皆様もご存じのとおり、2013年11月9日にフィリピンを襲った台風30号(国際名:Haiyan ハイエン、フィリピン名:Yolanda ヨランダ)は、
フィリピン中部のレイテ島、サーマル島などに甚大な被害をもたらしました。
死者5235人、行方不明1613人(11月25日現在)被災者約950万人、全壊家屋約1万3000棟と報道されていますが、時間の経過とともに、被害はますます増えると予測されます。
11月8日朝の時点で、最大風速87.5メートル、最大瞬間風速105メートルを記録したということです。(ウィキペディア「台風第30号」より)
現在も被害の全容はいまだつかめていません。
家屋倒壊による圧死だけでなく、津波のように押し寄せた高潮による溺死などで多くの被害が出ているようです。
ゆめ風基金では、フィリピンの障害者団体とつながりの深い馬垣理事を中心に、DPI日本会議、CODE(海外災害援助市民センター)と連絡をとりながら被災障害者情報の把握に努めているところです。
DPI日本会議の連携団体であるマニラの自立生活センター「ライフヘブン協会」が、被災地調査を開始しましたので、障害者の被災状況について、追って報告が届くと思われます。
これまでの災害で明らかなように、災害時、障害者は、避難できない、避難所を利用できない、情報が得られないなど、普段以上の困難に置かれます。
ゆめ風基金では、DPI日本会議、CODEと協力しながら、フィリピン被災障害者支援にあたっていきたいと考えています。
今後、詳しい情報が入り次第、皆様にもお知らせいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。