ヒデの救援レポート、012年8月20日

ヒデの救援レポート、012年8月20日:83
前回のメールでは、8月を7月と間違っていました。すんまへん!hide拝
●宮古から陸前高田まで、被災地岩手の沿岸部を障害のあるひと、ないひとが150キロを、野宿も交えて、8月19日から31日まで、練り歩く、バリアフリーチェック、当事者参加の街づくりを訴えかけるイベントがいよいよ決行されました!
問い合わせは、実行委員会・TEL019-636-0134 
沿岸部事務局TEL0193-77-3636
6月29日版、毎日新聞地方版
復興街づくり、バリアフリーを
障害者が沿岸部150キロを歩く。
8月19日からみちのくTRY 協力者募集
 震災からの復興で、障害者にとっても住みやすい街づくりを目指し当事者たちが沿岸部約150キロを12日間かけて歩くみちのくtry実行委員会主催が8月19日から始まる。実行委員会は一緒に歩を進める協力者を募集している。
 TRYは1986年に始まり鉄道のバリアフリー化などを求め、車いすで各地を旅する野宿イベント。全国各地で開催されてきたが、今回は東日本大震災の津波で大きな被害を受けた地域をルートに選んだ。
 宮古市田老を19日に出発し、主に国道45号線沿いを歩きながら、30日に陸前高田市の奇跡の一本松のゴールを目指す。津波で浸水した場所を移動したり、道路の起伏が激しいところもある。
 震災後の街づくりにバリアフリーを取り入れるよう訴えながら歩き、途中、鉄道やバス会社、市町村役場に要望書を提出。復興計画の中に、障害者の視点を求めていく。障害を持つ当事者や介助者の参加は、県内外から約30人を見込む。
 車いすを使う人だけでなく、さまざまな障害を持つ人が参加する予定で、実際に歩く人たちの介助、トイレ・入浴介助などのほか、車での送迎や食事の準備など、当事者と同じ程度の協力者を必要としている。
 協力者の食事や送迎などは、委員会側が負担。夜は当事者とともに公民館などに宿泊する予定だが、寝袋などを持参する必要がある。県内から参加する協力者については全日程でなく、1日単位での参加も募集している。また、資金が思うように集まらないため賛同者の募金も随時受け付けている。
 脊髄損傷のため車いす生活を送る今川幸子・実行委員長(32・大船渡市)は震災で一から街を造り直すこの機会にバリアフリーを進めてほしい。今回の活動が障害者も健常者も暮らしやすい街に変わる契機になればと活動の意義を語る。
岩手日報7月9日版の記事にもなりました。
障害者が被災地で徒歩の旅、8月に宮古~陸前高田
内容は、毎日新聞の記事とほぼ同じものなので、割愛します。
 そのイベントを盛り上げるために、応援Tシャツが作られました。デザインは、ゆめ風基金権代表の永六輔さんです。それに対して、岩手実行委員会の方々から、色紙の寄せ書きが届いています!順不同でご紹介します。永六輔さんには、すでにお届けしました!
●みちのくtry・ありがとうございました!永六輔様Tシャツのデザインありがとうございました。このデザインのTシャツを着てイベントを成功させたいと思います!
実行委員長、今川幸子
●このデザインのTシャツを着て、みちのくに新しい風が吹き込むように、頑張って歩きたいと思います。ありがとうございました。岩手、宮古・黒柳奈緒美
●永さんデザインのTシャツ着て、元気もらって歩きます。ありがとうございました。八幡隆司
●Tシャツ着てがんばります!盛岡・河口
●ありがとう!いつも元気が出る、上を向いて歩こう、歌っています。岩手、山田町大沢・佐々木るみ
●すてきなデザインありがとうございます。このTシャツと一緒に、岩手のまちを楽しく歩いていきたいです。小山望
●デザインありがとうございます。イベントがせいこうするように、がんばります!藤田良
●ありがとうございます!頑張ります!奥寺
デザインありがとうございました!Tシャツ着てみちのくtry頑張ります!伊東明美永さん
●Tシャツ着て、レッツtry!セレブ杉山
●永さんデザインのTシャツ着させていただきます!ありがとうございました!川畑
●この企画が岩手の未来につながる新しい一歩となることを祈ります!山下博靖
●ステキなデザインありがとうございます!バケンデザインありがとうございます!tryという企画は、障害者の地域生活を実現させる一歩になる企画です!みんな一緒のTシャツを着て、この社会を変えます!オー!田村恵美
●Tシャツのデザイン、ありがとうございます!皆でおそろいのTシャツを着て、社会を変える一歩を踏み出します!河野彩佳
●ありがとうございます!子どもの頃、母と一緒にTBSラジオをきいていました。私たちのセンターでも、何度も上を向いて歩こうを歌いました。永さんの文字を身につけて歩くんだと思うと不思議な気がします。デザインも、ゆめ風も、ありがとうございます!一歩一歩あるきます!広瀬由紀子
●ステキなデザインありがとうございます!目立つカラーだし、精一杯頑張ります!めっちゃ汗かいてきます!大深聖
●デザインありがとうございます!岩手県田老から陸前高田まで、Tシャツを着て頑張ります!千葉県船橋市、西澤咲枝・以上
Tシャツは、一枚1000円で、ゆめ風事務所でも扱っています。
TEL06-6324-7702・FAX06-6321-5662
東北関東大震災被災障害者救援本部特集号・巻頭文章
連絡先・TEL042-631-6620
FAX042-660-7746
~復旧でなく、復興へ、そして新生へ~
障害者救援活動を継続していきます!
 東北関東大震災障害者救援本部を立ち上げてから、2年目を迎えます。しかし、復興はまだまだこれからです。息の長い支援をしていかなければなりません。そして、被災地の方たちが元気にその先の一歩を歩み出していくことができるような救援活動が、求められています。そのために、障害者救援本部は、今後について中期的な見通しをたてて支援を継続していきます。
●基本的な支援活動です。
1・障害者のニーズを掘り起こし、社会サービスにつなげていきます。個別訪問・仮設住宅訪問・ポスター掲示・チラシ入れなど
2・相談活動は被災者とつながる手だてです。必要に応じて行政制度活用の援助やネットワークによる支援につなげます。被災者の聞き取り・話し込み・電話対応など
3・移送サービスは、需要が高いです。被災により家族の支援や、公共の交通手段の破壊が要因です。また移動支援サービスに関する研修なども必要になっています。通院・買い物・通学・通所など
4・障害当事者の活動づくりから、継続した地域生活支援の構築につなげていきます。当事者派遣事業・自立生活に向けての研修・交流会・仲間作りのイベントなど
5・街づくりを障害者の視点から提言していきます。バリアチェックや復興への参画など6・被災経験を生かして、防災・救援活動のあり方や復興に向けた政策提言をしていきます。
被災者支援の検証・アンケートや調査活動などこれらの活動は、被災地センターが中心になりますが、担い手となるスタッフは現地採用を優先しその育成や相談体制づくりも大切です。また地域の障害者関係団体との連携も欠かせません。そしてこれらの活動が事業化への準備となっていくようになればと願っています。課題は山積しています。さらに、一連の活動を支える資金を確保するバックアップにも力を入れなければなりません。復興までの道のりは遠いようですが、その一歩を踏み出すしかありません。新生を願って共に力を合わせましょう。以上
被災障害者支援ゆめ風基金が届けた救援金総額は、223547749円(012年7月30日現在)。
東日本関連救援金、金額は、175209050円です。(012年7月30日現在)
残高!300439625円(012年5月31日現在)です。
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌そよ風のように街に出よう編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座00980-7-40043ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
東日本大震災救援活動の中のhideの風景
夏バテhideのバタンキュ~ものがたり
8月4日から6日、仙台でのバクバクの会定期総会。
7日、ゆめ風基金理事会で、はらひれほろ。完全夏バテでバタンキュ~!!
8日から12日まで寝込む。
13日から15日まで、ゆめ風事務所盆休み。
16日、箕面市人権フォーラム実行委員会
18日、箕面市の障害者ネットワークの唐池子ども縁日祭り
20日、障害者問題総合誌そよ風のように街に出よう編集会議
21日から23日まで、亡くなった保子さんの墓参りで、熊本県天草へ!
9月には、福島県行きです。
hideの疲れ貯金は、複利計算で、貯まるばかりです!

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