ヒデの救援レポート、012年6月25日

ヒデの救援レポート、012年6月25日:76
以前にもリポートした、5月11日の大阪府大東市主催、ゆめ風基金協賛の憲法週間イベント紙ふうせんライブと牧口代表のトークについて、大東市長からの礼状が郵便ではなく、担当課長がわざわざ持参して届けてくれました。
もちろん、市長が書いたものではなく、秘書課あたりで作成したものであろうことは自明のことですが、持参するというのがなかなかの律儀さではありますまいか。
牧口一二様 大東市長・東坂浩一公印
憲法週間記念のつどいについてお礼
初夏の侯、牧口様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、先日は憲法週間記念のつどいにご出演いただき、ありがとうございました。
おかげさまで、879人の参加があり、大盛況のうちに無事終了することができました。阪神・淡路大震災や東北・関東大震災・大津波・原発事故で、避難所等のバリアフリーが不十分であったことや障害者への支援が後回しになってしまう現状のお話など、障害者が直面している問題がよく分かり、改めて同じ人として私たち一人ひとりにできることは何かを考える良い機会となりました。
参加者のアンケートには、「障害をもった当事者としての立場からの話はよくわかりました」、「障害者の方が生きやすい社会は障害のない人も生きやすい社会であるとつくづく思いました」、「人間は障害の有る無しに関わらず、1人では生きていけない。助け合うつながりというのが大切だと思いました」、などの感想がありました。アンケートで回答のあったものの一部を同封いたしますので、ご査収ください。
最後になりましたが牧口様、特定非営利活動法人ゆめ風基金関係者の皆様の今後益々のご活躍を祈念いたします。
略儀ながら、書面にて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
みんなの笑顔がこぼれる社会とは、アンケート集約
○私も、精神障害者ですが、人に頼って良いんだと思うと心が楽になりました。紙ふうせん大好きです。次回も来たいです。
○普段自分が気づかないような話が聞けた。第二部はハーモニーがとても良かった。
○障害者は特に人権を尊重されなければならないにもかかわらず、差別等で肩身の狭い思いをしている。私は、何ができるだろうか。
○障害者から見た視点が語られて、そうした考えや、やり方が有るのかと思った。
○違う視点で、障害者問題を考えさせられました。コンサートは懐かしい曲ばかりで良かったです。竹田の子守歌の意味を知り歌の深さを改めて知りました。
○障害をもっている人の話、めったに聞けない本音が聞けた。
○日常生活の行動に対し反省した。
○障害のある人も元気で明るく、また支える人のあたたかさ、暗さがなく、楽しい元気な催しでした。来て良かった。
○障害をもった人たちの自立を超えた心に感心した。これまで、気の毒だと思うのみだった自分が恥ずかしく思えた。コンサート等々応援されていることにも再認識を持った。
○障害者の人達の見方を変え、自立できる様に協力すべきだと教わった。
○障害をもった当事者としての立場からの話はよくわかりました。障害者の方が生きやすい社会は障害のない人も生きやすい社会であるとつくづく思いました。
○障害者自身の方のお話で今まで思っていなかったことを聞けて良かった。コンサートは素晴らしい歌声で感動しました。
○できないことは助けてもらえばいい、助けてもらったら助ければいい。人間関係がうまく行くと思う。牧口さんの言葉が心に残りました。
○牧口さんのお話はとても身近な言葉で、分かりやすく普段あまり接することのない障害者のかたの日常がまだまだ大変なのだと感じました。でも心に残ったのは、人間は障害の有る無しに関わらず、1人では生きていけない。助け合うつながりというのが大切だと思いました。
○障害と人権のこと、とてもわかりやすく素晴らしいコンサートであたたかい気持ちになりました。
○今日は良いお話が聞けて良かったです。障害者の自立人間みんなそういう考えで暮らせる社会づくりが大切ですね。どうすればいいのだろう。まずはみんなで考えることが大事ですね。できることを探します。今日コンサートを聞きに来てお話を聞けたおかげです。ありがとうございました。
○トークでは、障害者のお気持ちがより多くわかり、1人の人間として共に歩んで行きたいと思いました。紙ふうせんのコンサートは初めてでしたがハーモニーがとっても素敵でした。
○人権についてあらためて考えさせられました平和な日々を過ごすには、他者への思いやりの大切さを感じます。
○牧口さんのお話、重度障害者の方こそ真の自立をしているという話に胸打たれました。紙ふうせん唄声がいいですね。初めて聞きました。ファンになりました。
○勇気を出して本当のことを話して下さったから。
○人を思う心があったコンサートでした。
○牧口さんの今までのご苦労を少しだけでも感じることができました。唄に感動し泪が出ました。又、リズムにのって楽しかったです。
○牧口一二さんより人が助け合うことは豊かになれることを教えられました。
○話し方が良かった。神戸に親が居たので震災の時のことを思い出した。
○障害者から見た世の中を聞けたこと。
○私も福祉センターでボランティアをしています。人々が手をつないで頑張って行きたいと思います。
○世の中から、笑顔がこぼれる世の中になってほしいと末永く思っています。
○応援歌とっても良い歌です。テレビ等でも歌ってもらって全国民が覚えられる様にして下さい。
○障害者の心、親子さんの心、1人の人間として見てほしい。みんな助け合いながら生活しているということを忘れてはいけない。
○小学生の頃から授業で自分がそう言われたら、そうされたら、と相手を思って行動に移せるそう言う心を育てて欲しい。大人も言葉使いに気をつける笑顔ある大東市を作って欲しい。
○障害者の人達の人権理解を深めたいと思いますが、手を差し伸べる勇気もなく、気分を害されたらどうしょうとか自分勝手な思いをしていました。無の気持ちでお話しょうと思いました。
○障害認定を受けることができない程度のハンディの者は収入も得られず、生きることが難しい。そういう者のことに心を寄せて欲しい。
○支え合って生きていける社会の実現へ運動を。格差を解消する為みんなで力を合わせよう。
○人権は大事ですね。ついつい忘れがちです。良い話を聞かせてもらいました。コンサートも良かった。
○日々感謝の気持ちでみんなの笑顔がこぼれる社会を目指して行きたい。
被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた基金総額、288046817円(012年2月29日現在)。
東日本大震災救援金額は、5月13日までに、230876514円です。
これまでに支援した団体、個人への金額。東北関連、5月2日までに、129999050円です
その他、台風12号被災地に、2942828円。フィリピン洪水被災地に1000000円の支援をしました。
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌そよ風のように街に出よう編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座00980-7-40043ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
東日本大震災救援活動の中のボクの風景。
社会福祉法人ネット・久米川共同作業所
○連絡TEL、042-396-5649 FAX042-396-5731
○機関誌・久米川共同作業所だより・第36号からの抜粋
…震災から一年…日本人…職員A・Mさん
○東日本大震災から一年が過ぎました。信じられませんが、本当なんですね。月日がたつのは早いです。今回の事で、全世界から注目された日本。自分は、同じ日本に住んでいますが、何もできていません。海外の人達が日本人は冷静でおちついているとコメントしていましたが、当日の私は、とても落ち着いている…とは言えない状態でした。避難訓練もやっていたけど、やっぱりできませんでした。現地の人達は、どれ程の恐怖だったのか…。考えただけで、鳥肌が立つくらいです。今回の事をきっかけに、私も日本人として、冷静で落ち着いた行動ができるようになりたいです。それと、今回の事を、絶対忘れない。そして、あきらめない。今、日本が一つになる時だと思います。まずは、自分が独りから一つになれるようね……がんばります。
hideからの余計な一言。純情な心の吐露ですねぇ…。でも、被災したのは、日本人だけじゃありません。そして、日本人と定義する根拠は、なんでしょうね?以上。

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