ヒデの救援レポート4月9日

〓4月9日までに、被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は
72591182円です。
〓支援する団体、個人と金額。岩手県盛岡の被災地障害者支援センター準備会
に、立ち上げ資金としての200万円。新潟県の自立生活福祉会へ、避難障害者用
に、自立生活体験室の改造と風呂の設置のために、150万円。仙台市のすまいる
作業所の豆腐作り用のボイラー倒壊再建のために、110万円。を検討中です。
〓このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ
風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バク
バクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあ
れこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお
使いください。
〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、〓郵便振
替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
〓大震災救援の中のボクの風景。9日、被災障害者救援本部大阪の統一共同カン
パ活動が、大阪難波千日前のビッグカメラの前で実施されました。参加者は、常
時、様々な障害のあるひと、ないひとが、70人前後。車イス使用者は、20人前後
でした。マイクを使わない、地声での呼びかけです。
翌日が統一地方選挙前半戦の投票日でもあり、選挙カーがひっきりなしに通っ
て、スピーカーは、最大音量。辺りの繁華街では、パチンコ店を始め、各店舗が
昼間なのに、電飾がギラギラ、音ガンガン。地震による停電や、計画停電など、
どこの国の話しなの風情。未だに電気が復旧していない地域もある、被災地の風
景に、想いが飛んで行きます。
〓遠野の痰の吸引が必要な障害者が、7日の6強の地震で発生した停電のために、
吸引ができなくなった。助けて欲しいとの緊急連絡が、その障害者と同宿してい
る、ボランティア男性から、仙台の救援拠点にありました。おっとり刀で、発電
機とガソリンを車で届け、辛うじてセーフでしたとの報告がありました。
〓7日の地震停電に関する新聞情報が、人工呼吸器をつけた子の親の会・バクバ
クの会副会長の穏土さんからありました。計画停電でも大変なのに、突然の停電
では、対応のしようがないと憤慨しつつ。気管支炎治療のために、自宅で酸素吸
入器を使用していた女性が、停電のために吸入器が止まり、死亡しているのが発
見された。山形の在宅酸素ユーザーの女性 :63才:が停電後に電源を失い、119
番に通報するもつながらず、5時間半後につながったが、間に合わず、死亡して
しまった。とのこと。
〓東京の救援本部の世話人会が、15日に開かれることから、ゆめ風基金としての
当面の支援金使用のあり方を考える緊急理事会を11日午後4時から、開くことに
なりました。
〓10日の毎日新聞に、小さい記事ですが、統一共同カンパ活動のことが掲載され
ると、取材記者から連絡がありました。ご覧ください。
〓宮城県の社福法人:虹の園:が経営している、障害者の働くピザハウスが被災
している。再建の支援は可能かどうか、調べて欲しいとの知り合いでもある、ゆ
め風基金呼びかけ人代表の歌手、小室等さんからの依頼があり、手立てを調査中
です。

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