ヒデの救援レポート、11月14日

ヒデの救援レポート、11月14日:46
 11月4日、NPO法人・自立生活センターほくせつ24の山下事務局長と、管理者補佐の橋本さんが、ゆめ風基金に来てくださり、先日開催された歌声交流会2011・東日本大震災被災障害者支援で集められた救援金365,928円を届けて頂きました。感謝です!
歌声交流会実行委員会事務局
大阪府茨木市中津町3-26・ほくせつ24内 TEL072-638-1466
実行委員会参加団体
茨木市肢体不自由児父母の会、茨木市障害児(者)を守るわかくさ会、茨木市障害者生活支援センターすてっぷ21、茨木市身体障害者福祉協会、ぐるうぷすばる、茨木市障害者福祉をすすめる会とんぼ、NPO法人自立生活センターほくせつ24、社会福祉法人たゆたう、地域、校区で(障害児、者)の生活と教育を保障しょう茨木市民の会、NPO法人いばらぎ自立支援センターぽぽんがぽん、NPO法人フィフテイ、フィフテイいばらぎサロン
                                         以上
11月6日(日)・読売新聞掲載記事より
被災障害者へ支援の輪23日大阪でイベント
 東日本大震災の被災障害者への支援の輪を広げるイベント東北ー関西ポジティブ生活文化交流祭が23日午前11時から午後6時、大阪市北区の扇町公園で開かれる。
関西の障害者支援団体など40団体以上が参加。踊りや音楽を披露するステージ、たこ焼きや焼きそばなどが楽しめるブースを設け、障害者作業所がクッキーや雑貨などの手作り品を販売する。被災地向けにメッセージカードを作るコーナもある。
 会場ではカンパを集め、収益の一部とともに被災地支援に充てる。
 近くの山西福祉記念会館では同日午後1時半から、岩手、宮城、福島3県の被災障害者を招いた現地報告会も行う。参加無料。
 問い合わせは、日常生活支援ネットワークTEL06-4396-9189
 被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、11月4日までに、188,750,034円です。これまでに支援した団体、個人への金額。10月31日現在、114,665,200円です。
 このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌そよ風のように街に出よう編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座00980-7-40043ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
東日本大震災救援活動の中のボクの風景
またまた奈良県在住のヒデの畏友のおひとり、吉田智弥さん発行の蛇行社通信の出番です。
TEL/FAX0742-49-0170
備忘録 原発とシィアールより
 多くの電力会社が、原発の建設に本腰を入れ始めたのは、1973年の石油危機に直面して以降である。あの時も、電力供給が不安定になり、停電があり、節電が強要された。その頃の某日、ある新聞広告を見て衝撃をうけた。真ん中にエレベーターが宙ぶらりんで止まっているイラストがあり、たったいま、電気が止まったらという惹句がついていた。
 スポンサーは電気事業連合会、全国9電力会社の業界団体である。ボディコピー本文を要約すると電気が止まったら困るだろ。それだったら発電所の建設に協力しなさいよというのである。まるでゲッペルス的な狡猾さ。広告マンとしてこんな広告は許せない。
 だが、もし同じ広告主が、同じ趣旨の広告制作を、私の勤める広告会社に発注してきたらどうなるか。その時、もし仮に私がスタッフに指名されたらどうするのか?それを拒否できるのか?サヨクの新米コピーライターは悩んだ。
 ところが、その上に、たまたま目にした経済誌に、広告会社・電通の制作部門=責任者であった中井某が、全国各地で行き詰まる発電所建設を推進するために創造開発という会社を立ち上げた、という記事があった。新しい説得の方法を試みるためだという。
 シィアールという言葉を知ったのはその時である。よく知られているピィアールにも適切な日本語訳がないけれど広報は超訳シィアールにもぴったりと対応する日本語がない。あえて政治的な文脈で翻訳をすれば、地域社会における多数派工作とでもいうべきか。
 もともと、アメリカミズーリ州セントルイス市警察が黒人暴動を・予防・するために考案した戦術である。善意のマジョリティ派の住民による、マイノリティ派住民に対する包囲作戦日本の警察がカゲキ派・対策として展開したアパート・ローラー作戦もシィアールの応用である。
同誌によれば、中井某らは宮城県女川町を最初の標的に定めて活動を始めたという。その地には原発建設に粘り強く反対し続ける闘いがあったが、中井シィアール理論によれば、それらに対して警察行政をもって弾圧するのは下策である。
 そうではなく、まったく非政治的な別の住民運動を組織して広げていく。たとえば主婦の料理サークルや、企業の草野球チーム、保護者会有志による勉強会等々。そうしたグループへ、反原発に心情を抱いている人たちを勧誘したり、交流の場へ招待したりする。親しい人間関係をつくること自体を目的に。
 地域社会の中に対立的な論戦をしない空間や時間を大きくすることができれば、結果として、反対派の政治的色彩を弱めることができ、封じ込めて、硬派を孤立化さす、無力化させうる、という計算。中井らの新しい説得の方法論に関するそうした解説記事を読んで、居ても立ってもいられなくなった。数日後、休暇をとって女川町まで出かけた。彼の地の反対運動の人たちにこのことを伝えねばならないと、考えたからである。
 東北電力がその予定地で原発建設に着工したのはその7年後になる。逆に言えば、資本と権力の側が仕掛けた総力戦に、更に7年間も抗い続けた反対運動の歴史があったということである。彼らの原発とは共存できないという主張の正しさが3・11のような形で証明されるのは、あまりに残酷すぎて、言葉を失うが。
 ヒデの住まいする、大阪北部の街、箕面市では、毎年、人権週間中の(土)(日)に、市民実行委員会が組織され、みのお市民人権フォーラムが、大々的に開催され、今年で、26回目になる。
 今年のテーマは「がんばるのは私たちいま、自分ができること~であう、考える、行動する~」
 2011年3月11日、東日本を襲った大地震。かつて体験しない大災害から日本の危機が叫ばれ、いつしかがんばろうのスローガンが日本全土をおおう。しかし震災から数ヶ月がすぎた今、私たちはなおも日常の戻らない被災地の姿を、すりこまれたがんばろうという言葉の影に追いやってはいないだろうか。がんばろうは誰に向けられたことばだろうか?がんばるのは当事者だけ?
 被災地のこと、人権のこと、参加者1人ひとりが、自分のこととしてとらえ、考え、行動するきっかけとなるように、今年26回目となる人権フォーラムを開催いたします。ご参加を!
2011年12月3日(土)午後1時より
全体会会場・箕面市役所となり、グリーンホール大ホール(阪急電車箕面駅下車)
記念講演 湯浅誠さん内閣府参与震災と貧困から考える、社会と人権
午後6時から、第1分科会グリーンホール大会議室
第1分科会のみ、3日午後6時からです。
東日本大震災!その救援のあり方と宗教活動
人権フォーラム名物の武田住職が、自らの救援活動を赤裸々に語る。そこから、なにが視えたのか。縦への支援・横への支援。・救援活動の中にも人権問題はある。・名物坊さんが、救援活動や、それ以外のことも、あなたの疑問・質問に、ズバリ応える名物分科会。
タメになること、タメにならないこと、タップリお聞きください。
講師・武田達城・浄土真宗本願寺派・千里寺住職
司会&お相手・河野秀忠・箕面市人権啓発推進協議会事務局長
4日午前中、第2分科会。
社会を変えるために動く!人権の息づくまちづくりをめざして
市民活動センター
4日午前中第3分科会
震災の中の女性支援者からのメッセージ
文化・交流センター
4日午前中第4分科会
セクシャルマイノリティってなに?子どもたちを取り巻く、多様な性について知ろう。
らいとぴあ21
4日午後第5分科会
頼りになるのは地域のつながり・災害時の受援力に学ぶ
ライフプラザ
4日午後第6分科会
外国につながる若者たちが語り合う今なら言える。あのときに伝えたかったこと。
らいとぴあ21
4日午後第7分科会
チャレンジのプロセスでつながるもう一つの部落解放運動。
らいとぴあ21
参加費、全体会&分科会フリーパス1000円、分科会フリーパス500円
お問い合わせ・実行委員会事務局・
TEL072-722-5838 FAX072-722-8042
この、ヒデメール通信に、意外なところから反応がありました。
京都大学原子炉実験所の小出裕章さんによる提案!
障害者問題資料センター経由
 瓦礫焼却に際しては、、放射性物質が拡散しないように、高性能のフィルターが必要だが、それは技術的に可能だ。フィルターに残った放射性物質は、どうするか?
 福島原発を最終的に処理するには、地下10メートルまで届く遮水壁と巨大な石棺が必要。焼却灰とフィルターは、大量のコンクリートの材料にして閉じ込めてしまう。それでも残ったら、原発を順番に廃炉していく時に、同じ用途で使う。以上

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