たけのこ会自立生活支援センター様からのお便り

 謹啓、常日頃障害者福祉のために御尽力を賜り心より敬意と感謝を申し上げます。
 さて、この度、東日本大震災のおきまして私共NPO法人たけのこ会のささやかな支援活動とし、街頭募金を行い貴基金を通し被災地の障害者の皆様への義援金を送ることと致しました。3月29日(火)から4月6日(水)までの土日を除く計7日間、横須賀中央駅前におきまして、おおよそ3000名程度の横須賀市民の皆さんのご協力を頂き合計152万円を集めることができました。私共と致しましては、今後とも尚一層障害者福祉を精力的に進め被災地の障害者を含めた日本全国の障害者達が人間らしく生きられる社会状況を生み出すための一助となれるよう努力を傾けて参りたいと思っています。貴基金の益々のご活躍をお祈りし挨拶とさせていただきます。尚、当日配ったチラシを同封いたします。

淡路島で救援バザー

来週21日・22日、淡路島で東日本大地震で被災された障害者を救援するバザーが開かれます。
売り上げはゆめ風基金になります。
バザーの品物を集めています
ぶったぁ福祉会  TEL 0799-70-6145

4月29日、ビッグアイで東日本チャリティライブ

4月29日、ビッグアイで東日本大震災チャリティライブ「PLAY for PRAY・言葉と音楽で紡ぐ希望への祈り」が開かれます。チケット売り上げの半分をゆめ風基金にしてくださいます。
場所 国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)多目的ホール
出演 松永貴志、サキタハヂメ、わたなべゆう他
手話通訳、副音声ガイド、リアルタイム字幕付き
主催 ビッグ・アイ共働機構
お申込み 072-290-0974

静岡朝日テレビの報道

JIL(全国自立生活センター協議会)より
静岡朝日テレビさんが地元の静岡障害者自立生活センターさんの募金活動を情報番
組で取り上げるそうです。その際に救援本部blogの写真やCILたすけっとさんからご
提供頂いた現地の様子、活動写真がご紹介されることになりました。
<放送時間帯>
4/8(金)静岡朝日テレビ(朝日テレビ)
16:45~17:30の間で放送予定

ピープルファースト北海道より

ゆめ風基金
代表理事 牧口一二 様
3月17日「札幌駅前」でのカンパ活動に続き、4月2日「大通公園」「札幌三越前」にてカンパ活動を行いました。
街頭カンパ活動のほか、様々な方々に「ゆめ風基金」の趣旨をご説明して、多くの方からご協力を頂きました。
第2回目として、75,441円を入金しました。今後もカンパ活動を継続して行います。
送信担当 ピープルファースト北海道 元氏大二

埼玉わらじレポート<街頭カンパ編>

☆わらじカンパ活動報告
ここのところの、わらじ関係者のカンパ活動は
「わらじの会 東北沖大地震 一緒にいるよ!カンパ活動」
(と勝手に自分の記録に命名してしまった。わらじの中では通用しないですよ、このタイトル)
3月 16日 水  29,671  せんげん台西口・SATY・武里
  17日 木  42,007  せんげん台西口 大袋駅
  18日 金  56,841  せんげん台東口
  22日 火  20,000  べしみ
  23日 水  25,893  せんげん台
  24日 木   4,871  春日部市役所
         9,919  武里
  25日 金   9,698  ヨークマート武里店
       17,000  樋上秀経由
        2,000  べしみ
       41,182  越谷駅東口
   28日 月  19,534 越谷市役所
       19,620 せんげん台東口
  29日 火   1,000 パタパタ
合計   281,109円を ゆめ風基金に入金しました。
☆とりあえず、まだまだ続けます。

被災した子ども 泣いたっていいんだ

3月30日の毎日新聞社説の転送
執筆者は、知的障害児の父親であり、千葉県の障害者差別禁止制定にも深くか
かわってこられた野沢和弘論説委員です。
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110330k0000m070164000c.html

社説:被災した子ども 泣いたっていいんだ
 父や母を求めて避難所を回っている小学生がいる。がれきの中から思い出の写真やカバンを探す子どもたちもいる。卒業式では笑顔も見られた。「がんばれ」。けなげな姿に全国から声が上がる。死者1万人以上、行方不明者1万6000人以上。信じられない現実を前にしたら誰だって励ましたくなる。どこかに希望を見つけたくなるものだ。
 しかし、子どもたちは十分にがんばっている。現実に起きたことを大人のようには理解できず、気持ちをうまく伝えられなくても、恐怖やショックによるトラウマ反応、家族や自宅をなくした喪失感は子どもの心にも起きる。今、必要なのは励ましよりも、小さな変化に周囲が気づき適切なケアをすることだ。
 眠れない、食欲がない、赤ちゃん返りをする、大きな音におびえる、いらいらする、夢にうなされる、好きだったことをしなくなる。このような様子が見られたら注意が必要だ。「大丈夫だよ」と声をかける、寝るときは一人にしない、スキンシップを心がけるなど、安心感を与えるための配慮が必要になる。被災体験を繰り返し話す子もいるが、衝撃的な現実をなんとか受け入れようと苦しんでいるサインだと思って辛抱強く聞いてほしい。
 「弱音を吐くな」「もっと大変な人がいる。負けるな」などの叱咤(しった)激励は禁物だ。こちらは一生懸命に励ましているつもりでも、子どもを追い詰めるだけという場合がある。自分だけ生き残ったことで罪悪感に苦しんでいる子もいる。泣きたいのに我慢したり、つらい気持ちを隠したりする必要はないことを伝えるべきだ。被災した子どもへの対処法については日本臨床心理学会や国立精神・神経医療研究センターがホームページで紹介している。心のケアの専門職が被災地に入っているもののとても足りる状況ではない。関係学会はメールや電話相談も開設しているので積極的に利用してほしい。
 被災直後は気持ちが張っているため休まなくてもがんばり続けられるが、長期化すると急に落ち込んだり体調を崩すことがある。被災後の小さな症状は適切な配慮をすれば一過性のものとして回復することが多い。しかし、そうした症状が1カ月以上続いたらPTSD(心的外傷後ストレス障害)の疑いがあり専門的なケアを受けることが必要だ。
 また、衝撃的な映像を繰り返し見ることで直接被災していない子どもにも不眠などの症状が起きる場合がある。不安を訴え、教室で突然泣き出した子もいるという。日常の中の異変を見落とさないでほしい。
 これからが正念場だ。小さな命をみんなで守りたい。

鎌田實さんがゆめ風基金の呼びかけ人に

 ゆめ風基金は阪神淡路大震災を機に、いつ起こるかわからない自然災害の被災障害者を長期的に支援するため、全国の障害者運動のネットワークによって設立されました。
 ゆめ風基金に対して、今回の大震災まで国内外の自然災害に被災した障害者の支援活動に賛同し、応援しようと永六輔さん、小室等さん、山田太一さんなど各界の方々が呼びかけ人となり、基金活動を支えてくださっています。
 今回の大震災を機に、呼びかけ人代表の小室等が声掛けをしてくださり、鎌田實さんが新しくゆめ風基金の呼びかけ人になってくださいました。またご自身のブログでもゆめ風基金のことを紹介してくださいました。
 鎌田實さん、ほんとうにありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
鎌田實さんのブログ・ゆめ風基金を紹介してくださったページ
原発事故90
小室等さんから、NPO法人ゆめ風基金の寄付の呼びかけ人になってほしいと言われ、もちろん承諾した。
障害がある人など、震災弱者に対して支援する基金だという。
たとえば、耳の不自由な人は緊急地震速報や防災無線の放送などを聞けないことがある。
命にかかわる情報を、障害のある人たちにどう伝えるか工夫している。
大事なことだと思う。
一昨日、南相馬の避難所の体育館で、脳卒中で片まひの女性に会ったばかりだった。
もし、緊急に避難指示が出た場合、どうするのだろうかと気になっていた。
何かあってから慌てて避難するのではなく、今のうちから、介護しているお母さんと一緒に宿泊できるバリアフリー施設を探し、移れるといいなと思っていた。
ゆめ風基金の事務局長に電話をすると、すぐに対応しますと言う。
場合によっては郡山に支所があるので、スタッフを向かわせたいとも言ってくれた。
今日、南相馬市立総合病院の遠藤先生にこの女性と話してもらい、ゆめ風基金で避難先を探してもらうようにすすめてほしいとお願いしている。
避難は長期的になっている。
もう体育館なんかを避難所にしてはいけない。
一人でも移れる人から移ったほうがいいと思う。
障害のある人は特に、最大の支援の手を差し伸べたいものである。