みやぎ登米支部・活動日誌 NO.55

みやぎ登米支部・活動日誌 NO.55
 社会福祉法人「そうそうの杜」、大阪市知的障害者育成会、加島友愛会は、被災地障がい者センターみやぎ登米支部を拠点にして、登米市や南三陸町の仮設住宅にいる障害者の情報収集と個別支援活動をしています。
東日本大震災派遣報告書 NO.55
日時:2011年11月10日(木) 天気:晴れ
報告者: O(育成会)
9:00~12:00 Sさん送迎(入谷のぞみ)、役場(アリーナ)、Sさん訪問
12:00~17:00 Sさん送迎(入谷のぞみ)、Sさん訪問
活動した上で感じたこと
【Sさん 訪問】
 先日来、相談を受けていたSさんの学校送迎についての聴き取りのため、母親を訪問。体調はずいぶん回復しておられ、震災後いまに至るまでを饒舌に語られる。避難時にかなりストレスを受けておられたようだが、仮設に移ったことで徐々に前向きになってきておられるような印象を受ける。送迎については、月曜日の迎えを予定するが、来週14日(月)は振替休校のため、初回は15日(火)を予定する。それまでの間に、Sさんと顔合わせを行うこととする。
【Sさん 送迎(自宅 ⇔ 入谷のぞみ)】
 9:30、自宅前に到着。本人が助手席に座らないよう(ハンドルや運転者に手が伸びることがある為)、事前に支援者が助手席に座ってみる。声掛け(「後ろに座りましょうか」)でスムーズに後部座席に座ることが出来ていた。助手席に人が座っているのを観て判断したのか?
 車内では、出発直後こそカーナビを触ることと運転手(Aさん)に携帯の訴えがあったが、「携帯持っていません」と伝えると、すんなり受け入れていた。以降は特に話をすることもなく時々分かれ道で指差しをするのみであった。やや表情硬いか?問題なく入谷ののぞみへ到着する。
 14:00、入谷ののぞみへ迎えに行く。帰りは助手席には支援者は座らずキーロックしておく。声掛け(「後ろに座りましょうか」)でスムーズに後部座席に座ることが出来る。助手席側のドアを触ることも無かった。本日(11月10日)は入谷ののぞみでお別れ会があり、帰りの車内ではお別れ会の話(「写真撮ったよ」)やガソリンスタンド等の話をされることが多かった。表情も良い。行きと帰りの車内で支援者(O)の名刺を渡そうとするも拒否を示されていた。
【役場(アリーナ)】
◇Wさんのバス乗車の件(バスに行き先の表示があるが、先日のバスには間違った行き先の表示があり、乗車することが出来なかった、とのこと。)を伝える。
◇港仮設住宅のOさん宅(並びの住宅も)が、先日の大雨で入口より雨水が入ってきたので一度見に行っていただきたい旨お願いする。
◇福祉課に病院までの送迎について確認する。病院までの送迎は町内の介護保険適用者のみ行っている、とのこと。知的障害者への病院送迎サービスは行っていない、とのこと。

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