コメントのご紹介

みなさまの温かい声に支えられて、
今年も無事に迎えられました。
ありがとうございます。
◆少しづつですが、ずっと続けます。お役立てください。寒くなります。ご自愛ください。(神奈川県横浜市)
◆日頃の活動に感謝を込め、寄付させて頂きます。(東京都八王子市)
◆毎年少しずつですが、これからも長く協力していきたいです。(秋田市)
◆ささやかですが、活用していただければ。(東京都調布市)
◆思ってもいないお金をいただきました。少しですがお役に立ててください。(岐阜県可児郡)
◆いつも「ゆめ・風便り」をありがとうございます。良き働きに感謝です。私も高齢になりつつありお世話になるのも間近だと思いま
す。(高知市)
◆いつも風だよりを拝読し温かい気持ちになっています。応援しています。(大阪府吹田市)
◆弱者を思いやる気持ちを忘れないように。(さいたま市)
◆「ゆめ風基金」をかたった詐欺ということは、それだけ有名になったということですね。ガンバ!(滋賀県東近江市)
◆ようやく災害時要支援者のことが考えられだしました、避難所での訓練も・・・。(兵庫県川西市)
◆世界中の人が笑顔で快適に過ごせる日が早く訪れますよう。(東京都中野区)
◆必要な方にしっかり役立っていることが、よくわかりました。(神奈川県鎌倉市)
◆誰かの何かの役に立てばと思います。(名古屋市春日井市)
◆毎年、この時期に寄付します。(宮城県仙台市)
◆何もお手伝いできませんが、心ばかり。(大阪府池田市)
◆一年元気に働けたことに感謝して、寄付しました。(神奈川県横須賀市)
◆ばらまき政府は自分のお金と勘違いしている。しっかり今の日本を見据えなければ・・・。
◆皆様ご苦労様です。お役に立てばうれしいです。(東京都世田谷区)
◆毎年、誕生日に思いを込めて寄付しています。お互い、がんばりましょう。(神奈川県足柄上郡)
◆現地には行けませんが、よろしくお願いします。(神奈川県横浜市)
◆「障がい者、高齢者の避難に向けての防災学習会」具体的な提案が良いです。(東京都渋谷区)
◆こども達が一層元気になることを願って。(神奈川県横浜市)
◆10・17坂田明さんの沖縄でのライブ、とってもかっこよかったです。ゆめ風読んでます―と、お声掛けたかったな。(沖縄県今帰仁村)
◆「ゆめ風だより」で元気をもらっています。少しでも役に立つのなら・・・(大阪府高槻市)
◆―今年もお互い様―をお届けできてほっ!です。(東京都世田谷区)
◆街なかでこんな時こんな風に手を貸してほしい、という具体的な思いがありましたら、特集してほしいです。知らないとご迷惑を
かけそうで。でも、お困りのようなときには・・・(大阪市阿倍野区)
◆夏祭り秋祭りの売り上げの一部を東北支援の為に寄付させていただきます。(愛知県名古屋市)
◆福島のみなさん、ずっと応援しています。(京都市)
◆納得できる記事ばかりでした。FBにもアップさせてもらいます。(奈良県吉野郡)
◆ゆめ風の揺るがない働きにつながっていることに感謝です。(大阪府茨木市)
◆寄付金が役立っているのが、明らかなので安心できます。(松戸市)
◆支援がわかりやすくて嬉しいです。(東京都荒川区)
◆ゆめ風だより、しっかり読んでます。ありがとう。(東京都中野区)
◆東北の皆さん、もうすぐ5年目ですががんばってください。(大阪市北区)
◆まだまだ支援が行き届いていない現状だと思います。ゆめ風の輪が一層拡大することを願っております。(東京都東大和市)
信じて託していたただける
ゆめ風基金であり続けるよう
スタッフ一同、努力 協力 尽力いたします。

新年ご挨拶

「新年あけましておめでたくありますようにと心から願う朝」
この言葉は去年の新年ご挨拶に使われた言葉ですが、今年も、同じように思うのです。
皆様、いつもお世話になり、本当にありがとうございます。
阪神淡路大震災から21年。
もうすぐ東日本大震災から5年。
東北は、本当に復興しているのだろうか、少しでも進んでいるのだろうか。
現地を訪問するたびに感じます。
そして、本当にお正月をおめでたいと感じられているのだろうかと・・・。
大きな災害が起きるたび、ボランティアに行く人が増えたりして、「困ったときはお互いさま」との共有がこの20年で、少しずつできてきたのかなあと感じます。
一方で、障害者は街で出るな、邪魔だ、保護するものとの考えが幅をきかせている地域も残念ながらまだまだあります。
ゆめ風基金では、2012年9月から、障害者スタッフが2人、働き始めました。
自分が感じる痛みのように、被災障害者と接したい・・・。
2人とも、また事務局員全員がそう考えて、今年も行動していきます。
どうぞ、今年もよろしくお願いします。
特定非営利活動法人 ゆめ風基金事務局一同

今年もお世話になりました!

今日は、ゆめ風基金も仕事納めです。
(12月29日から1月4日まで冬季休暇を頂戴しますが、
緊急時はいつもの「ゆめ風 06-6324-7702」にかけて頂ければ、転送されます)
年末年始もお仕事のかた、本当にご苦労さまです。
あたたかいせいか、年末、という感じがあまりしないのですが、オフィス街を歩いていると、人通りも少ないように感じます。
皆様にとって、2015年はどういう年でしたか?
残念ながら、今年も自然の猛威に翻弄された年でありました。
大雨、噴火、地震・・・。
改めて被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。
ゆめ風基金は、設立から20年を迎えましたが、その活動は続きます。
支えてくださるみなさまがいてくださる限り、ゆめ風基金は、被災障害者を支援していきたいと思います。
今年も、本当にありがとうございました。
皆様から頂いたお金はあちこちの被災地で、笑顔を取り戻す活動に使われています。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
そして、来年もよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人 ゆめ風基金 事務局一同

コメンシご紹介

なんとなく、あわただしい年の瀬。
寒くて背中も丸めがちですが、
空を見上げ、胸を張り両手を上げると、
「今年も、ご支援していただいた方に感謝」
と口をついて出る。
こんなにも応援してくださる人がいる。
こんなにも見知らぬ人たちに支えられている。
ありがとうを込めて、コメントを紹介いたします。
◆一年の終わりに、皆さまの地道な活動に敬意をこめて。(東京都豊島区)
◆来年もよい年になりますように。(東京都練馬区)
◆皆様、今年も一年支援をつないでくださってありがとうございました。来年もたくさんの人が笑顔になりますよう、よろしくお願いします。(大阪市平野区)
◆コンサート、また開催してくださいね。(兵庫県尼崎市)
◆継続していくのは、大変だと思いますが、微力ながら私も応援しています。(東京都国分寺市)
◆今年も多くの災害がありました。そのたびに心が痛みます。
 -幸福の笑みーが、たくさんの人に訪れますように。(東京都荒川区)
◆毎号、心のこもった報告をありがとうございます。短歌も続けております。(東京都清瀬市)
◆自立生活センターてくてくで、チャリティー絵画展を行なった収益の一部です。活動にお役立てください。(鹿児島市)
◆東北には壊れたままの家で暮らすことを余儀なくされている人たちがいるのですね。(東京都江戸川区)
◆「もでらあと」です。店先にクッキーを置いて、売り上げを寄付してきましたが、一区切りです。(静岡県清水市)
◆68歳の私の人生。息子の死という辛いこともありました。
何とか乗り越えていこうと、来年もゆめ風の方々に支えられていきます。(東京都足立区)
◆一番必要なところに最初に届けてください。(横浜市)
◆精神障がい者にも光を!(神戸市)
◆私も身障者一級を申請中です。永さんのラジオ番組がなくて淋しいです。(山口県熊毛郡)
◆仕事を変えたので、収入が減り、少ししか送金できず・・・。カレンダーがかわいいです。(山梨県甲斐市)
◆お便り拝見して、被災された方に基金が役に立っていることを具体的に知りました。嬉しいです。(山形県新城市)
◆いろいろなことがありすぎて混乱してます・皆が平和で平等でありますように願っています。(東大阪市)
◆寒さに向かう折、皆様お身体を大切に頑張ってください。(神奈川県川崎市)
◆ksksコリアボランティア協会・2015・12・10号P7に牧口一二さんの写真入り記事を拝見しています。(大阪市)
◆今年も一年無事働けたことに感謝して、募金をさせていただきます。(京都府相楽郡)
◆原発は全て廃止!戦備は最大なる浪費です。(山形市)
◆私の誕生日基金はいきがいです。(北海道中川郡)
◆誰もが幸せになる世の中を心から願っています。(北海道三笠市)
◆良心を信じさせてくれることに感謝。(香川県三豊市)
◆ご活動ありがとう。私も地元でのボランティアが長いです。お互い頑張ろうという気持ちで…。(大分県日田市)
◆天災も人災も発生しています。どうか皆様、変わらず過ごせますに。(東京都世田谷区)
◆ささやかな善意です。(秋田市)
◆安倍政権下、弱者は生きにくくなりました。なんとか助け合っていきましょう。(東京都中野区)
◆ハンディがある長男、健常者の長女。それぞれが新しいスタートを切れています。支えて頂いた皆様に感謝します。(神奈川県
相模原市)
◆一年間ありがとうございました。来年は平和でありますように。(群馬県前橋市)
◆スタッフの皆様、今年も一年お疲れ様でした。お体大切にどうか良いお年を。そして来年もご活躍を!(兵庫県加古川市)
◆2015年も終わりになりました。寒くなりましたのでお身体にお気をつけください。(北海道旭川市)
◆病気治療の一年でした。まだ続きますが、新年を迎えられることに感謝して。(東京都板橋区)

ディサービスセンター「ゆうのゆう」さん、ありがとう

サンタさんがやってきた!
今日はクリスマス。街はにぎわっているんだろうな。
でも、ここゆめ風はいつも通り。
各人、お昼ごはんを調達し、それぞれ業務を
淡々とこなしています。
そんな中「こんにちはー」と
大阪のディサービスセンター「ゆうのゆう」さんから
車いすに乗った笑顔が素敵な木村 僚太様と
長身の伊藤 公一様がプレゼントを届けに来てくださいました。
貴重な基金と同時に温かい気持ち、被災地に確かにお届けいたします。
ありがとうございます。
おふたかたのサンタさん!
スタッフ一同

コメントご紹介

東北⇔関西の交流祭はあいにくの雨でしたが、アクシデントなく無事終えました。
支援していただく皆様のおかげです。
ありがとうございます。
今後も東北は長い支援が必要です。
人が人として人を支える団体を目指しつづけます。
コメントのご紹介です。
◆8月のコンサートの様子、楽しく通信で拝見。うらやましいなー。
 行けなかった代わりに送金します。(さいたま市)
◆気温差が大きい時期ですので、皆さん体調管理に心掛けてください。
◆お便りの表紙に「ありえないこと・あってはならないこと」の文字がありました。
  最近のニュースでこのような恥ずかしいこと多くないですか?(東京都荒川区)
◆皆様から元気をもらっています。どうぞお体大切になさってください。(千葉県佐倉市)
◆今年もあとわずかですが、支援させていただきます。(東京都東大和市)
◆被災地の復興は一日も早く!そして東北⇔関西の交流祭は、ずっと続くといいなと思います。
 23日の成功を祈ってます。(大阪市平野区)
◆サポートの状況としての「ゆめ・風基金」は信頼できるみんなの広場ですね。(東京都府中市)
◆2015年度の夏祭りとバザーの収益です。被災地の障がい者の方にお役立てください。(大阪市生野区
◆活動していただき感謝です。障がい者を大事にする社会を築きたいと思います。(大阪府高槻市)
◆皆でよい年を迎えたいですね。(埼玉県上尾市)
◆数年ぶりに基金いたします。ずっと会報を送ってくださり、ありがとうございます。(東京都練馬区)
◆寒い日が多くなってきましたが、どうぞ皆さんお体大切に。(北海道北見区)
◆3・11ゆめ風救援基金として託します。(千葉県市原市)
◆平和がゆめ風の基本ですよね。(東京都渋谷区)
◆牧口さんの「風の旅人」を長年愛読しています。注文できないのが残念です。(愛媛県松山市)
◆少しずつ、毎年変えていけるよ。元気でいたいものです。(東京都杉並区)
◆いつも会報ありがとうございます。被災した各地の今の状況を知ることができます。(東京都練馬区)

「中学生プロジェクト」ご報告

◆中学生プロジェクト~ご報告
毎年、「いのちと防災を考える 中学生プロジェクト」に参加しています。
「もしも」のことが起こったとき、地域にいるのは中学生ではないか・・・。
その子たちの手を借りて、いのちをつなぐには・・・まずは障害を知ってもらうことからだ!
と、2006年から始まったプロジェクト。
今年も11月13日、摂津第二中学校にお招き頂き、行ってきました。
三年生がいる、図書館に入る。
円状に椅子が並んでいる。
私は言語障害のため、声が出しづらい。
初めて訪問した時、「机を後ろに置き、皆さんだけ前で小さな円になってもらえないでしょうかしょうか」とお願いした。
翌年からこの形態で待っていてくれるのがとても嬉しい。
顔見知りになった先生が見守る中、災害時、障害者が抱える状況や避難訓練の注意事項を説明。
お願いしたいことを相変わらずたどたどしく話す。
脳性まひのまんま、かっこつけられぬまま、中学生と向き合う。
彼らの反応も質問もまったく知らされない。
ただ一度のでたとこ勝負。
しかも、ここ図書館は黒板がない!
小道具の張り紙も使えない。
言いたいことを入力して見せる携帯電話も、手元にない。下の教室だ。
書いてきた原稿を、生徒さんに読んでいただくのも、もう違う気がする。
えーい。
私はこの身一つから精いっぱいの声を張り上げた。
不思議なことに、なんだか、伝わっているらしいのだ。
車いすの扱い方の説明をし終えたところで次々と質問が飛んでくる。
「障害があって、最近困ったことはなんですか?」
ん?しょっちゅうだ。
帰ってきた息子に
「もーうコート抜いて」って言ったらマッサージ器のコードを抜かれたり、
タクシーに乗ったら、同じマンション名で違う場所に連れていかれたり、
頼んだラーメンが硬くて、ヘルパーさんに切ってくださいとお願いしたら、ラーメンライスみたいになったり・・・。
なんだか楽しそうという小声に
「私、楽しいのかな?困るんだけど」と笑いの渦。
「こんな私ですが、避難訓練では、助けてくださいね」と、図書館を後にする。
「ふくもとパワー全開ですね。さあ次も全力でいきますか!」
と、車いすを押されて「えっ?」と首をかしげる。
「だから、次の教室ですよ」と先生は言う。
いつも一コマだけなので、今日は続けざまの2コマであることに、私はこの時はじめて気づく。
「エネルギー使い果たしてクタクタですよ。ムリムリ」と叫ぶまもなく、教室に入る。
図書館とはまた違う空気を感じる。
声が奮い立つ間、担任の先生にサポートをお願いしようと試みるも、上手く伝わらず断念。
教室で頼れるものは我が身と生徒さんだ。
生徒さんと、災害時に困ること、避難訓練の時に気を付ける事を考え、板書整理しながら進めていく。
「障害者でよかったことはなんですか」のご質問には
「ない!」と即答しちゃいました。
「私が私でいてよかったなって思うことはありますけど・・・」
「そうか!おんなじなんや」となんと良い勘所。
「そうそう。次は私が伺います。健常児でよかったことは?」
大人びた顔つきの彼が言います。
「人を助けることができる」
あまりにも真っ直ぐな言葉に私は少したじろぎながら、
「じゃー。障害者でよかったことは、助けられることかな?避難訓練では無理のない範囲でよろしくお願いします。まずは自分を大事にね。」と事前学習を終える。
20日の避難訓練は、中学生と障害者、アクシデントもけがもなく、無事、教室から体育館に移動できました。

(頼もしい中学生の皆さん!介助ありがと~!)
命を守ること
ひとりひとりが自身の存在の大切さを知り
自分以外の人間を想える中学生たち。
私がいつも学びの場になる中学生との大切な時間です。
(福本 千夏)

福本千夏のポジ祭レポート

◆BCP研究会
BCPってなに?
福本は、隣の机で事業所のアンケートをまとめる八幡さんに聞きます。
『災害時に仕事が止まらないように、とまってもすぐに仕事ができるように』
日頃から考えることなんだそうです。
人の命や生活に寄り添う医療や福祉現場が、いち早く考えていてほしいこと。
ところが、今日、明日の目の前の仕事に精いっぱいで、立ち遅れている実態があります。
障害者や病人、老人は災害時に命の危機が迫ります。
だって、動けない、逃げられないんですから。
災害時の事業所としてのサポート継続計画も少し考えられてきたのですが、
ヘルパーさんも災害時には助からなくてはならない同じ人になる。
で、11月22日のBCP研究会では、ヘルパーさんがいない状況や、勤務先ではない場所で災害にあったら・・・
などの、障害者にとって恐ろしい想定も考えるというグループワークに、福本も参加してきました。
自分にとって災害時に備えておくものは何か。
なにが、大変なのか、障害者や日常生活をサポートしてくれている方たちと、いっしょに討議する貴重な体験でした。


◆私のポジ祭
ゆめ風基金に入って4回目のポジ祭。
もっと、東北の方と関わり、積極的にお祭りに参加したいとずっと思っていた。
ゆめ風のテントで物品販売をするというのも、もちろん大切な仕事だ。
商品の説明やお値段も頭に入っている。
お客様に伝わらなくても伝えようとすることはできる。
加えて、お祭りなんだから、傍らに活き活きと話し、食べ、買い物を楽しむ人から、元気も頂ける。
でも、いつも心のどこかでもの足りなさを感じていた。
そんな私に以前から交流があった加納浩美さんからお声がかかった。
「一緒にライブしない?」と。
彼女は、私よりもはるか前からゆめ風を知り、ゆめ風を応援してくれているシンガーソングライター。
ゆめ風のTシャツ作成にも関わってくれている。
その加納さんからの嬉しいライブへのお誘い。
私は四半世紀ぶりに、10日間鍵盤に触れた。
何事もそうなんだけど、楽器はとくに短時間でも毎日続けることで暗譜可能。
各自、目に見えない場所で、心を合わせ時間を作り練習していた
学生の頃をなつかしく思い出す。
毎年、ボジ祭に、いか焼きのかぶりもの姿で参加してくれている、ちとダンディなかたをベースに招いて、ゆめ風で練習、ポジ祭で本番となった。
今年のポジ祭は、天気予報では雨。
湿気を含んだ雲は、空の上で雨を降らせずに、お昼過ぎまでがんばってくれていた。
ノーマライゼーション協会お墨付きの、ミスターナガタ氏のキーボード演奏の後、14時過ぎ、仮称【ゆめ風クラブ】の出番と共に、雨も大歓迎してくれる。
「ビリーブ」
加納さん作曲の「ラブ パラシュート」
ラストのゆめ風応援歌「風と夢」は、色とりどりの傘が加わり大合唱。
滋賀連からはゆめ風ネットの古くからの知人が、予告もせずに駆けつけてくれた。
うれしくて、心が震えた。
音信が途絶え気味になっていた大阪の友人が、ステージの一番前で雨の中見守る。
「ライブよかったよ。また来年も聞かせてね」
東北からの参加者が肩をポーンとたたいてくれた。
「私、ここにいてもいいんだ。ここにいるんだ」って、冷たい雨の中だけど、心は温かい。
ポジ祭が私のポジ祭になった。
ありがとう。
(福本千夏)

ポジ祭ご報告!

11月22、23日と、長居公園でイベントが行われ、参加してきました!
まずは、22日、BCP(大規模災害時の障害者支援:Business Continuity Plan)研究会ワークショップの様子です。
ポジサイ12
事前に、全国80か所以上の事業所にアンケートをお願いし、災害時、事業所でどんな備えをしているのか、調査しました。(まとめてくれたパーティ・パーティの福田さん、お疲れさまでした!)
内閣府の調査では、福祉分野の「BCP」策定率が4.5%という他業種に比べ、圧倒的な低さが目立ちます。
(電気業66.7%、通信業40.0%、ガス業40.5%、運輸施設提供業36.7%)
この日は、そんなアンケート結果をふまえ、グループワーク。
・一人でヘルパーさんがいないときに災害が起こったら?
・旅行先で大阪が被災した、となったら?
などの設問に対し、それぞれ参加者がいろんな立場で、何が不安か、何が困るか、どんどん発言し、
問題点を凝縮していきました。
・トイレのある場所がわからない
・薬が不足する
・介助者がいつまで一緒にいてくれるのかわからない
・家族の安否確認のため、歩いてでも先に家に帰りたい・・・けれど障害者を置いていけない
など、本音がどっさり。
それでいいんです。
みんな助かりたいのだから。
さしあたって、これからの行動を決めるのには、「情報」が大事。
それをどう集めるのか、避難するか、とどまるか、どこでどう判断し動くのか。
自分だけでは、どうにもならないと思われる問題が山のように出てきます。
それを自助・共助・公助のなかで、各自あてはめ、災害に備えることがBCPです。
私は、薬は1週間分、それとどこでもトイレという、排泄物をビニールに入れ、固めるものをいつも持ち歩いています。
保険証とか障害者手帳とかも。
何かあったら・・・の備え、自分ができることはたくさんあるはずです。
もしものとき、どこで集合するのか、近くの避難所になる学校を家族で下見に行くも良し、
備蓄品を増やすも良し。
(防災食品は高いので、軽いビスケットやチョコレートなどをリュックに入れています)
備えすぎ、ということはない。
改めて避難訓練などの大事さを痛感しました。
災害時にどのような対応をするか決めておく、BCP。
今一つわからない、というかたは、ゆめ風基金までご相談ください。
一緒に、もしも、に備えて、準備をしておくと、きっと役立つはずです。
翌23日は
【今年もやります!!第6回「東北⇔関西ポジティブ生活文化交流祭」】
長居公園自由広場に、今年もたくさんのテントが!
ゆめ風ブースにはいろんな方々が集いました。
東北のかた、被災地へボランティアに行かれたかた・・・
大きな声で、東北のグッズ販売、ゆめ風グッズ販売を手伝ってくださったボランティアさん。
売り切れも出るほどでした!

ポジサイ7
街頭募金にも来てくださっている方々です。↓
ポジサイ11
南三陸「こども広場 にこま~る」の手拭いやストラップを販売してくれていたお二人。
お疲れさま!
ポジサイ6
皆さん笑顔がステキです(∀`*ゞ)
残念ながらあいにくの雨。
小ぶりの雨の中、わがゆめ風当事者スタッフ・福本が、長居でバンドデビューしました!
ポジサイ1
傘をさしてもらいながら、キーボードで参加!
本人、結構、緊張していましたが、終わったあとは大満足!の様子でした。
(だいぶん、練習しすぎて疲れていたかも・・・)
見てください!足の踏ん張り具合を!!!
いつもこんなふうに踏ん張って生きている福本千夏です!
ポジサイ8
シンガーソングライターの加納浩美さんと一緒に、「風とゆめ」を合唱。
事務局長の橘高&八幡コンビもマイクの前に!
珍しいことです。
雨の中、参加くださった皆様、お疲れさまでした!
準備段階から大活躍の皆様も、ありがとうございました!
いろんな人と、出会い、また来年!と言えるこのイベント。
ずっと続けていく予定ですので、来年も、11月23日、長居公園で皆さんの笑顔と会えますように!
(長崎 圭子)

イベントのお知らせ♪BCP研究会&ポジ祭!

BCP(大規模災害時の障害者支援)研究会ワークショップ開催
災害が発生したときに、障害者支援に携わる事業所や施設・介助者・当事者・その家族は
生活のなかで地域で何ができるのか?
そのための備えや心構えは?、また現在何ができていないのか。
大阪府下の障害者支援事業者・施設50団体から集まったアンケートを基にまとめた資料を使って、みなさまと一緒に考える学習会です。
日時:2015年11月22日(日)14:00?16:30
会場:大阪市長居身体障害者スポーツセンター2階会議室
アクセス:地下鉄御堂筋線 長居駅
定員:80名
参加費:無料
お申込み:お名前・所属・かかわっている支援内容(当事者や家族の方も歓迎)・連絡先を記載し、下記まで送ってください。
特定非営利活動法人 日常生活支援ネットワーク「パーティ・パーティ」
TEL・FAX:06-6649-0455 メール:po-net@e-sora.net
担当:福田悠介
主催:BCP研究会
そして、今年もやります!東北⇔関西ポジティブ生活文化交流祭(11/23)
日時:2015年11月23日(月祝)10:30?15:30
会場:長居公園自由広場
2011年以降、東北での障害者救援活動を通じ出会ったみなさまが地域を超えて、お互いの生活文化を尊重しあうためのお祭りです。
東北からのゲスト、大阪で障害者支援にかかわるみなさんや障害当事者やその家族、東日本大震災の応援をされているみなさんが一同に会し、毎年5000名を超えるみなさんが出会い、おしゃべりし、つながるお祭りです。
今年も50団体の出展や運動会、ステージでのライブが開催されます。
当日一緒に楽しむ・つながりながらお手伝いしていただけるボランティアさんも募集しています。
<主催・お問合せ>
特定非営利活動法人 日常生活支援ネットワーク「パーティ・パーティ」
〒556-0012 大阪市浪速区敷津東3-6-10
TEL・FAX:06-6649-0455 メール:p2party2@gmail.com
ゆめ風基金も、事務局一同、ブースで皆様のお越しをお待ちしております!
当日の天気予報が、午後から雨、というのが気になりますが・・・
長居で会いましょう!