11月22、23日と、長居公園でイベントが行われ、参加してきました!
まずは、22日、BCP(大規模災害時の障害者支援:Business Continuity Plan)研究会ワークショップの様子です。
事前に、全国80か所以上の事業所にアンケートをお願いし、災害時、事業所でどんな備えをしているのか、調査しました。(まとめてくれたパーティ・パーティの福田さん、お疲れさまでした!)
内閣府の調査では、福祉分野の「BCP」策定率が4.5%という他業種に比べ、圧倒的な低さが目立ちます。
(電気業66.7%、通信業40.0%、ガス業40.5%、運輸施設提供業36.7%)
この日は、そんなアンケート結果をふまえ、グループワーク。
・一人でヘルパーさんがいないときに災害が起こったら?
・旅行先で大阪が被災した、となったら?
などの設問に対し、それぞれ参加者がいろんな立場で、何が不安か、何が困るか、どんどん発言し、
問題点を凝縮していきました。
・トイレのある場所がわからない
・薬が不足する
・介助者がいつまで一緒にいてくれるのかわからない
・家族の安否確認のため、歩いてでも先に家に帰りたい・・・けれど障害者を置いていけない
など、本音がどっさり。
それでいいんです。
みんな助かりたいのだから。
さしあたって、これからの行動を決めるのには、「情報」が大事。
それをどう集めるのか、避難するか、とどまるか、どこでどう判断し動くのか。
自分だけでは、どうにもならないと思われる問題が山のように出てきます。
それを自助・共助・公助のなかで、各自あてはめ、災害に備えることがBCPです。
私は、薬は1週間分、それとどこでもトイレという、排泄物をビニールに入れ、固めるものをいつも持ち歩いています。
保険証とか障害者手帳とかも。
何かあったら・・・の備え、自分ができることはたくさんあるはずです。
もしものとき、どこで集合するのか、近くの避難所になる学校を家族で下見に行くも良し、
備蓄品を増やすも良し。
(防災食品は高いので、軽いビスケットやチョコレートなどをリュックに入れています)
備えすぎ、ということはない。
改めて避難訓練などの大事さを痛感しました。
災害時にどのような対応をするか決めておく、BCP。
今一つわからない、というかたは、ゆめ風基金までご相談ください。
一緒に、もしも、に備えて、準備をしておくと、きっと役立つはずです。
翌23日は
【今年もやります!!第6回「東北⇔関西ポジティブ生活文化交流祭」】
長居公園自由広場に、今年もたくさんのテントが!
ゆめ風ブースにはいろんな方々が集いました。
東北のかた、被災地へボランティアに行かれたかた・・・
大きな声で、東北のグッズ販売、ゆめ風グッズ販売を手伝ってくださったボランティアさん。
売り切れも出るほどでした!
↓
街頭募金にも来てくださっている方々です。↓
南三陸「こども広場 にこま~る」の手拭いやストラップを販売してくれていたお二人。
お疲れさま!
皆さん笑顔がステキです(∀`*ゞ)
残念ながらあいにくの雨。
小ぶりの雨の中、わがゆめ風当事者スタッフ・福本が、長居でバンドデビューしました!
傘をさしてもらいながら、キーボードで参加!
本人、結構、緊張していましたが、終わったあとは大満足!の様子でした。
(だいぶん、練習しすぎて疲れていたかも・・・)
見てください!足の踏ん張り具合を!!!
いつもこんなふうに踏ん張って生きている福本千夏です!
シンガーソングライターの加納浩美さんと一緒に、「風とゆめ」を合唱。
事務局長の橘高&八幡コンビもマイクの前に!
珍しいことです。
雨の中、参加くださった皆様、お疲れさまでした!
準備段階から大活躍の皆様も、ありがとうございました!
いろんな人と、出会い、また来年!と言えるこのイベント。
ずっと続けていく予定ですので、来年も、11月23日、長居公園で皆さんの笑顔と会えますように!
(長崎 圭子)