「西日本豪雨災害 被災地からのお礼状~その2」です
●お世話になっております。
この度は、被災された障害者の方々にご支援頂き、ありがとうございました。皆様もとても感謝されていました。その方によって状況は異なりますが、ゆっくりと復興、生活再建に向けて歩まれています。
少しずつではありますが、真備町全体も昔の風景に戻りつつあります。我々も少しずつではありますが、事業再開し皆さんと一緒に前に進んでいます。改めて皆様方の心づかいにお礼申しあげます。本当にありがとうございました。
●ゆめかぜネットさんの代理でお手渡しさせていただきますとお伝えしながら個人宅を訪問しました。皆さん、感謝の思いを話されていました。
被災後3ヶ月近く経過しましたが、浸水害についてもまだ床板を剥がして乾燥させている段階(これまでも大変でしたが)のご家庭も多く、まだまだもとの暮らしに戻るのには、時間を要する状況の中、経済的にもそして何より、気持ちが励まされると言葉にされていました。
また、被害に遭って、大変なのは仕方ないかもしれないけれど、「被災して大変」ということを公として認めてもらったように感じうれしかった、いただいたお金で補助の対象にはならない家屋周辺の修繕にも使えるので助かる。
等々のお言葉がありました。
(中略)
疾病や傷がいにより、「自分では、直接作業ができなくて、ほぼ社会福祉協議会のボランティアセンターに頼ってしまったがとても助けられた」と自分ばかりがボラセンに多く来てもらったのは申し訳なかったという背景の思いも含めてお話しをいただきました。必要な方が必要な量を利用されることが大事であることなどを知っていただき、持たれなくてよい負担感などを感じられないような啓発も大事と感じました。社会福祉協議会との連携は、現在までも常にとっていますが、より細やかな連携と共有が必要と感じました。
小規模町で訪問できる状況にあることで訪問での対応とさせていただきましたが、訪問することにより、全体像が把握でき、健康管理や包括ケア、医療を所管する部門としても大変実りをいただきました。今後もわがまちらしい包括ケア体制を目標に必要な情報の共有と関係部門の連携につなげていきたいと考えています。今後ともご教示等よろしくお願いいたします。
事務局から~まだまだ以前のような生活は取り戻せていないかたが多いようです。
でも、皆様からゆめ風に託されたお金は、このように多くの被災されたかたの顔や気持ちを上に向けてくれる、温かい手だったと感じています。
『もし自分があの場にいたら・・・・』
阪神淡路大震災、東日本大震災以降、ずっと答えが出ない問いに、今日も向き合っていきます。
皆様に感謝を!
(長崎)