大盛況でした!~バリアフリー上映会「逃げ遅れる人々」

3月3日、ひな祭りに行われた、啓発地域の防災の日の取り組み、
映画「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」の上映会が無事に終わりました!
会場にはボランティアスタッフが朝10時に集合。
地域のボランティアさん
(啓発地域のボランティアさん。一部しか撮影できず、すみません!)
ゆめ風のボランティアも10人以上来てくれました。
会場となった体育館の床にシートを張ったり、椅子を並べてくれたりと、前日からのお手伝いに感謝!
会場の様子
開場は午後1時半からだったのですが、それよりも早くいらっしゃるかたが多く、体育館内で待って頂くことに。
このあとほぼ満席状態となります。
障害当事者の方々も、いろんな障害のある方が来てくれて、
自分とは違う障害者のしんどさをわかりあえるいい機会になったのではないでしょうか。
午後二時、いよいよ開演です。
まずは、司会進行を務めてくださった、啓発地域山口東第3振興町会会長:木下さんのご挨拶。
いろいろ、走り回ってくださいました。
木下会長
続いては、啓発社会福祉協議会会長:岩下さんのご挨拶です。
岩下会長
ふらっと、ゆめ風の事務所を訪れてくれ、そこから話しがとんとん拍子に進んで「地域のみなさんと映画上映会をする!」ことになったのです。
あの日、遊びに来てくださって感謝感謝♪
ゆめ風を代表して、私:ナガサキもご挨拶させて頂きました。
そこのかた、おたふくっていわないで・・・
長崎挨拶中
さあ、大阪初、日本でも初めてのバリアフリー上映会「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」が始まります。


副音声制作時から、何度もみているのですが、そのたびに泣いてしまいます。
仲間の障害者の悔しさがわかる。
しんどさがわかる。
それに対して何もできない自分に腹が立つ。
いろんな涙が混ざり合っています。
74分の上映時間が、あっという間に過ぎました。
休憩をはさんで、阪神淡路大震災を経験した障害当事者のお話しを、みなさん、真剣に聞いていらっしゃいました。
野橋さん
そして、啓発地域の取り組みについて、山口本町振興町会会長の保智さんが発表。
啓発地域の取り組み 保智会長
「この映画を見て、非常に腹が立っています。なぜ、障害者がこんな目に遭わないといけないのか。この地域では、誰も逃げ遅れない、そんな体制を作りたい」と強く、決意を表しておられました。
NPO法人あすかコミュニティ
最後に、NPO法人あすかコミュニティのかたが発表、無事に「防災の日の取り組み」として、予定されたプログラムをすべて終えることができました。
『おまけ~ゆめ風:販売部の女性陣(右端が福本千夏です)
この人たち、強力なセールス力を持っております。
恐るべし…。
事務局販売部
いろいろな資料など、お買い求め頂きました皆様、感謝です!
これから、地域の防災に役立ててください!
ゆめ風はそのお手伝いもします!


地域のみなさん(町会)と一緒にイベントをするのはおそらく初めてです。
最初は戸惑いなどもあったのですが、何度も会合を重ねるごとに、親しくなれていく。
防災に、減災に「地域のコミュニティが大事」と訴えるゆめ風です。
これから、どんどん、時には言い合うこともありつつ、いざというときお互いが助け合える関係を作っていけたら最高ですね!!!
実際、新しい取り組のご提案も頂き、ひょっとしたら四月以降新年度に行えそうな雰囲気♪
詳しいことが決まり次第、またお知らせします^^v
最後になりましたが、ご来場くださいました皆様、本当にありがとうございました!
震災はまだ続いている。
その支援を続けていきたいと心から強く願いました。
DVD「逃げ遅れる人々~東日本大震災と障害者」は、3000円で販売中です。
上映権付きは、10,000円。
(副音声上映をお考えのかたはご相談ください)
多くの人に知ってほしい。
あの日、障害者に何が起きたのか。
それは、明日、私たちに起きることかもしれないのだから。
事務局:長崎 圭子

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