河野副代表は阪神淡路大震災の惨状に、長期にわたる被災障害者支援を目的に、牧口一二代表と共にゆめ風基金を創設、22年間副代表としてゆめ風基金を牽引してまいりました。
昨年6月末に自宅で転倒、頭を強打して意識不明の状態が続きましたが、一命をとりとめ、8月にリハビリテーション病院に転院、食事や会話もできるようになり、自力で車いすを駆って病院の廊下を移動するまでに回復し、愛する箕面に戻って生活をすることを目指していました。
しかし、今年5月に入ってから状態が悪化し酸素マスクと点滴の生活となり、会話もままならない状態となりました。大声で名前を呼んだり、手を握ったりすると、時折眼を開けて、声を発することもあり、回復を願い続けてきましたが、9月8日正午すぎに帰らぬ人となりました。
9月9日の通夜、11日の告別式共に各地から多くの人が駆け付け、河野副代表の活動の広さと深さに改めて感じ入りました。これまでのみなさまのご厚誼に心より感謝申し上げます。
私たちは、これからも副代表の志を受け継ぎ活動を続けてまいります。
2017年9月14日 ゆめ風基金一同