みやぎ登米支部・活動日誌 NO.54

みやぎ登米支部・活動日誌 NO.54
社会福祉法人「そうそうの杜」、大阪市知的障害者育成会、加島友愛会は、被災地障がい者センターみやぎ登米支部を拠点にして、登米市や南三陸町の仮設住宅にいる障害者の情報収集と個別支援活動をしています。
東日本大震災派遣報告書 NO.54
日時:2011年11月9日(水) 天気:晴れ
報告者: H(育成会)
9:00~12:00 たすけっと・菊池氏・田中氏、ゆめ風・八幡氏来所
12:00~17:00 平成の森にて、福祉アドバイザー・本間輝夫東北大学教授講演会
活動した上で感じたこと
【今後についての検討会議】
 現状のセンター機能についての確認と方向性を模索する。
① 送迎について・・・依頼されているニーズの多くは送迎にあるものの、距離や時間の問題で全てに対応し切れていない。本来、施設利用に関する送迎は家族と当該施設間との問題でもあるため、徐々にフェードアウトしていく必要もあるのではないか?ただし、Wさんのように、施設から送迎サービスをしないと断言されているケースについては、専属の運転手の契約等、別途、手段の検討は必要。
② レスパイト・・・Sさんのレスパイトを土曜日の午前中に行っている。内容は、本人の好みもありドライブが殆どだが、雪が降る季節が近づいてきたため内容の再検討が必要か?おもちゃ図書館の利用や自宅、登米拠点などの模索が急がれる。
直面している課題は以上の内容だが、今後の方向性については、中心となる3人での更なる検討が必要となるため、足元の支援をしつつ、データーや資料・記録の整理、また長期的なスパンで学習や会議を重ね、3月末頃には一定の方向が示せるように。
そのために、定例の会議をも持つなど、事務所の運営の方法も必要に応じて変えていくよう⇒日曜に閉めることとする。
【福祉アドバイザー 本間照雄東北大学教授 講演】
 地域に根ざした福祉を造り上げていくために、専門領域を超えた意見交換会を月一回行うこととなる。

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