毎年、この時期になると、「障害」や「共生」についてお話ししてくださいと、
ありがた~いお申し出をくれる、地元の小学校。
今年もお邪魔してきました!
事前に、DVDを見てもらい、普段の生活の一部を知ってもらいます。
そして、5年生の前で、「障害があって生活するってどんな風なの?」と、
子どもたちの素朴な疑問に、答えていきます。
「電動車いすってずっと動くの?」
「電気で動くから、充電しないといけないんよ。満タンにして、梅田2往復くらいはできるかな~?」
「痛くないの?」
「痛いよ~だからお薬飲んだり、注射したりしてるよ~」
「なんでにこにこしてるの?」
「うーんとね、こんなふうに、いろんな人に障害を知ってもらえるって、嬉しいことやから!」
「つらいこと、しんどいことはないんですか?」
「毎日、しんどいなあ、とか、つらいなあ、とか思うよ~。でもさ、障害があるから、みんなとも出会えたよね?
辛いこともあるけど、今日みたいに、新しく出会いがあったりすると、辛さも吹っ飛ぶよ!」
「危ないこと、怖いことは??」
「車いすに乗っていると、目線が低いので、歩きたばこの人の火があたることや、肩にバッグをかけて歩いてる人のバッグが当たって傷ができることもあるよ!歩きスマホの人ともぶつかりそうになる。すみませーん!と言ってるのに、イヤホンで音楽聞いたりしてるから、私の声も聞こえない。いろんな危険が街にはいっぱいだけど、それでも楽しいことのほうが多いよ!」
ストレートに聞いてくる子供。
瞳がきらきらしています。
こんなふうに、ゆめ風の地元とのお付き合い、どんどん増やしていきたいと考えています。
コンビニの近くで
「あ!長崎さんだ!」と声をかけてくれる子供を一人でも増やしたいのです。
そして、この子達が、もっと大きくなる頃、今よりも良い社会になっているよう、
笑顔で過ごせているように、
負の遺産は残さず、良い遺産を残せるよう、活動していければと。
人権などに関する出前授業も承ります♪
お気軽にご相談ください!
(長崎圭子)