急に寒くなってきたと思えば、昼間はぽかぽか昼寝日和。
寒暖の差が激しく、体調を崩しやすい季節ですが、皆様、お変わりございませんか?
さて、皆さんは、「ピープルファースト大会」をご存知ですか?
1994年に知的障害のある全国の当事者が集まり結成された組織です。
-わたしたちは(障害者)であるまえに人間です-
-多くの障害当事者が全国的なつながりを作ることで、地域で暮らしていく自信や勇気を-
このスローガンのもと、年に一度、いろんなところで開催される大会です。
今年は、11月2日、大阪で催され、障害当事者の参加も1100人を超えました。
盛り上がりました!
今大会のテーマは「世界とつながろう、被災地とつながろう、なかまどうし助け合おう」
大会は、3部構成で進行されました。
1.「虐待をゆるさない」では
「支援者が施設で虐待するのは許せない」など、勇気と覚悟をもった報告がいくつもありました。
自分の権利は自分で主張し、守っていく!ことの大切さを学びました。
2.「東日本大震災について」では
「津波で電車が動かず、家に帰れなかった」こと、「避難所には家族が誰もいなくて不安だった」こと。
「その後の原発事故で、震災前に一緒に働いていた作業所のメンバーが他県に避難し戻ってきていない、震災前の状況にまだまだなっていません」との報告が。
―被災地とつながり、なかまどうし助け合おう-と書かれた旗が舞台そでで、なびいていました。
いっしょに・・・。
3.「外国のなかまの話」では
「スウェーデン」「韓国」「アメリカ」「香港」「ニュージーランド」のゲストが胸を張り、自分の生活、ヘルパーさんとの関わり方、行政との交渉の進め方などについて語られました。
なかなか日本にいてはわからない、各国の障害者の暮らし方を知ることができました
障害等当事者が企画し、実行し、大会を成し遂げる、ピープルファースト大会。
今回、ゆめ風基金を代表して、来賓挨拶を、と、大役を任された私。
大勢の前でのスピーチ。
どうしよう、どうしようと悩みましたが・・・。
長時間話すのは、どうも苦手です。
よし!
凝縮して短くお祝いを言えばいい!と開き直りました!
緊張しましたが、無事に挨拶も終わりました。
司会進行役のかたから、はじめてのあいさつに震えた言語障害者の私がもらったことばは、
「大丈夫!みんないるよ。あなたのあいさつは素晴らしい」でした。
ありがとう!!