2022年4月吉日
ゆめ風基金・呼びかけ人のみなさまをはじめ、特別な想いで静かに、そして強烈に…私どもの活動を支えてくださっているみなさまへ
前代表理事 牧口 一二
3月20日の第21回総会後の理事会で私、牧口一二は代表理事を辞し、理事として残ることになりました。いままでのご温情に感謝しつつ、謹んでご報告いたします。80才を迎えた頃から早く辞さねばと思っていましたが、想像すらできなかったコロナ禍に戸惑わされ、交替期が遅くなってしまいました。そんな折り、皮肉にもコロナ騒動からウェブ会議が始まり、慣れてくるにつれ地域差の感覚がどんどん縮まり、役割分担の選択肢も広がったように感じます。つまり事務局が大阪にあっても遠くから代表を選べるようになりました。
そのような時の流れも幸いしてか、岐阜から新幹線に乗って理事を8年間も続けている戸田二郎さんに代表理事を託すことが決定。彼は71才、一度に若返りは叶いませんでしたが私よりも10余年若く、私と似て松葉づえで少年期を過ごし、いまは車いすで暮らしている人。なにとぞ今後ともお導きいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
ゆめ風基金代表理事就任のご挨拶 新代表理事 戸田 二郎
この度代表理事に選任されました戸田二郎です。
27年前の阪神淡路大震災の時、岐阜から救援物資を運びました。その後大震災を契機に設立された「ゆめ風基金」にネット岐阜として参加させていただき、多くの人たちとつながり、8年前からは理事を務めさせていただいています。
第21回総会で牧口一二が代表理事退任を表明され、私に次の代表理事をとの声をいただきました。正直非常に迷いました。27年間代表理事を務めた牧口の偉大なと言ってよい活躍を間近に見てきた一人として、私にこの重責が務まるのかと。
災害は後を絶ちません。阪神淡路大震災以降も、新潟県中越大震災、東日本大震災、熊本震災、その他豪雨等の水害も多数発生し、ゆめ風基金の役割は大きくなっていると思います。
呼びかけ人の皆様、ネット会員の皆様、理事の皆様の力をお借りして、微力ではありますが務めさせていただきますので、牧口一二同様よろしくお願い申し上げます。