2011年10月29日(土)
全体会・午前10時から1時まで
午後2時から4時半まで
会場・ラボール日教済
交通・東京メトロ・東西線神楽坂駅出口2
共催・東京教組・都障労組
連絡先・03-5276-1311
記念講演・ゆめ風基金代表理事・牧口一ニ
演題・分けたらあかん!共に生きる社会は、共に学ぶ教室から
以上!