ヒデの救援レポート:2012年10月9日№90

ヒデの救援レポート:2012年10月9日№90
★急なお知らせ
「共同連マラソントークin箕面」
○10月20日(土)午後2時~5時
○参加費500円
○箕面市立グリーンホール・阪急箕面駅下車、南へ10分
○連絡TEL、072-735-7901・FAX、072-725-0244
第1部で、恥ずかしながら、hideが記念講演をぶち上げます。
「箕面の障害者運動の歴史・はじまり、はじまり~そして今」
○御用とお急ぎの無い方は、ぜひ、ご参加くださりませ!!


★hideの70歳の「闘争宣言」その「hideの子ども時代の記憶」
hideは、1942年9月23日に、大阪市天王寺区帝塚山の高級住宅地の洋館建ての住宅で産まれた!
奇しくも、あの、チェ・ゲバラと同い年で、世界で初めて原子炉が稼動した年でもある。
戦死した徳島県出身の父親が、結構働き者で、徴兵されるまで、手広く木綿問屋を営んで、小金を持っていたので、暖炉付き、ネエや子守り付きの生活だったらしいが、戦争でみんな焼けてしまい、hideの記憶には無い。写真が数枚残されているだけだ~。
hideは、3歳前に、父親の実家がある徳島に、単身疎開しており、大阪に帰って来たのは、
5歳の時だった。
父親は、hideを母親が妊娠したての頃に、徴兵され、すぐに中国に派兵されたので、
hideの顔を見ていない。
その後、満州「中国東北部」で戦死したことになっている。
今でも記憶に残っている風景がある。
ひとつは、徳島から大阪に帰るために船に乗り、神戸港に着いた時、船上から見た、
神戸の光景。
なぁんにも無かった。
いきなり六甲山が眼の前にあり、その光景は、大阪にまで続いていた。
東日本大震災で、津波にのまれた、東北の沿岸部と酷似している。
大震災と戦争の違いはあるものの!?
もうひとつは、母親におぶわれ、何回か舞鶴の引き揚げ港に行った時の光景。
父親の戦死公報は届いていたが、当時、戦死公報が届いていても、帰って来るひとは
沢山いた。
母親は、それに希望を託していたのだろう。
道路の至る所に、隙間無く貼られ、ひるがえり続いていた「身元、連絡先、尋ねびと」の
手書きのチラシ。hideは、かすかに覚えている。
その後、母親は、再婚して、2人の妹たちが産まれたが、
妹たちの氏名は、養父の遠山姓、hideは、河野姓のままだった。
それが不思議だと、思っていたが、若者に育った頃に判明した。
それは、養父の籍に入れば、hideの父親の軍人恩給が受け取れないからだった。
小学生4年の頃に、借金の圧力に屈して、夜逃げ。
大阪府茨木市の山の中に移る。
そこでいろいろあったけれど、義務教育を終えて、府立高校を受験、入学。
1年間、授業料滞納で除籍処分。
その事が原因で、養父と大喧嘩の殴り合い。
ぷいと、家出して、山の中から、歩いて大阪の街を目指した。
hide16歳の時だった。続く
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被災障害者支援ゆめ風基金が届けた救援金総額は、8月22日現在
            224,047,749円
2012年:東日本関連救援金、金額は、
            175,709,050円です。
2012年8月22日現在:只今の基金残高!
            258,425,697円です。
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、
「被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事」、「障害者問題総合誌【そよ風のように街に出よう】編集長」、
「バクバクの会事務局員」でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、
郵便振替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。
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★東日本大震災救援活動の中のボクの風景。
・新刊本の紹介です!
東北人自身による、東北の声〔鎮魂と再生・東日本大震災・東北からの声100〕
赤坂憲雄編集、荒蝦夷編集協力
発売:2012年3月19日、藤原書店
○A5版488ページ、3360円

鎮魂と再生 〔東日本大震災・東北からの声100〕 鎮魂と再生 〔東日本大震災・東北からの声100〕
(2012/03/19)
不明

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★インタビューではない。
聞き取り調査でもない。
コメントが欲しいわけでもない。
そして語り手の人生が透けるような聞き書きは短くては達成できない。
私たちは400字詰め原稿用紙にしてひとり10枚の聞き書きを重ねてきた(中略)
テーマはただ「被災地を生きるとはどういうことなのか」だった。
それこそがこの災害列島に生きる私たちが日々の生活の基盤として持つべき「情念」なのではないか。
そう思ったからである。(土方正志「本書:あとがき」より!)


東日本大震災・被災者支援のためのサポーターワークブック

東日本大震災・被災者支援のためのサポーターワークブック(初任者用演習テキスト) 東日本大震災・被災者支援のためのサポーターワークブック(初任者用演習テキスト)
(2011/12)
東北関東大震災共同支援ネットワーク被災者支援ワークブック編集委員会

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初任者用演習テキスト(2012年6月18日発売)
編集:東北関東大震災・共同ネットワーク被災者支援ネットワーク編集委員会
発行:全国コミュニティーライフサポートセンター
発売:筒井書房
定価:2000円+税
★一人でも多くの人が携われるように。
被災者支援の研修本リニューアル○被災地では、仮設住宅やみなし仮設(自治体が被災者の住居に充てるため借り上げた公営住宅など)で慣れない生活を続ける住民への生活支援が求められている。
そこで、仮設住宅等を訪問し支援する有給スタッフ(生活支援相談員・地域復興支援員・絆サポーターなど)向けに、現場で活躍するために必要な知識を学ぶことのできる、
「東日本大震災・被災者支援のためのサポーターワークブック・初任者用演習テキスト」の
改訂版が今年6月に発行された。
本書は仮設住宅等を支援する有給スタッフを「サポーター」と統一して呼ぶ。
サポーターは自身も被災者であることが多い。
そして、これまで福祉関係の仕事の経験のない人もいるため、
本書のような入門研修書は役に立つだろう。
内容は、○サポーターとしての活躍理念、目標と役割についてのワーク
○具体的な事例に即して被災者を取り巻く環境、必要な支援と方法について学ぶーという手順になっている。
もともと本書は阪神・淡路大震災での知見をもとに作成されていたが、
東日本大震災では異なる課題も生じたため、新たな事例やコラムの追加がなされている。
加えて、「みなし仮設に入った人への支援は?」「孤独死が生じてしまった後は?」
などの問題も、ストーリー仕立てで紹介されており、サポーターが
より身近に考えやすいつくりになっている。
本書は、「宮城県被災者支援従事者基礎研修公式テキスト」で、
サポーター向けの研修での利用を目的にしている。
だが、被災生活の実体験に即して学ぶことができるため、個人の利用でも
十分参考になる。
(大阪ボランティア協会機関誌ウォロ9月号より転載)
○連絡TEL06-6465-8395FAX06-6465-8393
★9月18日に、ゆめ風基金理事会が開かれ、被災地での活動や当面する支援活動方針、
東京被災障害者救援本部報告、被災地支援要請金申請などが議論されました。
まぁ、目立った変更は、ありませんが、特徴点については、ボチボチとリポートします!
理事会の後に、新人女性障害者、長崎さん、福本さんの歓迎会を、
ちょっぴりの食べ物と、ちょっぴりのビールで、ちょっぴり、ささやかに行いました。
新人とは言え、ご両人とも、花の●●歳(長崎が伏字にしました!)
しっかり社会経験を積んでおられ、頼もしい限りです。
歓迎会には、ゆめ風基金関係者も沢山参加していただきました。
これからも、よろしくお願いします!
ヒデの救援レポート:2012年10月9日№90 以上!

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