最近、「防災」をテーマにしたセミナーなどが多く開催されるようになってきました。
先日、「おおさか災害支援ネットワーク」と「排除しない防災セミナー」に参加してきました。
2月16日、「おおさか災害支援ネットワークは6回目の開催で、「顔の見える関係作り」などを目的に、今までワークショップなどを開いています。
ゆめ風基金の活動も紹介させてもらいました。
社協関係の参加者が多いのですが、企業さんもちらほら。
今回は、「もしも」のときに、何ができるか、緊急時(災害発生から1~2日目と3日目以降)自分の団体で何ができるかを
付箋に書いていって、同じようなことをするグループと顔見知りになる、などということをやっていました。
(災害時に着用して支援に行く、それぞれの団体の非常用ベストを着てのワークショップ)
もう一つのセミナーは、2月18日、「排除のない防災」
要援護者に絞って「減災」のヒントをいろんな立場から発言されていました。
同支社大学の立木茂雄さんのお話は、とてもわかりやすく、フィールドワークで得たものを資料にしてくれ、配布。
「排除のない防災」が、4月から施行される差別解消法で義務付けされるのではないかとの視点でのお話は新鮮でした。
阪神淡路大震災を経験された当事者のかたも「日頃からの近所付き合いは大事」と。
高齢者や障害者、外国人、土地勘のない旅行者、そのとき病気やけがをしている人など、いろんな「避難行動要支援者」はいます。
災害を0(ゼロ)にするのは、人間の力ではほぼ無理ですよね。
でも・・・・
災害死を減らす「減災」にはいろんな方法があるとのお話は、ゆめ風が今、行っている講演活動でも皆さんにお伝えしていることで、改めて自分たちの方向性に自信を持った(のは言い過ぎですね)過信は禁物。
また一歩一歩、広報したりと活動していきます。
(長崎 圭子)