長崎圭子の岩手訪問記~1

4月8日から14日まで、「被災地障がい者センターみやこ」を拠点にさせて頂きながら、
ゆめ風基金が支援させてもらっているところなどにお邪魔してきました。
デジカメが壊れていて、携帯電話のカメラを使っています。
写りが悪くて、申し訳ないです。
数回に分けて、記事をアップしていきます。
よろしくお付き合いくださいませ。
ちょうど、出発した8日は、暴風のために東北新幹線も影響を受け、盛岡へは75分遅れで到着。
仙台の手前あたりで停電し、停車したり、盛岡から乗り換えするはずだった山田線が運休というアクシデント。
急遽、JRが手配してくれたリフト車で宮古まで2時間かけて移動しました。
新大阪からここまでで移動距離  1190.0km
(公共交通機関を使ったとして)
朝8時前に新大阪を出て、宮古に着いたのは夕方5時。
日本は広いです・・・

被災地障がい者センターみやこは、宮古駅から歩いて3~5分のところにあります。
商店街の一角にあり、シャッターがあがっているときは、市民のかたがふらっと入ってきて
お茶を飲みながら話しをして、またふらっと出て行く。
アットホームな、しかも地元に根付いた活動をしていることがとてもよく伝わってきました。
被災地障がい者センターみやこのブログ
夜には布団に即バタンキュー・・・
ちょっと冷え込んだかなあ・・・
翌日、9日は、センターみやこから車で30分ほどのところにある、やまだ共生会やまだ共生作業所さんへ。

知的障害がある人、15人ほどが、リサイクル事業などの作業をしています。
去年8月以降、ゆめ風基金は「お茶っこの会」という、仮設住宅への訪問活動や、この作業所での茶話会などに支援を。
ブログトップページの右側に、
2012年【8月22日】岩手県山田町の障害者作業所「仮設住宅に住む障害者高齢者の交流の場づくり」に50万円
とあるのは、こちらのことです。
震災後、2年を経ての様子などを伺いつつ・・・
まず、仮設住宅から外に出ることができない=バスはないし列車もないし、じゃあ移送サービスを利用する、としても、利用者の家が離れており、参加希望者を乗せていくにも、距離が離れすぎていて。ガソリン代が赤字になるとか、移動手段がないことから、仮設住宅から出てこない人もいるなど、
移動困難という地方の課題が、被災によって、より大きく生活に影響していることに胸が痛みました。
震災直後は、恐怖のためか、いつもと違う行動=多動や叫んだりとかしていた人も、「居場所」があることによってだんだん落ち着いていったそうです。
さらに自立した生活を送るためにグループホームを作りたい、という、将来の夢が、震災によってより現実的に大きくなった、ということで、建物を建設する土地を探し始めたとか。
次のステップに進むため、いろんな助成金の申請もしつつ、これまでどおり仮設住宅訪問などは継続し、埋もれている障害者の発掘も続けるとのこと。
特に、未だ仮設住宅から出られず、復興住宅へ移れる望みも持てず、ともすれば。孤立感を深め、心と体がぼろぼろになっていく人とつながっていきたいというお気持ちに賛同した訪問です。
新たな居場所として発展していってくれたらいいなあと心から思いました、
センターみやこから、片道、およそ28kmの移動でした。
山田町からの帰り道…
被害が甚大だった織笠地域を通ったのですが、建物の土台だけが残る景色が延々続いているのです。
2013040912420000.jpg
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見渡す限り、一面、土台だけ残った「家のあと」が・・・
みやこのスタッフKさんのお知り合いも津波でお亡くなりになった方が多く、ここを通るのは結構精神的につらいとおっしゃっていました。
でも、2年経っても手付かずの状態を知ってほしいので、と案内してくれたのです。
改めて、お亡くなりになったかたのご冥福をお祈りしつつ、生き残った者は、いろいろ背負っていかなきゃね、というkさんの言葉に頷くことしかできなかった1日でした。
次回は、往復500キロの旅について、です。

ヒデの救援レポート2013年4月15日№116

●先日、田辺三菱製薬労働組合の、中央副執行委員長の福田明子さんと中央副書記長の安藤貴之さんのお二人が、ゆめ風事務所においでになり、『自分たちの組合で、被災地復興のために何かできることはないだろうか』と相談に来られました。
スタッフの長崎さんが対応しました。
事前に、ゆめ風基金に連帯している『きんき労働金庫』に相談したところ、ゆめ風基金を紹介されたとのこと。
その時に提示された組合の考え方。
【この震災への取り組みで大事にした思い】
●お互いさま・お互いさまのこころで、人のためであり、自分のためにでもあることとして取り組みます。
●より多くの人に実感してもらう
・被災地外にいる人の、何かしたい思いに、第一歩を踏み出すきっかけをつくり、やってみれば簡単なことでした。やろうと思えばいくらでも身近にある。これを、より多くの人に実感してもらうことを目指します。
●難しくない、持続可能なことを、長く、みんなでやる!
・被災地のためにも、私たちがより多く関わるためにも、無理のない、持続可能なことを、長く行います。
●それでもやる私たち
・復興支援には、支援される側の事情や、助けを必要としている状況、プライバシーの問題、被災を受けた方の心理的な観点で考えなければならない問題などがあります。
また、支援する側の抱える難しさも葛藤もあります。
しかし、組合は、それでもやる私たち、です。
【復興支援、4つの柱】
●知る『知り、知らせるための活動』
・東北、被災地への理解を深める。興味を持つ。そのことを知らせる。
・震災ボランティアに関する情報の一元化。
・他社労組との情報交換、によって行動を拡げて行く。
●買う『個人で買うを支援する。組織で買う。』
・被災地の産業復興、雇用創出につながる物品の購入の機会を作る、または買う。
●行く『個人で行くを支援する・組織だって行く・組織が行く。』
・被災地に行く、消費活動する、ということを声掛けする、何らかの補助をする。
・災害ボランティアに継続的に行く。
●募る『個人から募金を募る、組織で拠出する。』
・あらためて募金を行う。
●当面は、ゆめ風基金の募金箱を、全国の支店など、職場に置いて頂けそうです、というのが、長崎さんの結論でした。
以上


●大船渡市~障がいのある方・介助が必要な方・お電話下さい。
NPO法人・センター123(0192-27-6203)
・送迎…通院・通学・お買い物・お墓参り・観光・美容院などの送り迎え
・介護・介助…外出のお手伝い・見守り
NPO法人・センター123:代表・千葉秀一
ご挨拶
・平成23年に起こった東日本大震災を契機に発足した『被災地障がい者センターおおふなと』は
平成24年4月5日、NPO認定に伴い『NPO法人・センター123』へと名称変更致しました。
活動内容はこれまでと変わらず、NPOゆめ風基金の協力を得て、全て無料で行います。
(ゆめ風基金とは、阪神大震災を契機に生まれた障がい者支援のための基金です)
自分たちの力にあった活動を継続していきます。
みんなしてがんばっぺし!
〒022-0002
大船渡市大船渡町笹崎13-8
TEL&FAX・0192-27-6203
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これまで届けた救援金
236,894,624円(2013年2月12日現在)
内・東日本大震災救援金総額
191,385,539円(2013年2月12日現在)
ただいまの基金残高
260,654,573円(2012年12月末日現在)
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、
被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、
郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。


東日本大震災救援活動の中のhideの風景
『市民活動総合情報誌「ウォロ:3月号』からの転載。
問い合わせ
社会福祉法人・大阪ボランティア協会・出版部
TEL 06-6465-8395
FAX 06-6465-8393
●被災地にいるからこそ見える現地の今を伝える
『東日本大震災-岩手から-あの震災から2年~被災地のNPOのいま』鹿野順一
2011年3月11日14時46分18秒地震発生。
同15時20分岩手県釜石市に津波第一波到達。
あの日から2年の月日が経とうとしている。
中心市街地の衰退や少子高齢化に悩むありふれた地方都市に事務所を置いていた私たちのNPOは、
震災の日から『被災地のNPO』になった。
発災当日、私たちは市民を対象にコミュニティービジネスのセミナーを開催していた。
その最中にこれまで経験したことのない強烈な揺れと地鳴りが起こり、それが収まった後にしばらくして街中に津波警報のサイレンがけたたましく鳴り響いた。
現実感ない光景が始まり、地震直後にセミナーの参加者や近隣から避難してきた人たちの誘導を手伝った後、私自身は家業の菓子店へと向かった。
NPO法人の代表とはいえ専従で生活を賄えることはなく、地方都市においては本業の傍らでNPO活動を行う人も多いのではないだろうか。
ご多分に漏れず私もその1人で、海岸から目と鼻の先にある商店街で菓子店を営んでいた。
地震の多い三陸地方に生まれ育ったとはいえ、あれだけの大きな地震は初めての経験だった。
店に到着し、従業員を避難させ、次に家族をと思った矢先、津波の第一波が到達した。
津波と言っても最初に街中に入ってきたのは膝下くらいの高さで綺麗な透き通った海水だった。
一瞬おいて2階建ての建物と同じくらいの高さの真っ白い海水の壁が目の前を通り過ぎ、あっという間に街を飲み込んでいった。
映画のワンシーンのような、まるで現実感のないその情景は多分一生忘れる事のない記憶になるだろう。
今思えばあの1カットから私たちは被災者となり、私たちの暮らすこの地域は被災地となった。
被災当初は悔しさだけが感情の全てだったが、仲間たちや地域住民との繋がりの中で徐々に今日のこと、そして明日のことを考えるようになっていった。
そんな中で他地域から来たボランティアや復興支援に来ているNGO・NPOの活動を目にし、この地域で活動している私たちがその援助を受けているばかりで良いのか?との疑問を感じ、『自分たちにできることをしょう』と活動を再開するに至った。
・転換期を迎える被災地NPO
あれから2年、無我夢中で走り続けてきた。
『自分たちができること』から『多少無理をしてでも今必要なこと』へと事業の規模は変化し、行政との協働による緊急雇用創出事業で当法人では4プロジェクト110余名を雇用するに至っている。
しかし、この年度末を迎えるにあたり、公的資金、民間資金いずれも収束に向かいつつあり、雇用の継続は難しい。
このことが、発災以降被災地で立ち上がったNPOなどの活動に影響する事は必至だ。
『本業の傍らでのNPO活動』が成り立たない被災地では『人件費を含む事業費』を確保できなければ団体の存続自体が難しい。
また、今回の震災においては阪神淡路大震災や新潟県中越沖の時のような『復興基金』がない。
自分たちの活動を継続したければ、経費の全てを自身の手で集める必要がある。
当然、そのためには、自分たちの活動とその成果をきちんと公開し、団体としてのミッションとビジョンを明確にすることが求められる。
はからずも私自身、NPOの原点に立ち返る必要性を再確認しているところだ。
広く市民の皆さんの賛同と共感を得て、いかに自主財源を確保し活動を継続させるか。
もしかしたら、東日本大震災の被災地こそが『あるべきNPOの姿』の最前線なのかも知れない。
以上

皆様からのコメントご紹介!

先週、東北・岩手に行ってきました。
桜のつぼみが膨らみ、そろそろ開花しそうでした。
恒例の「振込用紙に書いてくださった皆様の声」ご紹介コーナーです!
◆少ししずつでもいいから、幸せがもどりますように!!(埼玉県比企郡)
◆生きているということ。それは原発はいらないということです。(石川県能美市)
◆2年が過ぎてしまいました。懸命に生きておられる皆さんのこと、いつも心に思っています。(千葉県船橋市)
◆震災から2年たったのに、被災者の方々のお心は~?(東京都練馬区)
◆3月11日をむかえ、想いを新たにしました。共にがんばりましょう。(北海道苫小牧市)
◆息の長い活動に、お役に立ちたいです。(東京都府中市)
◆冊子ありがとうございます。全てすみからすみまで読ませていただいています。来るのを楽しみにしています。(愛知県北名古屋市)
◆離れていてもこの空は1つ。ささやかでも今、ここで日常でできることたくさん。負けないで!僕らはいつでもここにいるぜ!(東京都練馬区)
◆4月から長男が新しい環境に入ります。いいスタートが切れます様に。(神奈川県相模原市)
◆東日本大震災の支援活動が継続されますように、少しでもお役に立ちたいと思います。スタッフの皆様、ご苦労様です。よろしく頼みます。(新潟市東区)
◆少しずつですが、みんなで継続して積み上げていきましょう。必要な所に使われている実感。(札幌市中央区)
◆笑顔の小さな種となれば幸いです。(千葉県野田市)
◆私も難病と闘っています。被災地の障害者のためにお使いくださいますように。(東京都江東区)
◆あの日から2年、心は止まったままのように思います。(兵庫県尼崎市)
◆逝友の遺志を継いで10年目の春ですが・・・2年前には大震災・・・少しですが続けます。(名古屋市中区)
岩手県の被災地は、2年経っても、何も変わらずに、更地が何キロも続く風景がそこにありました。
何か所か、ゆめ風基金が支援させて頂いた作業所などの「その後」を見に行ったのですが、
それは改めてブログに掲載いたします。
皆様の思いを、必要なところへお届けするゆめ風基金、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
(長崎 圭子)

ちなつのちょっといってきました!

豊能労働センターにて 新人研修?の巻
4月、今年は真新しいスーツを着た新入社員に目が留まる。
きっと私が働いて迎えるはじめての春だからなのかもしれない。
この日は、ゆめ風事務局員の細谷さんと豊能労働センターに、新人研修?を兼ねて伺う。
豊能労働センターは、箕面で障害のある人もない人も共に働き、
あたりまえの暮らしを営むことを願って設立された。
30年間、地域の中で根ざし続け、リサイクル事業・飲食店・福祉ショップ経営・通信販売事業・点訳事業・講演会等のイベントによる啓発事業を行う事業所や関連団体が現在11か所ある。
まず、物品販売のお願いをしに、センター事務所に。
パソコン台や印刷機が、所内に並ぶ
最近、私は一日一個の目標を決めて、仕事に挑む。
この日は、挨拶ときちんと人の話を聞く、だ。
行く先々で、丁寧な説明をしていただけたことは、うれしく、ありがたいことだった。
豊能労働センターが営業する食堂「キャベツ畑」でおいしい定食を頂き、点訳室では点字を学んだ。
リサイクル事業の仕事で悲しい時は、送られてくる一部に、処分に手間がいる品物があることだと知った。
普段着、和物、雑貨、古本販売と特色あるそれぞれのお店。
どこも居心地よい空気が漂い、
細谷さんの「行くよー」の声がなくては、動けなかった。
福祉用品・紙おむつ・衣類を扱う福祉ショップ「ゆっくり」では
体の状態に合わせて紙おむつの形や薄さの相談に乗ってくれる。
「いきなり、歩けないから、病室だからおむつというのではなく、この店は人としての尊厳を大事にして・・・」という言葉に、私はホスピスで紙おむつを受け入れなかった夫を想った。
あの時にこの場所を知っていれば・・・と、涙が出そうな顔を上にあげた。
立ち位置をずらし、みんなの視線から少しずれ、春色のコットンマフラーや薄手のコートを手にする。
「もーう、買い物ツアーとちゃうでー。行くよー」と細谷さんから声がかかり、
「はい。承知してます。ありがとうございました」と、機敏に?行動。
桜井市場の「ちまちま工房」のお豆腐に後ろ髪をひかれ、ワークショップ・ちらしづくりの企画スペースに案内される。
「ひょっとして・・・」と、そこには、知人たちとの数年ぶりの再会があった。
心躍らす私に「おいおい、同窓会ツアーとちゃうでー。行くよー」と声がかかる。
箕面市障害者の生活と労働推進協議会は、障害者主体の介護派遣を大切にしているヘルパー事業所だ。
私はこことのご縁を頂いてから、8年になる。
箕面市障害者の生活と労働推進協議会が運営主体の「さんかくひろば」は去年夏に開所された。
磨かれた大きな窓ガラスの向こうから、電子ピアノの音が聞こえる。
「はじめまして、細谷です。手を貸しましょう」と、すぐに横に寄り添ってくれる。
「ありがとう。今日はお世話になります。ほそ・たに・さん?えっ」と驚く私に「そうです。うちの娘です」と父、細谷さんは微笑む。
「ここは障害児の放課後ディサービスに加えて、地域の大人やこどもが交流できるコミュニティカフェも併設していて・・・」と説明を受ける。
「うちの娘(こ)が、団体の説明を・・・なんか不思議なツーショットや」と細谷さん。
「もう。行くでー、ええか」と労働センターの石原氏の軽快な声で、研修終了。
とうがたった新人に、盛りだくさんの研修プランを立て、案内してくれた石原氏には、本当に感謝である。
一日お付き合いしていただくということは、明日から自分の仕事が、立て込むということなのに
箕面には、物と者をつなげていくたくさんの場所がある。
そして、そこには、できなくても諦めない様々な人の姿がある。
「ここにいるんだ」って障害がある人もない人も前を向いている。
だから、私もゆめ風に・・・。

事務局便り~皆様のコメントご紹介やお知らせなど♪

大阪のゆめ風基金事務所近くは、満開の桜も散り、葉桜となりました。
皆様がお住まいの地域はいかがでしょうか?
東北の開花はまだのようですが、ご寄附をお寄せくださる方々のお気持ちに
事務局もほっこりさせて頂いています。
振込用紙に書いてくださった皆様の声をご紹介します。
◆小さな力があつまって、そして忘れないことを大切にと思うこの頃です(さいたま市浦和区)
◆活動のお手伝いが出来て嬉しいです。これからもほそく、ながく(千葉県流山市)
◆被災地に行ってみたいけどなかなか行けない。思いを込めて(奈良市)
◆震災からもうすぐ2年。ず~っと続けたいと思ってます(山形県南陽市)
◆今、ここで、私にできることを。お仲間にと思っています。よろしく・・・(神奈川県川崎市)
◆お役立て下さい。東北の1日も早い復興をお祈りしています(神奈川県藤沢市)
◆障害者水泳教室のイベントで子どもたちが集めたものです。東北被災支援に使ってください(神奈川県川崎市)
◆大震災より2年、と言っても、日々大変な事の積み重なり、皆さんの努力で少しでも再生へ向かって…私も参加します(東京都練馬区)
◆すべての人は、輝く主役であり、名脇役だと思います(大阪府堺市)
◆復興するまで、応援していきます。お役に立てて頂ければ、うれしい(佐賀県佐賀市)
◆阪神大震災の被災者です。長期間、支援をいただき助かりました。少しずつですが恩返しさせていただきます(兵庫県三木市)
◆柏市会議員の方よりご紹介いただきました。ささやかですが…東北の方のために役立てて頂ければ嬉しいです(千葉県柏市)
◆この冬は被災地もことのほか厳しい冬だったのではないでしょうか(北海道上川郡)
◆2013.3.10“忘れない被災地への思い”“春の陽ざし求めて”支援公演での「支援金」です(長野県松本市)原文ママ
◆この一年間無事で健康に過ごせる当たり前に感謝!また来年めざしてファイト!!(大阪市平野区)
◆2年が経ちました。復興は進んでいないと連日報道されていますね。1年後には、そんなことのないように、ゆめ風さんなら安心してたくせます(大阪市平野区)
◆生きていかないといけないナ。こうやって送金出来る限り元気でいたいナ…と思っています。皆様のご努力に感謝しつつ。お身体大事にしてください(島根県松江市)
◆東北震災で障がい者の方が困っていらっしゃることがよくわかります。私の娘も精神障害者なので少しでもお役に立てればと思っています(東京都足立区)
◆「区民参加の中野をすすめる会」を解散いたしましたので、残金の一部を寄付させていただきます。東日本大震災の障害者支援に使ってください(東京都中野区)
◆深く祈りを捧げます。聞いては涙。見ては涙。思っては涙(千葉県君津市)
◆1年半前大病を患い闘病中ですが、何とか日々生活できている事に感謝しています。いっちゃん頑張ってくださいね(大阪市城東区)
それぞれに思いを持って、私たちに託してくださることがわかります。
いつも書くのですが、常に被災地に寄り添い、できることをできるだけ早く、
ゆめ風は、これからも前進してまいります。
★長崎圭子が4月8日から1週間、岩手県にお邪魔します。
被災地障がい者センターみやこや、いろいろなところの「今」についてお話しを伺いたいと思います。
★ゆめ風基金のインターネット放送チャンネル作りました!
番組URL
被災地の今の様子や、今後、イベントなどがあったとき、中継し、録画できたらいいなと考えています。
遠くて行けない、予定が合わない、など、ご都合が悪いかたにも参加した気持ちになって頂ければ嬉しいです。
番組開始時にはtwitterでお知らせしますので、よろしければ、フォローお願いします!!
ゆめ風基金のtwitterです♪
(長崎 圭子)

吹田・豊中での映画会無事終了!

30日「吹田」、31日「豊中」での映画「逃げ遅れる人々」の上映会、無事に終了しました!
30日は、監督の飯田基晴さんがご挨拶してくださいました。
また、この映画でインタビューに応えてくれている青田さん、大和田さんお二人の講演も、たくさんの問題点を投げかけ、忘れてはいけないことがあること、これからのことを被災地の皆さんと一緒に考えていくいい機会となりました。
31日は、豊中で、青田さん、大和田さんのお話のあと、映画上映会が行われましたが、運営に携わってくれた坂本さんのお連れ合いがその様子をブログに書いてくださっています。
詳しくはこちらをクリック♪

「猫のひとりごと」
「知らなかった」「何かできることを探そうと思います」など、ご来場くださった皆様の感想が今後の活動の指針にもなります。
多数の人が知らない少数の声だからこそ、大事にしていきたいと思います。
(長崎 圭子)

ヒデの救援レポート2013年4月1日№114

●「市民による健康を守るネットワーク」機関誌:アクセス103号からの転載
皆様からのご支援をお願いします!
・「避難・週末避難」新たに避難を考えている人、また、週末だけでも家族で安心出来る所に避難・静養をしたいと考えている人達のための情報提供と経済的援助にご協力下さい。
・「安全な食材を」
毎日口にする食べ物、米・野菜・水は皆が気になっているところです。
特に子供達には安心出来るものをと考えるのは当然の事と考えます。
そこで、安全な地域から食料・水を取り寄せるためにご協力をお願いいたします。
・「測定所の維持運営」
日本キリスト教協議会様のご支援により高価な放射能測定器を購入することが出来ました。
この測定所を維持運営するために、皆様からのご支援をお願いします。
・「放射能に対する意識を高めるために」
汚染された中に住むことを余儀なくされてしまった今、放射能防護に対する知識を身に付ける事は必然となりました。
そのために、いろいろな方々を招いての講演会・学習会を開くためのご支援をお願いします。
●お問い合わせ
「まち子ちゃんの店内」市民による健康を守るネットワーク
福島県田村市船引町東部台2-285
TEL 090-2978-8123
開所日:月曜日~金曜日(午前9時から午後5時)
郵便振替口座 記号021306 口座番号35420 加入者名 福祉のまちづくりの会


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これまで届けた救援金
236,894,624円(2013年2月12日現在)
内・東日本大震災救援金総額
191,385,539円(2013年2月12日現在)
ただいまの基金残高
260,654,573円(2012年12月末日現在)
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、
被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、
郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。


東日本大震災救援活動の中のhideの風景
●hideの畏友のおひとりである、京都・花園大学の八木晃介さんのミニメディア『試行社通信:第317号、3月発行』からの転載。
連絡先 TEL&FAX 075-221-2672
●福島原発告訴団と私
私と相棒もメンバーに加わっている『福島原発告訴団』は、昨年6月の福島県民による1324人の第一次告訴につづいて、昨年11月には全国から1万3千人を超える人々が結集する大告訴・告発団になりました。
われわれは昨年11月の大告訴・告発団に参加したことになります。
立場上、われわれは告訴人ではなく、告発人になっているはずです。
この告訴・告発は受理され、検察が被告訴・告発人の関係者からの事情聴取をはじめていることは新聞などで報道されているとおりです。
一説によると、検察はこの3月中にも、刑事処分する方針だということです。
この問題はあまり報道されていませんが、地元の新聞、たとえば毎日新聞社と関連の深い『福島民報(昨年12月9日付け)』などは『業務上過失致死傷容疑などの捜査では予見可能性に加え、被曝が傷害と認められるかどうかなど課題が多く、立証には困難が予想される』などと報道しており、おそらく多くのマスコミも同様の捉え方をしているようにおもわれます。
つまり、検察が不起訴処分で事態の落着を目論んでいることを、マスコミはすでに嗅ぎつけているということかもしれません。
予見可能性についていうと、いささか微妙な問題もふくまれますが、東電自身がある意味では事故の予見が可能だったと認めています。
昨年10月13日、東電は福島原発事故について、『事前の津波評価にもとづく対策や過酷事故対策を十分にとっていれば事故に対処できた』とする見解を表明しました。
いわば不作為による過失の存在を認めたというべきです。
ただし、ここでの東電の本意は不作為過失を反省するところにあるのではなく、どこまでも地震と原発事故との無関係性を強調するところにあり、津波対策さえ十分にすれば原発は安全だといいたいだけのことなのです。
現に、比較的最近分かったように、国会事故調が全電源喪失・メルトダウンと地震との関連を調査しょうとしたところ、東電はこの調査を妨害したのでした。
東電をはじめとするすべての電力会社は、事故をなにがなんでも津波のせいにし、地震との関連をなんとしても否定したい一心なのです。
この点を十分に認識しながら、しかし、私は事故の予見可能性が確実にあったと主張したいとおもいます。
被曝を傷害と認められるかという論点は、たしかに厄介です。
刑法211条1項は
【業務上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、5年以下の懲役若しくは禁固又は百万円以下の罰金に処する。重大な過失により人を死傷させた者も、同様とする】
と定めているのですが、傷害を証明できるかどうかはむずかしい。
急性の死傷は比較的容易に証明できるけれども、放射線傷害のように晩発性というか、ともかく長期の経過をとる問題の場合に、因果関係を証明するのは確かに至難です。
しかし、人類は不幸なことながらチェルノブイリの経験をもっているのであって、このチェルノブイリのデータを援用することは道理にかなった科学的な態度であると私などはおもいます。
水俣病の場合、チッソ水俣工場の排水と水俣病の因果関係が明確になるまで行政は何もしませんでした。
1953年に最初の患者さんが見つかってから、1973年の熊本地裁での患者勝訴判決まで完全無視を決め込んでいました。
その間にも次々と患者が発生していたというのに。
この20年におよぶ不作為がどれほどの悲劇を生み出してきたか、この国はまったく学習していないというほかありません。
因果関係を証明することが科学的な態度であるという近代西洋型の合理主義の相対化が必要なことは、当初から直観でチッソの排液を疑っていた漁民患者の存在自体が雄弁に物語っていると私などは考えます。
しかし、行政も司法も多くの学者も、ちょうど現今の原子力ムラと同じスタンスでことにのぞみ、科学の名によって弱者を切り捨て続けたのでありました。(後略)

いよいよ本日と明日、「逃げ遅れる人々」上映会

 映画「逃げ遅れる人々」の上映会が本日30日は大阪府吹田市で、明日31日は大阪府豊中市で催されます。3月3日の関西発の上映会に引きつづき、開催されるもので、どちらも今回は南相馬市の青田由幸さんと大和田みゆきさんをお招きし、お話をしていただきます。
 2011年3月11日の東日本大震災、未曽有の大災害の中、障害を持つ人々に何が起きたのか? マスメディアで取り上げられない被災地の障害者のさまざまな現実にせまるドキュメータリー映画と、被災地の障害者の「あの時と今」をみなさんとともに感じあい、考えられたらと願っています。
●映画:逃げ遅れる人々「東日本大震災と障害者」上映と南相馬からの報告会
吹田
日時:2013年3月30日(土) 午後1時30分~
場所:大阪府吹田市岸部市民センター・多目的ホール
(大阪府吹田市岸部南1丁目4の8 TEL06-6317-1293)
参加費:500円
・大阪でひとやすみプロジェクト、ぷくぷくの会共催
お問い合わせは、スマイルぷくぷくへ TEL・06-6337-8050
くわしくはぷくぷくのホームページをごらんください。
豊中
日時:2013年3月31日(日) 午後1時~
場所:豊中人権まちづくりセンター・4階
参加費:500円
主催:一般財団法人とよなか人権文化まちづくり協会、大阪でひとやすみプロジェクト
お問い合わせは、TEL 06-6841-5300
FAX 06-6841-6655
協賛:豊中市、豊中市社会福祉協議会
くわしくはこちらをクリック!
★吹田、豊中ともに副音声がつきます。また映画上映後、さぽーとセンターぴあ代表理事、青田由幸さんのお話、大和田みゆきさんのお話のあと、質疑応答があります。

ゆめ風総会in新潟

3月23日(土)、ゆめ風基金の「第12回定時総会」が新潟市で行われました。
↓は、総会の様子です。

11のゆめ風ネットから12人の参加があり、ゆめ風からも、代表:牧口一二を始め、11人の理事や事務局員が出席しました。
今回の総会準備をしてくれたネット新潟の皆さん、ありがとうございました!
2012年度の活動報告や、決算、2013年度活動計画や予算などについて議論。
被災地から出席してくださったかたもいらっしゃったので、2年経った今の様子やこれからの展望など、まだまだやることがいっぱいだと気を引き締めました。
夜は、出席者の皆さんと親睦を深める「交流会」があり、初めまして!のご挨拶とともに名刺交換しつつ、新潟名物に舌鼓をうち、充実した濃い時間を共有してきました!
宿泊先のホテルから新潟湾をパシャ!

翌日は、小室等さん、こむろゆいさんのコンサートです!
会場は、信濃川が流れるユニゾンプラザ・多目的ホール。
↓(観光客を乗せた船が行き交う信濃川)

ちょっと風がきつかったのですが、会場はほぼ満席!
皆さんの熱気が、冷たい風を吹きとばしたように思えました。
鉄道大好き「鉄ちゃん」(と名乗るには、あまりにも活動範囲が狭いのですが)の私:事務員ナガサきはしっかり上越新幹線の旅を満喫。
↓どうやって連結しているのか、いつも不思議。

遠路はるばるお越しくださった皆さんと、もっと話しをしたかったし、これからよろしくお願いしますとご挨拶もすべてのかたとできなかったのが残念ですが、それはまた来年の総会への課題ですね。
事務局一同、皆様のご支援にお応えできるような活動をこれからも続けてまいります。
ちょっと腰が痛いので、今日は早退してブロック注射してきます!
来年またお会いしましょう!
(事務所にはいつでもお越しくださいまし!)
あ、お留守番組事務局員へのお土産は、笹団子です!!!
パクッ(* ̄0 ̄)●ゞ
美味しかった(結局食べることが大好きな長崎 圭子でした!)

ヒデの救援レポート:3月25日№113

●被災地障がい者センター・いわて・2011年度からの活動報告書が完成しました!
A4版106ページ
お問い合わせ:被災地障がい者センターいわて
岩手県宮古市末広町6の8
TEL&FAX:0193-77-3636
はじめに
まずこれまでの被災地障がい者支援活動にご協力をいただいた方々に心よりお礼を申し上げます。
震災から3年目を迎える被災地は、本来なら復興住宅の建設ラッシュがあってよいはずですが、大津波の被害の大きい東北沿岸部では、そのような姿はほとんど見られません。
未だ瓦礫の撤去などの大型重機とダンプが数多く動いています。
外部からの支援にも限界が出てきています。
『資金的な限界、人の確保等が難しい、地元主導に方針を切り替える』など、理由は様々ですが、今年の春又は秋で撤退を決めているボランティア団体も数多くあります。
東北沿岸部には被災したことによる生活困難と元々の地域的課題が絡み合っているため、困っている実態がわかっていてもどこまで外部からの支援を続けるか、どのような支援に切り替えるかは大変難しくなってきています。
たとえば仮設住宅から病院や買い物の支援をするにしても、近隣の病院やスーパーがなくなったことが原因ですが、元々交通事情が悪く、障害者が利用できる交通機関がないことが問題を長引かせています。ヘルパー派遣事業所が少ない、町村の財政が厳しいなどの理由で、都心部では受けられているはずのサービスが沿岸部では受けられない状況もあります。ボランティア活動や市民活動に携わっている人も少なく、私たちが直接出会った障害者を地域につなげる先が少ないことも大きな悩みです。
今は、被災地支援の担い手が、外部のボランティア中心から、地元スタッフに代わり、今後の支援活動を継続していこうとしています。
阪神淡路大震災に比べ非常に復興速度が遅い中、遅まきながらのこの報告書をとおして改めて被災地に目を向けてもらえればと思っています。
また被災地支援に多大な尽力をいただいた『被災地障がい者センターいわて・みやこ』の代表である今川幸子さん、『被災地障がい者センターおおふなと』の千葉博子さんの2人のスタッフが急逝されました。
ご冥福を祈るとともにここに心より感謝を申し上げます。
この報告書が新たな被災地支援や今後の防災に向けて少しでもお役に立てればと思います。
2013年2月
●目次
・はじまり~障害者をさがして~避難所まわり~施設まわり~顔の見える支援~仮設まわり
・第2期のニーズ~被災者支援と被災地支援~障害者当事者派遣プロジェクト
・第3期~支援の引き継ぎ~ハックの家~送迎サービス~すずらんとかたつむり~被災地障がい者センターおおふなと・かまいし
・第4期~体と心のケア~仮設のバリアフリー化を求めて~冬到来~被災地障がい者センターみやこ、始動~地域とつながる~被災地障がい者センターいわてとして~報告書をまとめるにあたって
・番外~避難所と障害者~ボランティアさんからのメッセージ~被災障がい者からの聞き取り
以上


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これまで届けた救援金
236,894,624円(2013年2月12日現在)
内・東日本大震災救援金総額
191,385,539円(2013年2月12日現在)
ただいまの基金残高
260,654,573円(2012年12月末日現在)
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、
被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、
郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。
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【東日本大震災救援活動の中のボクの風景】
吾亦紅と名付けられた植物は、小さな赤い花をつけます。
大輪の紅薔薇のようにではなく、ひっそりと。
大きな声、叫び。
大勢の群集の権利要求、強い権力ではなく、小さく、ひっそりと。
しかし、その大勢の人たちと同じように、わたしにも、赤い血潮がしっかと流れているんだぞと、「われも、また、赤い」『吾亦紅』と咲くのです。


●東北復興支援『自然災害に負けない:心Tシャツ~長そで判』
白、赤、紺、黒の4色、S、M、L、XL。
各色、各サイズとも1枚1500円(男女兼用サイズ)
生地は半そでTシャツより厚手。
(半そでTシャツ1枚1000円も引き続きご注文を承っています。)
・東日本大震災、一昨年の南紀大水害、昨年の九州大水害。立て続けに日本を襲い続ける大きな自然災害。
私たちは、阪神淡路大震災の時に、被災地障害者センターとして、『がんばろうTシャツ』を作って、全国で販売してきました。
今回は、東日本大震災で被災された障害者支援の一環として、『自然災害に負けない心Tシャツ』を販売し、その収益の一部をゆめ風基金(阪神淡路大震災以降、主に障害者支援を続けている団体)を通して義援金を届けることにしました。(おかげさまで、半そでTシャツの売り上げより、48200円を昨年の12月に届けることができました。ありがとうございました。)
被災地の障害者の状況がなかなか伝わって来ない中、支援も滞りがちになっています。
今後もこの販売を通してあらゆる被災地の障害者支援を継続していきます。
心ある方、ぜひともお買い上げお願いします。
代表、福永年久
お問い合わせ:NPO法人 障害者生活支援センター遊び雲
TEL&FAX 0798-35-8091
兵庫県西宮市宮西町7の3


●箕面市障害者共働事業所『たんぽぽ・機関誌・たんぽぽ通信NO.3号』からの転載。
連絡先:大阪府箕面市箕面1-6-8
TEL 072-721-5177
FAX 072-737-8005
・たんぽぽでは、仙台市の共に働く国産小麦粉で作るパン、クッキーの店【コッペ】の製品、クッキー1袋350円・3個入り100円の7種類を被災地支援として、三陸水産の海産物と共に販売しています。
大震災や原発事故で多くの課題が山積しています。
大震災は、漁村の過疎化に拍車を掛け、『漁業での生計をあきらめ、海を売って出稼ぎで生計を立てる』漁民が、若者を中心に多く見られるようになりました。
一方、生産の原点である『海を守ること』それには、「海に流れ込む川をきれいにしなければ」=「そのためには、山から流れる土砂や鉄砲水を何とかしなければ」……と海に流れ込む山々を買い取り、大震災を乗り越え、植林を続けている今日の姿も見られます。
私どもは、そのような形で漁民が、せっかく植林をしても、生計の裏付けがなければ、やがては海を売り、海からの自然な贈り物を失う結果となる=『人類の大損失』と真剣に考えています。
そのような立場から、消費者の皆様には【直接海を守らなくとも、自然のきれいな海から贈られてくる海産物を購入すること】そのことは、生産に携わる漁民の生計を守り、生産の拠点である海を活性化させ、再生産することが出来る、という考えを訴えています。
海は、私たち人類が生まれる以前からの宝物です。
三陸水産・代表・雨澤進
あなたも取り組みませんか?
以上