ヒデの救援レポート、012年・2月6日

ヒデの救援レポート、012年・2月6日:57
2つのお知らせ
●ゆめ風基金被災障害者支援報告会&シンポジウム
○東北=関西被災障害者救援をふりかえる&これから
○被災障害者の生の声といま。私たちはどのように受けとめるのか。そしてこれからを。
●2月25日(土)午後1時半から5時
○夕方から交流会があります。定員60名・参加費500円
●いざというときにわかってもらいにくいこと。
自分をマジョリティと思っていない人集まれ!被災時に様々な制約がある人たちが、いろいろな場面で苦しい体験をされました。~日常・生活・支援・つながり~を語り合います!●2月24日(金)午後6時半から9時
○定員35人・参加費500円
●会場は、いずれも、浄土宗応典院、シアトリカル&本堂ホール
○大阪市天王寺区寺町1-1-21
○地下鉄堺筋線、日本橋駅
○近鉄線、日本橋駅○下車、3番出口より、東へ徒歩7分
●2つとも、問い合わせは、
○日常生活支援ネットワークTEL&FAX、06-4396-9189
○ゆめ風基金、TEL・06-6324-770
●これからの活動についてと題した、被災地障害者センターみやぎ代表・及川智さんの文章です。
●これから宮城県で何をしていくのか、ということを話していきたいと思います。・・
◎提言活動と当事者による地域活動
 まず、提言活動としては、センターで支援ケースからわかる課題。もう一つは、県内の障害者関連NPOやそのユーザーなどに対してのアンケート調査です。この二つから読み取れる課題をもとに、要望書や意見書にまとめ、宮城県・市町村に示していきたいと考えています。
 1月17日には、宮城県内の障害者団体、支援者、親などで作っているネットワークみやぎアピール大行動実行委員会で、仙台市長と面談することになっています。その時に事例を含めて直接現状を訴えて提言したいと考えています。追って宮城県知事とも面談をします。
 次に、ニーズを掘り起こして支援をつなぐ、作っていくということですが、これは、センターみやぎを立ち上げてからずっとやってきたことですが、東北、宮城県は、関西と比べ、障害者がヘルパーや送迎サービスを利用して街を歩く、という事が一部をのぞき、あまり無いのが現状です。地域サービスが乏しい為であって、そうしたニーズは多くの障害者が持っているはずです。そうしたニーズを掘り起こしていく活動です。これはイベントをきっかけにして当事者とつながっていきたいと思っています。
 昨年の12月23日には、市内中心部の大通りでサンタの格好をしてパレードをする企画を立てました。その様なイベントを活用していきたいと思います。個人的にはクリスマスイブに街中に出るのは有り得なかったのですが、みんなと出るようになって楽しくって仕方ありません。
 今お話したように、2つの方向性を持って活動を進めています。そして、当事者同士がつながっていく取り組みとして、是非皆様に紹介したい活動があります。それは、被災地障害者センター石巻でおこなわれている活動です。この活動は、まさに障害者による地域活動です。これは当然、全県的に広げなければならないものですが、自立生活センターたすけっとが16年間活動していて、ほとんど浸透していない。そして、現在は仙台市部の活動が停滞気味でもあります。石巻での活動に刺激を受けつつ、活動を続けたいと思います。以上
●被災地障害者センターみやぎの石巻支部の文集No.1が発行されました。
◎障害を乗り越え、自分のことは自分で決められる地域社会を目指して
○3・11東日本大震災からの復興へ向けて集まった、石巻の仲間たちの手記を綴りました!
○目次…1・阿部俊介…2・石森祐介…3・箕田朗子…4・NPO法人障碍児と共に歩む会小林厚子…5・東松島市チュウリップの会八木信大…6・なないろの会八木祐子…7・伊勢知邦子、里加…8・新田綾女、理恵…9・川口倹司、清美…10・浅野敬志、雅子…11・資料
●申し込み、問い合わせ、被災地障害者センターみやぎ・石巻支部TEL&FAX・0225-25-5388
●編集後記
被災地障害者センターみやぎ・石巻支部は、2011年10月1日に開所しました。当日は、冊子に寄稿された方々以外にも、大勢の障害当事者や関係者の方々が集まり、石巻地域の福祉を元に戻す復旧ではなく、新しい街作りや地域としての復興をどうしていくのか、という白熱した議論を展開されていた記憶があります。
ボランティアとして現在まで約半年間関わってきましたが、当初は日常生活もままならず、やり場の無い怒りや諦めなど複雑な感情を持たれた方が多くおられました。ましてや、自分の将来のビジョンや地域の復興など考える余地など遠い先の話。
 しかし、人間はそのような複雑な感情を抱えつつも、自分の将来を、地域の復興を真剣に思考し、前に歩み出す存在だと、私の眼前で見せてくれました。障害を抱えていても、この地域で自立的な生活を送りたい。その思いをどうやって実現していくのか?
 石巻支部では、そのような考えを持たれた方々が集まり、少しずつではありますが、日々、一歩一歩前へ歩みを進めております。・・身体障害で一人暮らしをしたい方、知的障害で施設ではなく地域の中で生活をしたい方、重度重複障害で医療的ケアの充実を望んでいる方、そして何よりも今回の大震災を契機に、地域の繋がりを深め、地域福祉の充実を図ることが、大震災が起きても、地域の絆が人命を救うという教訓を、全国に伝えられたらとの思いで、みんなと一緒に実現に向けた活動をしております。
○追伸
 石巻支部設立にご協力頂いた、ゆめ風基金被災地障害者センターみやぎ仙台たすけっとの皆さま方に感謝。東松島・石巻・女川地域の住民の皆様にも感謝。そして、実際に活動をしていただいた全国のボランティアの皆様にも感謝いたします。
以上
被災障害者支援ゆめ基金に寄せられた救援金、金額は、1月25日までに、209206167円です。これまでに支援した団体、個人への金額は12月31日までに、123599050円です。
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌そよ風のように街に出よう編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座00980-7-40043ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
東日本大震災救援活動の中のボクの風景。
 hideの40年来の畏友で、長く部落解放運動に関わり、その後、おふぃす敏デザイン、コピーライター、その他何でもありの企画個人事務所・いしはらびん&ヒロ子(大阪府豊中市、●TEL&FAX・06-6332-4980・携帯090-1714-5190)を開設して活躍中の石原敏さんが発行している、ハガキ通信ごちゃまぜカメレオンつうしん第21号からの抜粋!
 まだ10か月しかたっていないのに、脱原発世界会議NGOをベタ記事でしか報道しないメディアって何?風化・を言うにもかかわらず、自らが・風化・しています。
 無主物なる言葉をはじめて知りました。ゴルフ倶楽部が、東電に汚染の除去を求めた仮処分の裁判で、飛び散った放射能は他人の土地にくっついたのだから、東電のものではない。無主物ただよう霧や海の魚のようにだれのものでもないというのが妥当と答弁し、東京地裁はこれを認め、訴えを退けたという。
補償を視野にいれていることはあきらかで、まさに、東電イコール国、一体です。40年が脱原発に向かうのでしょうか?よしんば実現したとしても10万年~後は?懺悔の値打ちもない方々が多すぎます。
 玄界灘の海底で、元こう蒙古襲来文永・弘安の役の時のものとみられる船が発見され、歴史的大発見とのことです。でも、それはあくまで船のことであって、フビライに征服され、漕ぎ手とされた民のことではありません。鎌倉幕府の尖兵として、対峙させられたのも民です。
 何次まであるのかわからない、原発の下請け労働者に重なります。農をすて過疎としカネ・カネ・カネで原発を造り、制御も最終処理もできないことにはフタをし、中間でごまかし海に捨て、想定外の厚顔無恥。東電、関電、九電…の傲慢さ、情報を隠し続ける国…。民にとって不条理は永遠?
後略
●ゆめ風事務所に届いたお便りから!
○この度は、ゆめのたね融資の推薦をいただき、また、たくさんの資料も送っていただき、ありがとうございました。これからは、様々な活躍に参加させていただければ、うれしいです。まずは、秋の新設に向け、1つずつ、準備を進めていこうと思います。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。大阪市・あゆみ工房、H
●去る1月20日に開催された、「3月11日、揺れてもパンをこね続けたコッペの話」・講演●講師・障害のある人15名、障害のないひと7名が共に働く、仙台市内のパン屋さん代表の飯嶋茂さん
●主催団体・障害者とともにを考える企画グループちまちま工房
◎TEL072-735-7901FAX072-725-0244
○近日中に、手作り豆腐店開店のために、修行中。大阪府箕面市●代表の永田千砂さんのごあいさつを、ひとつの被災障害者救援の形として、ご紹介します。
○本日はお忙しい中、ちまちま工房主催第3回講演会「仙台の共に働く・3月11日、揺れてもパンをこね続けたコッペの話」にご来場いただきありがとうございます。宮城県仙台で活動されているコッペの飯嶋茂さんの20年にわたる取り組みより、障害をもっている人と共に働く現場のこと、3月11日の地震から10ケ月がたった中で感じてこられた、また、現状についてお話しをいただきます。・・中略・・コッペは自立支援法制度下で就労継続支援B型事業所として活動されており、障害をもっているスタッフ3名方と雇用関係を持っているなど、共に働く実践に多くを学びたいと思います。
 箕面で、障害のあるひととないひとが、すすめてきた共に働き、経営を担う30年の歴史を重ねつつ、今後の在り方や展望につなげて参りたいと思います。
●コッペの連絡先・宮城県仙台市宮城野区松岡町17-1◎TEL&FAX・022-299-1279
以上!

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