ヒデの救援日記4月8日

4月7日までに、被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は66914023円です。
支援する団体、個人と金額。岩手県盛岡の被災地障害者支援センター準備会に、立ち上げ資金としての200万円。新潟県の自立生活福祉会へ、避難障害者用に、自立生活体験室の改造と風呂の設置のために、150万円。仙台市のすまいる作業所の豆腐作り用のボイラー倒壊再建のために、110万円。を検討中です。
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
大震災救援の中のボクの風景。昨日7日は、大阪では、小学校、中学校での入学式の日でした。保護者に付き添われ、子どもたちの、おニューな服装、セーラー服、制服などで装う、晴れやかな表情と得意そうな顔が街に溢れました。その中には、障害のある子どもたちもいます。しかしながら、被災地では、学校の再開がバラバラで、入学式がずれ込むようです。そして、晴れやかな入学式を夢見ていた、沢山の子どもたちが、地震と大津波によって、いのちを奪われ、無念の想いを残して、逝ってしまったのです。この記憶は、生き残ったひとたち、ボクたちへの伝言だと思います。子どもたちの晴れやかな表情を曇らせないように、大人は、しっかりせよと。人びとの未来、子どもたちが輝くような世界を、困難に立ち向かって創造せよとの。
ゆめ風基金の救援活動には、決定的に、人手が足りていません。多分、どこの団体、個人の方も、お忙しいとは思いますが、時が時ですから助けてくださーい!連絡電話:06-6324-7702です。
7日:宝塚市の市民オンブズマンを名乗る、高田某から、ゆめ風事務所に電話がありました。知り合いの家に、救援金を要請し、チラシを置いていった人物がいて、そのチラシが、ゆめ風基金のもので、新手の詐欺ではないのかと、問い合わせがあったから、警察に届けた。今、新大阪にいるので、弁護士と一緒に、確認のために、そちらに行く。警察が先に行くかも知れない。とのこと。その後同じ人物から、同様の電話があり、事務所内には、一瞬緊張した空気が流れましたが、待てど暮らせど、高田某は現れなかった。どうも、新手の愉快犯の嫌がらせらしい。こんな時に、ヒマな人間が多いなぁと。ニガ(笑)
現地の八幡理事から、連絡があり、CIL盛岡のひとたちと話し合って、盛岡に被災地障害者支援センターを立ち上げるために、事務所を開設することになりました。障害者団体が集まり、被災地支援をする体制を構築する。盛岡は、沿岸部から70キロも離れているが、とりあえずの支援拠点が必要なので、来週には、立ち上げたい。120平米の広さで、家賃が15万円。敷金は、今不明。ゆめ風基金事務局長橘高さんが近々の内に、現地事情を把握するために、仙台市に入ることになりました。
厚労省や大阪府などが、被災者向けの、生活情報提供を始めるとの情報が届きましたが、あまりの遅さにあ然としてしまいます。ほとんど、行政情報の寄せ集めになりそうなので、あまり役立ちそうにはありませんが、利用出来る所は、利用しないと。
八幡理事から連絡があり、昨日に起きた、震度6強の地震で、仙台市の拠点事務所内は、ぐちゃぐちゃになったとのこと。あんな強い揺れは、初めての経験だと。八幡理事は、24日~27日に、一旦帰阪するとのこと。その後、再々度、仙台市に入ります。現地状況報告会があるかも知れません。
障害児の高校進学を考える会の片岡さんが、連日、救援金振り込み用紙の束を持ち帰り、自宅でのPC名簿打ち込み作業をしてくださっています。感謝です。9日の救援本部大阪統一共同カンパ活動は、難波の高島屋前ではなく、千日前のビッグカメラ前に変更になりました。急な変更になり、申し訳ありませんが、参加される方は、ご注意ください。以上!

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