2月12日(金)中学生プロジェクト
事務局員福本は、局長橘高さんと柴島中学に行ってまいりました。
中学2年生4人のテーブルに入り、避難訓練時の注意事項などを一緒に考えました。
車いす利使い方や避難訓練については、事前に学習してくれていたようでした。
そのほかにも、たくさんの質問を考えてくれていました。
一番遠くまで行った行き先は?
最近されて嬉しかったことは?今朝は、同僚にコーヒー入れてもらったこと、ここまで車いすを押してきてもらったこと。
で、今みんなにきちんと話を聞いてもらっていること。
生きていてよかったと思う瞬間は?私、息子がいて・・・この子が話したり歩いたり、進学したり・・・
うーん、みんなのお母さんとそこは同じ。
辛かったことは?みんなと同じ年の頃は、いじめられたり、からかわれたり、きつかったかな。
涎を机の上にこぼして、その机を廊下に出されたりもした。入れてくれた子もいたけど・・・。
だから、みんなも、もし理不尽なことをされたら、「きつい!なにすんねん」って叫ばなあかん。
助けてっていうの、勇気がいるけど自分の身に起きていることは、まずは自分で声をあげな。これは災害の時も同じ。
ここで、タイミングよく、{ただ今、地震が起きました。体育館に避難してください}のアナウンス。
幾台かの車いすが渋滞することなく考えられた避難経路を通り、皆安全に避難できました。
体育館は寒いからというご配慮で、話を聞くのに程よい広さの視聴覚室で
わがゆめ風の代表、牧さんの話に耳を傾けていた生徒さん達。
ジェネレーションギャップなんて吹き飛ばす牧さんのエネルギーが、
教室いっぱいに広がり、みんなの命をあたためました。
「いのちが粗雑に扱われがちやけど、
共に生きる世の中を、障害者も健常者も心和らぐ冗談の一つも言いながら、
考え続けようや!たのむよー」