ヒデの救援レポート、2月27日

ヒデの救援レポート、2月27日:60
●3月11日、3つの集い
●東日本大震災・福島原発事故1周年原発いらない!3・11福島県民大集会~安心して暮らせる福島県をとりもどそう~
郡山市開成山野球場、午前12時半より。集会とデモ
実行委員会TEL・0800-800-5702
●3月10日記念講演とシンポジウム~11日分科会
原発いらない地球・いのちのつどい~あの日から1年…憤怒、恐怖、絶望、悲嘆、不安の中からすべてのいのちを守れ!と、祈りを込めて集います。
会場・郡山市労働福祉会館、ビッグアイ市民プラザ
問い合わせ、原発いらない福島の女たち
TEL・090-7029-5617
●同月10日午後1時半より○郡山市労働福祉会館にて
障害を持つ人の東日本大震災・その時何が起きたのか
記録映画上映と現場報告
連絡先・集会実行委員会、NPOいわき自立生活センター
TEL・0246-68-8925
●人間の社会には、喜怒哀楽の感情が満ち溢れている。それらの原因が自然災害であれ、人災、個人的な事柄であれ、人びとの気持ちは、深く、広く、拡散しつつ、沈澱して、人びとの記憶に定着するものですね。
●hideの辛い憂鬱
 2月7日、一通のメールが、hideの携帯電話を泣かせた。メールは、たった2行の文章で、ガンになっちゃった。とあった。hideの畏友のひとりで、車イスを使用している脳性マヒ者の女性K・Iさんからだった。
 大慌てで、彼女に電話をかけたところ、7日当日、病院で診断を受けたところ、肝臓に悪性腫瘍が見つかり、肝臓ガンと診断されたとのこと。進行ステージもまだ定まらず、近々のうちに、家族を交え、医師と治療方針を話し合うと。笑うしかないね。悲しむと本当に泣き出しそうになるから。誰かに話したかったから、メールしたんよ。と、はらはらと笑った。そして、心配させて、ゴメンね。何かあったら、知らせるからねと、言葉を閉じた。
 彼女とは、彼女がまだ未成年で、ある整肢学園卒業後頃に、大阪府営住宅アパートでの母親と妹の3人暮らしの在宅時代からの付き合いになる。(彼女は今年、62歳になった。)
 それ以後、彼女は、自立生活を始め、日本脳性マヒ者協会・青い芝の会の活動の中で、様々な障害者差別糾弾闘争に参加した。その後、当時、まだ珍しかった、障害者の労働を意識した作業所を、大阪府豊中市で立ち上げた。
それらのプロセスの中で、彼女は、盛大に恋愛をし、結婚をし、出産して、2人の息子を育て上げる。今では、下の息子が結婚して、孫も出来、リッパなおばあちゃんに。彼女の出産に当たっては、医師、役所から中絶を勧められたが、断固拒否。そのいずれの場面にも、hideは、立ち会った。
 またその後、彼女は、豊中市会議員に立候補し、日本で始めての、全身性障害者、女性、車イス使用者、子育て中の議員として当選。4期務めて、地域社会の福祉、人権化に力を尽くした。議員引退後は、大阪北部の障害者市民解放運動の精神的主柱として、その存在感を発揮し続けている。
 ただ、何もかもが順調であった訳ではない。彼女の母親も亡くなって、彼女自身の離婚もあった。議員活動の過重さもあったのだろう、吐血を繰り返して、酒もタバコも止めて、入退院生活をしていた。そんな彼女からの、ガン発病の知らせなのだから、hideの脳は、活動を停止して、混乱している。
 阪神淡路大震災のときも、今回の東日本大震災にも、共に、被災障害者救援の活動の場に、力及ばずとも、彼女もhideも、立っている。更には、hideは、6年前に、連れ合いを乳癌で亡くしている経験があるから、その記憶が蘇り、知らせと重なり合って、呼吸が細り、苦しくなるのです。
 人間は、その人生において、それほど大したことが成せる筈がない。でも、彼女とhideが、とぼとぼと歩き続けてきた、障害者市民解放運動の小さな記憶は、忘れずに共有しているつもりです。想えば、共に、時代に挑んだ者同士、戦友と誇ってもいいふたりです。繰り返し、彼女に大事がないことを祈るしかないhideが情けない。辛いなぁと。
被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、2月18日までに、215033851円です。これまでに支援した団体、個人への金額。支援総額は、12月31日までに、123599050円になります。○台風12号関連、2942828円。フィリピン洪水関連、1000000円です。
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌そよ風のように街に出よう編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座00980-7-40043ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
東日本大震災救援活動の中のボクの吾亦紅風景
 吾亦紅と名付けられた植物は、小さな赤い花をつけます。大輪の紅薔薇のようにではなく、ひっそりと。大きな声、叫び。大勢の群集の権利要求、強い権力ではなく、小さく、ひっそりと。しかし、その大勢の人たちと同じように、わたしにも、赤い血潮がしっかと流れているんだぞと、われも、また、赤い吾亦紅と咲くのです。
●皆様からのご支援をお願いします!
○避難・週末避難・新たに避難を考えている人、また、週末だけでも家族で安心出来る所に避難・静養をしたいと考えている人達のための情報提供と経済的援助にご協力下さい!
○安全な食材を・毎日口にする食べ物、米・野菜・水は皆が気になっているところです。特に子ども達には安心出来る物をと考えるのは当然の事と考えます。そこで、安全な地域から食料・水を取り寄せるためにご協力をお願いいたします!
○測定所の維持運営・日本キリスト教協議会様のご支援により高価な放射能測定器を購入することが出来ました。この測定所を維持運営するために、皆様からのご支援をお願いします!
○放射能に対する意識を高めるために・汚染された中に住むことを余儀なくされてしまった今、放射能防護に対する知識を身に付ける事は必然となりました。そのために、いろいろな方々を招いての講演会・学習会を開くためのご支援をお願いします!
●問い合わせ福祉のまちづくりの会内
○市民による健康を守るネットワーク
○福島県田村市船引町字東部台2の285
○TEL・090-2978-8123
○世話人、鈴木・石井
●市民放射能測定所オープン
○東日本大震災・原発事故によって私達の生活は一変させられました!大量の放射性物質が広範囲に降り注ぎ、不安を抱えながら生活しています。そんな中で少しでも被爆を避け、また、軽減するために出来ることを模索しながら、大切な家族を守るための情報提供や支援活動をして行きたいと考えています。
放射能測定2月1日から測定できます!ドイツ製のLB2045を使用
○ヨウ素131
○セシウム134
○セシウム137
○カリウム40
これらの放射性核種を高感度に測定できます。
●予約電話・事前予約が必要です。
●090-2978-8123
○営業(月)~(金)午前9時から午後5時まで
○市民による健康を守るネットワーク
●検体
○米・野菜等、1000円・測定時間30分、検出限界キロ当たり10ベクレル
○水・牛乳、1000円・測定時間2時間、検出限界キロ当たり5ベクレル
○米・白米・玄米は、500グラムをご持参下さい!
○野菜は、細かくみじん切り・5ミリ程度・にして、500グラムをご持参下さい。
○水は、5日程汲み置いた物500㎜Lをペットボトルに入れてご持参下さい!水の測定は難しく、娯検出を少なくするために一定期間汲み置きが必要です。
○測定できない物・・土・肥料・堆肥・わら・お茶・乾燥キノコ等
○場所・船引駅、船引中学校となり。以上
●NPO法人・京都でてこいランド・機関誌かわら版68号、・バリアフリーネットワークより
●TEL&FAX・0771-83-1180
●復興応援企画!マグカップ販売
○機関紙をお読み頂いている皆様方から義援金などたいへんあたたかい支援をいただき誠にありがとうございます。この度東日本大震災関西障害者応援連絡会では継続した支援の一環として負けるもんか岩手!マグカップを制作し販売を開始しました。
売り上げは岩手県内の障害者福祉事業所の利用者及び地域生活者の生活・余暇支援活動、特に被災の大きかったグループホーム等生活者への支援等に活用して頂こうと考えています。
○マグカップの購入を通じてエールを送りませんか!
○カップは白地で赤色の大きなだるまのデザインが一カ所、他に小さなだるまが三カ所に描かれています。
○口径7、5センチ、高さ8、8センチのサイズで、1個500円で販売しております。
購入ご希望の方は
●問い合わせ 東日本大震災関西障害者応援連絡会・事務局 相楽福祉会
TEL・0774-93-3277まで。
なお他の12事業所でも販売を行っております。
●東日本大震災関西障害者応援連絡会参加団体
・ひまわりの家(奈良市)
・ちいろば奈良県(生駒)
・どうで(奈良県山辺)
・アクティブセンターうだ(奈良県宇陀)
・もちつもたれつ(奈良県大和高田)
・マーブル(奈良市)
・わたぼうしの会(奈良市)
・クリエイティブハウスパンジー(東大阪市)
・ベテスタの家(京都市)
・イエス団愛憐会(京都市)
・西陣会京都市
・相楽福祉会(京都府相楽)
以上12団体
●東日本大震災被災地支援パソコン寄贈・貸し出しプログラム
○宮城、岩手、福島で被災した団体及び個人にリュースパソコンを無償で寄贈・貸し出します。
○対象団体 
被災した非営利団体、教育機関に寄贈
被災した障害者、高齢者・65歳以上・子育て中の主婦に1年間貸し出し
○パソコンノート型及びデスクトップ型
○募集期間・012年3月31日まで
○主催・特活イー・エルダー
●連絡先東北支部・TEL&FAX・022-796-8091
以上

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