コメントのご紹介

秋晴れの空は、青いはず。なのになぜか今日は白い。
PM2・5が飛んでいるのかな。
空の汚れまで次の子供たちに託してはいけませんよね。
便利さの副産物よりも、不便の中で人とつながる知恵を
みなさまと考えていきたいです。
コメントのご紹介です。
◆8・16希望つながりコンサートよかったです。感謝。(大阪府高槻市)
◆もう20年経ちました。これからも協力させてね。(兵庫県神戸市)
◆「風だより」で、今の世の中なんとかならないか?と、思っている人が多くいて、私だけではないと、心強くなりました。(東京都江東区)
◆東日本豪雨災害へのカンパです。(大阪府羽曳野市)
◆{サポートV}って嬉しいですね。(大阪府三島郡)
◆少しづつですが、続けていきます。(千葉県印ハ郡)
◆生きていくことは、本当に困難な事だらけですが、皆様のお役に立てれば・・・と、送らせていただきます。(京都府宇治市)
◆地域の防災研修で、お話をさせていただき、謝礼を頂戴しましたので送ります。(島根県太田市)
◆昔、働いていた中学校の卒業生たちと会食する機会があり、「残金のおつり分」を「飲んだつもり基金」としました。(島根県太田市)
◆20周年では、いろいろお世話になり、ありがとうございました。(神奈川県川崎市)
◆世の中、めまぐるしく変化しています。これだけでは変えられませんが、少しづつ、相も変わらず、同じように。(東京都日野市)
◆信じることができる寄付先は素敵です。(東京都三鷹市)
◆今の政治の物事を決め方は、高齢者を含む弱者には厳しい。政府はなぜ憲法と正面かと向きあい、ゆっくり考えないのか(大阪府吹田市)
◆学生時代、障害者の方のボランティアをしていたので、再度勉強のつもりで本を購入しました。(東京都町田市)
◆年と共に生活が厳しくなります。精いっぱい頑張ってきたのですけどね。気持ちだけですが。(茨城県那可市)
◆一番必要な時にすぐ届く支援を心掛けていらっしゃるゆめ風基金を応援しています。(北海道札幌市)
◆牧口さんの「ありえないこと・あってはならないこと」共感です。ずっと戦争しない国を続けていけるよう努力します。(埼玉県朝霧市)
◆北関東・東北の皆さんに何かお役に立てればと思います。(広島県三次市)
◆復興が遅々として進まない中、人との関心が薄れていくのが、悲しく感じます。(愛知県新城市)
◆先日、大分に小室さんが来られ、お会いでき嬉しかったです。「かがやくいのちのうた」とってもいいです。(大分県中津市)
◆「近畿ろうきん」ってすごい。事務局がんばってるね。各地・各人みんなすごくがんばってるね。私もせめてあと20年(100歳)寄付を続けるよ。(静岡市)
◆ニュース、いつも楽しみに拝読しています。(栃木県宇都宮市)
◆継続は力なり。皆さんのご活動、本当に頭がさがります。私もできることを少しだけですが・・・(大阪市城東区)
◆さりげなく、愛・心が増える、日常でありたい(東京都清瀬市)
◆関東・東北水害にあわれた知的障害をお持ちの方にお役立てください。(京都市)
みなさまのご理解・ご支援 深く感謝いたします。
ありがとうございます。
                                                事務局員一同

街頭募金ご報告

10月10日、恒例の街頭募金をなんば高島屋前にて行いました。
私は、南三陸に出張中でしたが、いつものメンバーが元気に声をあげてくれたことと思います。
「東北で地震や津波の被害にあった障害者の救援活動を続けている『ゆめ風基金』です!
東北ではまだまだ支援が必要です。募金にご協力ください!」と。
おかげ様で、今回も、たくさんの人のご厚意を預かりました。
心から感謝申し上げます。
募金額   40,605円
参加人数     23人
10月19日にも、『石巻のNPO法人輝くなかまチャレンジド:移転建築工事費として5,000,000円』を送金しました。
ゆめ風基金を知らない人もまだまだいます。
被災により、生活の場をなくしたという障害者

hideの救援レポート2015年10月19日№183

●市民による健康を守るネットワーク・たむら市民ネットニュース№113
「フクシマナウ!」
その2
『どうせ死ぬのなら、自宅で死にたい』
帰還希望者の多くは、高齢者や障がいを持つ人とその家族だ。
今回の避難解除をされる多くの住民は、あの3・11の時に、各地の避難所を転々とした住民が多い。
避難場所も当初の体育館からホテル、旅館など平均すると7箇所くらいの避難場所を渡り歩いている。
そこから移動した先の仮設住宅は、また劣悪だった。
仮設の設備が寒冷地に耐えられずに、水道管などの破裂が目立った。
体調の悪い高齢者、障がいを持つ人にとっての仮設住宅への車いす使用の玄関スロープ設置は遅れた。
テレビのリモコンが隣の住人の部屋のテレビのチャンネルを動かすなど、プライバシーには住民相互に過剰に気を使った。
この間、多くの住人はさらに体調を悪化させ、障がいの重度化は進んだ。
住民は地震、津波で家を失い、財産を失い、仕事を失い、そして家族を失うなど、瞬時に、そして今なお埋められない数々の喪失感に絶望視している。
(※3・11直後僅か1日で、元気な高齢者が認知症になった例もある。)
建設された復興住宅は、高齢者、障がい者など、いわゆる弱者を優先的に入居が向けられているものの、それらの優先対象者の入居希望は少ないのだ。
この復興住宅にはもう仮設住宅群にあった:コミュニティー:が希薄になることがその理由の1つだが、最大の理由は:どうせ死ぬのなら、自宅で死にたい。:だ。
このことから、:青く:なっているのは、帰還自治体であり、要介護支援者である。
介護支援者:ホームヘルパー、施設介護支援員等:は、周知のとおり仕事の尊い使命感に反して、収入が見合わないことから全国的にも慢性的に不足している中(県内、介護福祉士養成校定員80名の内、昨年度来入学者47人など)、フクシマは、圧倒的に不足している。
この圧倒的に不足している環境の中に、要介護住民が戻ればどうなるのか、火を見るよりも明らかだ。
『亡くなった申し立て人は343人に上る』
東京電力福島第一原発事故で全町避難する浪江町の住民1万5546人が慰謝料の増額を東電に求めた和解仲介手続き(慰謝料を現行の1人月10万円から35万円に増額するようADRに求めている)で、町は7月2日、和解案が提示された2014年3月末以降、申し立て人のうち202人が死亡したと発表した。
東電は和解案の受け入れを拒否したままで、町によると、ADRを申し立てた13年5月以降、ことし5月末までに亡くなった申し立て人は343人に上る。
死亡した申し立て人はADRの手続きから外れる。
増額分を親族が相続できるか否かは決まっていない。
『所在不明の800人死亡か中間貯蔵の地権者』
原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設予定地の地権者で連絡先が把握できていない約1160人のうち、約800人が死亡しているとみられることが、26日までの環境省の調べで分かった。
同省は地権者に応じた対応方針を基に用地交渉を前進させる考えだが、相続人の把握などさらなる難航は避けられない見通し。
連絡先を把握している地権者の所有地と、国などの公有地を合わせた面積が、予定地全体の8割を占めることも明らかになった。死亡したとみられる地権者のうち、死亡が判明しているのは約500人で、残りの約300人は登記記録の年代から死亡したと推測されると判断した。
同省は、死亡した地権者の相続人の連絡先確認を進めているが、土地などが分割されて相続されるケースもあり、用地交渉件数がさらに増えることも予想されるという。
この中間管理施設では建設後30年間の放射能汚染物質等の管理を行うこととして、環境省が長期間ではあるが期間を限定した使用目的としている。
放射能の汚染物質等の管理は元より、土地の貸与契約者である地権者らとも長期の管理態勢とその関係性も求められているが、30年後にこの中間管理施設に集約した放射能汚染物質を他所に動かすことができるのか?
このまま、永久に管理する(最終管理施設)に計画の変更になる可能性が高いのではと、みる県民は多い。
『県内一円に減容化施設を建設する』
旧ソビエト時代に起きた、チェルノブイリ原発事故:1986年:後、政府、科学者らが心配していること、それはチェルノブイリ原発付近での森林等の火災であった。
現在はウクライナのチェルノブイリ周辺では、心配していた森林火災が起きている。
6月末に始まっていた模様で、既に1平方キロ以上が燃えていると報じられている。
4月の火災では4平方キロが燃えているエリアの近くです。
ウクライナの国家当局は、チェルノブイリの立ち入り禁止地域(ゾーン)内で、山火事の結果として、放射線量が管理レベルを超えたと、発表している。
6月30日に採取されている大気サンプルは、セシウム137が管理レベルの上限を一桁は超えているとも伝えられている。
●フクシマ・ナウその3に続く
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
これまで届けた救援金
359,650,649円(2015年10月19日現在)
内・東日本大震災救援金総額
295,442,139円(2015年10月19日現在)
ただいまの基金残高
257,311,810円(2015年6月30日現在)
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。
自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【東日本大震災救援活動の中のボクの風景】
●この10月24日から26日にかけ、hideが副会長を務める「箕面市人権啓発推進協議会」の東日本大震災義援活動3回目(年1回)が、約20名の参加者で行われます。
おおよその旅程は、次のようなものです!
・24日:南相馬市にて、子育てカフェのみなさんと昼食、懇談会。
南相馬市小高区等見学、南相馬ファクトリィの佐藤さんたちと交流。
石巻の追分温泉泊。夕食、にっこりパーク仮設住宅・中村さんたちと交流。
・25日:石巻市内~日和山・大川小学校等見学。
南三陸町防災庁舎到着。
最後まで避難放送を続けた末希さんの実家・民宿で昼食。ご両親と交流。
陸前高田市の旧道の駅、市内見学。
気仙沼へ。八瀬の森で民泊。
・26日、海市、気仙沼コンベンション観光協会、熊谷さんたちと交流。
市内見学、スーパー堤防等。
海の市・シャークミュージアム等で買い物、昼食。
午後5時35分、仙台空港発、帰阪。
だいたい以上!

コメント紹介

私が入社以来、ゆめ風にたくさんの毛糸の帽子を
送ってくださっている方がいらっしゃいます。
先日、その方から
鬼怒川の決壊で家が浸水し、大規模半壊したという知らせが届きました。
すでに編んであった帽子も流されてしまったこと。
大変ですが、前に進みますとの文面にお返事を。
かける言葉なんてないのですが、
私達をいつも思ってくださっていること
ありがとうございますと伝えました。
振込用紙に一言書いてくださっている皆様からのコメントをご紹介いたします。  
◆いつも、ゆめ風だより、ありがとう。自力では困難です! (東大阪市)
◆街の中で、障がいのある方が困っていたら、皆が助けてくれる社会であってほしいです。(愛知県一宮市)
◆ブログで被災地からのメッセージを読みました。支援をつなげてくださっているスタッフの方々に感謝しております。これからも、よろしくお願いいたします。(大阪市平野区)
◆今回の災害に遭われた方、お見舞い申し上げます。負けないで。(広島県三原市)
◆自然の脅威を見せつけられました。(東京都江東区)
◆いろいろなことがありすぎて、先ず混乱しております。この会の活動の仕方を信じて・・・。(東京都台東区)
◆8・16中の島公会堂での公演は、深く強く感動いたしました。お礼申し上げます。(兵庫県宝塚市)
◆僅かですが、自然災害に遭われた方にお役に立ててください。(東京都渋谷区)
◆今回の東北の水害の為に使ってください。(東京都西東京市)
◆水害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。(埼玉県さいたま市)
◆みなさまのご活動に感謝いたします。(東京都あきる野市)
◆関東・東北で水害に遭われた方、お見舞い申し上げます。(東京都調布市)
◆今年も障がい者の父の命日に感謝を込めて。(東京都品川区)
◆今年はなんだか災害が多いように感じます。少しですが活きてくると嬉しいです。(沖縄県名護市)
◆この間の大雨被害・各地の作業所等はどうだったのでしょうか。(埼玉県戸田市)
◆活動せずに済むのが、いちばんいいと思います。が、地震の被害のために、基金の体力を強めておかないと。(神奈川県横浜市)
いつも暖かい声とご支援ありがとうございます・
災害に遭われた方が、少しでも元の生活をとり戻せるよう
これまでも、これからも・・・。
ーふくもとー

【緊急拡散希望】振り込め詐欺の報告

皆様、いつもご支援をありがとうございます。
さて、残念なことに、「ゆめ風基金」の名前をかたって、「振込を請求する電話」があったと、
連絡を頂きました。
ゆめ風基金は、振込を要求する電話をかけません
ゆめ風基金は、個別に自宅を訪問してお金を要求しません
「一回しか振込がありませんよ」と電話では言ったそうですが、そんな失礼な話は、ゆめ風基金からはしません。
悲しいことですが、ゆめ風の名前を騙っての詐欺があったので、どうか皆様、ご注意ください!
「振り込んで」などの電話があったら、それをいったん切って、ゆめ風基金の事務所に電話をかけなおしてください!
ゆめ風基金の訪問ですという人が来たら、すぐ、ゆめ風基金に連絡ください!
どうか、よろしくお願いします!!!

【追記(20151007)】
ゆめ風基金では、会員さまの住所など個人情報は、インターネットにつながっていないパソコンでしか
取り扱っていません。
もちろん、事務所ネットワークにもつながっていません。
ハッキングで流出する恐れは限りなく「0(ゼロ)」に近いのですが、
管理体制をもっと厳重に、意識をますます慎重に、と業務を続けてまいります。
(な)

9月12日街頭の金活動のご報告

だいぶん涼しくなってきたかなーという9月12日、毎月第二土曜日恒例の、なんば街頭募金活動に参加しました。
午後3時の気温が29度。
西日が強く、まぶしい!
一方、道行く人たちの服装が、カーディガンを羽織っていたりと、秋を感じさせてくれます。
たくさんのかたが、「頑張ってね!」「応援してます!」と言いながら、募金してくださいました。
一回通り過ぎて、友達と相談しながら、お小遣いを寄附してくれた中学生らしき男の子たちや、お母さんと一緒に小さな手で募金してくれたお嬢さん。
握りしめた手の中に、どんな未来の夢が詰まっているんだろう。
あなたたちが大きくなる頃、世界はどうなっているんだろう。
毎回、考えさせられます。
差別のない真に自由な社会を後世に遺すのは、大人の義務ですよね・・・。

参加人数  38人
募金額 40,525円  でした。
来月は10月10日です。
連休で、お出かけのかたも多いかと思いますが、またご参加くださませ!!
(私:長崎は、南三陸に出張ですが!)

圭子姉さんとの授業風景

9月15日
圭子姉さんこと長崎 圭子と、おまけの福本 千夏が 
啓発小学校~小中一貫校むくのき学園にお招きいただきました。
「障害ってなに?ユニバーサルデザインって?」というパワーポイントを作って授業させてもらいました。
そのリポートです^^
【3時間目】
五年生、32人の清らかな瞳の中、
圭子姉さんは、45分、やさしく、わかりやすく語りました。
社会にはいろんなハンディキャップを持った人がいるよね。
障がいってなんやろー、普通ってなんやろーと問いかけ、
できないことを工夫する道具は、みんなにとっても、使いやすいのでは・・・と。
シャンプーの容器には、目をつぶっていても
リンスと間違えないように、触れたらわかる突起した目印がついていること。
少しの力で動く文房具などを画像で次々紹介&説明。
「障害って?ユニバーサルデザインって?」という謎を解いてくれました。
【4時間目】
姉さんは電動車いす、福本はキーボードを使ってのコミュニケーション。
なんだか、小学校時代に味わったなつかしい休み時間のようで・・・。
学習になったかは疑問ですが(たぶん、なったよ!! byながさき)、お子さん達とすてきな時間は過ごせたことが、
しあわせな福本でした。
この日の夕方、ゆめ風基金を通りがかった男の子が、ガラス越しに事務所を覗き込みながら、にっこりしてくれました。
また、教室でお顔を覚えた女の子二人が、自転車で風を切りながら、「ばいばい!」と元気な声をくれました。
出来たばかりの小学五年のともだち(?)に、心が弾みます。
ちいさな友達の輪が、地域に広がっていきそうな気がして・・・
(ふくもと ちなつ)

ヒデの救援レポート 2015年9月15日№182

日本という地域の自然はヘンになっているのではなかろうか?
雨が降れば鬼怒川のように決壊して洪水になり、東京でも震度5弱の地震が起こり、熊本では、阿蘇山が噴火した。
どこに住んでいても、自然災害と無縁ではいられない。
洪水被災地では障害当事者、障害者拠点に被害がでていないか、ゆめ風基金として、八幡理事を中心に、情報を集めている。
もし、お知り合いの中に、そのような情報があれば、是非ともゆめ風基金まで、お知らせください。


●hideの住まいする箕面市の:人権啓発推進協議会:は、今年で3回目になる、東北被災地を訪ねる義援行動を、福島、岩手、気仙沼を10月24日から行います。
hideも副会長として参加します。
またレポートしますね。
●京都市地域・多文化交流・ネットワークサロン通信:第14号からの転載
連絡先 TEL 075-671-0108 FAX 075-691-7471
東九条のぞみの園-のぞみの園ボランティア~東日本大震災被災地研修旅行
・5月26日(火)から3日間、東九のぞみの園(登録団体)の創立20周年を記念した東日本大震災被災地研修旅行が実施されました。
宮城県石巻市、福島県南相馬市をまわり、東日本大震災による津波と福島第一原発の被害の実態を学んだ参加者の方に感想を寄せていただきました。
○ボランティア研修旅行に参加して、石巻市と南相馬で被災4年を経た現実を見た。
地面の嵩上げの台形の土盛りがポツンとあるだけの広大な空き地。
表土を剥がして詰めた黒いゴミ袋が並ぶ荒れた田圃。
目に映る情景と映像で見た津波の光景、更に思い出の田圃風景が重なって頭も心も混乱している。
東北への想いは深いが、未だ文章化できそうもない。
小さな感想を一つ二つ記して報告とさせて頂く。
○石巻市立大川小学校:宮城県石巻市:ステキな可愛い学校だったんだね。
地域の自慢だったんだね。
そこで、こんな・・・怖かったろうね。
悔しかったろうね。
悲しいね。
こんな時、本当は黙って泣いていたいよね。
だけど君は、死にたくなかった友達に替わって話した。
校舎を残してくださいって。
校舎は残った。
そして君は強くなった。
津波の語り部になるんだって。
語ることで故郷喪失の不安を乗り越え、故郷が回復される。
その時、校舎は役目を終える。
慰霊碑と物語を残して。
大津波の物語と共に君達の物語も語り継がれていくだろう。
○原町さゆり幼稚園(福島県南相馬市)表土を埋めて人工芝張った園庭に元気な声が弾ける。
でも、どこからか微かな声が、『ゾウさん ゾウさん おはながながいのね そうよかあさんも ながいのよ』
ゾウさんのすべり台、大好き!
長いお鼻をすべったら、お空に飛んでいけそう!
ゾウさんのすべり台は、お庭の隅っこで、悲しそうに聞いていました。
ああ、砂場が建物の中に・・・言葉もなく立ちつくす。
こんな現実を子ども達に与えてしまった大人のひとりとして。
(田花安子:のぞみの園ボランティア)以上
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
これまで届けた救援金
354,650,649円(2015年7月3日現在)
内・東日本大震災救援金総額
290,442,139円(2015年6月12日現在)
ただいまの基金残高
260,535,032円(2015年3月31日現在)
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。
自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
東日本大震災救援活動の中のhideの風景
●市民による健康を守るネットワーク:たむら市民ネットニュース№13号からの転載
『フクシマ・ナウ!』
2011年3月11日の地震、津波そして東電福島第一原発事故から、4年4ケ月が過ぎました。
そのフクシマの今を記録したい。
連絡先 TEL 0247-82-2909
●避難住民の強制帰還
フクシマの避難者は現在約12万人(2015年1月、初年は16万人(:県外6万人)
放射能の除染作業は年間被ばく線量を20ミリシーベルトを超える地域等を選定し、年間被ばく線量を1ミリシーベルトとすることを目的に開始されたものの、2016年度で終了し除染の当初の目的としていた、法規定(原子炉等規制法)の年間被ばく線量1ミリシーベルトへの低減化は実質困難なことから、除染の目標を達成することを外した。
また、選定した各地域の除染作業は一度きりとして、その後の放射線量の増減管理についでは、国は行わないこととし、必要なら帰還住民に対して放射線の測定器を貸し出すとした。
今年6月12日、政府は『帰還困難区域』を除く(居住制限区域・2万3千人::避難指示解除準備・2万1800人::特定避難勧奨地点・152世帯:年間被ばく線量20ミリシーベルト超)を、遅くとも2017年3月までに避難解除する方針を決定した。
●対象地区の住民への慰謝料の支払いは2018年3月で一律終了とする方針を示しています。
●平成27年6月12日「原子力災害からの福島復興加速に向けて」原子力災害対策本部
さらに、これに合わせるかのように、福島県や国は、自主的避難者(推定で2万2千人~3千人)に対する借り上げ住宅制度(災害救助法)による、無償住宅供与を2017年3月に打ち切る方針を打ち出そうとしている。
自治体が民間アパートや公営住宅を借り上げる「みなし仮設」はこれまで無償提供されており、自主避難者からは継続を求める声が上がっている。
●楢葉町避難指示解除9月5日に
政府の原子力災害現地対策本部本部長:高木陽介副経済産業相は、東京電力福島第一原発事故で全町避難となった楢葉町に、避難指示を9月5日午前9時に解除すると伝達した。
政府は「8月のお盆前」の解除方針を示していたが、町議会や町民から「生活環境の整備が不十分」との反発が強く、無料バスの運行本数拡大など「追加支援策」の準備を理由に約1ケ月間遅らせた。
町民の間には水道水源のダム湖に高濃度の放射性セシウム1万5000ベクレルキログラムが沈澱したまま解除されることへの不安が強いが、高木本部長は伝達後の記者会見で「安心は心の問題だと思う」と述べ、町民の間に不信感が高まっている。
●東京新聞記事
この高木本部長発言に町民は反発を強めている。
帰還に向け住宅再建終えた60代男性は
「帰る気持ちが失せる発言だ。住民の自己責任だと言うつもりだろうか」と批判した。
50代女性も「古里に戻りたいという気持ちを理解できるのなら、あんな発言は出てこない」と話した。
(引用終わり)
●新たな自主避難者をつくる
先行して一部避難指示解除地域、(田村市:2014年4月解除、賠償:慰謝料10万円は1人当たりは12年8月に打ち切り)、(川内村:14年10月解除では、自宅等に戻る人には90万円:1人当たり)が支給されたものの、帰還者は自己判断と自己責任にて帰還を強いられていることから、同じ家族の中でも、戻る家族と戻らない家族もいるなど、同じ家族間「血縁間」の関係性や地域の関係性「地縁間」の歪みが強烈に発生している。
●田村市都路地区では57%、川内村では59%の住民が帰還。
早期帰還賠償の支払い実績は、240名。
今回の避難指示解除は、年間線量50ミリシーベルト以下の全ての対象地域(1市4町1村)であり、避難解除に当たっての対象地域の住民の約半数が「戻らない」との意向をメディアのアンケート等で示している。
特に子どもを持つ若い世代の帰還率は低いことで、帰還するのは比較して高齢世代であり、これまでの様に、同じ屋根の下で暮らすことは難しい。
2017年4月からの帰還については、帰還困難地域(双葉町等4町)以外に、国が残す避難者はいなくなる。
一方で、先の住民の意向が示すように「戻らない」と選択した住民は、最後の慰謝料をもって、自主避難者に変わるのだ。
以下次回レポートにつづく

豪雨水害:被災地NGO協働センターのmlより

【転送歓迎】
いち早く、豪雨水害の被災地に入られた神戸市の「被災地NGO協働センター」さんからのメールを転載します。
ここから


*複数のMLに配信していますので、重複はご容赦下さい。
関係各位
昨日(13日)、常総市の被災地に現地入りし、2班に分かれ調査をしました。
一班は当センターの元スタッフ福田和昭(現職都市生活コミュニ ティーセン ター)が被災地坂東の出身ということで急きょ同行して頂き、村井と被災された 方へのヒアリングを行いました。
被災地は、交通規制が多く道路事情に詳しくなければ、立ち往生するケースが 多くなります。
被災者の方たちは不自由な避難所暮らしを強いられています。
避難所でもリーダー的な行動をされている方たちが、ご自分も被害を受けているにもかかわらずみなさんのお世話をしているので、その方たちの ストレスや疲 労が気になります。
もう1班は、常総市災害ボランティアセンターの立ち上げの準備に参加させて頂 きました。
南北10キロ横に2キロという市内の8割近くが被災地域となりまし た。
明日からのボランティアの受け入れのため、いくつかの地域に分け、現状把握のための調査に同行しました。
(避難所は約22か所、避難者数は、 約3000人)
被災者の方は、すでに片づけを開始している人たちも数多くみられました。
地域のNPOや高校生ボランティアや地区住民による有志の会、青年会議 所、消防団 などすでに自主的な活動が開始されています。住民も各地域でボランティアの受 け入れに対する場所の提供などそれぞれができる範囲で協力 しながら復旧活動 に励んでいました。
しかし、被災地ではライフラインの復旧が遅れ、電気、水道 はまだ使えず、ガス(プロパン)は使用できるところ もありますが、まだ水に 浸かったままの地域もあり、自宅の掃除も思うように進んでいません。
中には水がないために、高齢者はトイレを大も小も今日 一日我慢しているという人もいたそうです。
被災地域へのトイレの設置も急務です。
実際被災者の方を訪ねると、その家は直接的被害はさほどではありませんでした。
けれど、お母さんは持病があり、息子さんは軽度の知的障害と肢体不自由で車いす生活で、お嫁さんも強迫性障害といった精神障害を持っています(この お嫁さんは避難生活をしているそうです)。
そして発災の時は一 時避難所にも 避難したけれど、スロープが急で介護がきつくて実家に行ったけれど、息子さん が落ち着かないので、自宅に戻ってきたそうです。
それで、今日は5日ぶりにお 風呂に入りに行ったそうですが、市内の広範囲による被災のため、バリアフリー のお風呂もなく遠方までに出かけたそうです。
発災当時もバリアフリーのトイ レなども被災し、バリアフリーの障害者用のマップが必要だと実感したそうで す。
他にも一人暮らしの高齢者やブラジル 人の居住者も多いそうです。
 
引き続き「活動支援金」の募集を開始しています。
支援金は復興に中長期にかか わる被災者支援を行うためのボランティア活動に使わせて頂きます。
これまでの20年間の経験とネットワークを生かし、可能な限り対応していきたい と考えています。
是非、みなさま方々のご支援、ご協力をお願いしま す。  
          
(連絡先)被災地NGO恊働センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
TEL:078-574-0701/FAX:078-574-0702
E-mail:info@ngo-kyodo.org(担当:頼政・村井)
郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
  *お手数ですが、通信欄に「2015東日本豪雨水害」と明記下さい。
ゆうちょ銀行 支店番号:一一九(イチイチキユウ)店/店番:119/当座
0068556/受取人名:ヒサイチNGOキヨウドウセンター >


とのことです。
明日は、名古屋のAJU自立の家の方々が、「間仕切り」を持って避難所に行かれるようです。
障害のある人々の様子が詳しくわかるかと思いますので、また、お知らせいたします。
栃木、宮城、茨城各地のCILは多少の浸水があったり、介護者が障害者宅へいけないなどあったそうです。
きょうされん加盟の団体に関しては、各支部で安否確認中。いまのところ人命に被害はなさそう・・・とのこと。
現地は混乱しているようですが、ボランティアをしたいというかたは、こちら↓
全国社会福祉協議会
毎日更新されているので、夕方ころに、ご確認ください。

【拡散希望】水害被害に遭われた障害者団体の皆様へ

先日の長崎での水害や、昨日の鬼怒川堤防決壊、宮城県渋井川堤防決壊など、
水害被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げます。
皆様のお知り合いで、障害者の作業所やグループホームなど、いろんな被害に遭われたかたに
「ゆめ風基金」のことをお知らせ頂ければ、何かお力になれることがある、かもしれません。
今後、再建にあたって、備品を買換えたい、再建費用が不足する・・・なども視野に入れて、ご友人にお伝え頂ければありがたいです。
一刻も早く、皆様の無事が確認されますように・・・。