今日の大阪。
晴れてはいるけれど、風が強くなってきました。
大阪市西成区の「社会福祉法人ゆうのゆう デーセンター夢飛行」から、福田さん、介助者の神山さんが、先日行われた「ポジ祭」で集めた寄付金を持ってきてくださいました!!!
福田さんのひざ掛けはトナカイ模様で、上着も赤と、クリスマス仕様。
シャイなかたで、発語が難しいのですが、神山さんがうまく思いを引き出してくれました。
ちょうどお昼時だったので、みんなでランチへ。
肉が大好きという福田さんのご希望に合うお店をあれこれ見よう・・・と新大阪の駅ビル内を歩き出したら、
入口が広く、車いすで入れるお店を発見!
「新大阪とんてき定食」
この食品サンプルがおいしそうで・・・
「福田さん、とんてき、どうですか?」と聞くとOK!
事務局員・東、長崎もご一緒させて頂きました。
新大阪駅は、修学旅行生でいっぱい!!
(ノ_<)なかなか車いすが進まなかったりもしましたが、御堂筋線の乗り場までお見送りして事務所に戻りました。
お預かりしたお金は東北や熊本の被災された障害者にお届けします!
皆さんも事務所に遊びに来てください~!
(な)
熊本地震救援活動の特設ページができました
熊本地震救援活動の特設ページを作成しました。
★ここをクリックして開けます★
※ゆめ風基金ホームページの、トップページ上部のオレンジのボックスをクリックして開くこともできます。
熊本支援の活動はまだまだ続きます。
ご支援よろしくお願いします。
ゆめ風基金事務局
千夏のちょっと行ってきました~第15回・糸賀一雄記念音楽祭
11月19日 栗東芸術文化会館さきら・小室等さま・こむろゆい様がプロデュース・社会福祉法人グロー主催の「第15回・糸賀一雄記念音楽祭」に行ってきました。
音楽やダンスという表現法で、声や言葉や意思を健常者と共に次々と舞台に出る知的障害と呼ばれる若い彼ら。一緒に楽しませていただきました。
今年は仏・ナント市から、振付師のクロード・ブリュマションさんとダンサーのアン・ミネッティさんが参加。
「さきらジュニアオーケストラ」とのコラボレーションは耳と目で合わさっての感動でした。
ラストは「ほほえむちから」をステージと会場が一体となり熱唱。
「小室さま、今年もありがとうございました。私は今日のステージにたった彼らのお名前は存じあげません。私たち障害者はいつも一括りに障害者と呼ばれます。でも、いつも小室さんはステージで一人に一人に名前を付けてくれている気がします」
「千夏さん、そんな風に感じてもらえて嬉しいです」と来年の再会を約束してくださいました。
―福本千夏―
11/23ポジ祭ご報告!
11/23、毎年恒例になった「ずっと続けていく 被災障害者支援 東北⇔関西⇔熊本 ポジティブ生活文化交流祭」(通称:ポジ祭)
あいにくの曇り空で風も強かったのですが、雨も降らずなんとか大盛況のうちに終了しました!
被災地東北・熊本から当事者の皆さんも参加。
東北・熊本の名産や作業所の商品を販売したり、いろんな話をしたり・・・。
年に一回、「ここであえる」という、不思議な思いが生まれています。
(ボランティアさんもたくさん手伝ってくれた本部スペース)
(玉入れに夢中!)
(寒かったので豚汁が早くに売り切れ・・・お腹いっぱいになります!)
(前日から泊まり込み「日常生活支援ネットワーク パーティ・パーティ」の椎名さん。運営本部担当。いつもありがとうございます!)
(一足早いけれどサンタさんも来場!『自立生活 夢宙センターの岡前さん!』)
(ステージも大盛り上がり!ゆめ風のアイドルちなっちゃん(右)、ゆめ風公認歌姫・かのうひろみさん(真ん中)、豊能障害者労働センターのプリンセス・かなちゃん!左)
(ほぼ大阪府内の車いすユーザーの車いす修理を担う、(株)ユーダの社長)
お祭りはそれぞれの立場で楽しみました!
来年は皆さんもぜひ参加してみませんか?
笑顔の中心はア・ナ・タです
(な)
BCP研究会11/22 ご報告♪
(参加者の皆さん。介護事業所の人や当事者、いろんなかたが集まってくださいました!)
11月22日、夕方6時から、長居障害者スポーツセンターで「BCP研究会」が行われました。
今回は、熊本地震で被害を受け、その後、障害者の救援活動にあたっている「被災地障害者センターくまもと」共同代表の倉田哲也さんからの報告や、ゆめ風の八幡理事から今迄の救援状況などを皆様にご報告しました。
その後、ワークショップです。
写真は、大きい模造紙の真ん中に線を引き、YES・NOと書いています。
名刺サイズの紙が出席者全員に配られ、見ると表裏にはYES・NOと印刷。
質問1
あなたは障害者です。ヘルパーさんと外出中の午後四時、地震に遭いました。
交通機関はマヒ、電気水道などのライフラインも止まっています。
自宅まで帰るのには徒歩で5時間、近くの避難所はどこかわからないけれど・・・
「自宅に帰る」人はYES。
いやそうじゃないと思う人はNOの札をそれぞれに置き、それからなぜYES・NOにしたのかをポストイットに書いて貼ります。
私は、電動車いす使用者で、しかも閉所暗所恐怖症でパニックを起こします。
電動車いすの電池が、地震ででこぼこになった道を5時間もかけては進めないと判断し、NO「近くの避難所を探す」としました。
他の参加者は、
「精神疾患を持っているともう避難のこととか考えられない恐怖が襲ってくる」
「障害者のかたが返るというなら、ヘルパーの仕事中なので、自宅まで安全に送り届けるのがつとめ」
「家族も心配なので、障害者と一緒にまず自宅に戻る。それなら介助も家族の状態も見られていいかも」
などなど、いろんな意見が出ました。
正解は特になく、いろんな考えかたがあるというのをわかってもらうこと、また、障害の状況によっても、選択肢がわかれるので
それを知ってもらうこと、これが大きな柱となっています。
決して相手の意見を否定せず、疑問に思ったら「こんな場合はどうするの?」と質問していきます。
環境、体の状況、家族と一緒に住んでいるか、一人暮らしか・・・。
それによって、判断は分かれると思います。
いろんな人の立場を知りつつ、みんなが助かる方法を考えようという「YES・NO」ゲーム。
これからもっと質問内容も練っていき、ゆめ風版ワークショップに加えていきたいと思います。
(長崎 圭子)
本「千夏ちゃんが行く」が読売新聞と朝日新聞で紹介されました
振込用紙のコメントご紹介
◆熊本被災障害者のために使ってください。年金からです。(埼玉県越谷市)
◆年に一度だけですが。(富山県黒部市)
◆お便りの写真、懐かしく拝見しました。永さん、さみしいです(宮城県登米市)
◆永六輔さんのラジオ番組を楽しく聞いていた一人より。(神奈川県厚木市)
◆皆様のご健康を遠くから祈っています。(静岡県熱海市)
◆永さんがなくなって本当に残念です。微力ながら遺志を受け継ぎたいと思います。(埼玉県加須市)
◆誰もが自分らしく快適に過ごせるようになりますよう。(東京都中野区)
◆永さんに番組ではがきを読んでいただき感激でした。花束をさしあげるきもちで送金します。(福岡県小倉市)
◆永さんの邪気なき瞳に魅せられていました。(東京都練馬区)
◆落とした財布が出てきたので寄付いたします。(東京都板橋区)
◆秋ですね。自分の出来る支援を細く永く続けていきたいと思います。スタッフの皆様どうぞご自愛ください。(さいたま市)
◆永さんのご昇天本当に残念です。どうぞ、皆様のお働きが、また力強く進められるよう、お祈りしています。(高知市)
◆このところ日本に災害が多いですね。みなさまお体に充分気をつけて。(茨城県神西市)
◆熊本地震の状況、時間が経つほど訴えづらくなるのに、詳細な報告、ありがたいです。(東京都練馬区)
◆阪神大震災後、弱者のための基金がここまで大きくなったのは、永六輔さんや小室等さんのお名前が大きかったと思います。皆様、これからも頑張ってくださいね。(神奈川県横浜市)
◆障害者殺人に言いようのない怒りを感じます(大阪府高槻市)
◆ゆめ風さんを通じて被災された障害を持つ方を支援したく、チャリティーライブを行いました。(静岡市)
◆ずいぶん前に伊勢で永さんの話を伺いました。手話の方がいたのを思い出します。(三重県伊勢市)
◆地震、台風、火山の噴火と熊本の方は不安でお過ごしかと思います。何かに役立てればと思います。(大阪市平野区)
◆ラジオでの「一年に1000円の・・・」の永さんの呼びかけでした。ありがとう。ご冥福を祈ります。(栃木県足利市)
◆七月七日は忘れられない日になりました。(青森県弘前市)
◆永さんの思いをずっと引き継いでいってください(東京都府中市)
◆地震に噴火に台風、軍事に使う余裕などないはずなのに・・・。被災者支援をされている方々、ご苦労様です。(東京都港区)
◆永さんの思いが、皆様の心にしっかりかいること、たのもしいです。(東京都荒川区)
◆いつも貴重な情報を届けていただき、ありがとうございます。皆様、用心して元気にいきましょう。(東京都荒川区)
◆また想定外の地域に大地震。少しでもお役に立てますように。(兵庫県加古川市)
◆熊本地震から半年たちました。仮設生活は大変だと思いますが、がんばってください。(大阪市北区)
と、ゆめ風基金に寄付して頂いた皆様から、振込用紙に書いてくださった言葉をご紹介しました。
前回お送りした機関誌には永六輔さんのご逝去を悼む記事を掲載しました。
永さんのファンのかたからのコメントが多くみられます。
永さんにいつも見守ってもらっているなあという気持ちを強く持ち、日々、活動してまいります。
私たちへのお気遣いも、本当に感謝です!
事務局一同
大阪市東淀川区「小中一貫校 むくのき学園」でHUGをやりました!
毎年、ゆめ風事務所近くの小中一貫校 むくのき学園では、5年生に「①障害って?UD(ユニバーサルデザイン)って何?、②避難所に配慮が必要な人が来たら?~小学生版HUG(避難所運営ゲーム)、③防災グッズ開発企画、この3つを通して福本と長崎が交流しつつ、「総合(人権)学習」を行っています。
11月12日(土)、福本と二人でお邪魔してきました。
ちょうど参観日のようで、大人や兄弟・姉妹もたくさん正門から入ってきます。
一回、顔合わせ授業も済んでいるので「イエ~イ!」のハイタッチもスムーズです。
今回は、電子黒板とタブレットを使い、万一のときにこの小学校に避難してくる人を、体育館のどのあたりで避難生活してもらうか、を考える「小学生版HUG」です。
(大人版には、校庭や教室も用意します)
先生がたが、毎年、「小学生版HUG」を作ってくれるのですが、
電子黒板とタブレットの2つを使うのは今回が初!
いまだにガラケーで通話(私はタブレット持ちですが・・・)している二人、驚くばかりです。
大人用は、住民が避難所運営するのが一番良いし、災害発生直後は行政も駆け付けるのが難しい、ということで、たくさんの想定質問、例えば、避難所を住民で運営するのに、どんな班が必要か、その人数は?シフトは?
配慮が必要な人へはどう接する??など、90分ほどみっちりと考えて頂きます。
(参考資料は ゆめ風 HP
防災資料 HUGここからご覧いただけます)
先生がたが、事前に、配慮が必要な人のイラストアイコンと体育館の図面をタブレットへ登録。
4台のタブレットを合わせて1つの画面にし、妊婦さん、赤ちゃんを連れたお母さん、怪我をしている人、車いすの高齢者、ペットを連れた人、視覚障害があり盲導犬を連れている人、車いすの身体障害者、音が苦手な人、じっとしているのが苦手なこども、など
どこにいてもらえば、より楽に避難生活が送れるか、をこどもたちなりに、一生懸命考えてくれました。
子供ゾーンがあったら元気な子たちが遊べるよね、とか、即席の点字ブロック作ろう、とか、私たちが思いもしなかった発想が出てきて、「子どもの力っていいね」と福本と感心しきり。
授業参観日ということもあって、保護者のかたがたも一緒に考えてくださっていました。
私たちも、たくさん刺激をもらってとてもいい日になりました。
皆さんも一度やってみませんか?
お問い合わせは「ゆめ風基金まで!!
眼の会主催「皆で考える防災シンポ:目指せ災害関連死 ゼロ」イベントのお知らせ
神戸市の「眼の会」主催の防災イベントのお知らせです。
「眼の会」代表の榊原さんは阪神淡路大震災を経験され、長年、防災イベントを続けておられます。
当日はゆめ風基金の八幡理事も基調講演をさせていただきます。
転送転載大歓迎です。
イベント名:皆で考える防災シンポ:目指せ災害関連死 ゼロ
目的:熊本地震が発生し、その後の被災地情報から、今までの各地での教訓があまり生かされていない事がわかりました。
また、今回も多くの「災害関連死」の言葉がありました。
せっかく助かった命を、その後の生活環境など様々な要因により失う事は、大変悲しい事と思います。
そこで、今回は、様々な立場の方に参加いただき、災害関連死をいかに防ぐかを参加者全員で考えていきたいとの思い出企画しました。
特に、ストレスの原因でもある、福祉避難所や仮設住宅などについても、考えてみたいと思っています。
日時:28年11月20日(日) 10:00~16:00(受付9:30より)
場所:神戸市立東部在宅障害者福祉センター 2F多目的ホール
神戸市灘区岩屋北町6-1-4
JR灘駅 南隣接、阪神岩屋駅 北へ徒歩2~3分
主催:眼の会
定員:60名程度
参加費:500円(資料代等)*介助者は無料
申し込み締め切り日:11月15日
*当日参加も歓迎しますが、その場合、資料を後日お渡しする場合がありますので、ご了承下さい。
◆スケジュール◆(予定)
9:30~ 受付
10:00~10:10 開会のあいさつ
10:10~11:00 基調講演
講師:八幡隆司氏(特定非営利活動法人ゆめ風基金理事)
演題:東日本大震災、熊本地震での被災障害者の現状について。
11:00~12:30 パネリスト紹介
パネリスト(アイウエオ順)*発表順ではありません。
川田 晋氏(特定非営利活動法人 ぱれっと 理事長 )
神崎初美氏(兵庫医療大学 看護学部 療養支援看護学 教授)
凪 保憲氏(社会福祉法人 淡路市社会福祉協議会 事務局次長、熊本地震・共同支援ネットワーク 幹事)
橋本芳子氏(視覚障害者 阪神淡路大震災被災者)
前田 昌弘氏(京都大学大学院工学研究科 建築学専攻 助教)
八幡隆司氏(特定非営利活動法人ゆめ風基金理事)
12:30~13:30 昼食、休憩
13:30~15:40 パネルディスカッション(中間に休憩)
コーディネーター
大塚毅彦氏(明石工業高等専門学校建築学科 教授)
パネリスト(上記掲載)
15:40~16:00 まとめ、閉会。
■問い合わせ・申し込み先■
眼の会 榊原(さかきばら)
TEL/FAX:078-921-5489(神戸眞鍼道治療室内)
eメール: bugpw104@hi-net.zaq.ne.jp
(共同募金受配事業)
【拡散希望】「BCP研究会」のお知らせ
2016年11月22日に下記のように勉強会を行います!
障害者 / 支援と避難 あなたの「 決断」は・・・
YES? NO?
障害者・介助者・事業者それぞれの立場から
大地震が発生。
あなたはどう考え 、 どう判断し 、 どう動く のか??
・介助者と して、 利用者 とガイド ヘルプでまちなかにいる。
・福祉事業者として、災害時に施設や事業所を地域の緊急避難所と して聞くのか。
・障害当事者と して、避難するのか。自宅に留まるのか。
★それぞれの立場から、 どう 「 決断」するのか
YES?/NO?をみんなでし ゃべりましょう!
日時:2016 年 11 月22 日( 火)午後 6 時から 8時
会場: 大阪市立長居障害者スポーツセンター 2 F 会議室
定員: 80 名
参加費 : 無料
*手話通訳あります
ちらしはここをクリックしてください
熊本地震の障害者支援報告も行います!
被災地障害者センターくまもと 共同代表の倉田哲也さんをお招きします!
勉強会終了後、ゲストを囲んでの交流タイムあり!
運営:BCP研究会
申し込み・受付:日常生活支援ネットワーク 電話&FAX 06-4400-4387
e-mail: p2party2@gmail.com
申し込み書はこちらから↓
申込書はここをクリックしてください