柿が実って思うこと(美しい福島を返して!)「ゆうゆうクラブ」のブログ 

福島県相馬市の障害児放課後支援活動をしている「ゆうゆうクラブ」のブログ記事を紹介します。
障がい児放課後支援「ゆうゆうクラブ」とは・・
2011年4月11日、震災からちょうど1カ月目のこの日、「ゆうゆうクラブ」が始まりました。
放課後に児童デイ事業所Aを利用していたD君のお父さんから、Aが閉鎖していて利用できない、仕事が始まり子どもを祖母が看ているが養護学校が始まると放課後に迎えもいけないし困っている。
こんな訴えを聞いたのが直接の始まりでした。
〒976-0025 相馬市岩の子字明神前25-1
℡・FAX 0244-35-2830  
    080-2384-2720
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 私の長男は知的障害を伴う自閉症です。現在27歳。
 福島養護学校(小4まで)、相馬養護学校時代、放課後の居場所を求め仲間たちと
いろいろ活動し、児童クラブに行くと「親が一緒なら良いですが・・」と言われ、相馬養護の先生を介してスポーツアカデミー相馬さんに「障害児コース」を開設してもらったりしました。
 ですから、放課後の居場所が無くなることの大変さは身をもって判ります。
 その事がゆうゆうクラブのたち上げの根底にあるのかも知れません。
 今、福島県は放射線の見えない恐怖の中に居ます、その中で少しでも子どもたちが安心してすごせる環境を提供していきたい!心からそう思います。
 長男は、富岡町の「光洋愛成園」に入所していました。
 今回の原発事故により、三春町のさくら湖自然観察ステーションに1次避難し、4月15日から、群馬県高崎市の国立のぞみの園に、福祉法人「友愛会」全体で避難し生活しています。
 うちの子の場合はこの非常事態の中では、非常に恵まれた避難先を確保していただいていると思います。他の施設では悲しい事故の報告も聞いています。
 これ以上悲しい事が起きないように祈るばかりです。
                               ゆうゆうクラブ 代表 菅野友美子
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