CILいわきの被災障害者救援活動に100万円を送りました

「どんなに障がいが重くても地域で市民生活が送れるノーマライゼーション社会の実現」をめざして活動を続けてきた「いわき自立生活センター」の 障害者救援活動に 本日 救援金をお届けしました。
現在、当事者10名(筋ジス、CP、頸損、盲ろうほか様々な障害の方々)が、東京に避難中です。
センターからの発信を一部ご紹介します。
■3月19日 10:41発信
いわき自立生活センターの長谷川です。
19日(土)正午 東京の戸山サンライズに第一陣34名で
集団避難します。
いわき市内は、今日あたりからガソリンスタンドやスーパーで
開くところがでてきました。少しづつどん底から回復しつつあるのかな
と思います。(原発以外は)
昨日も夜のNHKのニュース番組で「いわき市は放射能で汚染されている」
という風評被害について、いわき市長がインタビューに答え、「事実でない」
と必死に訴えていました。
昨日の放射線モニターの公表結果を見ると、昨日原発の風下にあった福島市
のほうがいわき市の15倍も高い線量でした。
いわき市で始まった「町のゴーストタウン化」が県内全域に拡大するのかも
しれません。
■3月18日14:43発信
いわき自立生活センターの長谷川です。
いわき市内ではヨウ素剤が配付され始めました。
「現在の放射線量では健康に影響がありませんが、念の為・・」
とアナウンスしながら消防車が走っています。
一方、医療品が少しずつ出回り始めました。さきほどALSの患者さん
宅を訪問中に保健所から電話が入り「エンシュアやワイガーゼなど配付
できるようになった」との話でした。
明日の集団避難にむけ利用者・ヘルパーそれぞれに意思確認作業中です。
家族と一緒の避難を呼び掛けているのですが、家族で意見が分かれて難航して
います。一人でも「ここに残る」と言われると、「その家族を残していくのは忍
びない・・」
と残る結論になりやすいです。放射線被ばくに対する認識・イメージはかなりの幅が
あり、驚かされてしまいます。
障害者の入所施設では職員に対し「勝手に避難すれば職場放棄とみなし解雇す
る」との 通達があったとのこと。
私たちの集団避難をバージョンアップしました。最初の40名程度を戸山サンラ
イズに送り届け、
介助体制などが整った段階で、今回使った車のうち2~3台の車に救援物資を積
んでいわきに向かう。
そして、帰りに東京に避難したい障害者を乗せてくる。これを反復することを考
えています。
避難して完了ではなく、残っているいわき市民のためにやれることはなんでも取
り組んでいきたい。
 また避難したい障害者にその手段をできる限り提供したい。
 
   

One Reply to “CILいわきの被災障害者救援活動に100万円を送りました”

  1. いわき市 ガソリンスタンド

    早くガソリンが欲しい@いわき市 :: 小さな2 * 一歩県内ニュースで、3月22日いわき市の民間事業者が保管していたガソリン約900キロリットルを市内の給油所を中心に配送したとなっています。しかし、いわき市のガソリンスタンドには、いまだに給油を求める車の、長い列が続

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