みちのくTRYについて~石巻の皆さんから

「みちのくTRY」に参加した、被災地の障害があるかたから
メッセージを頂ました!
改めて、そのときの感動が蘇る今だからこそ書ける文章、ぜひご紹介したいと考え
ブログにアップします。


★被災地障がい者センター 石巻   箕田 朗子
みちのくTRYに参加された皆様、本当にお疲れ様でした。
石巻の阿部くん、石森くんが全日程に参加すると聞いた時、
正直、「完走するのは無理じゃないか・・・」と思いました。
そんな心配をよそに、二人は陸前高田の一本松に
ゴールしました。
よくやったと心から思います。
二人とも、みちのくTRYを通じて、きっと何かを得たのではないかと
思います。
センター石巻のこれからの活動、そして二人のそれぞれの
生き方に、それが生かされるよう、願っています。
★みちのくTRY   阿部俊介
私は初めての参加でした。
正直TRYのことすらわかりませんでした。
話を聞いたときは、参加しようとは全然思いませんでした。
けど詳細や内容を聞いたら、まさにこれは今の自分と言うか
石巻を変えるチャンスだと思いました。
実際私は、TRY自体を軽く考えていました。
余裕で完走出来ると考えていました。
ところが、実際始まったらそんな甘いものじゃありませんでした。
それは、予想以上に連日猛暑の毎日で体力を奪っていきました。
それと30名くらいの団体行動にも、正直二週間も知らない人達と出来るか
凄く不安でした。
けど、逆にこれは色々な方達と出会えているし、お話を聞かせて頂けると思い、
私は積極的に話しかけて、その結果、本当に良いお話やアドバイスをして頂きました。
私は、このTRYに参加して、みんなで力を合わせて、行動や声を上げていけば
何事も変えていけるように思いました。
それは、まさに今の私達の石巻の活動に必要なことです。
TRY阿部さん
★みちのくTRYを終えて    石森 祐介
お盆明けから8月の終わりにかけて行われた「みちのくTRY」だが
自分にとって、とても印象深いものになったが、それと同時に
未だに残る震災のトラウマと向き合う旅でもあった。
岩手の沿岸部の被災した市街地や、急な山道での移動は、ここ連日の暑さも手伝って過酷なものだった。
また津波の爪痕が色濃く残る地域を通る度に涙ぐんだり、
酷い時には泣き叫ぶ事さえあった。
しかし、その度に同じ参加者である周りの皆の叱咤激励もあって、
なんとか最終目的地の陸前高田市の奇跡の一本松の前まで到達する事が出来た。
また道中で何度か行われたバリアフリーチェックや要望書の提出、
公的機関への交渉の様子は、同じく一年前に被災した石巻地域で活動する私達にとって大いに参考になるものだった。
最後にこのTRYで出来た繋がりを今後も大切にしていきたいと切に願う。
石森さん写真
被災地障がい者センター 石巻
〒986-0861 石巻市蛇田字中埣37
TEL&FAX   0225-25-5388 
E-MAIL   hsc_ishinomaki@yahoo.co.jp
ブログ http://blog.canpan.info/hsc_ishinomaki/ 

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