ちなつのちょっと行ってきました
中学生プロジェクトの巻
2月19日21日・柴島中学校にて避難訓練が行われました。
障害者が地域で生き、「行動し続ける大阪応援センター」と盲ろう友の会「手と手とハウス」主導・協力のもと、
事務局員・福本も事前学習から参加。
中学生と一緒に災害時に必要なものや、避難訓練時の注意事項を考えるというこのプログラムも何年にも渡り続けられています。
ことばが出しづらい障害者とのコミュニケーション方法や、車いすの扱い方を、みなさん熱心に聞いてくれました。
~自分の名前を手話で表そう~タイムでは、好奇心たっぷりの目がキラキラ。
避難訓練当日は、言語障害の私との会話もスムーズに。
通訳してくれる生徒さんが現れるまでに・・・。
中学生の柔軟な心と頭と耳に感動しました。
「好きな果物・・・の皮は何ですか?」という茶目っ気たっぷりの質問まで飛び出て、福本が大笑いする一幕も。
でもでも、避難訓練では、
障害者のペースに合わせて安全に一緒に移動してくれ、
中学生の底力を目の当たりに感じました。
各教室から体育館に生徒さん・障害者と共に無事避難。
ここで、代表理事、牧口一二氏の親しみやすいお顔とお話が。
「人は、災害時にそんなに薄情になれないものだと、僕は思います。もちろん、人をかまってられない状況の時もありますが・・・。でも、少し余力があるときは・・・」
冷たい体育館が、中学生の若いエネルギーに暖まりだしました。