6月7日
●9:30~【足湯ボランティア】
・西原村構造改善センター(西原村全体の福祉避難所となっている)にて、足湯ボランティアを行う。
・足湯させて頂いたのは、合計十数名。
精神障害の方1名以外は、高齢の方々。
「気持ちいい」と、みなさん非常に喜ばれていました。
・2ヵ月弱避難生活が続いている。
風邪気味の方もおられ、避難者・支援者ともにストレスがたまってきている様子。
・朝食はパン1個。
昼食はおにぎり2個と野菜ジュース1本。
夕食はホカ弁とのこと。
(お昼ご飯の写真)
偏った食事で、きちんと栄養が摂れているのか・・・
おそらく、これからなんらかの健康被害がでるのでは?と感じた。
14:00~【熊本市南区視察】
先日、「ヒューマンネットワーク熊本」の方から、南区の液状化被害の情報を得ていたので現状視察に。
液状化被害は見分けられなかったものの、地割れ、家屋ひび割れ、塀倒壊等の被害を確認。
17:00~【全体支援会議~各自の本日の活動報告
①ニーズ確認:視覚障害
建物の周りの状況を知りたいというニーズ。
同行しながら周囲の状況を確認した。
これまではあまり外出されていなかった。
ガイド付きでも歩行に慣れていない様子。
【対応】
・おそらく中途障害なので、訓練等受けているのかも含めて今後確認する必要があるかと。
今後も随時訪問。
②家屋解体・手続き支援:視覚障害
門扉無事解体完了。
罹災証明申請同行。
出張所はかなり人が多かったが、無事申請終了。
後日行政から被災状況調査。
③入浴介助:身体1級
日に日に回復されている様子。
歩行もしっかりとしてきている。介助もあまり必要なくなってきている印象。
④薪小屋撤去:障害者作業所・宿泊施設
崖に落ちた薪小屋を、チェーンソーで切断、引き上げて撤去。「(肉体的に)かなり大変だった」。
この件は、大阪救援本部からボランティアで熊本に行かれている方のレポートでご報告します!
6/7(火)報告【「自立生活 夢宙センター」アンディ】
本日は障がい者自立支援作業所の方より「まき小屋の解体」の依頼を受け、車で2時間程かけ阿蘇市まで出発。
現場に到着し、小屋を見てみると4m程の崖下に落下しており先ずは引き上げ作業??
折れた軽い木材はすぐに引き上げれましたが屋根部分が5人での人力では不可能な程重く、チェンソーで半分に切断したのち引き上げ。
崖が深く大きな岩が引っ掛かり崖の下に2人降り引っ掛かりを直しながら全員で引き上げるという作業がとても大変でした。
その後屋根を斧やチェンソーなどで解体し作業終了。
崖の下での屋根の切断は足場も悪く危険な作業でしたが、無事誰も怪我をする事なく終え良かったです??
僕は作業とは関係のない所で写真を撮ろうとし、地盤の緩い所を踏んでしまい危うく崖に落下しそうになりましたが運良く岩に足が挟まり少し足を擦りむく程度で済みました??(笑)
今日の班には東京からボランティアに来ていた防災研究所の小野さんと一緒だったのでロープのくくり方、落下物をハシゴに滑らし引き上げる作業など、防災の知識を活かしたやり方を教えて頂いたので、何とか作業ができとても助かりました。
本日も大阪「障大連」細井さんと一緒に行動させて頂き、共に作業を全力で取り組んでおられる姿を見て、行動を起こす大切さなど様々な場面で凄く多くの事を学ばせて頂けました。
本当に短い間でしたが、少しでも支援に携わる事が出来て現場で新たな出会いがあった事などこれから新たに支援に入られる方に伝える事が出来ればと思います。
東大阪の「自立支援センターぱあとなぁ」武内です。
熊本支援の報告です。
6月6日(最終日)
今日は、最終日ということで、午前中は宿泊所を提供したくれている「おれんじかふぇ」が現在営業している「青空かふぇ」にあいさつに行きました。
自分達で作っているクッキーやコーヒーの他に、九州の名産品などもかふぇのレジコーナーでおいていて、何人かの当事者の方がコーヒーをのんで一休みされていました。少し前に訪れたことを覚えてくれていて、「また来てください」とパンフレットをいただきました。今後はまた別の場所で開店されるかもとのことでした。
お昼からは、一昨日訪問させていただいた避難所の女性のところにご挨拶と引き継ぎも兼ねてお手伝いさせていただきに行きました。
仮設の広い浴室はガス業者がきてくれてないのでまだ使えなくて、結局は狭いシャワー室でのお風呂になりました。
確かに介助が必要な人は入りにくく、入れないままの方もある事を考えたら早く対応してほしいなと思いました。
先日受付の方に聞いたときには今日くらいには使えるということを言われていたのですが、受付の人たちの間でも情報の共有がなかなか難しいらしく、避難所の人の中でもシャワー室がいつから使えるかどうかが聞く人によって違うようで少し情報が混乱しやすくなっているような印象をうけました。
今日帰ることを伝えたら、「熊本には美味しいものがたくさんあるきん買って帰ったらいいよ」とおすすめのものを教えてくれて、また熊本に来たときは会えたらいいなと言ってくれて、何かしらのお手伝いができてよかったと思いました。
すごく短い期間で、お手伝いできることもすごく少なくて申し訳ない気持ちになりましたが、今回のボランティア活動に関わらせていただいて本当にありがとうございました。
これから仮設住宅ができ上がって、避難所から仮設住宅へ引っ越しできても安心できるわけではなくて、そこから地域での生活に戻るまでの間にもたくさんの問題があって、支援が必要な人もたくさん増えていくんじゃないかと思います。
今回の短期間だけでなく、またお手伝いができる機会があれば少しでもいいので何かができたらなと思いました。
ありがとうございました。
皆さん、本当にお疲れさまです!!!