ちなつのちょっと行ってきました。総会in仙台

ちなつのちょっと行ってきました~ゆめ風総会in仙台
ちょっと前の記事になりますがすみません!
3月28日29日。
事務局員の福本も、総会に参加させていただきました。
福本も3回目となれば、報告内容も、議論の内容も分かります。
えっ?いままで、わからずに?
まあ、50歳からゆめ風で社会人になったことがありがたく、懐かしく・・・、
でも、いまだに公的な文章書きは苦手。
なので、いろいろな方と出会って、心に残った言葉をまとめてみます。
いつもの振込用紙の励ましの声をご紹介する感じで。
事務局は、新幹線移動組と飛行機移動組にわかれて行きました。
私は飛行機組でしたが、代表や、理事など車いす3台での移動。
これが予想以上に時間がかかる。
世の中は、まだまだ、障害者のゴタイオウに慣れてはいない。
ちょっと小さな飛行機には、バスとゴンドラチックな乗り物でいく。
ありがたいんだけど・・・と首が少しかたがってしまう。
「うちらに聞いてもらえれば、もっと、互いに時間もかからず気持ちええのにな」と
車いすの背もたれ越しに、牧口理事長のつぶやき。
東北は広い!念いりに移動時間は計算していたのだが、
車いすはエレベーター・スロープを求めて動かざるえない。×(かける)車いすに乗る人数。
空港から電車を乗り次ぎ、総会の会場を一行で目指す。
わちゃー。
がんぱってがんばって?急いでみたけれど、1時間の遅刻。
「あるまじきではないけれど、やっちゃったんだから、謝るしかできんわ」とこの日の牧さんの二度目のつぶやき。
申し訳ございませんでした~。
総会は、とんとんと運び、全国から参加いただいたゆめ風ネットのかたがた、東北の皆さまとの交流会も。
・東北の現状はまだまだ厳しく、人口が減っていること。
・障がい者居宅のヘルパーさんもタイミングよく研修すれば、受講生はいる。
・でも、そのあと、「仕事としての福祉」という感覚が持てない。
・障がい者福祉の現場のイメージができない。
など、制度に慣れていない風習の中で事業を展開していく大変さをお伺いしました。
阪神淡路大震災を経験した、ゆめ風理事の細井さんは
「僕らの時代は、制度も何もなかった。だからかなー。偶然生きての出会いも楽しめた。みんな何か抱えて生きている。お互いさんやって単純に思えたんだけどね」と穏やかな笑みを浮かべた。
感動さめやらぬ翌日は「風街フォーラム」と称し、
仙台CLたすけっとの若手障害者と熟人障害者の牧さんが座談会。
「僕は仲間とデザイン会社を立ち上げたのが社会人第一歩なんよ。
この時みた空がごっつうきれいで、この空は、僕のもんやって思った。
出会い方もあるけど、街も人も誰かが言うから、何かが変わっていくと思うんよ。東北の人は、奥ゆかしいの?」と
牧さんは問う。
答えは・・・
「周りの人を気にしてしまう。駅も銀行もまだまだ使いづらい」
福本は思いました。
エレベーターもスロープも人の手も借りて、合理的配慮がご都合排除にならないように、
少しづつモノ申して生きていくには勇気と労力がいる。
障がい者は医療的モデル・社会的モデルだの言われるけれど、
人が人として生まれて出会って、素敵に生きれれば、それがしあわせっていうことなんでは?
日々、足が硬縮して歩けなくなっていく。
歩けないということは、痛く冷たい足を地につけて生きていくことを知る。
東北の方の痛みも、想像しかできないのだ。
けど・・・
想像して、助け合う場所が、ゆめ風基金なんだと。
決意新たに大阪に帰った翌日から、福本は、久しぶりに一週間、発熱と咳でゆめ風のお机を空けてしまいました。
みなさん、体調崩されていませんか?
くれぐれも無理なさらないように!!

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