先日、2月17日、「東北関東大震災障害者救援本部」活動報告・政策提言集会が東京の衆議院第二議員会館で行われ、ゆめ風基金からは、橘高事務局長、八幡理事、私・長崎が参加してきました。
東京や大阪など一緒に活動してきた救援本部は活動を終え、被災地それぞれが活動を始めています。
今回の集会は、震災以降の活動をスライドで上映したり、問題提起や被災地からの「今までとこれから」を報告したりと
盛りだくさんの内容で行われました。
第一部では上記の発表があり、救援本部の経験を活かし、提言集を冊子として発行しました。
A4サイズで15ページ。
救援活動で一番重く強く感じたことは、日ごろの障害者が抱える社会問題が、震災という災害でより大きく顕著になったことです。
それらを簡潔にまとめたのがこの提言集です。
今後の活動の大きな指針にもなります。
ほしい!というかたは、ゆめ風基金までメールや電話でお知らせください。
参加者の熱気であふれかえった会場は、休憩を挟んで茶話会へ。
1部とは違ったざっくばらんな会となりました。
(ちなみに進行は私でした~)
『もうすぐ震災から5年とマスコミなんかは言うけど、被災者にとっては日々続いていく日常の1コマで、区切りなんかつかないし、つけられない』との被災地の言葉は、まだまだ続く支援の重みを感じました。
合同の救援本部での活動は終わりましたが、ゆめ風は、活動を続けます。
ゆめ風基金を知らないかたには、是非、お知らせください。
何かお力になれるかもしれません。
復興にはまだまだ時間がかかる。
これからも、いろいろご報告していきます。
(長崎 圭子)