茨城被災情報 ゆめ風さいたまネットの報告

ゆめ風さいたまより現地情報
茨城状況調査報告 2011/4/1状況
○埼玉、越谷より常磐自動車道で茨城へ。
常磐道は茨城に入りつくばあたりから若干の道路の被害あるも、走行に支障あるほどではなし。路線を一車線にしていた箇所が一、二ヶ所という程度
○那珂市近辺 那珂市に入り①の同行者の知り合いの産廃業者を訪ねる。被害は建物の窓ガラスはかなり割れたが書棚は倒れない程度。4/1時点で既にガラスは直っていた。
市内で仕事を通常通りおこなっているが目立った被災の話は聞かないとのこと。
また近隣市町村での避難状況も特段大変な事は聞かないとの事。
またこの産廃社長が、市議の知り合いを都押して状況を聞いてくれるとの事だった
当てになるかならないかは微妙(笑)
○ひたちなか近辺 出発前から、道中、電話連絡をおこないながらの移動。ひたちなかのNPO団体生活支援ネットワークこもれびさんに②ひたちなかの状況を確認する。
代表梅田さん♀いわく、3日ほどはいんふらなどに障害はあったが現在は復帰しているとの事。(梅田さんも北茨城の高松氏を知っていた)
 またネットなどの情報から焼き菓子の移動販売をしているハチバス氏③とも状況確認。ひたちなかを中心に個人的に復興活動をおこなっており、3/27に水戸市で漁港支援のチャリティーマーケットをおこなっており、被災後は那珂市、城里市の山間部の高齢者に野菜を支援していたそう。そちらからの情報でも那珂市近隣での大きな避難にかかる危機的状況は聞けず。
 ひたちなか市役所障害福祉課への聞き込みでも同様に危機的状況は見受けられないとの事。またここから常陸大宮市に設置された災害対策室の連絡先を聞き、電話で状況を確認すると現在避難所は全閉鎖し、役割を復興支援にスイッチしてきているとの情報を聞く。また道中車中からの目視では瓦屋根などの家屋、またガラスの多い量販店などに被害は見られるが量的にはちらほらとブルーシートが屋根にかけられているのが見えるといった感じ。しいて言えばやはり瓦屋根の被害が多い。
またひたちなか市の梅田さんは付き合いのある県の・自閉症協会、二分脊椎の会、人工呼吸器を使う子を持つ親の会などと連絡をとってくれるそう。
○東海村近辺 車を津波の被害があったであろう沿岸部へと向かわせる。東海村もひたちなかと同様の状況であるが東海村原発付近の道路状況が悪く、陥没、隆起などが多くなっていた。ただこちらも徐行はすれど交通に支障が出るほどでは無し。
○ひたち市近辺 車を海沿いに向かわせる。東海村原発から北。日立市に入り、市のやや北に行くにつれ沿岸部の被害が見受けられるようになる。防波堤を越えた津波が海岸沿いの低い民家、民宿などにぶつかった様子で海に向いた壁に大きな穴が空いたりしている家が多くなってくる。近隣の住民などに聞き込むとそういった民家は避難所というよりも知り合いなどを頼って自主避難している様子。被害のなかった家、ホテルなどを訪ねてみるが留守にしている家多し。
 またひたち市の育成会の事業所④と電話連絡する中で状況を聞く。障害者施設などの孤立などの情報は聞いておらず、震災後一週間ほどで市内の施設の多くが通常営業しているとの事。
 また被害の多かった沿岸部には施設があまりないのでは?とも話していた。
○北茨城市周辺 北茨城移送サービスの高松氏と道中電話で話す。被災はあるも現在は第一ステージが終了した感ありとの事。現在はGSも回復してきており、15日から電気も戻ったそう。(一部地域でダメなところもありそうだとのことだが)命をつなぐ意味での支援は大丈夫、が、メンタル面での不安を抱えた人が多く、対応は難しいとの事。また隣の高荻市で山の上の施設に30人ほど孤立している福祉関係施設があるという情報があったとのこと。高松氏もこの件の調査で動いており、市に問合せをするも行政の縦割りの中でまたがった市町村の情報がなかなかでてこない部分があるという。高松氏いわく土地柄もあるとのこと。引き続き調べてみるとのこと。
茨城被災情報1
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