被災地からのお客様

4月21日、ゆめ風に
岩手県田野畑村から 被災障害者が来られました。
「自分らしい生活がしたい」と熱望し、夢宙センターで、自立体験を研修中です。
ひかり
(写真の掲載許可をもらうのを忘れちゃいました。)
ゆめ風に着くなり、笑顔とともに一気に言葉があふれる。
『今は、障害を持つ人の施設で暮らしているんだけど、
高齢の人が多くて、話も合わないし・・・。
困っていることやハテナのことがいっぱい。
リハビリ室とお風呂やトイレの場所が近くて、着替える場所もない。
恥ずかしくて、恥ずかしくて・・。
テレビも共有なん。好きな番組も見られへん。
「小さなテレビを買いに行け」と言われても、
電気屋さんはとても遠いし、外出の時に車いすを押してくれる人もいないし、
買いにいけんもん。
施設の中だけの生活。
施設内には小さな売店だけしかない。
そこでの買い物も職員に頼むしかなくて・・・。
外に出られず、することもなく、
時間だけが過ぎていく、もったいない毎日で・・・。
行政はヘルパー制度すら知らなくて。
その割に作業所に通いたければ、年金を公的機関に預けろだとか、
車いす修理やヘルパーの使い方とか管理してくる。
事業所もとても少なくて、コーディネーターとさえ連絡がつかない。
今まで介助してくれていたお母さんが年をとって、病気になってね。
改造したお風呂にね、入りたいんだけど、無理になった。
へルパーさんがいなくて・・・。やっときてもらっても、障がい者になれていなくて、
「お年よりの対応しかしたことがないの」とか言って、
ヘルパーさんも若くはなくて、せっかくヘルパーさんが2人きてもシャワーだけ。
浴槽にはつかれない。ゆっくり温まりたいのに。
しもやけもひどくなって、かゆいし痛いし・・。
前に通っていた作業所もね、車いすで使えるようにトイレを改善したからって寄付してねと言うし。
ほんとは、私使えないんだけど。』
耳をダンボにして話を聞いていた事務局員福本は、
かわいいお顔でしっかり自己主張して行動する彼女に感銘!
毎日がもったいないの一言が特に響きました。
大阪も、希望と夢ばかりではないけれど。
あなたなら大丈夫。
いろんな経験ができると思う。
大阪を楽しんで、ご縁があったらお友達にしてねとお伝えしました。
おいしいタコ焼きは食べたかな~

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