ヒデの救援レポート2015年12月1 日№184

【いろいろな出版物&記録物のご案内】
●大規模災害時における障害者福祉サービス提供事業所の対応について「アンケート集計結果」
2015年年11月BCP研究会 TEL&FAX 06-6649-0455(パーティ・パーティ)
●東日本大震災、被災障害者への支援活動から~東北関東大震災障害者救援本部、4年間の活動報告として
・全49ページ
東北関東大震災障害者救援本部発行
申し込みは、救援本部大阪事務局、ゆめ風基金 TEL 06-6324-7702 FAX 06-6321-5662
●視覚障がい者からのメッセージ「みんなに届け 私たちのこころの声、思い」
全10ページ○発行、眼の会・NピO法人・視障自立支援の会
TEL&FAX078-921-5489
●NPO法人・奏海の杜(かなみのもり)通信第5号・2015年11月
「にこまる祭&活動報告号」
「NPO法人奏海の杜2011年~2015年活動報告号」
・発災時からの活動報告、写真満載。全34ページ。
連絡先 TEL 0220-44-4171 FAX 0220-44-4841
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これまで届けた救援金
359,650,649円(2015年10月19日現在)
内・東日本大震災救援金総額
295,442,139円(2015年10月19日現在)
ただいまの基金残高
257,311,810円(2015年6月30日現在)
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。
自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。
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【東日本大震災救援活動の中のhideの風景】
●たむら市民ネットニュース13号
「フクシマ、ナウ!」その3
住民の古里帰還を進めるところで、片付けのために出た家庭ごみや家屋を解体して出た廃棄物を焼却処理するゴミの減容化を目的とする焼却施設は、県内一円で建設されている。
放射線が降下沈着しているところで、その多くは土などの上にある。
南相馬市の市民グループは、車、電車等の通り道と、人通りの少ない所での比較した測定を行い、明らかに車、電車等の通り道では、放射線が拡散されている結果を得た。
焼却を行えばさらに濃縮した放射線がばい煙となり、辺りに拡散されることを想像することに高度な科学的な知識は不要だ。
しかし、国はそれを強行するということについて、理解するには思考は停止するのみだ。
●子どもの甲状腺がんの健康被害について
最近でも、ヒロシマ・ナガサキの被ばく2世、3世の人たちが国を相手に被ばく症状の認定を巡り最高裁で争っている中で、「白内障」も認定されました。
これで、ヒロシマ・ナガサキの原爆による放射線の影響から「白内障」が加えられ、チェルノブイリ原発事故による放射線の影響でもある「甲状腺がん」に並んだ。
これまでのフクシマ県内の約38万人の甲状腺のエコー検査から、126人が「小児甲状腺がん」(含む疑い)とされた。
(小児甲状腺がんの発症率は、100万人に1人)
このエコー検査自体は無料で受診できるが、「治療費」については、これまで検討中であった。
これについて、福島県民健康調査委員会は、約1000人近い人数の予算を確保した、と発表した。
この予算化の内容には、エコー検査の診断結果、B、Cの人数を算入したという。
一方では、このエコー検査は現在2巡目に入り、既に16人の「小児甲状腺がん(疑い含む」と診断され、その内8人は、1巡目の診断結果「A・異常なし」としたグループであったことから、関係者らを不安と恐怖に落としめた。
この1000人分の治療費の予算化は、少額ではないのかと?
●南相馬市避難解除撤回訴訟
「特定避難勧奨地点」とは、年間の積算放射線量が20ミリシーベルトを超える地域、またはエリアを単位とした避難対象ではなく、個別具体的に避難の可否を行った地域がある。
そのために、検査官が線量計を各家の玄関前にて、地上1メーター地点で計測し、年間20ミリシーベルトを超える住人について、特に子どもを持つ世帯、妊婦のいる世帯は優先的に「特定避難勧奨」を勧めた。
原発事故以来「除せん」が各地域で行われていることから、実は子どもがいる世帯住人が、家の周辺を自ら:除せん:していて、その後に検査官が測定したことから、数字上「特定避難勧奨」をされなかった世帯もあるなど、事情は様々だ。
●その4に続く

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