被災地障がい者センターいわての活動を継続的に支援する「社会福祉法人ゆうのゆう」の支援ニュースNO.111より
報告者 T
7日(金)。昨日盛岡入り。何故か駅からセンターまでの道のりでいきなり迷子になる。センター到着後、今や専従スタッフとなったYさんやNさん、代表の今川さんと再会。その皆さんとは4ヶ月ぶりなので当然ですが、2週間ぶりに会うKさんまでも既に「懐かしい」存在になっていました。
そして本日活動初日。帰阪するKさんの労をねぎらうかのように?大きな虹が盛岡の空にかかっていた。
その後、Tは事務所業務を担当。ここで専従のYさんとも再会。「再会」という響きが嬉しい。こちらでの活動に取り組むに当たっても、4ヶ月というブランクがあるとはいえ、「経験」のおかげで初回派遣時よりも比較的スムーズに現地のペースに順応できそうな気がする(あくまで「気」だけですが…)。
日々の「被災地派遣ニュース」でも報じられているように、センターが関わっている個々のケース、活動の方法や組織体制、そして被災地全体の状況などは、まさに時々刻々と移り変わっている。しかし実際には、数ヶ月も過去の、しかもごく短期間の活動経験であっても、そこで得た「出会い」や活動・業務上の「習慣」が「戦力」として認識される。これは、被災地や被災者を取り巻く様々な環境がいかに「変化」しようとも、復興の原動力があくまで「人間」であるという点については、「一貫性」が存在しているためではないだろうか。
その意味で、私たちの法人のように、個々のスタッフが短期間で「入れ代わり立ち代わり」する方式であっても、それは着実に被災地復興に向けた「戦力増強」の一翼を担っていると言えそう…な気がする(やっぱり「気」です…)。
本日の活動内容としては、大分県竹田市の小学生が送ってくれた手作りの「味噌玉」やカボスの小分け作業、経理、備品の注文、掃除、夕食準備など…。小学生からの素敵な贈り物には、手書きのメッセージや「味噌玉」作りの作業風景の写真が添えられていた。せっかくなので、それらもカラーコピーをしてそれぞれの小分け袋に同封する。実際に被災地の方にお渡しした折には、その様子を写真に収めて「ちゃんと届いてますよ!」というメッセージを大分にフィードバックすることも検討中。そうすることで、遠くにいてもお互いの顔が見える「双方向性」を担保できれば…
夕食は…初回派遣時の「バナナ事件」のトラウマを引きずりつつ、「チムダック」という韓国料理をこしらえてみた。今回は今川さんも「美味しい」とおっしゃってくださったので一安心。明日も事務担当だが、盛岡市内でのイベントのお手伝いあり、夕方からはAさんの夜間ケアにも入らせていただく予定あり、なかなか盛りだくさんです。