ヒデの救援レポート:2013年9月2日№134

●学校の夏休みも終わり、子どもたちの歓声も校庭に帰りました。
暑い夏を見送り、さあ~秋だと身構えても、雨ばかりの毎日。
東日本大震災の被災から、2年と6ヶ月の始まりです。
夏の疲れが出ませんように!


●ゆめ風基金アピール
・震災から2年半、報道はめっきり減りましたが、被災地の復興は進んでいません。
息の長い支援が必要です。
ゆめ風基金は、被災地に2億円の救援金をお届けしました。
今も救援活動は続いています。
みなさまのご寄付は公的な支援の届かない被災地の人々への生きたお金になっています。
●ゆめ風基金は、阪神淡路大震災をきっかけに発足した草の根団体です。
18年間に40被災地の障害者救援活動に2億5千万円の救援金を届けてきました。
東日本大震災では、いちはやくスタッフを被災地に派遣し、宮城、福島、岩手8ケ所に被災地障害者センターを立ち上げ、救援活動を続けてきました。
また、福島から避難する障害者のために新潟、神奈川に避難所を設けています。
地震、津波で全壊した障害者作業所、グループホームなど、障害者の大切な生きる場、働く場の再建、修理、新設などにも救援金をお届けしています。
2億円を越える救援金はすべてみなさんの寄付によるものです。
被災者の生活の再建はまだまだ時間がかかります。
全ての被災者が仮設住宅から出られるにはまだ5年かかるとも言われています。
とりわけ障害者が地域で生きていくためには、多くのサポートが必要です。
ゆめ風基金は支援し続けます。
どうかご支援をお願いします。
●東日本大震災救援金総額
204,796,909円(2013年8月9日現在)
【内訳】
●岩手、宮城福島県被災地障害者センター活動費
113,748,522円
●生きる場働く場、活動4県51ケ所に総額
 91,048,387円
●再建支援=9ケ所
34.550,000円
●新設8ヶ所
 32,525,489円
●県外避難所改造避難者支援
  6,550,000円
●補修6ヶ所
  4,207,278円
●当事者6団体救援活動
  3,670,000円
●当事者派遣プログラム
  3,000,000円
●活動支援6ヶ所
  3,500,000円
●備品3ヶ所
  1,394,250円
●被災障害者調査活動3件
    711,370円
●避難移住支援3件
    640,000円
●被災障害者報告会2件
    200,000円
●被災障害者情報支援
100, 000円など。


●NPO法人 ほのぼの
・機関誌№133号「ほのぼの」より転載
連絡先
兵庫県明石市
TEL&FAX 078-913-5315
「猛暑お見舞い申し上げます!
今後の原発再稼動は?」
うっとおしい梅雨が続きましたが、例年よりかなり早く7月初めに明け、一気に真夏の気候がやってきたようです。
夜の寝苦しさも重なり早くもバテ気味の方もおられるのでは?
旬な話題といえばやはり先日の「参議院選挙」と言うことになるのでしょう。
事前の世論調査では、政権与党の過半数を超える議席獲得予想が盛んに報道され、果たしてその結果がどうなるのかは福島の廃炉を初め原発再稼動の点から考えると非常に気になっていましたが、マスコミやインターネットの事前予測による世論動向で盛んに喧伝された三本の矢による「アベノミクス」効果での経済問題に焦点が移っていたという予測が、出口調査等からも裏付けられたようです。
選挙後の今さらで、せん無い事ではありますが、そもそも1950年代から歴代の政府・自民党が原発の「平和利用」を錦の御旗として政策を進めてきた事実、また60~70年代からは電気事業連合会と政府一体となった「安全神話」の大キャンペーンなどにより、原子力発電所の相次ぐ増設が推し進められてきたことは、まぎれもなく周知の事です。
そしてその裏では膨大な金額の電源交付金や自治体への寄付金等が原発立地地域とその周辺にバラ撒かれ、現在に至るまでそうした構図に変化が無いことは過去のマスコミ等の各種報道でもハッキリしています。
そのような既成事実が、現政府の原発再稼動推進の姿勢によって今後もますます推し進められていく事が懸念されます。
以上
(ほのぼのでは、「福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト」を、今年3回目となる「たこ焼きキャンプ」として開催しました。)


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これまで届けた救援金
250,805,994円(2013年8月19日現在)
内・東日本大震災救援金総額
204,796,909円(2013年8月9日現在)
ただいまの基金残高
270,821,980円(2013年6月末日現在)
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、
被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。
自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、
郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。
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●東日本大震災救援活動の中のhideの風景
障害者問題を考える兵庫県連絡会議:代表 福永年久
機関誌 障問連ニュース8月号からの転載
連絡先
TEL 078-842-3299
FAX 078-842-3354
「追悼」大賀重太郎さんの1回忌に思うこと 高島恵津子(NPO法人ピータンハウス理事長)
・昨年7月8日に突然の拓人からの連絡。
……嘘と言う気持ちで1ケ月が過ぎた事。
暑い季節に辛い悲しい事が思い出されます。
大賀さんとは、震災が有ったからこそ出会った人です。
ピータンを設立再開できた人です。
大賀さんに出逢えたからこそ知り合いからの繋がりで、再開そして作業内容も陶芸に神戸では、数少ない陶芸の作業所だから、最後まで面倒見のよい京都相楽の先生をと、力強く説得してもらったことが(技術なく不安があったので)……昨日のように思い出されます。
そして再開スタートしてあんな事こんな事がある中で設立して18年間、支えて下さり、特に理事として昨年の理事会、総会には今までよりも足取りで、遠方の姫路よりピータンに本当に良く足を運んで頂き、全国で行動されている中、ピータンが心配、(いいえ、私が頼りなく、特に主人が亡くなり、心配かけたのでは……?)、ピータンが1日も早く安心の報告が出きるよう、来年の移行に向けて、みんな一丸になり頑張ります。
大賀さん、ずっこけないように見守って居て下さりね。
暑い折全国の皆様、ご自愛ください。
●この文章は「ピータン通信夏号2013年7」より転載させていただきました。
ご理解いただきありがとうございました。
(「ピータンハウス」は……重度障害者の働く場・表現活動の場、そして「地域につながり誰もが参加できる場」として、陶芸を中心した作業活動を行われ、現在「地域活動支援センター」、そして今後自立支援給付事業への移行を目指し取り組まれています。)
●歳月の経過は早く、大賀さんが亡くなられ1年が過ぎました。
昨年10月に開催された「偲ぶ会」以降、全国から多くの追悼文を寄せていただきました。
今秋には「追悼記念誌」を何とか発刊すべく「拓人」の方々と作業中です。
また、発刊を記念し、大賀さんが精力を注がれていた「ひょうご地域福祉政策研究会」も 各方面に働きかけ再開できるよう、現在準備中です……。
以上。

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